「このまま住み続けて大丈夫かしら…」
「広い庭の手入れがツラくなってきた…」
夫の定年退職を機に、築27年の一戸建てからの住み替えを決意した大谷さん。
駅近のマンションに住み替えたことで、掃除の手間が大幅に減り、夫婦の時間にゆとりが生まれたそうです。
住み慣れた我が家を手放すことへの複雑な思いや、マンション購入時の具体的な判断基準、資金計画の立て方までを語ってくれました。
この記事では、不動産×住宅業界20年以上のプロが『【ブログ】60代の住み替え体験談!大谷さんが求めた終の棲家』と題して、貴重な実体験を紹介します。
最後まで読めば、60代からの住み替えに必要な準備、そして後悔しない物件選びのポイントがわかります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

-
不動産×住宅業界20年以上。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。運営メディアは累計120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

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【この記事の取材・確認方法】
この記事は、実体験者への取材・ヒアリング内容をもとに作成しました。不動産の種類や住まいの状況、当時の悩み、検討した選択肢、実際に取った行動、その後の暮らしの変化などを確認したうえで、個人が特定されないよう一部情報を調整。実務・専門的な判断を要する箇所は、不動産コンサルタントの執筆者・西田が補足。※体験談は個別事情に基づく内容であり、同じ結果を保証するものではありません。
【体験談】60代で住み替えを決意。27年住んだ家から新居へ

早速このブログでは、60代で住み替えを決断された大谷さんにお話を伺います。
- 大谷 育代さん(仮名)

