家・マンション・不動産売却の全記録!7人の体験談・売る流れを完全解説
「家を売りたいけど、何から始めればいいの?」
「損したくないけど、相場もよくわからない…」
「不動産会社に丸め込まれそうで正直こわい…」

そう感じているのは、あなただけではありません。知識ゼロで不安になるのは、ごく自然なことです。

ただ、何も知らないまま進めると、売却後に「もっとやりようがあった」と後悔するケースは実際に少なくありません。

不動産売却は金額が大きいぶん、事前に「知っているかどうか」が結果を大きく左右します。

私は不動産業界に20年以上携わり、3,000件超の不動産相談・2,000件超の査定経験を持つ不動産コンサルタントです。

売る側・買う側、両方の現場を見続けてきたからこそ伝えられる「業界の本音」を交えながら、『家・マンション・不動産売却の全記録!7人の体験談・売る流れを完全解説』と題して徹底解説します。

最後まで読めば、「何から動けばいいか」「どこに気をつければいいか」が具体的にイメージできる状態になります。

売却を決めた方にも、まだ迷っている方にも、後悔しない選択のための情報をお届けできれば幸いです。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

はじめて不動産を売りたい人が抱える「5つの不安」と解消法とは?

はじめて不動産を売りたい人が抱える不安
「家を売りたいけど、何から手をつければいいのかまったくわからない…」

レオ教授

はじめて不動産売却に
向き合う方の多くが
まずこの壁にぶつかるんじゃ

ここでは、はじめて不動産を売りたい方が感じやすい5つの不安と、それぞれの具体的な解消法を整理しました。

はじめて不動産を売りたい人が抱えやすい5つの不安

  1. 何から始めればいいかわからない
  2. 損しないか、高く売れるか不安
  3. 不動産会社に騙されそうで怖い
  4. 税金・費用がいくらかかるかわからない
  5. 売却にどれくらい時間がかかるかわからない

「自分の不安はこれだ」と感じる項目から読んでもらってもかまいません。

読み終えたとき、「思ったより怖くないかも」と感じてもらえたら嬉しいです。

不安①:何から始めればいいかわからない→まず「査定依頼」の1歩だけ踏み出せばいい

不動産売却で最初にぶつかる壁が、「そもそも何をすればいいの?」という漠然とした戸惑いです。

結論として、最初にすべきことは「不動産会社への査定依頼」のたった1歩だけです。

不動産を売るには、まず自分の物件がいくらで売れそうかを把握することが出発点になるからです。

ケイスケ

査定って、依頼したら
もう売らないといけないんですか?

レオ教授

それは誤解じゃ!
査定はあくまで「価格の確認」
依頼したからといって
売る義務は一切ないぞ

査定を依頼するだけなら費用も一切かかりません。

私のところに相談に来る方の中にも、「売るつもりはなかったけど査定を受けたら思ったより高くて、それで決意が固まった」という方が実際にいます。

まだ迷っている段階でも、まず査定を受けることが「次の一手」を見つける最短ルートです。

売却全体の流れについては、後半の「【図解】不動産売却の流れ8ステップ」でくわしく解説しています。

不安②:損しないか、高く売れるか不安→「複数社への査定依頼」が最大の防御策

「せっかく売るなら、できるだけ高く売りたい」「でも相場もわからないし、安く売らされないか心配…」といった声は、相談を受ける中でもっとも多いものの1つです。

結論として、高く売るための最大の防御策は「複数社への査定依頼」です。

1社だけに依頼してそのまま進めると、その価格が市場相場より低くても気づきようがないからです。

レオ教授

複数社の査定額を並べることで
初めて「相場の幅」が見えてくるぞ

ただし、ここで多くの方が陥りがちな落とし穴があります。

マチ

査定額が一番高い会社に
頼めば間違いないんですよね?

