【体験談】住宅ローン払えなくなったブログ。野口さん売却の実録

「このままじゃ一家離散になる…」
「もう夜も眠れない日々が続く…」
「返済の督促に手が震える毎日…」

給与カット後、住宅ローンの返済が滞り始め、不動産会社からの売却査定が残債より300万円も不足すると告げられた野口さん。

必死の生活立て直し、両親への支援要請まで、返済困難から這い上がるまでの道のり…。

この記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『【体験談】住宅ローン払えなくなったブログ。野口さん売却の実録』と題して、貴重な実体験を紹介します。

最後まで読めば、住宅ローンの返済が困難になった時の具体的な対処法と、家族の絆を守りながら再起を果たすためのヒントが見つかります。

この記事を執筆した専門家
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
今回お話を聞いた実体験者
野口 純平さん(ノグチ ジュンペイ)
野口 純平さん
【年齢】39歳【居住地】山梨県
【自己紹介】2019年に3,380万円の中古一戸建てを購入。頭金200万円、35年ローンで月々9万円の返済だったが、コロナ禍の影響で給与が25%カット。2023年2月から返済が滞り始め、泣く泣く売却を決意。不動産会社の査定額が住宅ローン残債より300万円ほど足りず途方に暮れたが、両親から支援を受けて3,000万円で売却完了。現在は賃貸マンションで新生活を送っている。※プライバシー保護により仮名

住宅ローンが払えなくなった…300万円不足した売却の実録

早速このブログでは、住宅ローンが払えなくなった経験から、売却を決断に至った野口純平さんにお話を伺います。

西田(不動産コンサルタント)

野口さん、本日は貴重な
お時間をいただき
ありがとうございます

野口 純平さん

こちらこそ、同じ悩みを
抱える人の力になれれば
と思います

質問項目

  1. 給与カット後、住宅ローンが払えなくなるまでの心境は?
  2. 返済が滞り始めてから、具体的にどんな行動を取った?
  3. 家の売却を決意するまでにどんな選択肢を検討した?
  4. 不動産会社の査定額を聞いた時の正直な気持ちは?
  5. 両親への支援要請は、どのようにして切り出した?
  6. 売却から賃貸への住み替えで生活はどう変化した?
  7. 住宅ローン払えなくなった経験。今だから話せる本音
  8. いま住宅ローン払えなくなった…と悩む人へひと言

野口さんは2019年に3,380万円の中古一戸建てを購入したが、数年後にコロナ禍の影響で給与が25%カット。

結果、住宅ローンの返済が滞り始め、売却を決意するものの、査定額が残債を300万円も下回るという厳しい現実に直面しました。

それでは、住宅ローン返済困難から、家族で乗り越えた再建までの軌跡について、詳しくお聞きしていきましょう。

給与カット後、住宅ローンが払えなくなるまでの心境は?

野口さんは、給与カットを告げられた日のことを、今でも鮮明に覚えているといいます。

西田(不動産コンサルタント)

給与カットを聞いた時
最初にどんなことを
考えましたか?

野口 純平さん

住宅ローンの返済額が
月9万円だったので
真っ先にそれが頭をよぎりました

給与が25%カットされ、手取りが一気に7万円も減少したことで、家計は急激に圧迫されていきます。

西田(不動産コンサルタント)

最初は何とか工面
できそうだと考えて
いたのでしょうか?

野口さんは、当初考えていた対策について、次のように説明してくれました。

  • 食費を2万円削減して自炊中心の生活に切り替える
  • 光熱費の見直しで5,000円の節約を目指す
  • 子どもの習い事を一時的に休止して1万円捻出
  • 妻のパート勤務時間を増やして2万円の収入増を図る
野口 純平さん

必死に生活費を見直しても
毎月3万円ほどが不足する
計算になってしまって…

預貯金を切り崩しながら4ヶ月間は何とか返済を続けられたものの、その後は厳しい現実が待っていたと振り返ります。

西田(不動産コンサルタント)

返済が難しくなった時は
誰かに相談することは
できましたか?