-
【年齢】65歳【居住地】広島県
夫(67歳)の定年退職を機に、築27年の郊外の一戸建てからの住み替えを決意。広すぎる庭の手入れや階段の上り下りが徐々に負担になり、夫婦2人に最適な住まいを探し始めた。不動産会社を巡って検討した結果、駅8分のマンション(3LDK)に決定。元の家は3,400万円で売却し、新居は2,880万円で購入。差額は家具の買い替えと老後資金に充当。住み替え後は掃除の手間が減り、イオンモールも近く、買い物も楽しめる充実した毎日を過ごしている。
プロ20年 大谷さん、本日は貴重な
お時間をいただき
ありがとうございます
こちらこそ、同じような
悩みを抱えている方の
お役に立てれば嬉しいです
大谷さんは夫の定年退職をきっかけに、築27年の郊外の一戸建てから、駅徒歩8分のマンションへの住み替えを実現されました。
「終の棲家」として、夫婦二人の体力と相談しながら、慎重に物件を選んだそうです。
60代で住み替えを決意したきっかけは?
最初は夫の定年退職後も
このまま住み続けようと
考えていたんです
しかし、日々の暮らしの中で次第に気になってきた課題があったと言います。
- 2階への階段の上り下りが年々きつく
- 広い庭の草むしりや植木の手入れが負担に
- 買い物は車が必須で将来が不安に
- 子供たちは独立し、家が広すぎる
「まだ元気なうちに決断しないと」という危機感が、住み替えを考えるきっかけになったと振り返ります。
特に決め手となったのは、ご近所に住む高齢の方の様子だったそうです。
車の運転をやめた
ご近所の方が、買い物にも
苦労されていたんです
プロ20年 将来の暮らしぶりを
具体的にイメージできた
きっかけだったんですね
そこから本格的に住み替え先を探し始めたという大谷さん。
「終の棲家」として決め手は何だった?
駅から徒歩8分、3LDKのマンションに決めた理由について、大谷さんは次のように説明します。
60代の住み替えなので
これが最後の引越しに
したいと考えました
「終の棲家」として譲れないポイントを、夫婦で時間をかけて話し合ったそうです。
具体的には、次の条件を重視したとのこと。
- 徒歩圏内にスーパー、病院、薬局がある
- エレベーター完備の3階以上の部屋
- 宅配ボックスとオートロックで防犯面も安心
- リビングは15畳以上で子供家族の訪問にも対応
- 収納が豊富で荷物の整理がしやすい
プロ20年 将来のことを具体的に
想定されていますね
特にこだわったのは、日当たりと眺望だったと言います。
今の部屋からは遠くの
山並みが見えて、毎朝
気持ちよく目覚められます
一戸建てからマンションへの住み替えに、最初は戸惑いもあったとのこと。
しかし、マンション特有のメリットに気づいていったそうです。
- 共用部分の維持は管理会社におまかせ
- セキュリティ面での安心感が高い
- 断熱性能が高く光熱費も節約できる
プロ20年 管理の手間が減ると
自由な時間も増えそうですね
そうなんです!
近くのカルチャー教室に
通い始めました
実際に内覧した物件は10件以上。
その中から選んだ理由について、大谷さんは次のように話します。
最初から明るくて
温かい雰囲気が感じられた
今のマンションに一目惚れです
売却→購入の「段取り」はどう進めた?
大谷さんは、60代での住み替えを失敗しないよう、計画的に進めていったそうです。
まずは複数の不動産会社に査定を依頼し、売却金額の目安を把握することから始めたと言います。
焦って進めると後悔する
と思い、時間に余裕を
持って動きました
具体的な進め方について、以下の手順で説明してくれました。
- 自宅の一括査定を依頼して売却可能金額を把握
- 売却金額から諸経費を差し引いて購入予算を決定
- 貯蓄も含めた手持ち資金で購入できる物件を検討
- 購入予算内で希望エリアの物件をネットで検索
- 気になる物件の周辺環境を実際に見てまわる
- 希望条件のあう物件を内覧
- 売却を担当する不動産会社を決定
- 売却活動と並行して購入候補物件をさがす
- 売却が決まってから具体的な購入手続きを進める
プロ20年 査定についてはどのように
進められましたか?
一括査定サービスを使って
まとめて依頼しました
大谷さんは一括査定で4社に査定を依頼し、その結果を比較して決めたそうです。
| 不動産会社 | 査定額 | 対応 |
|---|---|---|
| A社(大手) | 3,500万円 | 迅速・丁寧 | B社(地元) | 3,300万円 | やや遅い |
| C社(大手) | 3,480万円 | 普通 |
| D社(地元) | 3,250万円 | 丁寧 |
1社ずつ連絡する手間が省けました
対応も比較できたので
納得して会社を選べました
最終的には査定額と対応の良さを総合的に判断し、A社に売却を依頼したそうです。
プロ20年 売却活動の最中に
気をつけたことはありますか?
特に意識したのは、内覧対応の準備だったと振り返ります。
- 日々の掃除を欠かさず、いつでも内覧できる状態を保つ
- 不要な荷物は少しずつ片付けて部屋を広く見せる
- 玄関周りや庭は特に手入れを心がける
- 重要書類(固定資産税の納付書等)はすぐ出せるようファイリング
売却活動中は常に家を片付いた状態にしておく必要があり、想像以上に神経を使ったそうです。
物件写真を撮影する時は
グリーンを置いたり
雰囲気作りも意識しました
プロ20年 売却期間はどのくらい
かかりましたか?
最初の内覧から決まるまで
約2ヶ月、引越しまでに
さらに1ヶ月かかりました
結果的に、自宅は3,400万円で売却が決まり、新居は2,880万円で購入。
売却代金と手持ち資金だけで新居を購入できたため、安心して進められたと話します。
一括査定なら、約60秒で依頼できる『スーモ売却(無料)』が使いやすいです。
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※査定後に売るかどうかは自由です
※面積はおおよそでも進められます
住み替えの資金計画で気をつけた点は?
大谷さんは資金計画について、老後の生活を見据えた慎重な検討が必要だったと話します。
売却金額から諸経費と
老後の生活費を差し引いて
予算を決めました
住み替え費用だけでなく、その後の生活資金も含めた長期的な視点で計画を立てたといいます。
具体的には、以下の項目を細かく計算したそうです。
- 引越し費用(業者費用、不用品処分費等):約65万円
- マンション購入時の諸経費(仲介手数料等):約180万円
- 新居の家具・家電の買い替え:約120万円
- マンションの管理費・修繕積立金:月額約3万円
プロ20年 予想以上に費用が
かかる項目もありましたか?
家具や家電の買い替えは、当初の想定よりも費用が膨らんでしまったと振り返ります。
一戸建ての家具は
サイズが合わないものが
多かったんです
特に以下の出費は避けられなかったとのこと。
- エアコン3台の新規購入
- マンションサイズのソファとダイニングセット