レオ教授

実はそれが危ない!
高額査定で契約を取り、
あとから値下げを促す会社も
業界にはゼロじゃないぞ

査定額が高い会社が「高く売ってくれる会社」とは限りません。

査定額だけでなく、実績と誠実さで会社を選ぶという視点を持てるかどうかが、最終的な売却価格を大きく左右します。

高く売れる人と損する人の具体的な違いは、「高く売れる人と損する人の違いは?プロ20年が教える不動産売却のコツ」でくわしく解説しているので、そちらもぜひ参考にしてください。

不安③:不動産会社に騙されそうで怖い→業界の仕組みを知るだけで、見え方が変わる

「不動産会社って、強引に契約させるんでしょ…?」という警戒感、実はまったく的外れとはいえないのが正直なところです。

ただ、業界の仕組みを事前に知っておくだけで、騙されるリスクは大幅に下がります。

騙されるケースの多くは「業界の慣習を知らないまま、1社だけを信じて進める」ことで起きていることが多いです。

レオ教授

特に知っておいてほしいのが
「囲い込み」という問題じゃ

これは、不動産会社が売主・買主の両方から仲介手数料を取る「両手仲介」を狙って、他社からの買主紹介を意図的に制限する行為です。

マチ

そんなことが
まかり通っているの!?
知らなかった…

囲い込みをされると、あなたの物件情報が市場に十分出回らず、本来より売却が長引いたり価格が下がったりするリスクがあります。

見抜くためのポイントは2つです。

  • 「レインズ登録証明書」を見せてもらい、物件が正しく登録されているか確認する
  • 他社からの問い合わせにどう対応しているかを確認する(売主には確認する権利がある)
レオ教授

「登録証明書を見せてください」
この一言を言える売主は
会社側も誠実に対応せざるを得んぞ
知識を持つことが最大の自衛策じゃ

複数の会社と接触して、「説明が丁寧でわかりやすいか・こちらの質問に正直に答えてくれるか・マイナス面もしっかり開示してくれるか」を見極めながら選ぶことが、信頼できる会社を見つける基本です。

不安④:税金・費用がいくらかかるかわからない→「利益が出たときだけ課税」が基本ルール

「売ったら税金でごっそり持っていかれる…」と心配する方は多いのですが、基本的な仕組みを知るだけでぐっと落ち着いて考えられます。

大原則として、不動産売却で税金がかかるのは「売却で利益(譲渡所得)が出たとき」のみです。

レオ教授

譲渡所得は、売却価格そのものではなく
買ったときの金額や売買時の諸費用を
計算して「儲け」に当たる部分じゃ

売却時に発生する主な費用と税金の目安は、以下の通りです。

費用・税金の種類 内容・目安
仲介手数料 売却価格の3%+6万円(+消費税)が上限。売買成立時のみ発生する成功報酬型
印紙税 売買契約書に貼る税。売却価格1,000万円超~5,000万円以下なら1万円など、金額により異なる
譲渡所得税 売却益(譲渡所得)が出た場合のみ課税。保有5年超で約20.315%、5年以下で約39.63%(所得税+住民税)
登録免許税 住宅ローン残債がある場合、抵当権抹消登記に数千円程度かかる
※一般的な目安です。物件の状況や売却条件によって異なります。
ケイスケ