野口 純平さん

最初は妻にも言えず
一人で抱え込んでいました
眠れない日々が続きました

預貯金が底をつき始め、クレジットカードの支払いも遅れがちになっていく状況。

心が折れそうになりながらも、まだ誰にも相談できずにいた時の気持ちを、野口さんは静かな口調で語ります。

西田(不動産コンサルタント)

多くの人が最初は
一人で抱え込みがちですが
限界はありますよね

野口 純平さん

毎日必死に計算しても
どうにもならない現実に
ただ怖くなりました

返済期限が迫る度に胸が締め付けられる思いで、夜も眠れない日々が続いたと言います。

そして遂に、避けられない事実を妻に打ち明けることになるのです。

返済が滞り始めてから、具体的にどんな行動を取った?

妻に打ち明けた後、野口さんは具体的な行動を起こし始めます。

西田(不動産コンサルタント)

最初に取った行動は
どんなことでしたか?

野口 純平さん

まず、住宅ローンを組んだ
銀行に相談に行きました
その日のうちに予約を入れて

銀行に相談に行く前に、必要書類をすべて準備したことが、その後の交渉をスムーズにしたと振り返ります。

西田(不動産コンサルタント)

具体的にはどんな書類を
用意されましたか?

銀行への相談時に準備した書類は以下の通りです。

  • 給与明細(給与カット前後の比較ができる6ヶ月分)
  • 社内通達の写し(給与カットの詳細が分かる資料)
  • 通帳のコピー(入出金履歴が分かる直近1年分)
  • 住宅ローンの返済予定表
  • 世帯全員の健康保険証のコピー
野口 純平さん

銀行員さんに真摯に
対応してもらえたのは
きちんと準備したからかもです

その結果、返済期間の延長を提案してもらえたといいます。

西田(不動産コンサルタント)

銀行との交渉で
意識されたことは
ありましたか?

野口 純平さん

とにかく現状を正直に話し
改善に向けて真剣に
取り組む姿勢を見せました

しかし、延長後の返済額でもやはり不足が発生することが判明します。

そこで、次に取った行動について、野口さんは詳しく説明してくれました。

  • 日本学生支援機構に奨学金の返還期限猶予を申請
  • 生命保険を見直して月々の支払いを3,000円圧縮
  • 携帯電話を格安プランに変更して8,000円削減
  • 車の任意保険を一括払いから月払いに変更して資金を確保
西田(不動産コンサルタント)

様々な工夫をされましたが
それでも厳しい状況は
続いたのでしょうか?

野口 純平さん

はい、結局3ヶ月目から
返済が滞り始めてしまい
督促の電話がかかってきました

銀行からの電話に出るたびに手が震え、食事ものどを通らない日々が続いたと語ります。

西田(不動産コンサルタント)

住宅ローンの返済が
滞ると精神的にも
かなり追い込まれますよね

野口 純平さん

何より自分の置かれている
状況から逃げ出さないことを
心がけました

こうして約2ヶ月が経過した頃、ついに家の売却を真剣に検討し始めることになります。

家の売却を決意するまでにどんな選択肢を検討した?

住宅ローンの返済が滞り始めてから、野口さんは様々な選択肢を検討したといいます。

西田(不動産コンサルタント)

売却を決断する前に
どんな方法を検討
されましたか?

野口 純平さん

まず考えたのは一室を
貸し出して家賃収入を
得る方法でした

でも、改装費用の捻出が難しく、すでに返済が遅れている状況では新規借入も困難だったと振り返ります。

西田(不動産コンサルタント)

他にも何か検討された
選択肢はありましたか?

次に検討したのは、収入を増やすための方法です。

  • 妻がフルタイムで働き、子どもを学童保育に預ける
  • 自身が副業としてネットショップを開業する
  • 実家の両親に一時的な金銭支援を依頼する
野口 純平さん

妻のフルタイム勤務は
子どもの体調不良時の
対応が難しそうでした

住宅ローンの返済以外にも、子どもの教育費や将来の進学費用なども考慮する必要がありました。

西田(不動産コンサルタント)

副業の検討は具体的に
進められたのでしょうか?

野口 純平さん

ネットショップは開業費用と
軌道に乗るまでの時間を
考えると現実的ではなくて…

そして、最後に検討したのが実家からの支援でした。

西田(不動産コンサルタント)

ご実家は支援について
どのような反応を?

野口 純平さん

両親も年金生活なので
継続的な支援は難しいと
言われました

どの選択肢も現実的な解決策にはならないことが分かり、途方に暮れたと語ります。

西田(不動産コンサルタント)

売却を決断されたのは
どんなきっかけが?