- 収納家具の買い替え
- LEDライトへの交換
プロ20年 老後の生活費について
試算されたポイントを
教えていただけますか?
資金計画で特に重視したのは、将来の支出を見据えた余裕資金の確保だったそうです。
年金だけでは賄えない
支出も考えて、貯蓄は
しっかり残しました
売却金額3,400万円から購入額2,880万円を引いた差額520万円のうち、約400万円を老後の生活資金として確保したと話します。
プロ20年 将来の修繕積立金の
値上がりなども考慮されて
いるんですね
はい、マンションの大規模
修繕時期も確認して
計画を立てました
このように細かな支出まで計画的に考えることで、安心して住み替えを実現できたと語ってくれました。
60代で住み替えて「良かった」ことは?
住み慣れた家を離れることへの不安もあった大谷さんですが、住み替えて良かったと実感する点が多かったそうです。
まず、身体的な疲れが
驚くほど減りました
掃除や家事の負担が大幅に減り、趣味や外出の時間が増えたと話します。
具体的に良かった点について、以下のように説明してくれました。
- 階段の上り下りがなくなり、膝や腰の負担が軽く
- 庭の手入れから解放され、体力的な余裕が生まれた
- 掃除の範囲が限られ、家事時間が半分以下に
- 管理人さんが常駐で、設備トラブルにも即対応
- オートロックで防犯面の不安が解消した
特に大きな変化は、外出の機会が増えたことだと言います。
駅前のカフェで夫と
モーニングを楽しむのが
日課になりました
徒歩圏内に便利な施設が揃っているため、生活の質が向上したそうです。
- スーパーが近く、重い荷物を持って歩く必要がない
- 通院も徒歩で行けて安心感がある
- 図書館やカルチャーセンターに通いやすい
- 気軽に映画や買い物を楽しめる
家事の時間が減ったことで、夫婦で過ごす質の高い時間が増えたと話します。
二人で趣味の料理教室に
通い始めたんです
新しい楽しみが増えました
さらに、予想外の良い変化もあったそうです。
- 子供たちの訪問が増えた(駅から近いため)
- 同世代の友人ができた(マンション内で)
- 光熱費が想像以上に節約できた
- 収納が工夫されていて物が探しやすい
プロ20年 新しい環境での暮らしを
楽しまれているんですね
高齢者の住み替えブログなどを
読んで背中を押されましたが
本当に決断して良かったです
住み替え後、心にゆとりが生まれ、「毎日が楽しい」と感じられる時間が増えたと笑顔で語ってくれました。
60代で住み替えて「悪かった」ことは?
良いことばかりではなく、いくつか戸惑いも感じたと大谷さんは率直に話してくれました。
やはり一戸建てとは違う
不便さがいくつかありました
特に最初の3ヶ月は、マンション暮らしの生活音に気を遣い、少しストレスを感じたそうです。
具体的には、以下のような点が気になったと言います。
- 隣家の生活音が気になる(特に深夜・早朝)
- ベランダでの洗濯物干しに制限がある
- エレベーター待ちの時間がもどかしい
- 来客時の駐車スペースが限られている
プロ20年 それらの課題は
どう解決されましたか?
住み始めて半年が経ち、少しずつ工夫して、マンションならではの暮らし方を見つけていったと説明します。
洗濯物は室内干し用の
アイテムを取り入れて
解決できました
その他の対応策について、次のように話してくれました。
- 来客時は近くの安いコインパーキングを調べる
- エレベーター待ちは健康的な小休憩タイムと捉える
- 掃除機は防音性の高い最新機種に買い替えた
プロ20年 一戸建ての良さを
懐かしく感じることは
ありますか?
思い出の品々を手放さざるを得なかったことは、少し寂しかったと振り返ります。
子供たちの手作りの
ウッドデッキは泣く思いで
処分しました
庭で育てていた植物や、思い出の家具との別れは、想像以上に心が痛んだとのこと。
ただし、次のような前向きな発見もあったそうです。
- ベランダでのプランター菜園を新たな楽しみに
- 思い出の写真をデジタル化して保存した
- 必要最小限の暮らしの心地よさを実感
- 新しい環境での新しい思い出作りを楽しむ
プロ20年 マイナス面も工夫次第で
プラスに変えられるものですね
60代からの住み替えは確かに
大変でしたが、乗り越えた
からこその喜びもあります
変化を受け入れ、新しい生活様式に慣れていくことで、不便だと感じていたことも、今では新しい暮らしの一部として受け入れられていると話してくれました。
住み替えを伝えた「子供たち」の反応は?
住み替えの決断を子供たちに伝えることは、大谷さんにとって大きな課題の一つだったそうです。
最初は反対されるかもと
とても緊張しながら
話し始めました
思い出がつまった実家を手放すことに、子供たちが寂しさを感じるのではないかと心配だったと振り返ります。
実際の子供たちの反応について、次のように話してくれました。
- 長男(38歳):将来の介護を考えると賛成
- 長女(35歳):実家の維持は大変だから理解できる
- 次女(32歳):駅近くなら遊びに行きやすい!
プロ20年 予想以上に前向きな
反応だったんですね
むしろ子供たちの方が、親の将来を考えて様々な提案をしてくれたそうです。
長男が不動産情報サイトで
物件を探してくれたり
アドバイスをくれました
子供たちの後押しがあったからこそ、60代での住み替えを前向きに進められたと言います。
特に心強かったのは、以下のようなサポートでした。
- 休日を使って内覧に同行してくれた
- ネットで物件情報を集めて送ってくれた
- 引越し時に大量の荷物の整理を手伝ってくれた
- 思い出の品々の写真撮影を提案してくれた
プロ20年 引越し後の様子は
いかがですか?
駅から近くなったおかげで
子供たちが気軽に
遊びに来てくれるように!
実際、住み替え前と比べて以下のような変化があったそうです。
- 子供たちの訪問頻度が月1回から2~3回に増加
- 孫との突発的な待ち合わせも可能に
- 家族での食事会が増えた
- 子供たちの帰省時の送迎の負担が減った
プロ20年 結果的に家族の絆が
より深まったわけですね
「実家は建物ではなく、親がいる場所なんだよ」という長女の言葉に、胸が熱くなったと語ってくれました。
60代の住み替えについて今だから話せる本音
住み替えを終えた今だからこそ、当時の不安や迷い、そして今の思いを率直に語ってくれました。
プロ20年 決断に至るまでの本当の
気持ちを教えていただけますか?
正直、何度も決断を
先送りにしようと考えました
「まだ大丈夫」「もう少し様子を見よう」と、決断を躊躇する自分がいたと振り返ります。
特に以下のような不安が大きかったそうです。
- 長年住んだ家や思い出と離れる寂しさ
- 新しい環境に馴染めるか不安
- 近所付き合いを一から始める負担
- 生活費の変化への心配
プロ20年 その不安は
実際どうでしたか?
心配の大半は杞憂でした
でも、あの不安があったから
慎重に選べたとも思います
