【ブログ】持ち家を売って賃貸に住む体験談!横山さん43歳の本音
「修繕費の請求が来るたびに憂うつになる」
「このローン、定年後も払い続けられるのか」
「持ち家に縛られている気がしてならない」

こんなモヤモヤを胸の奥に抱えながら、毎日を過ごしていませんか。

同じように「持ち家を手放して賃貸に切り替えたい」と考え始める方は、実はとても多いんです。

ところが、いざ調べようと「持ち家を売って賃貸に住む ブログ」と検索しても、表面的な情報ばかりで、決断した方が何に悩み、その後どう暮らしが変わったのか、肝心の本音がなかなか見えてきません。

生の声を知らないまま「勢い」や「世間体」で結論を出してしまうと、売ったあとに「こんなはずでは」と後悔が残ることも少なくありません。

この記事では、不動産×住宅業界のプロが『【ブログ】持ち家を売って賃貸に住む体験談!横山さん43歳の本音』と題して紹介します。

読み終えるころには、横山さんの葛藤と決断があなた自身の状況と重なり、「次に何を確かめればいいか」がはっきり見えているはずです。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年以上。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。運営メディアは累計120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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【この記事の取材・確認方法】
この記事は、実体験者への取材・ヒアリング内容をもとに作成しました。不動産の種類や住まいの状況、当時の悩み、検討した選択肢、実際に取った行動、その後の暮らしの変化などを確認したうえで、個人が特定されないよう一部情報を調整。実務・専門的な判断を要する箇所は、不動産コンサルタントの執筆者・西田が補足。※体験談は個別事情に基づく内容であり、同じ結果を保証するものではありません。

※マンションの場合は、別記事「【ブログ】分譲から賃貸へ住み替え!47歳でマンション売って賃貸に引っ越す」で詳しく解説しています。

【本音を直撃】持ち家を売って賃貸に住む43歳の告白

※記事内の写真はイメージです

早速このブログでは、持ち家を売って賃貸に住む決断をした埼玉県在住の横山さんにお話を伺います。

今回お話を聞いた方
横山さん(仮名)
横山さん
【年齢】43歳【居住地】埼玉県
築15年の一戸建てに妻と子ども2人で暮らしていたが、35年ローンの重圧と年々増える修繕費に限界を感じて決断。4カ月かけて売却し、駅近の3LDK賃貸マンションへ家族で転居。当初は「男として家を手放す情けなさ」に悩んだものの、現在は通勤時間が片道40分短縮され、週末に子どもと過ごす時間が増えた。売却益で住宅ローン完済後、手元に残った800万円を教育資金にできたことで、将来への不安が大きく軽減された

横山さんに伺った質問は以下の通りです。

家を売って賃貸に住むことを考え始めたきっかけは?

横山さんが最初に「このまま持ち家に住み続けるのは厳しい」と感じたのは、築10年を過ぎた頃だったそうです。

横山さん横山さん

外壁塗装の見積もりが
150万円を超えた時です
これはまずいなと

修繕費の見積もりを見た瞬間、35年ローンの残債と今後の維持費を考えて目の前が真っ暗になったと振り返ります。

当時、横山さんが直面していた問題は、毎月の住宅ローン返済11万8,000円に加え、固定資産税や保険料など年間25万円以上の維持費でした。

さらに外壁塗装の見積もりが150万円を超え、給湯器の交換時期も迫っていたのです。

また、子どもの教育費が本格的にかかる時期に入り、家計のやりくりが厳しくなっていました。

横山さん横山さん

長男が中学受験を
考え始めた時期で
塾代だけで月3万円です

通勤時間が片道1時間30分かかることも、日々の疲労を蓄積させる要因になっていたようです。

決定的だったのは、会社の同僚が「持ち家を売って賃貸に引っ越して楽になった」という話を聞いたこと。

その瞬間、横山さんの中で「自分も同じ選択肢を検討してみよう」という気持ちが芽生えたそうです。

持ち家の売却を決断する前、最も悩んだことは?

