![家を直すお金がない?家の修繕費がない人に教える調達方法[3選]](https://realestate-talkbar.jp/wp-content/uploads/2021/05/s567k737.jpg)
「災害で壊れた家を直すお金がない…」
「このままにして家が壊れないか心配…」
雨風をしのぎ、生活する上で最も大切な「家」。
そんな家が、老朽化であちこち傷みボロボロ、災害の度に破損箇所は増える…なのに家を直すお金がない。
この現状は本当に深刻な問題かと思います。
家の修繕費がないと悩む人は、どうやってお金を調達方法すればいいのでしょうか?
今回の不動産とーく『家を直すお金がない?家の修繕費がない人に教える調達方法[3選]』では、不動産業界17年の知識にもとづき解説します。
年間5,000件以上の相談実績がある「

家が壊れないか本当に心配ですよね

うむ、まずは3つの調達方法を確認してみてくれい!
この記事を読めば、老朽化・災害により損傷した家の修繕費調達に、光が見える人もいるはずです!
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産業界歴17年。取引件数は400件超・相談件数は2,800件超の実績。不動産コンサルティング事業を行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表。≫詳しいプロフィール
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
家の修繕費がない人に教える調達方法[3選]
家の修繕費がない場合に検討すべき調達方法は以下の3つです。

家を直すお金がないと困っている人は、自分に該当しないか見てくれい!
1.火災保険(+地震保険)
『火災保険(+地震保険)』は、家の修繕費がない場合の調達方法の1つです。
火災保険は、その名称から火災だけが対象のようによく勘違いされます。
実際の保障対象は火災の損害だけにとどまりません。
うまく保険金が降りれば、タダまたは小額で家を直すことができます。

最優先でチェックですね!
修繕が必要になった箇所が、自然災害等による損傷と保険会社に認められると保険金が支払われる仕組みです。

せっかく貰えるのに、知識が無くて貰いそびれている人がとても多いんじゃ
過去に損傷した箇所であっても、家を直すお金がない場合は優先してチェックすべきでしょう。
例えば、以下の場合でも保障対象になる場合が多いです。(※詳しくは契約内容によります)
- 風災
- 台風や暴風により雨樋が破損
- 台風や暴風により屋根瓦が飛んだ
- 突風で飛んだ物で窓ガラスが割れた
- 雪災
- 積雪で雨樋がゆがんだ
- 落雪で1階部分の屋根が破損
- 水濡れ
- 壊れた配水管からの漏水で床がボロボロに
- 物の飛来
- 石が飛んできて窓ガラスが割れた
- 水災
- 洪水により1階の床が泥まみれに
その他に、外壁やブロックの破損・アンテナ傾き・車庫のキズなども該当する場合があります。
また、地震が原因で基礎や外壁にひび割れが起きた場合、地震保険に入っていれば保障されることも多いでしょう。

もらい忘れに心当たりはないか?
火災保険は、医療保険と一緒で申請しなければ保険金は受け取れません。

そもそも家の修繕費がない状況に備えて入るのが火災保険じゃ!

利用するタイミングは今かもしれませんね
「保険会社にうまく申請できるか心配…」
「壊れた原因が災害か老朽化かわからない…」
など、よくわからない場合は火災保険申請のプロに見てもらえばOKです。
年間5,000件以上の相談実績がある「保険申請の窓口」なら「無料」で調査してくれます。
ダメ元で依頼して多額の保険金がもらえた人も多いので、あなたもぜひチェックしてみて下さい。
2.リフォームローン
『リフォームローン』は、家の修繕費がない場合の調達方法の1つです。
リフォームローンとは、家の増改築や修繕、設備交換などの費用を借りられるローンのことです。
大手から地方銀行・信用金庫まで、大半の民間金融機関で相談可能です。
家を直すお金がない場合、一般的に1,000万円までは無担保で最長10~15年の返済期間で借りられることが多いです。

住宅ローンと比較すると金利は少し割高になるかの~
利用にはもちろん審査が必要じゃ!
複数の金融機関を比較して、できるだけ条件の良い『リフォームローン』を選択するといいでしょう。
参考に、リフォームローンを実施している金融機関のページをいくつか載せておきます。
あなた自身で地道に比較して探すことも1つですが、金融機関によりローンの特徴や審査基準が異なるためおそらく混乱します。
基本的には、依頼するリフォーム会社提携の金融機関を紹介してもらい、話の通る担当者に相談する方法がおすすめです。

まずは信頼できるリフォーム会社を見つけることが先じゃ!

ローンの具体的な相談には見積もりも要りますもんね
効率よくリフォーム会社を探す方法は「家を直すお金がない人が最安値でリフォームする方法」の後半で紹介しています。
3.自治体の補助金
『自治体の補助金』は、家の修繕費がない場合の調達方法の1つです。
市区町村、各自治体によって用意されている補助金制度は異なります。
あなたが住む市区町村のホームページなどで該当の制度がないかチェックしてみて下さい。
家を直すお金がない場合に、一部でも支援を受けられるなら『補助金』を使わない理由はありません。
インターネットで「○○市 リフォーム 補助金」など入力して検索するか、住宅リフォームに係わる支援制度検索サイトなどから情報を得るといいでしょう。
以上、家の修繕費がない場合に検討すべき調達方法を解説しました。

