「このまま住み続けて大丈夫なのか」
年金生活や限られた収入の中で、住まいの修繕費用に悩む方は実際に多いです。
長年住んできた家が傷み始めても、まとまったお金を用意できない現実…。
修理して住み続けるべきか、それとも別の道を探すべきか、判断に迷っている方も少なくありません。
でも問題を先送りにしていると、選べる選択肢がどんどん狭くなってしまうことも知るべきでしょう。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界のプロが『【体験談】家がボロボロで直すお金がない!68歳若林さん3カ月の決断』と題して、貴重な経験を紹介します。
最後まで読めば、家の老朽化で直すお金がない状況での現実的な選択肢と、実際に新しい生活を手に入れた方の具体的なプロセスがわかります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

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不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

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ボロボロの家を直すお金がない…68歳が売却を選ぶまでの3カ月

早速、家がボロボロでお金がない状況から、売却を決断された静岡県在住の若林正夫さんにお話を伺います。
- 若林 正夫さん(ワカバヤシ マサオ)

-
【年齢】68歳【居住地】静岡県
【自己紹介】元地方公務員で定年退職。妻と二人、築47年木造二階建てで暮らしていた。ある年の台風以降、2階寝室の天井から雨漏りが発生し、外壁のモルタルも剥落。トイレの水漏れや給湯器の異音も気になり始めた。地元リフォーム会社へ相談したところ、修繕費用は最低でも380万円と提示され愕然。年金月額18万円の中から貯めた預金は120万円程度しかなく、妻の医療費もかさむため工面できない。3カ月間悩み続けた末に不動産会社へ売却相談を決意し、現在は県営住宅へ住み替えて新生活をスタートさせている。
プロ20年 若林さん、本日は貴重な
お時間をいただき
ありがとうございます
若林さん 私と同じように悩んでいる
人のお役に立てれば
- 築47年の家に「これはもうボロボロだ」と感じた深刻なサインは?
- 修繕費380万円で貯金120万円しかない現実をどう受け止めた?
- 家を直して住み続けるか・売って住み替えるか、決断の決め手は?
- 家がボロボロでも売れるのか、不動産会社に相談前の不安は?
- 実際の売却価格と県営住宅への住み替え、生活はどう変わった?
- 今、家がボロボロでお金がない状況の人へ、実体験からひと言
それでは、修繕か売却かで3カ月間悩み続けた若林さんの決断について、詳しくお聞きしていきましょう。
築47年の家に「これはもうボロボロだ」と感じた深刻なサインは?
築47年の木造住宅に長年暮らしてきた若林さんですが、建物の劣化を強く意識し始めたのは、ある年の大型台風が直撃した夜だったと振り返ります。
プロ20年 台風の日にどんな
異変があったんですか?
若林さん 夜中に2階の寝室で
天井からポタポタと
水滴が落ちてきたんです
翌朝、天井を確認すると直径30cm程度のシミが広がっていて、これまで気付かなかった屋根の傷みが限界に達していたことを実感したそうです。
プロ20年 雨漏りは建物の
老朽化を示す重要な
サインですね
その後、家の中を注意深く見回すと、次々と気になる箇所が目につき始めました。
- 外壁のモルタルが数カ所で剥がれ落ちている
- トイレの床下から水が染み出している
- 給湯器から異音が聞こえるようになった
- 1階の畳が湿気でふかふかしている
- 玄関ドアの建て付けが悪く開閉に力が必要
若林さん 一つ気付くと次々と
目についてしまって
不安が膨らみました…
特に深刻だったのは外壁の状態で、南側の壁面は手で触るとボロボロと崩れ落ちるほどだったと言います。
プロ20年 外壁の劣化は雨水の
浸入を招きやすいので
早めの対処が必要ですね
奥様から「これ以上ひどくなる前に何とかしないと」と言われ、若林さんは地元のリフォーム会社へ相談することを決めました。
修繕費380万円で貯金120万円しかない現実をどう受け止めた?