売却を検討し始めてから、実際に決断するまでに約3カ月かかったと横山さんは言います。

横山さん横山さん

一番は、世間体と
自分のプライドでした…
情けない男だと思われそうで

「マイホームを持つことが一人前の証」という価値観に縛られていたため、手放すことへの罪悪感が強かったようです。

当時、横山さんが抱えていた不安や迷いは以下の通りです。

  • 親戚から「もったいない」と非難されるのではないか
  • 子どもに持ち家という安定した環境を残せなくなる
  • 売却しても残債を完済できる金額で売れるか不明

特に悩んだのは、住宅ローン残債と売却予想額のバランスでした。

横山さん横山さん

残債が2,600万円もあるのに、
相場が全く分からなくて…

プロ20年プロ20年

査定額はどのように
確認されたんですか?

横山さん横山さん

一括査定サイトを
使いました
複数社から査定が
届いて便利でした

実際に届いた査定結果は以下の通りです。

不動産会社 査定額
A社(大手) 3,450万円
B社(大手) 3,380万円
C社(地元) 3,200万円
D社(地元) 3,420万円

想定していた金額より高い査定額が複数出たことで、少し前向きになれたそうです。

なお、複数社の比較には『スーモ売却(無料)』一括査定がおすすめです。

選択時に各社の売却実績数を確認できるので、どの会社に査定を依頼するか迷わずに進められます。

※面積はおおよそで大丈夫です
※査定後に売るかどうかは自由

ご家族(特に奥様)や周囲の反応はどうだった?


横山さんが奥様に売却の相談を持ちかけた時、意外な反応が返ってきたそうです。

横山さん横山さん

実は妻も同じことを
考えていたんです
びっくりしました

妻も日々の家計管理の中で、住宅ローンと修繕費の負担に限界を感じていたようです。

夫婦で話し合った結果、子どもの教育費を優先し、通勤時間を短縮して家族時間を増やすこと、そして修繕費の心配から解放されて、駅近の利便性を手に入れたいという点で意見が一致しました。

一方で、周囲の反応は必ずしも肯定的ではなかったと言います。

横山さん横山さん

両親からは
「せっかく建てた家なのに」
と反対されました

特に義父から「賃貸では老後が心配だ」と強く反対されたため、説得には時間がかかったそうです。

また、友人や会社の同僚からも、賛否両論の意見が寄せられました。

  • 「もったいない」という意見
  • 「身軽になれていいじゃん」という意見
  • 「俺も考えたことある」という共感の声

それでも、最終的に決断できたのは、奥様の一言がきっかけだったと振り返ります。

家族が健康で笑顔でいられることのほうが大事じゃない?

その言葉で、横山さんの心の中にあった迷いが吹っ切れたそうです。

売却から賃貸への引っ越しまでに大変だったことは?

実際に売却活動を始めてから、賃貸マンションへ引っ越すまでに4カ月かかったと横山さんは言います。

横山さん横山さん

居住中の内覧対応が
正直きつかったです
週末がほぼ潰れました

成約まで合計17組の内覧希望があり、その都度家中の掃除を頑張ったそうです。

内覧対応で苦労したポイントは以下の通りです。

  • 毎回の掃除と片付けに時間がかかる
  • 子どもの予定を調整する必要がある
  • 内覧中の待機場所を探すのが面倒
  • 内覧後に決まらないと精神的に疲れる
横山さん横山さん

それと、家族4人が住める
駅近の賃貸で、予算内に収まる
物件を探すのに苦労しました

希望条件に合う賃貸を見つけるために、以下の点を重視して探したそうです。

  • 通勤時間が片道1時間以内で疲労を軽減する
  • 子どもの学区が変わらず友人関係を維持できる
  • 家賃が15万円以内で家計に無理がない(駐車場込み)
  • 駐車場が1台分確保できて車を手放さずに済む
  • 築年数が10年以内で設備の不具合が少ない

売却のタイミングと賃貸の入居時期を合わせる調整も、かなり神経を使ったと振り返ります。

プロ20年プロ20年

ズレが生じると
仮住まいが必要に
なりますからね

さらに、引っ越しの荷造りと不用品の処分にも時間がかかりました。

横山さん横山さん

15年分の荷物を整理するのは
想像以上に大変でしたね

結果的に、不用品回収業者に依頼して10万円ほどかかったものの、スムーズに引っ越しを完了できたそうです。

実際に賃貸に移って「経済的な変化」はどうだった?