野口 純平さん

このまま借金が増え続けると
家族の生活が立ち行かなく
なると気づいたんです

家族の未来を守るために、今の住まいを手放す決断をするしかないと考えるようになったといいます。

この決断に至るまでに、野口さんは約2週間かけて、家族と何度も話し合いを重ねたそうです。

不動産会社の査定額を聞いた時の正直な気持ちは?

売却を決意した野口さんは、複数の不動産会社に査定を依頼します。

西田(不動産コンサルタント)

最初の査定額を聞いた時
どんな気持ちでしたか?

野口 純平さん

正直、その場で
立っているのも辛くなる
ような衝撃でした

住宅ローンの残債が3,300万円あるにもかかわらず、最高査定額でも3,000万円だったといいます。

西田(不動産コンサルタント)

査定を依頼された不動産
会社は何社くらい?

査定を依頼した不動産会社と、それぞれの査定額は以下の通りでした。

  • A社:2,850万円(築年数と立地を重視した査定)
  • B社:2,780万円(近隣の取引実績を基準に査定)
  • C社:3,000万円(住宅性能と日当たりを評価)
  • D社:2,900万円(駅からの距離を重視した査定)
野口 純平さん

どの会社からも300万円
以上の不足が出ると言われ
頭が真っ白になりました

西田(不動産コンサルタント)

売却時期による価格変動は
説明を受けましたか?

野口さんは、不動産会社から受けた説明について、次のように語ります。

  • 地域の取引価格は今後も下落傾向が予想される
  • 築年数が進むほど売却価格は低くなる
  • 返済遅延が続くと任意売却や競売のリスクがある
野口 純平さん

早めに売却した方が
良いと言われましたが
その余裕すらない状況で…

住宅ローンの支払いが遅れている状況では、価格が上がるのを待つ選択肢もないと実感したそうです。

西田(不動産コンサルタント)

不足分についての相談は
されましたか?

野口 純平さん

はい、住宅ローンの一部
を個人ローンに借り換える
提案もありましたが…

返済実績が悪化している状況では、新規のローン審査は通らないと言われたといいます。

西田(不動産コンサルタント)

その時点で両親への
相談は考えましたか?

野口 純平さん

正直、親に迷惑をかける
のは最後の手段だと
思っていました

しかし、不動産会社からの厳しい査定結果を前に、野口さんは両親への支援要請を決意します。

西田(不動産コンサルタント)

決断に至ったきっかけは
何かありましたか?

野口 純平さん

C社の担当者から「家族の
将来のために決断すべき時」
と言われたことです

このまま決断を先送りにすれば、状況はさらに悪化する可能性が高いことを、査定を通じて実感したと振り返ります。

両親への支援要請は、どのようにして切り出した?

不動産会社の査定結果を受け、野口さんは両親への相談を決意します。

西田(不動産コンサルタント)

実際に両親に相談する
までに、どのくらい時間が
かかりましたか?

野口 純平さん

査定結果を受けてから
約1週間、妻と話し合いを
重ねました

住宅ローンの返済も滞っている中で、両親に300万円もの支援を依頼することへの葛藤は大きかったといいます。

西田(不動産コンサルタント)

相談時の段取りは
どのように?

野口さんは、両親への相談に向けて、以下の準備を整えたそうです。

  • 現在の収支状況を示す資料を作成
  • 返済予定表と延滞状況の資料をまとめる
  • 不動産会社4社の査定書を用意
  • 今後の生活再建計画を具体的に立案
野口 純平さん

両親に心配をかけない
ための計画づくりに
時間をかけました

事前に妻の両親にも相談し、少額でも支援の可能性を探っておいたことで、実家の両親への説明もスムーズになったといいます。

西田(不動産コンサルタント)

実際の相談は
どのような形で?

野口 純平さん

休日に妻と子どもと一緒に
実家を訪問して、食事の
あとに切り出しました

両親に伝えた内容は、次の順序で説明したそうです。

  1. 給与カットの経緯と現在の収入状況
  2. これまでの生活改善の取り組み
  3. 住宅ローンの返済状況と今後の見通し
  4. 不動産会社の査定結果の詳細
  5. 支援を依頼したい金額と返済計画
西田(不動産コンサルタント)

両親の反応はいかが
でしたか?

野口 純平さん

最初は心配そうな表情
でしたが、具体的な説明を
聞いて理解してくれました

返済計画として、毎月2.5万円ずつ10年かけて返済させていただくことを提案したそうです。

西田(不動産コンサルタント)

その場で結論は
出たのでしょうか?