住み替えを終えた今、当時を振り返って気づいたことを話してくれました。
- 体力があるうちの決断が正解だった
- 思い切って荷物を処分して良かった
- 同世代の入居者が多く、新しい友人ができた
- 管理費は必要経費として割り切れた
プロ20年 特に良かったと感じる
タイミングはありますか?
「まだ元気なうちに住み替えを済ませておいて本当に良かった」というのが、最大の実感だそうです。
友人の中には体調を
崩してから慌てて探し始めた
人もいるんです
実際、以下のような出来事も経験したと言います。
- 知人が緊急入院、家の階段が負担で戻れなくなった
- 別の友人は雪かきが大変で、転倒して骨折
- 庭木の剪定中に脚立から転落した人もいた
ブログや体験談で情報を
集めるのは大切ですが、最後は
自分たちの決断が必要です
「今の環境に慣れているから」という理由だけで、先送りにしないことが大切と強調します。
プロ20年 後悔されている点は
ありますか?
もっと早く決断しても
良かったかなと思うくらいです
60代で住み替えを考えている人へひと言
60代での住み替えは、人生の新しいステージを選ぶチャンスだと語る大谷さん。
具体的なアドバイスとして、以下の点を挙げてくれました。
- まずは情報収集から気軽に始めてみる
- 夫婦で十分に話し合い、互いの希望を確認
- 将来の生活をイメージして物件を選ぶ
- できるだけ早めに行動を起こす
- 無理のない資金計画を立てる
プロ20年 特に重視してほしい
点はありますか?
体が動くうちに決断する
ことをおすすめします
住み替えを検討する際の具体的なポイントも教えてくれました。
- 歩いて行ける範囲に必要な施設があるか確認
- 医療機関までの距離と通院手段を考える
- 日当たりと眺望は妥協しない
- エレベーターの有無は重要なポイント
- 家具の配置まで具体的にイメージする
プロ20年 ご家族との関係で
気をつけることは?
「子供たちにも早めに相談して、一緒に考えてもらうことが大切」と強調します。
私たち60代の住み替えは
結果的に、子供たちの
安心にもつながりました
そして、決断を迷っている人へ向けて、次のようなメッセージもいただきました。
- 不安があるのは自然なこと
- 同世代の経験者ブログも参考に
- 便利な場所へ移り住む選択肢も検討を
- 思い切った決断が新しい喜びを運んでくれる
プロ20年 最後に一言を
お願いできますか?
今の生活を大切にしながらも、より良い暮らしへの選択肢をぜひ考えてみてください」
大谷さんの穏やかな笑顔が、住み替えへの安心感を伝えてくれました。
プロ20年 本日は貴重なお話を
ありがとうございました!
こちらこそ、ありがとう
ございました!
以上、60代で住み替えを決断された大谷育代さんの貴重な体験談を、インタビュー形式で紹介しました。
この「現実的な数字を知る」というステップが、その後の物件探しや資金計画をスムーズに進めるカギになったといいます。
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60代の住み替えで迷ったら確認したい6つの判断材料
大谷さんは65歳のとき、築27年の一戸建てから駅徒歩8分のマンションへ住み替えました。
ただ、同じ60代でも、家の状態も資金も家族の考え方も、まったく同じという方はいません。
大切なのは、大谷さんの結論をそのまま当てはめないことです。
ここでは、大谷さんの判断を左右した材料をもとに、あなたの場合に置き換えて整理できる項目をまとめました。
| 確認したいこと | |
|---|---|
プロ20年 チェックの数を競うものでは
ないので、気楽な気持ちで
見ていってくださいね
チェックが付かなかった項目が、これから確認すべきことになります。
今の住まいの負担が10年後どうなるか、書き出せていますか?
大谷さんが動き出したきっかけは、階段の上り下り、広い庭の手入れ、買い物に車が欠かせないことでした。
ただ、決め手になったのは今の不便そのものではありません。
車の運転をやめたご近所の方が買い物に苦労する姿を見て、将来の自分たちの姿が具体的に想像できたことでした。
プロ20年 今つらいかどうかより
5年後10年後も続けられるか
という見方が役に立ちますよ
まずは、今の家で毎日・毎月・毎年やっていることを、そのまま紙に書き出してみて下さい。
そのうえで、その作業を75歳や80歳の自分が同じようにできるかを1つずつ考えると、判断材料がはっきりします。
同じ一戸建てでも、平屋であったり、生活が1階だけで完結する間取りであれば、負担の見え方は変わるはずです。
手すりの設置や浴室の改修といった部分的な工事で解決できる負担なのかどうかも、合わせて整理しておきたいところですね。
今の家がいくらで売れそうか、確認できていますか?
大谷さんは、まず一括査定で4社に依頼し、売却金額の目安を把握することから始めました。
査定額は3,250万円~3,500万円と会社によって差があり、最終的には金額と対応の良さを総合して1社に任せたそうです。
プロ20年 1社だけだと、その金額が
高いのか安いのか
比べようがないですからね
売却価格の見通しが立たないと、購入予算も住み替えの時期も、すべて仮の数字のままになります。
大谷さんの場合は結果的に3,400万円で売却が決まり、売却代金と手持ち資金だけで新居を購入できたため、安心して進められたと話していました。
ただし、これは住宅ローンが残っていなかったケースです。
売却してもローンが残る場合は、資金面の前提そのものが変わります。
まだ売ると決めていなくても、今の価格を知ることは判断材料が1つ増える作業だと考えてみて下さい。
住み替え後に残るお金と、毎月の支出の変化を把握していますか?
大谷さんは売却3,400万円、購入2,880万円で、差額520万円のうち約400万円を老後資金として確保しました。
ただ、この差額がそのまま手元に残ったわけではありません。
住み替えの前後では、次のようなお金が別に動いています。
| お金がかかる場面 | 大谷さんの場合 |
|---|---|
| 引越し(不用品の処分を含む) | 約65万円 |
| マンション購入時の諸経費 | 約180万円 |
| 家具・家電の買い替え | 約120万円 |
| 管理費・修繕積立金 | 月額約3万円 |
プロ20年 一戸建て用の家具が
新居に入らないケースは
本当に多いんですよ
特に見落としがちなのは、引越し後もずっと払い続ける管理費と修繕積立金のほうです。
年金収入が中心になる年代では、毎月の固定費が増えるかどうかが家計に響いてきます。
住み替え後に残る金額が、当面の生活費や予備費として足りるかまで確認できて、はじめて材料が揃ったといえます。
新居を賃貸にする場合や、今の家の売却額より高い住まいを選ぶ場合は、確認すべき数字も変わってきますよ。
夫婦それぞれの譲れない条件を、出し合えていますか?