賃貸マンションに引っ越してから1年が経過した現在、経済的な変化について横山さんに伺いました。

横山さん横山さん

正直、毎月の負担は
かなり楽になりました
精神的にも余裕が出ましたね

持ち家の時と賃貸の現在で、月々の住居費を比較すると以下のようになります。

持ち家時代 賃貸現在
住宅ローン/家賃 11万8,000円 13万5,000円
固定資産税(月割) 1万5,000円 0円
火災・地震保険(月割) 6,000円 0円
修繕積立(予備費) 2万円 0円
合計 15万9,000円 13万5,000円

月々で見ると2万円以上、年間で約29万円の支出削減に成功したことになります。

さらに、売却益で住宅ローンを完済した後、手元に残った800万円の使い道も計画的に考えたそうです。

  • 教育資金として500万円を確保
  • 老後資金として200万円を貯蓄
  • 緊急予備費として100万円をキープ
横山さん横山さん

ローンの重圧から
解放されたのが
何より大きかったです

持ち家時代は常に「次の修繕費をどう捻出するか」という不安があったと振り返ります。

一方で、賃貸暮らしのデメリットとして以下の点も挙げています。

  • 家賃は払い続けても自分の資産にならない
  • 更新料が2年ごとに1カ月分かかる

それでも、今の家族の生活を優先する選択は間違っていなかったと確信しているそうです。

「あの時こうしておけば」と思う反省点は?

横山さん横山さん

もっと早く決断すれば
良かったですね
3年は悩みすぎました

悩んでいる間も住宅ローンと固定資産税は払い続けていたため、早く動いていれば無駄な出費を抑えられたと感じているそうです。

売却活動における反省点としては、以下のことを挙げています。

  • 売却活動前のリフォームは不要だった(費用対効果が低い)
  • 売り出し価格をもう少し高めに設定しても良かった
  • 引っ越し時期に余裕を持たせるべきだった

横山さんは、内覧の印象を良くしようと約60万円かけてクロスの張り替えと床の補修を行いましたが、結果的には必要なかったと感じているそうです。

横山さん横山さん

買主さんは全面リフォーム
するつもりだったので
完全に無駄でした

賃貸物件探しでの反省点もあります。

  • もっと時間をかけて物件を比較すべきだった
  • 契約前に近隣環境をもっと調べるべきだった

また、不動産会社選びをもっと慎重に行えば、さらに良い条件で売却できた可能性があると振り返ります。

横山さん横山さん

最終的に知り合いの会社に
お願いしたんですが、
もっと比較すれば良かったです

あとは、持ち家の売却を決断する前に、家族でもっと話し合う時間を持てば良かったこと。

子ども達にとっても大きな環境変化だったため、もっと丁寧に説明して心の準備をさせてあげるべきだったと感じているそうです。

今、持ち家を売って賃貸に住むか迷っている人へひと言

横山さん横山さん

まず、自分と家族にとって
何が一番大切かを
考えてほしいですね

横山さんが特に伝えたいポイントは以下の通りです。

  • 世間体やプライドに縛られすぎない
  • 家族の幸せを最優先に考える
  • 経済的な負担を冷静に計算する
  • 複数の選択肢を比較検討する
  • 後悔しないために情報収集を徹底する

持ち家を売って賃貸に住む選択は、決して恥ずかしいことではないと強調します。

横山さん横山さん

ライフスタイルに合わせて
住まいを変えることは
自然な選択だと思います

実際に賃貸暮らしを始めて感じたメリットも伝えたいと言います。

  • 通勤時間が短縮されて家族時間が増えた
  • 修繕費の心配から解放された
  • 住宅ローンの重圧がなくなった
  • 子どもの教育資金に余裕ができた
  • 引っ越しの自由度が高まった

一方で、老後の住まいについては早めに計画を立てておく必要があるとも付け加えます。

横山さん横山さん

賃貸暮らしの不安を
解消するために、今から
老後資金を貯めています

最後に、こんなメッセージをいただきました。

「もし持ち家を維持することに疲れているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
賃貸への住み替えで家族の笑顔が増えるなら、それは正しい選択だと私は思います」
プロ20年プロ20年

本日は貴重な体験談を
ありがとうございました

横山さん横山さん

このブログで、私の経験が
誰かの背中を押せたら嬉しいです


以上、持ち家を売って賃貸に住む決断をした横山さんの貴重な体験談を、インタビュー形式で紹介しました。

横山さんが一括査定を使ったように、まずは自宅が「いくらで売れるのか?」を知ることから始めてみませんか?

