【体験談】家を手放すことになりました。真鍋さんの迷い・涙・その後
「家を手放すなんて、自分たちが情けない」
「ローンが残っていても、本当に売れるの?」
「売ると決めたのに、なぜか踏み出せない」

そんな気持ちを抱えながら、それでも「売るしかないかもしれない」と追い詰められたように感じている方は、決して少なくありません。

経済的な事情、離婚、住み替え、あるいは親が残した実家の処分。家を手放す理由は人それぞれですが、「どうすればいいかわからないまま時間が経つほど、売却条件や資金計画が厳しくなるリスクがある」ことは、多くの方が見落としがちです。

この記事では、不動産×住宅業界のプロが『【体験談】家を手放すことになりました。真鍋さんの迷い・涙・その後』と題して紹介します。

同じ状況に置かれた方がリアルに知りたいこと—迷いの正体、お金の不安の乗り越え方、そして引き渡し後に見えてきたもの—を、経験者の声とプロの視点から惜しみなくまとめています。

「自分だけじゃなかった」と感じながら読み進めることで、今のあなたに必要な判断の糸口が見つかるはずです。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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この記事のほかにも、当サイトでは数多くの不動産売却体験談を公開しています。売却全体の正しい流れや、他の経験者の成功・失敗談をまとめて見たい方は『家・マンション・不動産売却の全記録!7人の体験談・売る流れを完全解説』をあわせてご覧ください。

家を手放すことになりました…。迷い・涙・その後の現実を語る

「家を手放すことになりました」その経験を話す真鍋 佳奈さん
早速、経済的な事情から家を手放すことになった広島県在住の真鍋佳奈さんにお話を伺います。

今回お話を聞いた実体験者
真鍋 佳奈さん(マナベカナ)
真鍋 佳奈さん
【年齢】46歳【居住地】広島県
【自己紹介】広島県内の総合病院で医療事務として勤務。夫と高校生の息子の3人で、広島市内の築13年の一戸建てに暮らしていた。夫の勤務先の業績悪化による収入減と物価上昇の影響で家計が厳しくなり、住宅ローンの返済を続けながら教育費や将来資金を確保することが難しくなったため、住まいの売却を決断。思い出の詰まった自宅を手放すことへの葛藤から約8カ月悩み続けたが、不動産会社5社へ査定を依頼し、最終的に2,820万円で成約した。引き渡しの日は寂しさで涙が出たものの、売却を終えた今は家族の暮らしを守るために必要な選択だったと感じている。※プライバシー保護により仮名
プロ20年プロ20年

真鍋さん、本日はデリケートなご経験を
話してくださりありがとうございます

真鍋さん真鍋さん

私が8カ月間ぐるぐる
悩んだことが、誰かの
参考になれば嬉しいです

広島市内の総合病院で医療事務として働く真鍋さん。夫と高校生の息子の3人で、築13年の一戸建てに暮らしていました。

購入価格は3,380万円。住宅ローンの残債が約2,180万円残る状況での売却決断は、家計の数字だけの話ではありませんでした。

息子が小さい頃の写真が飾られたリビング、受験勉強に励んだ子ども部屋。思い出が詰まった場所を手放すことへの罪悪感と、家族の将来への不安が、約8カ月間ずっとせめぎ合い続けたと言います。

その葛藤の日々、涙した引き渡しの日、そして今。真鍋さんのリアルな声を詳しくお聞きしていきます。

質問項目

  1. 家を手放すことを決断したのは「どんな瞬間」だった?
  2. 「家を手放すべきかも」と家族に打ち明けた時、夫と息子の反応は?
  3. 住宅ローンが残った状態で家を売ることへの不安は、どう乗り越えた?
  4. 5社の査定でわかった「査定額の差」と「不動産会社選び」のポイントは?
  5. 売却活動中、思い出の詰まった家で揺れる気持ちにどう折り合いをつけた?
  6. 引き渡し当日、何もなくなった室内で涙が出た。その日のことを聞かせてほしい
  7. 何らかの事情で「家を手放すことになった」人へ、経験者として伝えたいことは?

それでは、真鍋さんの迷いと涙、そしてその後について、丁寧に聞いていきたいと思います。

家を手放すことを決断したのは「どんな瞬間」だった?