仲介手数料って
売れなかったら
払わなくていいんですね、
それは少し安心しました

さらに、自分が住んでいたマイホームを売る場合は「3,000万円特別控除」という特例があります。

条件を満たせば売却益3,000万円まで非課税になるため、多くのマイホーム売却では税負担がかなり抑えられる見込みがあります。

プロ20年プロ20年

この特例、売却後に
確定申告しないと適用されんぞ
条件の確認は事前に
税務署か税理士へ相談じゃ

利益が出たときだけ課税」「マイホームなら特例あり」、この2点を押さえておくだけで、税金への漠然とした恐怖はかなり和らぐはずです。

不安⑤:売却にどれくらい時間がかかるかわからない→平均3~6カ月、逆算して動くのがコツ

「いつ売れるかわからないと、引っ越しや住み替えの計画が立てられない…」という不安は、特に期限がある方には切実です。

結論として、不動産売却(仲介)は売り出しから引き渡しまで、平均3~6カ月が目安です。

査定・会社選び・媒介契約などの準備期間も含めると、トータルで4~7カ月程度を見込んでおくのが現実的です。

ケイスケ

思ったより時間がかかるんですね
住み替えを考えてる場合は
早めに動き出した方がよさそう

「いつまでに売りたいか」というゴールを先に決めて、そこから逆算してスケジュールを組むことがスムーズな売却のポイントです。

また、時間に余裕がない方には「買取」という選択肢もあり、最短で数週間での現金化も可能です。

ただし、買取は仲介と比べて売却価格が2~3割程度低くなる傾向があるため、スピードと価格のバランスで判断することになります。


以上、はじめて不動産を売りたい方が感じやすい5つの不安と、それぞれの解消法を解説しました。

不安のほとんどは「知らないこと」から生まれます。1つ1つ理解を深めていけば、きっと「思ったより怖くないかも」と感じられるはずです。

次の章では、実際に家・マンション・土地などを売却した方のリアルな体験談を紹介します。

プロ20年プロ20年

表面的な一般論ではない「生の声」を
ぜひ参考にしてみてください

【実録】家・マンション・土地など不動産売却を経験した7人の体験談

家・マンション・土地など不動産売却の体験談
「実際に売った人は、どんな経験をしたんだろう?」そう気になる方は多いはずです。

ここでは、戸建て・マンション・土地・空き家・実家など、物件種別も売却の背景もさまざまな方の体験談を紹介します。

ネットや書籍の情報は一般論に留まることが多く、リアルな体験談からしか得られない気づきや学びが必ずあります。

「自分と似た境遇だ」と感じるケースがきっと見つかるはずです。

家・一戸建て売却の成功と後悔

家・戸建て売却の成功と後悔
家の売却は、転勤・離婚・相続・住み替えなど、きっかけはさまざまでも「高く売りたい」「後悔したくない」という思いは誰もが同じです。

不動産会社の選び方ひとつ・動き出すタイミングひとつで、手元に残る金額も売却にかかる時間も、大きく変わってしまうのが家の売却の現実です。

各体験談では、実際に売却を経験した方が「あの時こうすれば良かった」と率直に語った決断の経緯・不動産会社選びの失敗と成功・売却後の心境の変化など、公式サイトには載っていないリアルな声を紹介しています。

【シニアの住み替え】68歳で築42年の家を売り、第二の青春を手に入れた選択

「老後に家を売ってはいけない」という言葉を真に受けて決断を先送りにし続けた場合、身体が動くうちに住み替えるチャンスを逃すだけでなく、孫の成長を間近で見守るかけがえない時間まで失ってしまうかもしれません。

膝の痛みが増す中で階段の昇降に苦労しながら、それでも「売るべきか・守るべきか」の間で揺れ続けた68歳の関口さんが、最終的に下した決断とその1年後の暮らしは、同じ迷いを抱えるシニア世代に「売る・売らない」ではなく「どう生きたいか」を問い直させてくれます。

バリアフリーマンションへの住み替えで膝の負担が激減した日常、孫の「おばあちゃん、ただいま!」が聞こえる週末、新天地で築いた友人関係——「環境を変える勇気が第二の青春をもたらした」という関口さんの本音は、ぜひ記事で全文読んでほしい1本です。

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【親の脳梗塞・介護】入居4ヶ月の家を手放し、三重へ移住するまでの現実

夢のマイホームに入居してわずか4ヶ月、父親が脳梗塞で倒れて右半身麻痺が残った事実を告げる電話を受けたとき、村瀬さんの頭の中には「買ったばかりなのに売るしかない」という言葉が浮かんだといいます。

「損するよ」「もったいない」という周囲の声に揺れながらも、「家は買い直せるが親孝行できる時間は限られている」と決断した経緯、5社査定で450万円もの差が出た不動産会社選びの舞台裏、内見者全員から「なぜすぐ売るのか」と問われたときの答え方まで、包み隠さず語られています。

購入直後に家を売らざるを得ない状況に追い込まれた方が「自分だけじゃない」と思えるだけでなく、実際の売却費用・期間・成約額まで具体的な数字で確認できる、同じ境遇の方にとって唯一無二の体験談です。

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【突然の転勤辞令】ローン残債3,400万円を抱えたまま海外赴任が決まった時の選択

新築一戸建てを購入してわずか1年3カ月後に海外赴任を打診され、「売る・貸す・空き家のまま」の3択で答えが出せずに深夜まで情報を集め続けた仁科さんにとって、最初の転換点は「感情ではなくコストとリスクで比較する」という視点を持てた瞬間でした。

住宅ローンが残ったまま無断で賃貸に出すと金融機関から一括返済を求められるリスク、3年間の空き家維持でかかる固定資産税・保険料・管理費の総コスト、帰国後に入居者に退去してもらえないケースの実態まで、多くの人が見落としがちな落とし穴が包み隠さず語られています。

赴任まで残り3カ月というタイムリミットの中で3社に査定を依頼し、ローン完済後に手残り120万円を確保した売却の全手順と費用の内訳まで具体的に確認できるので、同じ局面で「何から動けばいいか」がわからない方にこそ読んでほしい1記事です。