地元で評判の良いリフォーム会社へ現地調査を依頼し、1週間後に提示された見積金額に若林さんは言葉を失いました。
プロ20年 見積金額はどのくらい
だったんですか?
若林さん 最低でも380万円と
言われて頭が真っ白に
なりました
修繕内容は、緊急性の高い箇所だけに絞ってもらいましたが…。
| 修繕箇所 | 費用 |
|---|---|
| 屋根の葺き替え工事 | 約140万円 |
| 外壁の補修・塗装 | 約120万円 |
| トイレの配管交換 | 約40万円 |
| 給湯器の交換 | 約35万円 |
| その他諸経費 | 約45万円 |
プロ20年 全体で380万円となると
かなりの負担ですね
若林さんの月々の年金収入は18万円で、奥様の持病の治療費に毎月3万円ほどかかっています。
定年退職後にコツコツ貯めた預金は120万円程度しかなく、修繕費用の3分の1にも満たない状況でした。
若林さん 銀行でローンを組もうかとも
考えましたが、68歳の年金生活
では難しいと言われて…
さらに、リフォーム会社の担当者からは「築年数を考えると今後も追加の修繕が必要になる可能性が高い」とも伝えられました。
若林さん 380万円かけても
またすぐ別の問題が
出るかもしれないと…
お金がない現実と、修繕しても根本的な解決にならない可能性の両方に直面し、若林さんは深く悩み始めました。
家を直して住み続けるか・売って住み替えるか、決断の決め手は?
修繕費用を工面できない現実を前に、若林さんは3カ月間、家を直すべきか売却すべきか悩み続けたと言います。
若林さん 毎晩のように妻と話し合って
どちらが正しい選択なのか
答えが出ませんでした
当初は、少ない予算で最低限の修繕をして住み続ける方法を模索していました。
屋根だけ直して他は我慢する、DIYで外壁を補修してみる、そんな案も考えたそうです。
プロ20年 部分的な修繕で
しのぐ選択肢も
検討されたんですね
しかし、リフォーム会社からは「部分修繕では雨水の浸入を完全には防げず、かえって建物の傷みを早める恐れがある」と忠告されました。
中途半端な修繕にお金を使うことで、かえって状況が悪化するリスクを知り、若林さんの迷いは深まります。
若林さん このまま住み続けても
不安ばかりで、ずっと心が
休まりませんでした
決断の転機となったのは、2カ月目に発生した追加のトラブルでした。
- 浴室にカビが大量発生していた
- 居間の壁紙が剥がれて下地が見えてきた
プロ20年 老朽化は連鎖的に進行します…
カビと壁紙の剥がれは
雨漏りによる影響ですね
若林さん その通りです
壁内にまで雨水が
侵入していました
さらに決め手となったのは、奥様の健康面での不安でした。
雨漏りや湿気の影響でカビの臭いが強くなり、妻が咳き込む回数が増えてきたことに若林さんは心を痛めたそうです。
若林さん 妻の体調を考えたら
もうこの家にいられない
と思いました…
家への愛着はあるものの、奥様の健康を守ることを最優先に考え、売却して新しい住まいへ移る決断を固めました。
家がボロボロでも売れるのか、不動産会社に相談前の不安は?
築47年で雨漏りや外壁の剥落がある状態では、買い手が見つからないのではないか。
仮に売れたとしても、ほとんど値段がつかないのではないか。
若林さん そんな心配が頭をよぎりましたが
まずは売値を確認しました
プロ20年 どのように
確認されましたか?
若林さん インターネットで調べて
一括査定を使ってみました
最初は不動産会社に直接行くことも考えたそうですが、複数社に一度に査定を依頼できる一括査定サービスの存在を知り、利用を決めました。
若林さん 何社も回る体力もないし
家にいながら査定を
頼めたのが助かりました
査定を依頼したのは地元の不動産会社3社で、結果は次の通りでした。
| 不動産会社 | 査定額 |
|---|---|
| A不動産(地元密着型) | 720万円 |
| B不動産(大手系列) | 680万円 |
| C不動産(地域専門) | 750万円 |
若林さん 想像していたより
高い金額を提示して
もらえて驚きました
各社の担当者からは「土地の評価がしっかりある」「更地にして売る選択肢もある」といった説明を受け、建物がボロボロでも土地に価値があれば売却は十分可能だと知りました。
ただし、不安は完全には消えませんでした。
- 売却活動に時間がかかるのではないか