大谷さんは「これが最後の引越しにしたい」と考え、譲れないポイントを夫婦で時間をかけて話し合いました。
内覧した部屋は10件以上あり、その中から日当たりと眺望が気に入った今のマンションを選んだそうです。
実際に重視したのは、次のような条件でした。
- 徒歩圏内にスーパー、病院、薬局がある
- エレベーター完備で3階以上の部屋
- 宅配ボックスとオートロックで防犯面も安心
- リビングは15畳以上で子供家族の訪問にも対応できる
- 収納が豊富で荷物の整理がしやすい
プロ20年 条件を先に決めておくと
迷ったときに立ち返る
基準になりますね
ここで大切なのは、条件そのものより夫婦でどちらを優先するかが一致しているかという点です。
車を手放す予定があるのか、子供の家との距離をどう考えるのか。
この前提がずれたまま部屋を見て回ると、候補が出るたびに意見が割れます。
まだ話し合えていないなら、お互い3つずつ書き出して見せ合うところから始めてみてはどうでしょうか。
住み替え先で不便になる点まで、確かめられていますか?
大谷さんは住み替えて良かったと話す一方で、戸惑った点も率直に語ってくれました。
- 隣家の生活音が気になる(特に深夜・早朝)
- ベランダでの洗濯物干しに制限がある
- エレベーター待ちの時間がもどかしい
- 来客時の駐車スペースが限られている
慣れるまでの最初の3カ月は、少しストレスを感じたそうです。
プロ20年 良い面だけで比べると
住んでからの差に
戸惑いやすいんですよね
さらに、子供たちが手作りしたウッドデッキを処分したことは、泣く思いだったと振り返っています。
今の暮らしで手放すものが何なのか、事前に洗い出せているでしょうか。
大谷さんは室内干し用のアイテムを取り入れて解決していきましたが、工夫で慣れるものと、慣れにくいものには個人差があります。
来客用の駐車場やペット・楽器などの規約も、建物ごとに条件が変わる部分です。
気になる候補が出てきたら、時間帯を変えて周辺を歩いてみると、暮らしのイメージがぐっと具体的になりますよ。
子供たちに住み替えの可能性を、伝えられていますか?
大谷さんは、思い出のつまった実家を手放すことを子供たちがどう感じるか心配し、緊張しながら切り出したそうです。
ところが3人のお子さんは、それぞれ将来の介護や実家の維持の負担を踏まえて賛成してくれました。
長男の方が不動産情報サイトで部屋を探してくれたり、内覧に同行してくれたりと、結果的に心強い味方になってくれたと話しています。
プロ20年 早めに相談したことで
反対ではなく協力に
変わった良い例ですね
一方で、家族の状況によっては反応が違う場合もあります。
実家を引き継ぐ意向がある、あるいは同居や近居を考えている場合は、住み替えの前提そのものが変わります。
将来この家を誰かが使う可能性があるのかどうか。
決断を伝える場ではなく、考えていることを共有する場として、一度話してみる価値はあると思います。
チェックが多いから住み替えるべき、少ないから待つべき、という見方はしないで下さい。数ではなく、どの材料がまだ手元にないかを見ることが大切です。
- 付かなかった項目は、これから確認する順番の候補になる
- 特にお金に関する項目は、他の判断の前提になりやすい
- 今の家の価格がわからないままだと、予算も時期も仮の数字にしかならない
- 材料が揃ってから、住み替える場合と住み続ける場合を比べる
材料を集めることと、売ると決めることは別の話です。
今の家に住み続けるという結論も、材料が揃ったうえで選べば納得できる答えになります。
プロ20年 確認できていない項目から
1つずつ埋めていけば
迷いは自然と減っていきますよ
大谷さんも、数字と条件を1つずつ確かめながら、自分たちの答えにたどり着きました。
あなたも、足りない材料を1つ埋めるところから始めてみて下さい。
どこに査定を頼めばいいのか迷い、1社の金額だけで決めてしまう方は少なくありません。実際、3社以上に査定を出した612名の約75%が「最高値と最低値に100万円以上の差があった」と回答しています。複数社の比較に役立つプロ厳選の一括査定サイトを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
「不動産査定はどこに頼めばいいの?」 「1社だけでは損するって聞いたけど?」 「まだ売るか決めていない…査定していい?」 いざ売却を考え始めたけど、こうした不安を抱えていませんか? 結論、不動産査定で大切なのは、「どの1 …
プロが分析!60代の住み替えで結果を分けた5つの要点
60代の住み替えブログや体験談を読むと、つい「いくらで売れたか」「どこへ移ったか」という結果だけに目が向きます。
でも大谷さんのケースで本当に見るべきなのは、その結果にたどり着くまで、どの数字をどう扱ったかという部分なんです。
プロ20年 同じ行動をしても
残債や家族の状況が違えば
結論は変わりますからね
ここからは大谷さんの判断を1つずつ分解しながら、あなたが後悔しないための見方を整理していきます。
4社の査定額に250万円の差。それでも最高額の会社に決めたわけではない
大谷さんが一括査定で受け取った金額は、3,500万円・3,480万円・3,300万円・3,250万円の4社分でした。
最高額と最低額の開きは250万円。
そして実際に売れたのは3,400万円です。
ここに大切な事実が表れています。3,500万円と査定した会社に依頼しても、その金額で売れたわけではありません。
プロ20年 査定額は売れる価格の
約束ではなく
あくまで見込みの数字ですね
4社の差は自宅の価値そのものの差ではなく、各社が過去の成約事例をどう読み、どんな売り方を想定したかの違いです。
高い金額を提示して依頼を集め、売れないまま値下げを重ねる進め方も現実にはあります。
売り出し価格が相場から離れると、公開直後のいちばん反響が集まる時期を逃してしまうため、結果的に売却期間が延びやすくなります。
だからこそ、金額そのものより次の3点を確認してみて下さい。
- その金額の根拠になった近隣の成約事例を見せてもらう
- 売り出し価格の提案と、値下げを検討する時期を聞いておく
- 反響がなかった場合にどう動くのか説明してもらう
大谷さんはA社を選ぶ際、査定額だけでなく対応の速さや丁寧さも合わせて判断していました。
60代の住み替えでは売却と購入がほぼ同時に進みます。
連絡がすぐ取れるかどうかが、そのまま段取り全体の安定につながる場面は多いです。
売却3,400万円-購入2,880万円=520万円。この差額はそのまま残らない
大谷さんは売却価格3,400万円、購入価格2,880万円で住み替えを実現しました。
差額は520万円。ところが、この520万円が老後資金になるわけではありません。
インタビューで語られた費用を並べ、売却時の仲介手数料を上限額で計算すると、次のようになります。
| かかった費用 | 金額 | 補足 |
|---|---|---|