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マンション売却は「仲介会社に任せれば何とかなる」と思って動き始めると、内覧ゼロ・値下げ続き・長期化という落とし穴にはまりやすく、最初の1社選びで成否の8割が決まると言っても過言ではありません。

掲載写真の質・担当者の動きの速さ・媒介契約の種類など、売り出し前に知っておくべきことを知らないまま進むと、取り返しのつかないタイミングを静かに失い続けることになります。

各体験談では、実際にマンション売却を経験した方が語った不動産会社選びの明暗・売れない期間の精神的・金銭的ダメージ・逆転成約までの突破口など、動き出す前に必ず知っておきたいリアルな声を紹介しています。

【不動産会社の選び方】4カ月・内覧4件・2度の値下げで気づいた「最初の1社」の落とし穴

「感じがいい担当者だから」「近所にあるから」という理由だけで駅前の不動産会社に飛び込み、専任媒介契約の中身も確認しないまま売却をスタートさせた土屋さんが、4カ月後に直面したのは売り出し価格から450万円も下落した3,230万円という現実でした。

値下げを勧められるたびに「プロがそう言うなら」と受け入れてしまう心理、毎週届く活動報告書を「ちゃんとやってくれている証拠」と誤読してしまう落とし穴、「内覧が月1件でも初めての売却だからこんなものかと思った」という初心者特有の感覚麻痺——どれも土屋さんだけの話ではなく、マンション売却で失敗する人が共通して踏む地雷として、インタビューを通じてリアルに描かれています。

大手不動産会社への切り替えから約7週間で3,420万円の成約にたどり着いた逆転の経緯と、「売り出し後に何も改善提案がなければそれ自体がサイン」という実体験ベースのチェックリストまで読めるので、マンション売却をこれから始める方に特に読んでほしい1記事です。

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【離婚後の売却】掲載から半年・内覧ゼロ・100万値下げでも動かなかった理由

離婚成立直後に養育費の支払い前に現金を作ろうと1社だけに査定を依頼し、根拠も確認しないまま2,480万円で売却活動をスタートさせた数森さんが、6カ月間で気づいた事実は「売れないのは立地のせいではなく、暗くて狭く見える掲載写真と、一切の改善提案をしない担当者のせいだった」というものでした。

管理費・修繕積立金が毎月じわじわと手取りを削り続ける中、「もう少し様子を見ましょう」の一点張りだった担当者への不信感が限界に達して仲介会社を切り替えた途端、写真の全面撮り直しと具体的な反響報告が始まり、止まっていた内覧が動き出した経緯が包み隠さず語られています。

「売れない」と「売りにくい」はまったく別の話だという20年のプロの視点と、今の仲介会社に問題がないかを自己診断できる12項目のチェックリストも収録されているので、すでに3カ月以上売れない状況が続いている方に特に読んでほしい1記事です。

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実家の売却は、親への罪悪感・兄弟間の意見の食い違い・遠距離での管理負担・膨大な不用品の処分など、通常の不動産売却にはない「感情と現実が複雑に絡み合う」難しさを抱えています。

「もう少し考えてから」と先延ばしにするほど維持費は積み上がり、建物の老朽化も進み、売却できるタイミングそのものが静かに失われていくのが実家売却の厳しい現実です。

各体験談では、実際に実家じまいを経験した方が語った決断を先延ばしにし続けた葛藤・片付けの壁を乗り越えた方法・売却後に初めて感じた心の解放感など、同じ立場の方だからこそ響くリアルな声を紹介しています。

【遠距離の実家じまい】往復4時間・昭和家電20点超・30年分の新聞…片付けが3カ月止まった理由

パート勤務と子育てをこなしながら毎週末に神奈川から浜松まで往復4時間かけて通い続けた富田さんが、3カ月間片付けを前に進められなかった本当の原因は、物量の多さではなく「捨てるか・残すか」を一つひとつ判断するたびに押し寄せる罪悪感と、昭和家電や農機具といった自治体ごみに出せない品目の処分方法がわからないまま手が止まり続けたことでした。

「荷物もゴミも残したまま買い取ってくれる不動産会社がある」という近所の方のひと言で一括査定を試みたところ、4社の査定額と条件に明確な差があることを初めて知り、清掃・分別・搬出のすべてを含む条件で1,950万円の買取成約にたどり着いた経緯が、4社比較の一覧表とともに具体的に語られています。

「売る前に片付けを終わらせなければ」という思い込みが出口を塞いでいたと気づいた富田さんの体験は、週末を実家に費やしながら終わりが見えない焦りを抱えている方に、今すぐ読んでほしい1記事です。