- 査定額より実際の売却価格が下がるのではないか
- 売却後の住まいが見つからないのではないか
若林さん 特に次の住まいが
決まらないまま売るのは
怖かったですね
そこで若林さんは、売却活動と並行して県営住宅への入居申し込みも進めることにしました。
1社だけに査定を頼むと損します。複数社を比較すれば300~500万円の差が当たり前に出るからです。
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実際の売却価格と県営住宅への住み替え、生活はどう変わった?
C不動産に売却を依頼してから2カ月後、若林さんの家は無事に買い手が見つかりました。
プロ20年 実際の売却価格は
いくらになりましたか?
若林さん 最終的に730万円で
売却できました
当初の査定額750万円からは若干下がったものの、老朽化が進んだ家でもしっかりと評価してもらえたと若林さんは満足しています。
購入したのは地元の建設会社で、解体して新築を建てる計画だったそうです。
売却代金から諸費用を差し引いた手取り額は約680万円で、これが若林さん夫婦の新生活の資金となりました。
- 県営住宅の初期費用に約30万円
- 引っ越し費用に約15万円
- 新居用の家具・家電に約40万円
- 残りの約595万円を生活資金として貯蓄
若林さん まとまった貯蓄ができて
老後の不安が
かなり軽くなりました
現在暮らしている県営住宅は2DKで家賃は月3万8,000円。
年金収入の中で無理なく暮らせる金額になり、経済的な余裕が生まれたと言います。
プロ20年 持ち家の維持費がなくなると
修繕の心配もなく
精神的にも楽になりますね
生活面での変化も大きかったそうです。
- 雨漏りや設備故障の心配がなくなった
- 断熱性能が良く光熱費が月1万円程度減った
- バリアフリー設計で妻の移動が楽になった
- 病院やスーパーへのアクセスが便利になった
若林さん 妻の咳も治まって
毎日穏やかに過ごせる
ようになりました
古い家での不安やストレスから解放され、夫婦で安心して暮らせる環境を手に入れられたことが何よりの収穫だったと振り返ります。
プロ20年 健康で快適な住環境が
何より大切ですね
今、家がボロボロでお金がない状況の人へ、実体験からひと言
最後に、同じように家の老朽化とお金の問題で悩んでいる人へ向けて、若林さんからメッセージをいただきました。
若林さん 迷っているなら
まず査定だけでも
受けてみてほしいです
若林さんが特に伝えたいポイントは以下の通りです。
- ボロボロの家でも土地に価値があれば売れる
- 複数社を比較すると高い評価を出す会社が見つかる
- 修繕費用と売却後の生活を冷静に比較する
- 家族の健康と幸せを最優先に考える
修繕できないまま放置すれば、建物はさらに劣化して売却価格も下がってしまうため、早めに専門家へ相談することの大切さを、若林さんは強調します。
若林さん 私も3カ月悩みましたが
もっと早く動けば
よかったと思います
また、売却後の住まいについても事前に情報収集しておくことを勧めています。
- 県営住宅や市営住宅の募集時期を確認する
- 高齢者向け賃貸住宅の情報を集める
- 子どもや親族と同居する選択肢も検討する
プロ20年 公営住宅は所得制限があるので
早めに応募条件を確認して
おくと安心ですね
若林さん お金がないから諦めるのでなく
その中で選択肢をしっかり探すと
道は開けると実感しました
最後に、これから同じ悩みに直面する人へ向けて、次のような言葉をいただきました。
プロ20年 本日は貴重な体験談を
ありがとうございました
若林さん 私の経験が誰かの
お役に立てれば
本当に嬉しいです
以上、家がボロボロでお金がない状況から、売却を決断して新しい生活を手に入れた若林正夫さんの貴重な体験談を、インタビュー形式で紹介しました。
若林さんが最初の一歩を踏み出せたのは、複数の不動産会社の意見を聞けたからだと振り返ります。
プロ20年 思い込みで諦めていたことが、
実は可能だったと気付く
ケースは少なくありません
若林さんは、3社の査定額を比較できたことで「これなら売却できる」という確信が持てたそうです。
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老朽化で家がボロボロ…
直すお金がない176人は売却した?住み続けた?