高い査定額で前向きになれるかもしれませんし、逆に「まだ売るタイミングではない」と冷静に判断できる材料にもなります。

プロ20年プロ20年

査定額を見てから、家族とじっくり
話し合う時間をもつこともできますよ

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査定額を正しく見極めるために不動産の査定額は売却価格の目安であり、その金額での売却を保証するものではありません。査定額の高さだけでなく、算出根拠と担当者の説明もしっかり確認しましょう。

【チェック診断】持ち家を売って賃貸に住む選択が向いている人

ここまで横山さんの体験談を読んで、「うちも当てはまるかも…」と感じた方もいるのではないでしょうか。

そこで、持ち家を売って賃貸に住む選択が向いているかどうか、客観的に見きわめられる診断項目を用意しました。

当てはまる数が多いほど、賃貸への住み替えを前向きに考える価値が高いといえます。

プロ20年プロ20年

数字で線引きした項目にすると
自分の状況を冷静に
振り返りやすくなりますよ

【診断】□にチェックできます
項目
【診断結果】
  • 0~2個
    →今すぐの住み替えは必要ないので、数年ごとに状況を見直しましょう
  • 3~5個
    →気になる負担が出始めた段階なので、売却相場の目安だけでも確認しておきましょう
  • 6~8個
    →住み替えを具体的に検討する段階なので、複数社に査定を依頼して選択肢を広げましょう
  • 9個以上
    →住み替えのメリットが大きい状況なので、早めの行動が家族の生活の質を大きく高める見込みがあります
※あくまで一般的な目安で、状況によっては早期の対応が必要

診断で意識してほしいのは、当てはまった数の多さよりも、どの項目があなたと家族にとって深刻かという点です。

たとえチェックが少なくても、精神的なストレスや家族と過ごす時間が失われているなら、それは見過ごせないサインといえます。

反対に、数が多くても、住宅ローンの残債や売却相場を確認しないまま動くと、売ったあとに後悔する場合もあります。

プロ20年プロ20年

チェックの数だけで
判断しないことも
大切なポイントです

横山さんのように「このままでいいのか」という違和感を抱えたまま何年も過ごすより、一度立ち止まって現状を整理する時間を持ってみてはどうでしょうか。

あなたが持ち家を売って賃貸に住むべきかどうか、その答えは数字と家族の気持ちの両面から見きわめることで、少しずつ輪郭が見えてくるはずです。

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持ち家を売って賃貸に住む前に試算!売却後の手残りと家賃負担

持ち家を売って賃貸に住むかどうかは、感情だけでなく数字でも判断してください。売却で手元にいくら残るか、賃貸の家賃や初期費用でいくら出ていくか。この2つを試算しておけば、資金面での想定外を減らせます。