野口 純平さん

いいえ、1週間ほど
考える時間をいただき
その後OKをもらえました

両親からは「家族の生活が第一。お金の心配より、孫たちの笑顔を見せてほしい」と言われたことが、今でも心に残っているといいます。

西田(不動産コンサルタント)

支援を受けることで
気持ちの変化は?

野口 純平さん

親孝行とはかけ離れた
行動でしたが、これを機に
家族の絆が深まりました

両親への申し訳ない気持ちは今も変わりませんが、この経験を通じて、家族で困難を乗り越える大切さを学んだと、野口さんは静かな口調で語ってくれました。

売却から賃貸への住み替えで生活はどう変化した?

両親からの支援を受けて売却が完了し、野口さんは賃貸マンションでの新生活をスタートさせました。

西田(不動産コンサルタント)

新居を探す時は
どんな点を重視
されましたか?

野口 純平さん

まずは家賃を月7万円以内に
抑えることを第一条件に
しました

新居を決める際に重視した条件について、次のように説明してくれました。

  • 子どもの通学環境を変えない範囲での物件選び
  • 夫婦共働きを考慮した通勤に便利な立地
  • 光熱費の負担が少ない築浅物件
  • 両親の支援分の返済を考慮した家賃設定
西田(不動産コンサルタント)

賃貸に変わって
支出はどのくらい
変化しましたか?

住宅ローン返済の月9万円から、家賃7万円に変更されたことで、毎月の固定費が2万円削減できたといいます。

野口 純平さん

さらに、光熱費も
以前より月1万円ほど
安くなりました

支出が大きく減少した項目について、具体的に説明してくれました。

  • 固定資産税の負担がなくなり、年間12万円の削減
  • 建物のメンテナンス費用が家主負担となり、年間5万円程度の削減
西田(不動産コンサルタント)

生活の質に影響は
ありましたか?

野口 純平さん

むしろ、家計の見通しが
立ったことで、精神的な
余裕が生まれました

以前の一戸建てより20平米ほど狭くなったものの、家族の時間は逆に充実したと言います。

西田(不動産コンサルタント)

具体的にはどんな
変化がありましたか?

野口さんは、住み替え後の前向きな変化を次のように語ってくれました。

  • 休日に家族で出かける機会が増えた
  • 子どもの習い事を1つ再開できた
  • 毎月の両親への返済が計画通り進んでいる
  • 将来の貯金を少額でも始められた
野口 純平さん

何より、夜眠れないほどの
重圧から解放されたことが
大きな変化です

持ち家にこだわるより、その時の収入に見合った暮らしを選ぶ大切さに気づいたと振り返ります。

西田(不動産コンサルタント)

ご家族の反応は
いかがでしたか?

野口 純平さん

妻も子どもたちも、前より
笑顔が増えたと周りから
言われるようになりました

今では月に1度は両親を招いて食事会を開き、支援への感謝を伝えながら、新しい生活を家族全員で前向きに楽しむようになったそうです。

住宅ローン払えなくなった経験。今だから話せる本音

売却から1年が経過し、新しい生活にも慣れた野口さんに、当時の経験を振り返ってもらいました。

西田(不動産コンサルタント)

今振り返って、一番
辛かったことは何
でしたか?

野口 純平さん

毎月の支払い期日が
近づくたびに感じた
あの焦りと恐怖です

銀行からの電話に怯え、郵便受けを開けるのも怖くなるような日々を過ごしていたと、当時を振り返ります。

西田(不動産コンサルタント)

具体的にどんな不安が
ありましたか?

野口さんは、当時抱えていた不安について、率直に語ってくれました。

  • このまま一家離散になってしまうのでは
  • 子どもたちの将来に大きな影響を与えてしまう
  • 会社にも知られ、信用を失ってしまうかも
  • 両親に申し訳ない気持ちでいっぱいに
野口 純平さん

特に子どもたちへの影響は
考えるだけで胸が
締め付けられました

しかし、一番つらい時期を経て、家族の絆が逆に強くなったと実感しているそうです。

西田(不動産コンサルタント)

具体的にどんな変化を
感じていますか?