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【相続した実家の処分】兄弟ゼロで一人背負った母の家、年22万円の維持費と罪悪感の1年半

母が「この家で最期を迎えられて幸せだった」と語っていた記憶が頭から離れず、売却を決意しては踏み出せない日々を繰り返しながら、横浜から片道4時間の実家への月1回の見回りを1年半続けた田島さんが最終的に動けたのは、冬の水道管凍結で8万円の緊急修繕費が発生した瞬間でした。

「決断できない状態もじつは毎月コストを払い続けるひとつの決断だった」という気づき、3社の査定額に170万円もの差が出た比較の経緯、「大切に住ませてもらいます」という買主の言葉で罪悪感が和らいだ引き渡しの日の心境まで、一人っ子特有の孤独な葛藤がインタビューを通じてリアルに語られています。

同じ境遇の一人っ子208人のアンケート結果(41%が売却を選択)や、今すぐ売却を検討すべきかを自己診断できる12項目のチェックリストも収録されているので、実家をどうするか答えが出せないまま月日だけが過ぎている方にこそ読んでほしい1記事です。

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以上、7人の不動産売却体験談を紹介しました。

売却の背景も物件の種類も違う方々ですが、共通しているのは「最初は不安だったけど、動き出してよかった」という気持ちです。

プロ20年プロ20年

不安は行動することで
少しずつ解消されていきます

次の見出しでは、実際に高く売れた方と損してしまった方の違いを、私の20年以上の経験をもとに解説します。

体験談で感じた「なぜこの人は高く売れたのか」という疑問の答えが、きっと見つかるはずです。

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高く売れる人と損する人の違いは?プロ20年が教える不動産売却のコツ

不動産が高く売れる人と損する人の違い&売却のコツ
同じ家やマンション、土地でも、売却後に「思ったより高く売れた」と感じる方もいれば、「もっとやりようがあったかも…」と後悔する方もいます。

高く売れる人と損する人の違い

  1. 査定は「複数社」に依頼しているかどうか
  2. 売り出し価格の設定が適切かどうか
  3. 不動産会社を「査定額」だけで選んでいないかどうか
  4. 内覧対応に手を抜いていないかどうか
  5. 売却タイミングを意識しているかどうか

20年以上この業界を見てきた私の実感として、差がつくのはほぼ「事前の準備」と「会社の選び方」です。

知っているかどうかだけで結果が大きく変わる5つのコツを、対比形式でわかりやすく解説します。

査定は必ず複数社に依頼する→1社だけでは「相場」がわからない

高く売れる方に共通しているのが、必ず複数社に査定を依頼しているという点です。

1社だけに依頼してそのまま進めると、提示された価格が市場相場より低くても比較する手段がなく、気づかないまま損をするリスクがあるからです。

複数社の査定額を並べることで「相場の幅」が初めて見えてきます。

ケイスケ

何社くらいに依頼するのが
理想なんですか?

レオ教授

最低でも3社、できれば
5社前後が目安じゃ
多すぎると対応が大変になるので
バランスを見ながら判断してくれい

一方、損をする方の多くは「面倒だから」「1社で十分」と考えて、最初に連絡した会社だけで進めてしまいます。

たった数社への連絡という手間が、「相場を知っているか知らないか」という差を生み、最終的な売却価格に影響します。

売り出し価格は「高すぎず・低すぎず」が鉄則→最初の価格設定が売却を左右する

売り出し価格の設定は、売却成功の鍵を握る重要なポイントです。

高すぎる価格で出すと売れ残り、長期化するほど「値下げしてでも売りたい物件」という印象を買主に与えてしまいます。

逆に、相場より明らかに安い価格で出せばすぐに売れますが、本来得られたはずの利益を手放すことになります。

レオ教授

売り出し価格ごとに
起きやすい結果を整理すると
以下の通りじゃ

売り出し価格の傾向 起きやすい結果
高く売れる人 複数社の査定額と取引事例をもとに
「少し高め・相場を外さない」価格から始める
早期に成約、値下げ幅も小さい
損する人 根拠なく高い価格、または安すぎる価格で出す 売れ残りか、相場より安く手放す
※一般的な傾向です。物件や市場状況によって異なります。
マチ