最初に、売却を決意するまでの経緯を伺いました。

プロ20年プロ20年

売却を考え始めてから
動くまで8カ月かかったと聞きました
何がそんなに長引かせたんでしょう?

真鍋さん真鍋さん

「売る=負け」みたいな
気持ちがずっとあって
なかなか踏み出せなかったんです

夫の収入が減り始めたのは、約2年前のことです。

勤務先の業績が悪化し、残業代がほぼなくなった上にベースアップも止まりました。

毎月約9万円の住宅ローンに加えて、物価の上昇が家計にじわじわとのしかかってきたと言います。

真鍋さん真鍋さん

貯蓄が月に少しずつ
減っていくのを
家計簿で見るのが怖かったです

それでも最初は「何とかなる」と思い、食費や光熱費を節約しながらやり過ごしていたそうです。

転機になったのは、息子の高校入学が近づいた頃。塾や受験にかかる教育資金を試算し始めたところ、住宅ローンを払い続けながら教育費と老後資金を同時に確保することは、現実的に難しいという数字が出てきます。

プロ20年プロ20年

「やっぱり売るのをやめたい」と
思った瞬間はありましたか?

真鍋さん真鍋さん

何度もありました
息子の部屋を見るたびに
「もう少し待てばいいか」って

売却を考え始めてから8カ月もかかったのは、気持ちの揺り戻しを何度も繰り返したからです。

「売らなくていい理由」を探しては安心し、家計簿を見てまた現実に引き戻される。そのループが続いたと振り返ります。

真鍋さん真鍋さん

副業も考えましたが
体力的に続けられる
自信がなくて

決断の後押しになったのは、ファイナンシャルプランナーに相談した日のことだったそうです。

ライフプランのシミュレーションを見せてもらい、「売却して住宅ローンを完済する」ことが、家族の将来にとって最も現実的な選択だとはっきり見えたと言います。

「数字で見たら、迷っている場合じゃないなって。そこでようやく、腹をくくれました」と、真鍋さんは静かに話してくれました。

「家を手放すべきかも」と家族に打ち明けた時、夫と息子の反応は?

夫は既に家計の厳しさを把握していたため、売却の話を切り出した時は「そうするしかないか」と、静かに受け止めてくれたそうです。

「ずっと抱えさせてごめん」と言われて、泣きそうになった状況を話してくれました。

一方で、息子への告白はもっと難しかったと言います。

真鍋さん真鍋さん

受験が終わってから話したんです
受験中に余計なことを
考えさせたくなくて

受験が無事に終わり、進学先が決まった春。「実は、今の家を手放すことにした」と打ち明けると、息子は少しの間黙ったあと、「わかった。仕方ないよね」と答えたそうです。

プロ20年プロ20年

高校生なりに状況を
理解してくれたんですね

真鍋さん真鍋さん

でもその夜、息子が
自分の部屋の写真を
たくさん撮っているのを見て…

息子が無言でシャッターを押し続ける姿を見て、胸がぎゅっと締めつけられたと話す真鍋さん。

それでも、「家族全員が同じ方向を向いてくれたことで、前に進む力をもらった」と続けます。

住宅ローンが残った状態で家を売ることへの不安は、どう乗り越えた?

家を手放すにしても、残債約2,180万円という数字は、大きな壁として立ちはだかります。

真鍋さん真鍋さん

ローンが残ったまま売れるのか
正直、最初は
全くわかりませんでした

プロ20年プロ20年

住宅ローンが残っていても
売却自体は可能ですが
売ってローンを完済できるかが重要ですね

住宅ローンが残っている家を売る場合、売却代金でローンを完済し、抵当権を抹消することが必要です。

売却額がローン残債を上回る状態を「アンダーローン」、下回る状態を「オーバーローン」と呼び、売却の進め方が大きく変わります。

状態 条件 売却への影響
アンダーローン 売却額 > ローン残債 売却代金でローンを完済でき、差額が手元に残る
オーバーローン 売却額 < ローン残債 自己資金での補填や住み替えローンの活用、または任意売却などの対応が必要になる
※任意売却は金融機関との交渉が必要です。事前に専門家へ相談することをお勧めします。

また、売却前に賃貸に出す選択肢も改めて考えたそうですが、自分たちが住んでいる家をそのまま貸し出すには引っ越し先の確保が先に必要で、住宅ローンの使途変更についても金融機関の許可が必要なため、現実的ではないと判断したそうです。

プロ20年プロ20年

居住用の住宅ローンのまま
無断で賃貸に転用すると
契約違反になるケースもありますね

5社の査定でわかった「査定額の差」と「不動産会社選び」のポイントは?