野口さんは、困難を乗り越えて得られた気づきを次のように説明します。

  • お金の価値観が大きく変わり、堅実な生活が身についた
  • 家族で話し合う機会が増え、絆が深まった
  • 両親との関係が以前より親密になった
  • 物事を前向きに捉えられるようになった
野口 純平さん

一時は人生の失敗だと
思いましたが、大切なことを
たくさん学べました

家族全員で乗り越えた経験が、何よりも価値のある財産になっていると語ります。

西田(不動産コンサルタント)

ご家族との関係で
特に変わったことは?

野口 純平さん

毎週末の家族会議が
習慣になり、何でも
話せる関係になりました

特に印象的だったのは、小学生の娘から言われた言葉だったといいます。

野口 純平さん

「パパが笑顔になって
よかった」って言われて
涙が出そうでした

住宅ローンが払えなくなった経験は、確かに人生最大の危機だったと振り返りつつ、その一方で次のようにも語ってくれました。

西田(不動産コンサルタント)

危機を乗り越えて
得られたものは?

野口 純平さん

家族の幸せは住宅の
広さや所有形態では
なかったということです

お金や家の形にとらわれすぎず、家族が健康で笑顔で過ごせることの大切さを実感したと、野口さんは静かな口調で語ってくれました。

いま住宅ローン払えなくなった…と悩む人へひと言

最後に、同じように住宅ローンの返済に悩む人へ向けて、野口さんにメッセージをいただきました。

西田(不動産コンサルタント)

ご自身の経験から
アドバイスをいただけ
ますか?

野口 純平さん

まずは一人で抱え込まず
家族に打ち明けてほしい
と思います

早い段階で状況を共有することが、問題解決の第一歩だと強調します。

野口さんは、具体的に次のような行動をお勧めしています。

  • 毎月の収支状況を家族と共有する
  • 銀行には現状を正直に説明する
  • 返済条件の変更などの相談をためらわない
  • 複数の選択肢を視野に入れて検討する
西田(不動産コンサルタント)

具体的なタイミングは
ありますか?

野口 純平さん

預貯金を取り崩し始めたら
要注意サインだと
考えてほしいです

収入以上の返済を続けることは、いずれ破たんする可能性が高いと、経験者として警鐘を鳴らします。

西田(不動産コンサルタント)

売却を決断する際の
アドバイスは?

野口さんは、次の3点を特に意識してほしいと語ります。

  • 返済の遅延が続くと任意売却や競売のリスクがある
  • 早めの決断で選択肢が広がる可能性がある
  • 売却後の具体的な生活プランを立てておく
野口 純平さん

住宅を手放すことは
決して人生の敗北では
ありません

家族の幸せは家の所有形態ではなく、一緒に過ごす時間の質にあると実感したそうです。

西田(不動産コンサルタント)

支援を求めることへの
気持ちの整理は?

野口 純平さん

確かに心苦しい選択
ですが、家族の未来のため
なら恥ずかしくありません

実際に支援を求める際のポイントについて、次のようにアドバイスします。

  • 現状を数字で具体的に説明する
  • 今後の返済計画を明確にする
  • 支援後の生活改善案を提示する
  • 定期的な報告で信頼関係を築く
野口 純平さん

必ず光は見えてきます
一歩を踏み出す勇気を
持ってほしいです

今は暗闇の中にいるように感じても、必ず道は開けると、力強く語ってくれました。

西田(不動産コンサルタント)

本日は貴重なお話を
ありがとうございました!

野口 純平さん

この経験が誰かの
希望になればうれしく思います

ブログまとめ:住宅ローンをリセットして希望ある再出発へ

今回の不動産とーくは『【体験談】住宅ローン払えなくなったブログ。野口さん売却の実録』と題して、貴重な実体験を紹介しました。

野口さんは給与カットによって住宅ローンの返済が困難になり、一時は途方に暮れました。

しかし、早い段階で金融機関に相談し、両親のサポートも得られたことで、最善の道を選択できました。

西田(不動産コンサルタント)

一人で抱え込まず
まずは相談を

売却を決断し賃貸に住み替えたことで、家計の見直しができ、新たな生活設計を立てられるようになりました

西田(不動産コンサルタント)

家族の絆が深まった
きっかけにもなり良かったです

住宅ローンの返済が厳しくなった時、誰でも不安と焦りを感じるものです。

でも、必ず道は開けます。

一人で悩まずに、ぜひ専門家に相談してみてください。

以上『【体験談】住宅ローン払えなくなったブログ。野口さん売却の実録』でした。

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