私が20年で見てきた失敗も、事前の試算が不十分だったケースが少なくありません。

ここでは、あなたが電卓を片手に確認できるよう、具体的な計算方法を順番に紹介します。

売却で手元に残るお金の計算方法

まず確認したいのは、家が売れた金額がそっくり手元に残るわけではないという点です。

売却価格から、住宅ローンの残債と売却時の諸費用を引いた金額が、おおよその手残りになります。

計算の流れはシンプルです。

  1. 想定する売却価格を確認する(査定額などを参考にする)
  2. 住宅ローンの残債を差し引く
  3. 売却にかかる諸費用を差し引く

売却の諸費用で大きいのは仲介手数料です。売却価格が400万円を超える場合、上限額は速算式で売却価格×3%+6万円に消費税を加えた金額となります。

たとえば3,400万円で売れた場合、仲介手数料の上限額は約119万円です。

[計算例]
(3,400万円×3%+6万円)×1.1=118万8,000円

このほか、売買契約書にかかる印紙税、抵当権を抹消するための登録免許税や司法書士報酬、住宅ローンの繰上返済手数料、引っ越し代などが発生する場合もあります。

プロ20年プロ20年

私はいつも、諸費用は
一律の割合で決めつけず
個別に見積もるよう伝えています

仮に3,400万円で売れて残債が2,600万円、諸費用が150万円だとすると、税金を考慮する前の概算手残りは次のようになります。

[計算例]
3,400万円-2,600万円-150万円=概算手残り650万円

売却によって利益が出た場合は、条件に応じて譲渡所得税や住民税がかかる可能性もあります。

このように、売却額がまるまる残るわけではない点をふまえて、査定額をもとに概算の手残りを出してみてください。

賃貸に移ると毎月かかるお金の内訳

次に、賃貸に移ったあと、毎月いくら出ていくのかを見ていきます。

持ち家時代との比較で見落としやすいのが、家賃とは別にかかる契約時の初期費用です。

賃貸契約時の初期費用は、敷金や礼金の有無、仲介手数料、保証会社の利用条件などによって大きく変わります。

具体的にどんな費用が積み上がるのか、家賃13万円を例に内訳を見てみましょう。

項目 目安(家賃13万円の場合)
敷金 なし~家賃1カ月分以上
礼金 なし~家賃1カ月分以上
仲介手数料 契約条件により異なる
前家賃 入居日などに応じて日割り分や翌月分
火災保険料・保証料など 保険や保証会社の契約条件により異なる
※敷金・礼金・仲介手数料などの条件は物件や契約内容によって変わります

居住用賃貸の仲介手数料は、貸主と借主から受け取る合計額について、原則として家賃1カ月分に消費税を加えた金額が上限です。借主が負担する金額は、契約時の承諾や貸主との負担割合によって異なります。

家賃13万円の場合でも、敷金や礼金の有無によって初期費用は大きく変わるため、募集図面や見積書で実額を確認してください。

プロ20年プロ20年

私の経験上、初期費用を
甘くみて資金計画が
苦しくなる方もいるんです

さらに、契約内容によっては更新料や更新事務手数料、保証会社の更新料などがかかる場合もあります。

更新時期や金額は物件ごとに異なるため、賃貸借契約書や重要事項説明書で確認しておきましょう。

毎月の家賃に、初期費用や更新時の費用を入居予定期間でならして加えると、賃貸の実質的な負担が見えてきます。

持ち家と賃貸の住居費をならべて比べる

手残りと賃貸負担がわかったら、いよいよ両者をならべて比べてみましょう。

ここで大切なのは、家賃だけでなく、持ち家時代に見えにくかった維持費まで含めて比較することです。

持ち家には、住宅ローン以外にも固定資産税・都市計画税、火災・地震保険料、修繕や設備交換への備えといった費用があります。

費目 持ち家 賃貸
住宅ローン/家賃 住宅ローン返済がある場合はかかる かかる
固定資産税・都市計画税 かかる 原則として直接負担しない
火災・地震保険 契約内容に応じてかかる 火災保険への加入を求められることが多い
修繕・設備交換 原則として所有者が負担する 原則として貸主が負担するが、借主負担となる場合もある
更新料など なし 契約内容によってかかる