売却に向けて動き始めた真鍋さんが最初に取り組んだのが、不動産会社への査定依頼です。

プロ20年プロ20年

査定はどのように
依頼されましたか?

真鍋さん真鍋さん

一括査定サービスを
使いました
自分で1社ずつ探す自信がなくて

一括査定サービスを使って5社に依頼したところ、査定額に意外なほど差が出たと言います。

社名 査定額 根拠・提案の質 担当者の印象
A社(大手) 2,750万円 資料は整っていたが、価格の根拠説明が少なかった 丁寧だが熱量がやや薄め
B社(大手) 2,920万円 近隣の成約事例を複数提示。価格設定の考え方が明快だった 論理的で信頼感あり
C社(地域密着) 2,680万円 低めだが「この価格なら早期成約しやすい」と現実的な説明 正直で好印象
D社(地域密着) 2,850万円 物件の強みを具体的に整理し、売り出し戦略まで提案 親身で最も信頼できると感じた→最終的に依頼
E社(大手) 3,050万円 根拠の説明があいまいで、高額提示の理由が不明確 契約を急かす雰囲気があった
※査定額はあくまで「この価格で売り出す可能性がある」という目安であり、成約を保証するものではありません。

真鍋さんの残債は約2,180万円。売却代金だけでローンを完済できるアンダーローンの状態だと確認でき、大きな不安が一つ消えたと言います。

真鍋さん真鍋さん

それと、E社の高い査定額に
最初は心が動きましたが
根拠を聞いたら答えが出てこなくて

プロ20年プロ20年

査定額が高いのは
必ずしもいい会社とは限りません
「なぜその価格なのか」を
確認するのは大切ですね

真鍋さんが最終的に選んだのはD社です。

査定額の高さよりも、「この家の売りはどこか」を一緒に考えてくれる姿勢と、売却活動の進め方について具体的に話してくれた点が決め手になったと言います。

一方で、失敗したと感じた経験もあったそうです。

真鍋さん真鍋さん

A社には「検討します」と
伝えたのに何度も連絡が来て
少しストレスでした

複数社への査定依頼後は、営業連絡が集中することもあります。

「いつまでに判断する」という意思を最初に伝えておくと、その後のやり取りがスムーズになります

売却活動中、思い出の詰まった家で揺れる気持ちにどう折り合いをつけた?

不動産会社が決まり、売り出し価格2,880万円で売却活動がスタートしました。

しかし、活動中も心の揺れは続きます。

プロ20年プロ20年

売却を決めた後も
気持ちが揺れることは
多かったですか?

真鍋さん真鍋さん

内覧の前に部屋を片付けるたびに
息子が小さい頃の写真が出てきて
ぼんやり眺めてしまって

リビングに飾られた家族写真、息子が受験勉強をしていた子ども部屋。

毎日目に入る場所に思い出が詰まっていて、「やっぱりここを売るのか」という気持ちが何度も押し寄せてきたと言います。

真鍋さん真鍋さん

「納得して選んだ家なのに
手放すなんて」って
罪悪感みたいなものもありました

プロ20年プロ20年

その感覚、とてもよくわかります
愛着のある家を売るのは
単なる財産の処分とは全然違いますから

「自分が買った家を売る」という罪悪感の正体は、家そのものへの執着というよりも、その家で育んできた時間と記憶を手放す怖さだったのではないかと、真鍋さんは自分を振り返って言います。

折り合いをつける上で支えになったのは、「家族の暮らしを守るための売却だ」という軸を持ち続けることでした。

真鍋さん真鍋さん

「家を守ること」と
「家族の生活を守ること」が
ぶつかった時、どちらを選ぶかだなって

それでも気持ちが揺れる日は、内覧の案内を担当者に任せて、あえて外に出るようにしていたそうです。

思い出の空間に他人が入る場面を正面から見ていると、精神的に消耗すると感じたからです。

「自分を守る工夫も、売却活動を乗り越えるためには必要だと思いました」と、真鍋さんは静かに話してくれました。

引き渡し当日、何もなくなった室内で涙が出た。その日のことを聞かせてほしい

売り出しから約3カ月後、真鍋さんの家は2,820万円で成約しました。

プロ20年プロ20年

引き渡しの日は
どんな気持ちで
迎えましたか?