老朽化で家がボロボロになり、多額の修繕費を理由に「すぐに家を直したいけど、直すお金がない…」と悩む人は大勢います。
そこで、過去に家を直すお金がない経験をした176人に、「やむを得ず売却して引っ越した」「応急処置 or 放置して住み続けた」のどちらを選択したかアンケートを取ってみました。
プロ20年 結果は以下の通りです

- 売って住み替えた
→ 109人(61.9%) - 応急処置のみで居住中
→ 67人(38.1%)
「売って住み替えた」が6割以上もいた結果になりました。
近年頻発している地震や台風などで倒壊するおそれから、家族が危険にさらされる前に、売却を決断した人も多いようですね。
プロ20年 あなたならどちらを
選択するでしょうか?
売却する?住み続ける?
金額次第で決める人が多い

今後の選択は自由ですが、いずれ家が壊れないか心配して住み続けるのなら「売却→住み替え」も間違いではありません。
「金額次第では売却してもいいかな」
「高く売れるなら住み替えようかな」
もしあなたも同じ気持ちなら、一度は無料査定に出してみることをおすすめします。
査定額を確認した結果、
- 希望以上で売れるなら
→具体的に売却を検討する - 希望未満でしか売れないなら
→現時点では住み続ける ※他の方法を検討
実際にこうやって判断する方が多いです。
査定に出しても必ず売る必要はないので、まずは「いくらで売れるのか?」を知ることから始めてみて下さい。
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まとめ:老朽化した家に縛られず、新しい生活を選ぶ勇気を

今回の不動産とーくは『【体験談】家がボロボロで直すお金がない!68歳若林さん3カ月の決断』と題して、下記の項目を解説しました。
- ボロボロの家を直すお金がない…68歳が売却を選ぶまでの3カ月
- 老朽化で家がボロボロ…直すお金がない176人は売却した?住み続けた?
若林さんの体験談から見えてきたのは、「お金がない」という現実は変えられなくても、その中で選べる選択肢は必ずあるということです。
家の問題で悩んでいる時、私たちは視野が狭くなって「修繕か我慢か」の二択しか見えなくなってしまうものです。
でも若林さんが教えてくれたのは、売却という第三の選択肢が、むしろ最も現実的な解決策になる場合もあることでした。
プロ20年 ボロボロの家なんて売れない
という思い込みが、実は
可能性を狭めていたんですね
老朽化した建物でも、その下にある土地には確かな価値があります。
ただ、若林さんも最初は葛藤がありました。
長年住んだ家への愛着、世間体への不安、売却後の生活への心配。
でも奥様の健康と自分たちの穏やかな暮らしを最優先に考えた時、答えは自然と見えてきたそうです。
あなたも一度立ち止まって考えてみてください。
「この家をどうするか」ではなく「これからどう暮らしたいか」を。
プロ20年 そう考えた時、見えてくる
選択肢があるはずです
情報を集めて、専門家の意見を聞いて、家族とじっくり話し合う。
その流れの中で、あなたとご家族にとって最適な答えが見つかると思います。
毎日の不安から解放されて、穏やかな気持ちで暮らせる日が来ることを心から願っています。
以上『【体験談】家がボロボロで直すお金がない!68歳若林さん3カ月の決断』でした。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

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不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
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この記事を読んだ人には下記もおすすめです。
ぜひあわせてチェックしてみて下さい。
「ボロボロの家に住む…このままでいいかな…」 「いつかトラブルが起きないか心配ではある…」 「ボロボロだけど、愛着があって離れがたい…」 あなたも同じように考えていませんか? ボロボロの家に住む、このまま住み続けるという …