| 売却時の仲介手数料 | 約119万円 | 3,400万円×3%+6万円+消費税で計算した上限の目安 |
| 購入時の諸費用 | 約180万円 | 仲介手数料や登記費用、税金など |
| 引越し・不用品処分 | 約65万円 | 荷物量や処分品の種類で変動する |
| 家具・家電の買い替え | 約120万円 | エアコン3台やマンションサイズの家具など |
| 合計 | 約484万円 | 引越しと家具は暮らし方によって幅が出やすい |
差額520万円に対して、費用は約484万円。
つまり、この差額のほとんどは住み替えそのものに消える計算になります。
一方で大谷さんは、約400万円を老後の生活資金として確保していました。
上の計算と並べると、その400万円は差額から生まれたのではなく、貯蓄も含めた全体の設計で残せた金額だと考えられます。
実際、大谷さんは購入予算を決める段階で、貯蓄も含めた手持ち資金の範囲で購入できる住まいを探していました。
プロ20年 売却価格から購入価格を
引いた数字だけで動くと
諸費用の分が丸ごと足りなくなりますね
もしあなたに住宅ローンの残債があれば、前提はさらに変わります。
売却代金からまず残債を返済するため、購入に回せる金額はその分だけ減ります。
残債が査定額を上回っている場合、預貯金で不足分を埋められないと売却自体が成立しません。
もう1つ見落としやすいのが税金です。
マイホームを売って利益が出た場合でも、一定の要件を満たせば譲渡所得から最高3,000万円まで控除できる特例があります。
ただしこの特例は、税額がゼロになる場合でも確定申告が必要です(国税庁「No.3302 マイホームを売ったときの特例」)。
売却の翌年に手続きが待っていることまで、資金計画に入れておきましょう。
一戸建てにはなかった月3万円の固定費が、この先ずっと続く
大谷さんが新居で負担することになった管理費と修繕積立金は、月額約3万円でした。
年間で36万円、10年なら単純計算で360万円。
購入価格には表れない、住み続けるかぎり払い続けるお金です。
プロ20年 購入価格の差より
毎月の固定費のほうが
家計に効いてくる場合もありますよ
ただし、これを一方的な負担増と見るのは正確ではありません。
一戸建て時代にかかっていた庭の手入れ、外壁や屋根の修繕、給湯器の交換といった費用は、住み替えによって形を変えています。
一戸建ての修繕費は10年に一度まとまって出ていく性質のもので、マンションはそれを毎月に分けて積み立てる仕組み。
増えたのではなく、支払い方が入れ替わったと捉えるほうが実態に近いでしょう。
プロ20年 注意したいのは
その月額が将来も同じとは限らない点です
大谷さんが購入前に大規模修繕の時期まで確認していたのは、この先の支出を読むうえで意味のある行動でした。
具体的には、次の資料に目を通すと将来の負担が見えてきます。
- 長期修繕計画で、今後の工事予定と積立金の改定予定を確認する
- 修繕積立金の残高が計画に対して足りているか確かめる
- 直近の総会議事録で、値上げや一時金の議論がないか読む
- 駐車場を使う場合は、その使用料も月額に加えて計算する
年金が家計の中心になる年代では、毎月の固定費が数千円上がるだけでも体感はかなり変わります。
「今の体力」ではなく「運転をやめたあと」を基準に新居を選んだ
大谷さんが住み替えへ本格的に動き出したきっかけは、車の運転をやめたご近所の方が買い物に苦労している姿を見たことでした。
このきっかけが、新居選びの基準そのものを変えています。
大谷さんが挙げた条件を見ると、徒歩圏のスーパー・病院・薬局、エレベーター完備、防犯設備と、どれも車を手放したあとでも成り立つ条件で揃っていました。
65歳の今の体力ではなく、10年後、15年後の暮らしを前提に置いた選び方だといえます。
プロ20年 今は平気な徒歩15分が
将来どうなるかで
新居の評価は変わりますね
ここで意識したいのが、あとから変えられる条件と、変えられない条件の区別です。
| あとから変えにくい条件 | あとから対応しやすい条件 |
|---|---|
|
|
内覧のときは、どうしても室内の印象に気持ちが向きます。
でも本当に見るべきは左側の項目のほうで、こちらは入居後にどれだけお金をかけても動かせません。
大谷さんが10件以上を見てまわり、日当たりと眺望に妥協しなかったのも、あとから手を入れられない部分だと分かっていたからでしょう。
一方で、この条件を地方や郊外でそのまま求めると、候補が一気に減る現実もあります。
すべてを満たそうとすれば予算は跳ね上がりますから、全部を求めるのではなく、譲れない条件を3つに絞る作業が先になります。
プロ20年 その3つは、夫婦それぞれが
別々に書き出してみて下さい
夫は駅までの近さ、妻は病院までの近さ、というように優先順位がずれている場合があるからです。
先に紙の上でずれが分かれば、内覧を重ねてから意見が食い違う事態を避けられます。
売却の見通しが立ってから購入へ進んだ段取りが、資金の焦りを防いだ
大谷さんの進め方をあらためて追うと、順番がはっきりしています。
- 一括査定で売却可能な金額を把握する
- 売却金額から諸経費を引いて購入予算を決める
- 売却活動と並行して購入候補を探す
- 売却が決まってから購入手続きを進める
売却は最初の内覧から決定まで約2カ月、引越しまでさらに1カ月かかっています。
新居探しを止めずに進めながら、契約だけは売却が固まるまで待った形です。
プロ20年 売り先行でも
新居探しは同時に進められる
というのが大事な点ですね
この順番の価値は、手元に入る金額が確定してから購入額を決められることにあります。
先に購入してしまうと、売却が長引いた場合に住宅ローンや維持費の支払いが重なり、資金繰りの不安から売却価格を大きく下げてしまう展開になりがちです。
年金生活が視野に入る年代では、その一時的な負担が生活資金へ直接響きます。
大谷さんが売却代金と手持ち資金だけで購入できたことも、進め方を安定させた要素の1つと考えられます。
住宅ローンを組む場合、多くの金融機関が完済時の年齢に上限を設けているため、60代では借入期間が短くなり、月々の返済額が重くなる場合があります。
プロ20年 借入を前提にするなら、
返済期間と年金収入の見通しを
必ずセットで確認しておきましょう
もっとも、売り先行がすべての方に合うわけではありません。
住み替え先の候補が極端に少ない地域や、自己資金に十分な余裕がある場合は、先に新居を確保する判断もあります。
その場合は仮住まいを避けられる代わりに、売却が遅れたときの支払いに耐えられるかを事前に見ておく必要があります。
どちらを選ぶにしても、出発点は今の住まいがいくらで売れそうかという1点。
その数字がないままでは、予算も時期も新居の条件も、すべて仮のまま動くことになってしまいます。
以上、大谷さんの60代の住み替えについて、結果を分けた5つの要点をプロの視点で分析しました。
実は、60代の住み替え成功に最も重要なことって何?