こうしてならべると、持ち家は住宅ローンの返済以外にも、税金や保険料、修繕費などが継続的にかかるとわかります。

プロ20年プロ20年

持ち家の修繕費は
建物の築年数や状態に応じて
無理のない額を備えてください

一方で、住宅ローンの返済額には元金の返済も含まれるため、家賃と単純に同じ支出として比較することはできません。

だからこそ、家賃の額面だけを見て「賃貸は高い」「持ち家の方が得」と判断するのは早計です。

私がおすすめするのは、持ち家の月々の支出と、賃貸の月々の支出を、それぞれ紙に書き出して並べる方法です。

数字が並ぶと感情に流されにくくなり、どちらが家計にとって無理のない選択かを冷静に見きわめられるでしょう。

試算のために最初に知るべき「売却相場」

ここまでの試算は、どれも売却価格の見当がつかないと始まりません

手残りの計算も、賃貸への住み替えに使える金額の判断も、すべて「今の家がいくらで売れそうか」が出発点になるからです。

とはいえ、自分だけで正確な売却価格を予測するのは、正直むずかしいものです。

プロ20年プロ20年

相場は地域や時期、
物件の状態でも動くので
プロでも慎重に見きわめます

そこで選択肢のひとつになるのが、複数の不動産会社に査定を依頼し、金額とその根拠を比べる方法です。

1社だけでは査定額が妥当か判断しにくい場合がありますが、複数社の査定理由や類似物件の成約事例を比べれば、売却価格の目安をつかみやすくなります。

ただし注意したいのは、査定額は売却価格の目安であって、その金額での売却を保証するものではないという点です。

プロ20年プロ20年

金額の高さだけでなく、
査定の根拠や販売方法、
担当者の説明もあわせて確認してください

この相場という土台があってはじめて、ここまでの試算が現実的な数字として動き出します。

なお、複数社の比較には『スーモ売却(無料)』一括査定がおすすめです。

選択時に各社の売却実績数を確認できるので、どの会社に査定を依頼するか迷わずに進められます。

※面積はおおよそで大丈夫です
※査定後に売るかどうかは自由


以上、持ち家を売って賃貸に住む前に確認したい、手残りと家賃負担の試算方法を紹介しました。

287人に聞いた!持ち家を高く売って賃貸に住むには?

ところで、持ち家を売って賃貸に住むにあたって「今の家をできるだけ高く売りたい!」と考える人が大半ですよね。

結論から言うと、高く売るには「不動産会社選び」が最も重要になります。

ここで、過去に不動産売却を経験した287人に「売却で1番重要だったことは?」と聞いた結果が以下のとおりです。

アンケート結果:売却で1番重要だったことは?※不動産売却の経験者287人の回答

  • 不動産会社選び:158人(55.1%)
  • 売り出し価格:57人(19.9%)
  • 売るタイミング:41人(14.3%)
  • 売却の知識:22人(7.7%)
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※対象287人/2025.7.10~7.23/Webアンケート

全体の半分以上が「不動産会社選び」と答える結果になりました。

高くかつ早く売る販売戦略の立案、見込み客への積極的なアプローチ、Webサイトやチラシの広告活動など、売却成功に必要なことはすべて「不動産会社」が進めるため、当然の結果と言えるかもしれませんね。

持ち家の売却に強い!
不動産会社選びの3条件

断言しますが、持ち家の売却成功の8割は「不動産会社選び」で決まります。

売却の強さで選ぶなら、下記「3つの条件をすべて満たすこと」が大きなポイントです。

  • 大手または地域で実績の多い会社

    買い手のほとんどは、大手または地域で実績の多い会社を中心に集まります。アピールできる買い手が多いことは、高く売る・早く売る両方の実現に直結するため、地域で上位の会社だけに絞って選びましょう。

  • 売却情報の拡散力がある

    高くかつ早く売るには「1人でも多くの買主に情報をとどけること」が重要です。そのために、十分な広告量はもちろん、自社で情報をかこい込まず、協力他社への情報提供にも積極的な会社を選びましょう。

  • 90%以上の顧客満足度

    売却での実績や安心感のある対応などが、顧客満足度に大きく反映されます。90%以上、つまり10人中9人が満足する基準で選べば、売却成功の確率はグンと上がるはずです。厳しい基準ですが、大切な売却を信頼できる会社で進めるためにも、妥協せず選びましょう。

以上が売却の強さを判断する3つの条件です。

特に売却がはじめての場合、査定額や印象だけで会社選びをしがちで、その結果「安く売るハメに…」「なかなか売れない…」と後悔している人が本当に多いです。

そのため、できるだけ「3つの条件をすべて満たす」不動産会社選びを心掛けてみて下さい。

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プロが選ぶ売却に強い大手2社

2026年8月現在まで私が約20年間で500社以上と接してきた経験から、特におすすめは下記「大手2社」です。(対応地域に注意)

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査定の根拠がはっきりしていて安心できました。
他社では曖昧だった部分まで詳しく教えてもらえて良かったです。
長谷川 慎一さん(51歳)