まずは「火災保険」でまとまったお金がもらえるかチェックじゃな!
年間5,000件以上の相談実績がある「
家を直すお金がない人が最安値でリフォームする方法
家を直すお金がない人は、まず火災保険を使って修繕できるか相談します。
うまく保険金が降りれば、タダまたは小額で家を直すことができるからです。
この時、加入中の火災保険会社へあなた自身で相談してもいいですが、プロの申請サポートに任せた方が多額に受け取れる場合が多いと思います。
まずは、いくらぐらいの申請が可能かどうか「無料調査」から依頼してみて下さい。
相談や調査の結果、保険で修繕できない場合は「リフォームローン」を使う選択になります。
その場合は「できるだけ多くのリフォーム会社の見積もりを比較」して、最安値業者を探すといいでしょう。
家の修繕費には、明確な相場がなく見積もりに差が出やすいからです。

各リフォーム会社には、工事内容の得意・不得意、材料調達ルートの高い・安いなどがあるわけじゃ!
例えば、屋根一部の修繕費を見積もりしてもらった場合、
リフォーム会社 | 見積もり |
---|---|
A社 | 21万円 |
B社 | 38万円 |
C社 | 19万円 |
D社 | 27万円 |
E社 | 31万円 |

結構な差が出るんですね!
大掛かりな修繕工事になれば、もっと差が生まれることでしょう。

つまり、ちゃんと比較すれば、低予算で修繕できる可能性もあるわけじゃ!
家を直すお金がないと悩む人は、ある1社で見積もりした多額の修繕費に惑わされていることも実は多いんです。
だから、できるだけ多くのリフォーム会社の見積もりを比較してみて下さい。

ただ、できるだけ多くと言われても、リフォーム会社に当てはありませんが…

そうですよ…
探すだけでも何日かかることか…

それなら「一括見積もり」を使えば手っ取り早いぞ!
効率よく「最安値」のリフォーム会社を探すなら「一括見積もり」がとても便利です。
おすすめは累計15万人以上が利用する「リショップナビ」。
約1500社の提携企業の中から、修繕内容に合わせた最大5社の見積もりを「無料」でもらえます。

地域のリフォーム会社には「補助金」の知識もあるはずじゃ!
見積もり時に合わせて相談しておけばいいじゃろう!
家がボロボロで修繕費が高額…お金がないなら放置?
災害や老朽化で家がボロボロの場合、とても高額な修繕費がいるはずです。

つまり、通常のリフォームでは手に負えないケースじゃな
もちろんどこまで直すかは要検討ですが、
「このまま放置するしかない…」
と、家が壊れないか心配な毎日を過ごしている人は本当に多いです。
仮に今、雨漏りや柱の腐食、シロアリ被害など構造に関連する部分に不具合が見られる場合は、1日も早い対策をおすすめします。
いずれは地震や台風などの災害に耐えられず、あなたやあなたの家族が危険にさらされるからです。

事が起こってからでは必ず後悔しますね…
家の買い替え・賃貸へ住み替えが現実的
ボロボロな家の修繕費がない、この場合の現実的な対策は、
- 家の買い替え
- 賃貸へ住み替え
今の家を売却して、上記2点を同時に検討すべきかと思います。
家を直すお金がないまま放置して老朽化が進めば、値下がりはもちろん、修繕箇所が増えることで売るに売れなくなります。
あなたとあなたの家族の安全を優先して、
- 家の買い替え
- 賃貸へ住み替え
これらを早めに検討することをおすすめします。

でも、ボロボロの家に値段がつくのでしょうか?

一戸建てなら土地に値がつくはずじゃ!
査定してみる価値はあるぞ!
まずは家の査定額を知ることから
あなたの家の査定額をまず知ることから始めてみるといいと思います。
査定額を知れば、買い替えや住み替えを具体的な選択肢として早めに検討できるからです。
査定したからといって必ず売却までしなくていいので、気軽に依頼すればOKです。
ただ、家の査定額は各不動産会社で必ず差が出ます。
そのため、修繕費の見積もり同様、「複数の不動産会社へ依頼して比較する」ことが基本です。

できるだけ高く売却してくれる会社を探すわけですね

うむ、値段次第で買い替え先や住み替え先の候補も変わるからの~
とはいえ、1社1社探して順番に連絡を取るのは面倒なので、「不動産一括査定」を使って一度にまとめて依頼すれば簡単です。
おすすめは「スーモ売却査定(無料)」。
リクナビやゼクシィなど有名サービスを展開するリクルートの一括査定なので安心感があります。
まとめ:家を直すお金がない状況を1日も早く解消しよう!
今回の不動産とーくは『家を直すお金がない?家の修繕費がない人に教える調達方法[3選]』と題して、下記の項目を解説しました。
これ以上は家を維持できない…とお困りですか?この記事では、家を維持できない代表的な理由に加え、根本的な解決策を具体的に解説しています。今ある不安を早く解消したい人は確認してみて下さい!

お役に立てたかの~?
家を直すお金がないと悩んだら、
3種類の方法を検討します。
まずは、タダまたは小額で家を直せる可能性がある「火災保険(+地震保険)」が使えるか優先してチェックです。
「家の修繕費がない…」と困っている間にも、家はどんどん傷んでいきます。
家を直すお金がない状況を冷静に見つめ、情報を得た上で取れる対策を利用してみましょう。
1日も早く対策し、あなたの大切な家が守られることを心より願います。
年間5,000件以上の相談実績がある「
以上、『家を直すお金がない?家の修繕費がない人に教える調達方法[3選]』でした。