最も重要なことは、今の家をできるだけ高く、かつ早く売却できるように計画することです。
売却を伴う住み替えでは、売却結果の良し悪しに満足度が大きく左右されるからです。
- 高く売却できれば
→住み替え先の予算に余裕ができる
→グレードの高い新居も視野に入る - 早く売却できれば
→理想のタイミングで住み替えできる
→スムーズに新しい生活を始められる
その一方で、
- 安く売却してしまえば
→住み替え先の希望条件が狭まる
→理想の新居を諦めることになる - 遅い売却になってしまえば
→住み替えスケジュールが大幅に狂う
→売れないストレスが長い期間つづく
住み替えを検討する際は、どうしても新しい住まいのほうへ意識が向きがちになります。
しかし、あなたにとって好条件の住み替えを叶えるなら、まずはその起点である今の自宅をできるだけ高く、かつ早く売却することを最優先で計画すべきです。
今の家を高くかつ早く売却するには?
今の家をできるだけ高く、かつ早く売却するには「不動産会社選び」が最も重要になります。
ここで、過去に不動産売却を経験した287人に「売却で1番重要だったことは?」と聞いた結果が以下のとおりです。

- 不動産会社選び:158人(55.1%)
- 売り出し価格:57人(19.9%)
- 売るタイミング:41人(14.3%)
- 売却の知識:22人(7.7%)
- 掃除や荷物整理:9人(3.1%)
全体の半分以上が「不動産会社選び」と答える結果になりました。
高くかつ早く売る販売戦略の立案、見込み客への積極的なアプローチ、Webサイトやチラシの広告活動など、売却成功に必要なことはすべて「不動産会社」が進めるため、当然の結果と言えるかもしれませんね。
では、どんな条件で会社選びを
進めればいいんでしょう?
プロ20年 次で詳しく解説しますね
家の売却に強い不動産会社3条件
断言しますが、60代の住み替え成功の8割は「不動産会社選び」で決まります。
売却の強さで選ぶなら、下記「3つの条件をすべて満たすこと」が大きなポイントです。
- 大手または地域で実績の多い会社
買い手のほとんどは、大手または地域で実績の多い会社を中心に集まります。アピールできる買い手が多いことは、高く売る・早く売る両方の実現に直結するため、地域で上位の会社だけに絞って選びましょう。
- 売却情報の拡散力がある
高くかつ早く売るには「1人でも多くの買主に情報をとどけること」が重要です。そのために、十分な広告量はもちろん、自社で情報をかこい込まず、協力他社への情報提供にも積極的な会社を選びましょう。
- 90%以上の顧客満足度
売却での実績や安心感のある対応などが、顧客満足度に大きく反映されます。90%以上、つまり10人中9人が満足する基準で選べば、売却成功の確率はグンと上がるはずです。厳しい基準ですが、大切な売却を信頼できる会社で進めるためにも、妥協せず選びましょう。
以上が売却の強さを判断する3つの条件です。
特に売却がはじめての場合、査定額や印象だけで会社選びをしがちで、その結果「安く売るハメに…」「なかなか売れない…」と後悔している人が本当に多いです。
そのため、できるだけ「3つの条件をすべて満たす」不動産会社選びを心掛けてみて下さい。
けど、そんな良い会社
探すの難しそうです…汗
プロ20年 厳選した大手2社を
紹介しておきますね
3条件をすべてクリア!
プロが選ぶ売却に強い大手2社
2026年10月現在まで私が約20年間で500社以上と接してきた経験から、特におすすめは下記「大手2社」です。(対応地域に注意)
※[SREリアルティ]一都三県の不動産売却経験者調査/2024.12.20〜23[三井のリハウス]取扱数No1:三井不動産リアルティグループの86~25年度全国売買仲介取扱件数
できるだけ高く売りたい人向け
SREリアルティ (旧ソニー不動産)