ネットから査定依頼できるのが便利ですね。
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予想より高い査定額が出て嬉しかったです。
売るかどうか迷っていて、まずは価格がわかって安心です。
篠原 由紀さん(43歳)

地域の売却相場がよく理解できました。
無料でここまで詳しく調べてもらえるとは思いませんでした。
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以上、持ち家を高く売って賃貸に住むための「不動産会社選び」について解説しました。

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住み替えに向けていざ動き出そうとしても、「何から準備すればよいのか」「実際どのくらいの費用や手間がかかるのか」、なかなかイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。実際に住み替えを経験した20人のリアルな体験談や、費用・手順を詳しく知りたい方には、下記の記事が参考になります。

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売却を進める前に確認したいこと現状に悩みや負担があっても、すぐに売却したほうがいいとは限りません。ローン残債、家族や親族の意向、今後の暮らしや維持管理を整理しないまま進めると、売ったあとに後悔することがあります。検討の際は、売却した場合と売却せずに今の状態を続けた場合を十分に比べることが大切です。

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ブログまとめ:持ち家から賃貸へは慎重に、でも恐れすぎない

今回の不動産とーくは『【ブログ】持ち家を売って賃貸に住む体験談!横山さん43歳の本音』と題して、下記の項目を解説しました。

この記事で解説したこと

  1. 【本音を直撃】持ち家を売って賃貸に住む43歳の告白
  2. 【チェック診断】持ち家を売って賃貸に住む選択が向いている人
  3. 持ち家を売って賃貸に住む前に試算!売却後の手残りと家賃負担
  4. 287人に聞いた!持ち家を高く売って賃貸に住むには?
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ここまで読んで、迷いが
少し整理できたなら
それが一番の収穫です

横山さんの体験談で印象的だったのは「もっと早く決断すればよかった」という言葉ではないでしょうか。

振り返ると、横山さんが後悔をひとつずつ手放せたのは、次の3つに正直に向き合ったからでした。

  • 世間体やプライドではなく家族の暮らしを軸にしたこと
  • 手残りや家賃負担を数字できちんと確かめたこと
  • 売却の相場を複数社の査定で客観的につかんだこと

とはいえ、あなたが今すぐ焦って動く必要はありません。

大切なのは、感情と数字の両方に向き合ったうえで、自分の意思で選ぶことです。

業界歴20年以上「不動産コンサル西田」のアドバイス

相談を受けていて感じるのは、多くの方が「売るか、売らないか」の一点にばかり気を取られてしまうことです。

でも、私が本当に見てほしいと思うのは、その先にある賃貸に移ったあとの数十年をどう暮らすかという視点です。

たとえば、身軽さを手に入れる代わりに、高齢になってからの部屋探しは若い頃より難しくなる現実があります。

だからこそ、賃貸へ切り替えるなら、浮いたお金の一部を老後の住まいの備えに回す計画を、早いうちからセットで考えておくと安心です。

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売った後の暮らし方まで
描けている方は
不思議と後悔が少ないんです

そして、その第一歩は意外とシンプルで、まず今の家の価値を知ることから始まります。

売る・売らないをまだ決めていなくても、現状を数字で把握する材料として、査定を気軽に使ってみてください。

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1社だけの査定額では判断しきれません。CMでおなじみ『スーモ』の一括査定なら、約60秒で複数社にまとめて査定を依頼できます。数百万円の差が出るケースもあるため、まずは査定額を比較して売却相場の目安を確認してみてください! ≫スーモ売却はこちら(査定無料)

査定額を正しく見極めるために不動産の査定額は売却価格の目安であり、その金額での売却を保証するものではありません。査定額の高さだけでなく、算出根拠と担当者の説明もしっかり確認しましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

持ち家を売って賃貸に住むという選択は、勇気のいる一歩かもしれません。

でも、あなたが家族の笑顔を思って悩んでいる時点で、その決断はきっと良い方向へ向かっていくはずです。

以上『【ブログ】持ち家を売って賃貸に住む体験談!横山さん43歳の本音』でした。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年以上。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。運営メディアは累計120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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