最初の価格設定を
どう決めるかが
その後の売却活動全体に
影響するんですね

不動産会社は「査定額の高さ」ではなく「売る力」で選ぶ

査定額が一番高かった会社にそのまま依頼する、これが損をする方によくある行動パターンです。

レオ教授

査定額はいわば
「この価格で売れそうですね」
という目標値に過ぎんのじゃ

また、高額査定で媒介契約を取り、あとから値下げを促す会社も業界には存在します。

高く売れる方は査定額だけでなく、以下の点を総合的に見て会社を選んでいます。

  • 自分の物件と同じエリア・種別での売却実績が豊富か
  • 売却活動の具体的な方法(広告媒体・内覧対応など)を説明してくれるか
  • 質問に対して誠実かつ明確に、スピーディーに答えてくれるか
  • レインズへの登録、他社への情報提供など、情報公開に積極的か
プロ20年プロ20年

「この会社に任せたい」と思えるかどうか
担当者との相性も意外と大事です
数字だけでなく、人で選ぶ視点も
忘れないでほしいです

査定額の高さに飛びつくのではなく、「この会社は本当に自分のために動いてくれるか」を見極めることが、不動産会社選びの本質です。

内覧対応は「第一印象」が9割→清潔感と気遣いで評価は変わる

買主が購入を決める大きなきっかけが「内覧」です。

どれだけ条件が良い物件でも、内覧時の印象が悪ければ、それだけで購入候補から外れることがあります。

レオ教授

実際に高く売れる方は
内覧前に部屋を徹底的に整え
においや汚れにも気を配っているぞ

一方、損をする方は「どうせ古い家だから」と内覧対応を後回しにしがちです。

内覧前に意識したいポイントを整理すると、以下の通りです。

  • 水回り(キッチン・浴室・トイレ)を重点的に掃除する
  • カーテンを開けて自然光を取り込み、部屋を明るく見せる
  • においが気になる場合は換気と消臭を徹底する
  • 荷物を整理してスペースを広く見せる

内覧対応は「やって当然」ではなく、「ひと手間かけた人が有利」な場面です。

費用をかけずにできることも多いので、内覧が決まったら早めに準備を始めましょう。

ケイスケ

プロのハウスクリーニングを
頼む人もいるんですか?

費用対効果が高い場合はおすすめです。

特に水回りは1~3万円の投資で印象が大きく変わり、売却価格に反映されることもあります。

売却タイミングは「春前」と「需要の波」を意識するだけで変わる

不動産市場には、売れやすい時期と売れにくい時期があります。

レオ教授

高く売れる方は、
需要が高まる時期に合わせて
売り出しのタイミングを
意識しているぞ!

一方、損をする方は「早く売りたい」という焦りから、需要が低い時期にやむなく大幅値下げをして売却するケースが見られます。

ただし、売却タイミングはエリアや物件種別によっても変わるため、「今が売り時かどうか」は担当する不動産会社に積極的に意見を求めてみることをおすすめします。

マチ

タイミングを待ちすぎて
逆に売り時を逃すこともありそう…
難しいですね

レオ教授

その通りで、待ちすぎも禁物じゃ
「今の市場に出したらいくらか」を
定期的に確認しながら
柔軟に判断するのが賢い動き方じゃ

売却タイミングは「完璧な時期を狙う」より、「今の市場価格を把握したうえで、自分のスケジュールや資金計画と合わせて動く」という姿勢も大切です。


以上、高く売れる人と損する人の違いを5つのポイントで解説しました。

どれも「知っているかどうか」だけで大きく変わる内容です。難しく考えすぎず、「まず複数社に査定を依頼する」という最初の1歩から動いてみてください。

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1社だけに査定を頼むと損します。複数社を比較すれば300~500万円の差が当たり前に出るからです。高値売却を目指せる “信頼性の高い一括査定” を知りたい方は、業界20年のプロがまとめた『不動産一括査定おすすめサイトTOP3!プロ厳選ランキング』をぜひご覧ください。

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【図解】不動産売却の流れ8ステップ!知識ゼロから売却完了まで