真鍋さん真鍋さん

決済手続きの前、
最後にもう一度家に入った時
ガランとした室内を見て、泣きました

家具も写真も何もなくなった空間に、壁の薄い日焼け跡や床のかすかな傷だけが残っていた。

「ここで息子がハイハイしてたな」「ここで夫と口論したこともあったな」と、何もない部屋の中にいろんな場面が浮かんできたと言います。

真鍋さん真鍋さん

泣いてる自分に気づいて
夫もそっと隣に来て
2人でしばらく立ってました

涙が出たのは悲しかったからだけじゃない、と真鍋さんは言います。

「13年間、ここで家族3人で暮らせたことへの感謝みたいな気持ちもあって。ただただ、ありがとうって思いながら鍵を返しました」

「家を手放す」という行為が、単なる財産の売却ではなく、一つの生活の区切りだったことを、その瞬間に改めて実感したそうです。

何らかの事情で「家を手放すことになった」人へ、経験者として伝えたいことは?

最後に、同じような状況に置かれている方へ向けて、真鍋さんに経験者としてのメッセージを伺いました。

プロ20年プロ20年

売却後、家族の暮らしと
気持ちはどう変わりましたか?

真鍋さん真鍋さん

毎月の支払いへのプレッシャーが
なくなって、夫婦の会話が
明らかに増えました

住宅ローンを完済し、賃貸に引っ越してから約半年が経ちます。

毎月の固定支出が住宅ローンの約9万円から家賃約7万円に変わり、月2万円前後の余裕が生まれました。

真鍋さん真鍋さん

それに、固定資産税もなくなって
突発的にかかっていた修繕費なども
必要なくなりました

それ以上に変わったのは、家族の空気感だったと言います。

真鍋さん真鍋さん

夫が「外食でもしようか」って
気軽に言えるようになったのが
一番うれしかったです

息子も新しい環境に慣れ、大学生活を楽しんでいます。

「正直、あの家が恋しくなる瞬間は今でもあります。でも、後悔はしていません」

同じ状況で迷っている方へ、真鍋さんが特に伝えたいのは次のことです。

  • 「売る=負け」ではない。家族の未来を選んだと思えば、前を向ける
  • 悩む時間は必要だが、決断を先延ばしするほど選択肢は狭まる場合がある
  • 気持ちが揺れるのは当然。揺れながらでも一歩ずつ進んでいい
  • 引き渡し後の涙は、悲しみだけじゃない。感謝や達成感も混じっている
プロ20年プロ20年

「家を守る」より
「家族を守る」を選んだ
真鍋さんの言葉は重みがありますね

真鍋さん真鍋さん

家は買い直せますが
人生の時間は
取り返しがつかないので

家を手放すことになった時、一番守るべきは「家」ではなく「そこで暮らす人」なのかもしれません

真鍋さんのその言葉が、同じ岐路に立つ誰かの背中をそっと押してくれることを願っています。

プロ20年プロ20年

本日は貴重な体験を
話してくださり
ありがとうございました!