| こんな人向け | できるだけ高く売りたい人 幅広く買主を探してほしい人 |
|---|---|
| 売却の強み | 約2,600社の仲介会社と取引実績 業界最多級の広告量と質 |
| 代表実績 | 「高値売却につながる」部門No.1 |
| 対応地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都 ※一部地域を除く |
| 公式ページ | ≫ SREリアルティの査定はこちら |
SREリアルティは、売主の利益を優先し、できるだけ高く売ることを追求する売却スタイルが特徴です。
業界最多級の広告量と拡散力を活かして物件情報を広く届け、より良い条件で購入してくれる買主との出会いを増やします。

査定額の根拠がはっきりしていて安心できました。
他社では曖昧だった部分も、詳しく説明してもらえました

良い点だけでなく、気になる点もしっかり説明してもらえました。
査定も丁寧で安心できました。

スマホから査定をお願いできて便利でした。
売る時期についても相談できたので、今後を考える参考になりました
※No.1評価:一都三県の不動産売却経験者調査/2024.12.20〜23
実績・安心感を重視したい人向け
三井のリハウス (三井不動産リアルティ)

| こんな人向け | 実績・安心感を重視したい人 地域に詳しい大手へ任せたい人 |
|---|---|
| 売却の強み | 全国約270店舗のネットワーク 地域に根差した売却徹底サポート |
| 代表実績 | 40年連続!売買仲介取扱数No.1 |
| 対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・愛知・北海道・宮城・広島・岡山・福岡 ※一部地域を除く |
| 公式ページ | ≫ 三井のリハウス査定ページはこちら |
三井のリハウスは、累計100万件を超える豊富な売買実績と、全国規模のネットワークを活かした売却力が強みです。
これまでの豊富な取引データや地域情報をもとに、売りたい不動産に合った査定や販売方法を提案し、早期売却まで徹底サポートしてくれます。

この地域の売却相場を詳しく説明してもらえて、よく分かりました。
無料査定でここまで見てもらえるとは思っていませんでした。

思っていたより高い査定額が出て、少し驚きました。
まだ売るか迷っていましたが、まず価格が分かったのは良かったです。

査定結果をその日のうちに出してもらえました。
急いでいたので、早く対応してもらえて助かりました
※取扱数No1:三井不動産リアルティグループの86~25年度全国売買仲介取扱件数
プロ20年 どちらが上というより、
何を重視するかで選び分けるのが
おすすめです
できるだけ高く売るため、幅広く買主を探してほしいなら「SREリアルティ」、大手の実績・安心感や地域力を重視するなら「三井のリハウス」が候補になります。
迷う場合は、両社の公式査定ページを見比べて、自分に合いそうなほうを確認してみてください。
以上、60代での住み替え成功にむけて、最も重要な「不動産会社選び」について、売却に強い条件からおすすめの大手2社まで詳しく解説しました。
ブログまとめ:60代の住み替えで希望の未来を叶えよう!

今回の不動産とーくは『【ブログ】60代の住み替え体験談!大谷さんが求めた終の棲家』と題して解説しました。
プロ20年 大谷さんの体験談で
気持ちが少しでも
軽くなったでしょうか?
60代で住み替えに迷う方の相談を受けていて、気づいたことがあります。
迷いの正体は、階段のつらさや庭の手入れといった不便そのものではありません。
その不便が10年後どうなっているのか、誰も教えてくれないことなんですね。
今は平気な駅までの徒歩15分を、車を手放したあとも歩けるでしょうか。
先が見えないから決められない。これは慎重さであって、優柔不断ではありません。
プロ20年 大谷さんも同じ場所で
立ち止まっていました
変わったきっかけは、車の運転をやめたご近所の方の姿を見て、10年後の自分たちの姿が具体的に想像できてしまったことでした。
見えたから、動けた。順番はいつもそうなんです。
業界歴20年以上「不動産コンサル西田」のアドバイス
住み替えを「するか、しないか」の二択で考えている限り、答えは何年経っても出ません。
私がおすすめしているのは、決断をいったん脇に置いて、判断材料だけを先に集めておく方法です。
プロ20年 材料を集めることと
売ると決めることは
まったく別の話ですからね
具体的には、次の4つを揃えてみて下さい。
- 今の家の査定額を出す
→予算の上限が決まり、住み替え先が現実の候補にしぼれる - 気になるエリアの価格帯を調べる
→今の家を売って手が届くのか、その差額がひと目でわかる - 夫婦それぞれ譲れない条件を3つ書き出す
→優先順位のズレが早い段階でわかり、後の言い争いを防げる - 子供たちに住み替えの可能性を話しておく
→実家への思いを確認でき、賛成なら心強い味方になってくれる
どれも、今すぐ家を手放す必要のない作業ばかりです。
けれど4つが揃うと、「住み替えたらこうなる」という景色が数字と言葉で見えてきます。
そのうえで今の家に住み続けると決めるなら、それも自信を持てる立派な結論でしょう。
私が惜しいと感じるのは、材料を持たないまま何年も迷い、体調の変化をきっかけに慌てて動くことになるケースです。
そうなると、選べる住まいも進め方も、どうしても限られてしまいます。
プロ20年 動くか決めるのは
材料が揃ったあとで
まったく遅くありません
4つのうち最初の1つ、今の住まいの価値を知るところから、気軽に始めてみて下さい。

1社だけの査定額では、高いのか安いのか判断しにくいものです。CMでおなじみ『スーモ』の一括査定なら、約60秒で複数社にまとめて依頼できます。査定の実例や流れは、公式ページで確認してみてください。 ≫スーモの無料査定はこちら
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
今の暮らしに小さな不便を感じているなら、その気づきこそ、これからの住まいを考えはじめる合図です。
大谷さんのように、あなたにも笑顔で過ごせる毎日が待っていることを願っています。
以上『【ブログ】60代の住み替え体験談!大谷さんが求めた終の棲家』でした。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

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不動産×住宅業界20年以上。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。運営メディアは累計120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
どこに査定を頼めばいいのか迷い、1社の金額だけで決めてしまう方は少なくありません。実際、3社以上に査定を出した612名の約75%が「最高値と最低値に100万円以上の差があった」と回答しています。複数社の比較に役立つプロ厳選の一括査定サイトを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
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