【図解】不動産売却の流れ8ステップ
不動産売却は、大きく分けて「査定→計画→会社選び→売却活動→契約→準備→引き渡し→確定申告」の8つのステップで進みます。

全体の流れをつかんでおくだけで、「今自分はどの段階にいるか」が常に把握でき、余裕を持って動けます。

それでは各ステップで「何をすべきか」「何に注意すべきか」を、順を追って解説します。

STEP① 不動産会社に査定を依頼する【スタート:物件の価値を知る】

売却の第一歩は、「自分の物件がいくらで売れそうか」を不動産会社に査定してもらうことです。

査定には2種類あり、それぞれ特徴が異なります。

机上査定(簡易査定) 訪問査定
方法 物件情報や周辺の取引事例をもとにデータで算出 担当者が実際に物件を訪問して状態を確認したうえで算出
メリット すぐに結果がわかる。気軽に複数社へ依頼しやすい 物件の状態が価格に反映されるため、より実態に近い価格がわかる
デメリット 実際の状態が考慮されないため、精度が低い場合がある 日程調整が必要。複数社への依頼はやや手間がかかる
※査定はいずれも無料です。査定を依頼しても、売る義務は一切発生しません。

最初は机上査定で相場感をつかみ、売却を具体的に検討するなら訪問査定へ進むという流れがスムーズです。

レオ教授

机上査定では、
必ず複数社(目安は3~5社)に
依頼すること
が重要じゃ

くれぐれも、1社だけでは査定額の妥当性が判断できず、相場より低い価格を提示されても気づけないリスクがあります。

複数社の査定額を比べることが、売却の第一歩であり、最大の準備ともいえます。

ケイスケ

「査定をお願いしたら
売らないといけなくなる」と
思っていました
そうじゃないんですね!

レオ教授

査定はあくまで価格の確認じゃ
「まず相場を知りたい」という
段階でも気軽に依頼してOKなんじゃ

STEP② 査定結果から売却計画を立てる【重要:価格とスケジュールを決める】

複数社の査定額が出そろったら、それをもとに売却計画を立てます。

まず押さえておきたいのは、査定額はあくまで「予想価格」であり、実際の売却価格とは異なる場合があります。

レオ教授

査定額=売れる価格ではなく、
市場に出してみて初めて
「買主がいくら出すか」が決まるんじゃ

売り出し価格を決める際、以下の2つは特に注意しておきましょう。

  • 相場より高すぎると売れ残り、長期化するほど「値下げしてでも売りたい物件」という印象を買主に与えてしまう
  • 相場より安すぎると早く売れるが、本来得られたはずの利益を手放すことになる

売却活動開始から引き渡しまでは、一般的に3~6カ月程度かかります

条件や市場の状況によっては1年以上かかるケースもあるため、余裕を持ったスケジュールで動くことが大切です。

また、売却を急ぐ必要があるかどうかで、計画は変わります。

売却を急ぐ場合 急がない場合
背景の例 離婚・相続・転勤など 老朽化した実家・使っていない土地など
価格設定 相場に近い価格で早期成約を優先 やや高めに設定してじっくり買主を探す
売却方法 「買取」も選択肢に入れる 「仲介」でじっくり高値を狙う
※買取は最短数週間での売却が可能ですが、仲介と比べて売却価格が2~3割程度低くなる傾向があります。
マチ

自分の状況を整理することが
まずは大事になりそうですね

「いつまでに売りたいか」を最初に明確にしておくだけで、その後の価格設定や売却方法の選択がぐっとスムーズになります。

STEP③ 売却を任す不動産会社を決める【鍵:売却結果を左右するパートナー選び】

売却計画が固まったら、実際に売却活動を依頼する不動産会社を選びます。

このステップは、売却価格と期間に直結する最重要の選択です。

レオ教授

不動産会社との契約形態は3種類あり
それぞれ活動内容やルールが異なるぞ

専属専任媒介 専任媒介 一般媒介
依頼できる会社数 1社のみ 1社のみ 複数社OK
自己発見取引 不可
レインズ登録義務 5日以内 7日以内 義務なし
活動報告の頻度 1週間に1回以上 2週間に1回以上 義務なし
契約期間 最長3カ月 最長3カ月 法的制限なし
※自己発見取引とは、売主が自分で買主を見つけて直接取引することです。

会社を選ぶ際は、契約形態だけでなく以下のポイントも確認してみてください。

  • 自分の物件と同じエリア・種別での売却実績が豊富か
  • 売却活動の具体的な内容(掲載媒体・広告費・内覧対応など)を説明してくれるか
  • 質問に対して誠実かつ明確に答えてくれるか