真鍋さん真鍋さん

この経験が、今まさに
悩んでいる方の
力になれたら嬉しいです


以上、経済的な事情から家を手放すことになった真鍋佳奈さんの、迷い・涙・そして前を向くまでの貴重な体験談をインタビュー形式でお伝えしました。

真鍋さんが8カ月間抱えていた「いくらで売れるのか」という不安は、5社に査定を依頼したことで、初めて具体的な数字として見えてきました。

プロ20年プロ20年

査定額を知るまでは
売るべきかどうかの
判断すら難しい状態が続きます

複数社を比較することで、真鍋さんのようにアンダーローンかどうかの確認や、信頼できる不動産会社との出会いにもつながります。

【チェックリスト】家を手放すべきか迷っている人が確認すること

「売るべきか、売らずに踏みとどまるべきか」。その判断は、感情だけではなく、家計・生活・将来設計の3つの視点で整理すると見えやすくなります。

真鍋さんのように、8カ月間悩み続けた末に「数字で見たら答えが出た」という方は少なくありません。

下記の項目を一つずつ確認してみてください。

【診断】※□にチェックできます
項目
【診断結果】
  • 0〜2個
    →現時点では売却の必要性は低い状況です。ただし、家計や生活環境の変化があれば定期的に見直しを
  • 3〜5個
    →売却の検討が視野に入る段階です。まずは査定額を確認し、売れる価格と残債のバランスを把握しておきましょう
  • 6〜9個
    →家計・生活・将来設計の複数の面でサインが出ています。早めに専門家へ相談し、具体的な選択肢を整理することをお勧めします
  • 10個以上
    →状況が複合的に重なっており、先延ばしがリスクになる可能性があります。売却を含めた対策を早急に検討しましょう
※あくまでも目安です。個別の状況によって判断は異なるため、不安な方は不動産会社や専門家へ相談することをお勧めします。

このチェックリストは、感情に流されず冷静に現状を整理するためのツールです。

チェックの数が少なくても、複数の項目が重なっている場合は、数字だけでなく状況の組み合わせで判断することが重要です。

プロ20年プロ20年

家を手放すかどうかの判断に
「正解」は一つではありません

大切なのは、「家を守ること」と「家族の暮らしを守ること」のどちらを優先すべきかを、今の状況に照らし合わせて考えることです。

迷いがある時こそ、まず自分の家の査定額を知ることが、判断の第一歩になります。

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まとめ:家を手放すことは、後退ではなく「再出発」の一歩

今回の不動産とーくは『【体験談】家を手放すことになりました。真鍋さんの迷い・涙・その後』と題して、下記の項目を解説しました。

この記事で解説したこと

  1. 家を手放すことになりました…。迷い・涙・その後の現実を語る
  2. 【チェックリスト】家を手放すべきか迷っている人が確認すること
プロ20年プロ20年

真鍋さんの体験談は
いかがでしたか?
ご自身の状況と重なる部分はありましたか?

「売るべきか、守るべきか」の答えは、人それぞれです。

でも、迷い続けること自体がストレスになり、判断が遅れるほど選択肢が狭まるケースも現実にあります。

真鍋さんが動き出せたのは、感情の整理ができたからではなく、「数字を見た」ことで判断の軸が生まれたからでした。

あなたも、まず自分の家の査定額を知ることから始めてみませんか。

業界歴20年以上「不動産コンサル西田」のアドバイス

家を手放すことへの罪悪感や喪失感は、誰が持っても当然の感情です。

むしろ、そう感じられる方ほど、家族のためにその家で真剣に生きてきた証だと思います。

プロ20年プロ20年

ただ、長くこの仕事をしていて
気になるのは、「家を守ること」が
目的になってしまう方が多いことです

家は財産であると同時に、毎月お金と気力を要求し続ける「維持コスト」でもあります。

ローン・固定資産税・修繕費…払い続けることで家族の生活が削られているなら、「家を守る」行為が、いつの間にか「家族を追い詰める」行為になっているケースも、決して珍しくありません。

本当に問うべきは「売るべきか」ではなく、「この家に払い続けることで、何を犠牲にしているか」かもしれません。

プロ20年プロ20年

感情と切り離して
一度だけ「数字」で見てみると
意外と答えはシンプルです

まず手をつけてほしいのは、この3点だけです。

  1. 複数社の査定を取り、今の家が市場でいくらになるかを把握する
  2. 査定額とローン残債を比べ、売却後に手元に何が残るかを試算する
  3. 売却後の住まい(賃貸など)の月々のコストと、現在の負担を比較する

3つの数字が出揃った時、「売るか売らないか」ではなく「売った後をどう生きるか」という前向きな問いに、自然と変わっていきます。

プロ20年プロ20年

「知ること」は決断ではありません
でも「知らないまま」では
正しい判断は永遠にできません

家を手放すことは、これまでの暮らしを否定することではないです。

「家を守ること」より「家族を守ること」を選んだ。その決断は、これからの暮らしの土台になります。


最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

「家を手放す」という言葉の重さを、あなたはもう十分に感じてきたはずです。

迷っていい、揺れていい。それでも、家族の暮らしを守るための決断を、どうか恐れないでください。

以上『【体験談】家を手放すことになりました。真鍋さんの迷い・涙・その後』でした。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
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