「大手だから安心」「地元業者のほうがいい」という先入観は、必ずしも正しくありません。

大手は知名度や顧客数が強みですが、取扱件数が多い分、担当者によって対応の質にばらつきが出ることもあります。

地元の会社はエリアの情報に精通していますが、広告活動の範囲が限られる場合もあります。

プロ20年プロ20年

大手・地元に関わらず
「この担当者に任せたい」と
感じられるかが、会社選びの本質です

私自身、20年以上この業界にいて思うのは、「会社の規模より、担当者一人の質が売却結果を変える」ことを強く実感しています。

STEP④ 売却活動を始めて買主を探す【実践:不動産会社と二人三脚で動く】

媒介契約を結んだら、いよいよ売却活動がスタートします。

売却活動の主な内容は不動産会社が主導しますが、売主にも協力が必要な場面があります。

活動内容 主な担当
不動産ポータルサイトへの掲載・広告出稿 不動産会社
レインズへの物件登録・他社への情報共有 不動産会社
内覧希望者への対応・日程調整 不動産会社+売主
内覧時の物件案内・質問への対応 不動産会社+売主
内覧前の清掃・整理・においの対策 売主
レオ教授

内覧対応は、買主の購入意欲に
直結するため、事前に必ず
意識したいのは次の点じゃ

  • 水回り(キッチン・浴室・トイレ)を念入りに清掃する
  • カーテンを開けて自然光を取り込み、部屋を明るく見せる
  • 荷物を整理してスペースを広く見せる
  • においが気になる場合は換気と消臭スプレーで対策する
ケイスケ

売主もやることが
けっこうあるんですね…汗
内覧前の準備で
印象が変わるのはわかる気がします

売り出してから3カ月程度を目安に内覧や問い合わせが少ない場合は、売り出し価格の見直しを不動産会社と相談するタイミングと考えてください。

売れ残り期間が長くなるほど、買主に「何か問題があるのでは…?」という印象を与えやすくなります。

内覧対応も価格設定も、売主として能動的に関わることが、早期・高値売却への近道です。

STEP⑤ 買主と不動産売買契約を結ぶ【重要:契約内容をしっかり確認する】

買主が見つかり価格や条件が合意できたら、売買契約を締結します。

契約当日の主な流れは以下の通りです。

  1. 重要事項説明(宅建士から物件に関する重要な情報の説明)
  2. 売買契約書の内容確認・署名・捺印
  3. 手付金の受け取り(売却価格の5~10%程度が目安)

重要事項説明は、不動産の法的な情報や取引条件などを宅地建物取引士が買主に対して書面で説明する手続きです。

また、契約後にキャンセルが発生した場合のルールも把握しておきましょう。

手付解除期間内 手付解除期間後
買主がキャンセル 支払った手付金を放棄することで解除できる 違約金が発生する場合がある
売主がキャンセル 受け取った手付金の倍額を返還することで解除できる 違約金が発生する場合がある
※手付解除期間は契約書に定められた期日までです。契約内容によって異なります。
マチ

売主側からもキャンセル
できるとは知りませんでした!
でも手付金の倍返しは
かなり痛いですね…

だからこそ、契約前に「本当にこの価格・条件でいいかをしっかり確認すること」が大事です。

さらに補足として、売主が知っておきたい2つの概念にも触れておきます。

レオ教授

まずは、インスペクションじゃ

インスペクションとは、専門家が建物の劣化や不具合を事前に調べる状況調査のことです。

売主が事前に実施しておくと、買主に「状態を正直に開示している」という安心感を与えられ、売却がスムーズになる傾向があります。

レオ教授

次に、契約不適合責任じゃ

契約不適合責任とは、売却後に「契約時に説明していなかった不具合」が発覚した場合、売主が修繕費用の負担や損害賠償などの責任を負うルールです。

たとえば、雨漏りや床下の腐食、シロアリ被害などを知りながら告知せず売った場合、引き渡し後でも売主責任を問われる可能性があります。

「知らなかった」では免責されないケースもあるため、不動産の状態は事前に正確に把握・開示しておくことが大切です。

STEP⑥ 引き渡しの準備を進める【準備:物件を空にして手続きを整える】

売買契約を結んだら、引き渡しに向けた準備を進めます。

引き渡しまでにやるべきことを整理すると、以下の通りです。(一部)

  • 荷物・残置物の搬出(引き渡し前に物件を空にする)
  • 住所変更(運転免許証・金融機関・各種サービスなど)
  • 電気・ガス・水道・インターネットなどの解約または名義変更手続き
  • マンションの場合は管理組合への届け出

また、住み替えの場合は、「今の家を売るタイミング」と「新しい家を買うタイミング」をどう合わせるかが特に重要です。

売り先行 買い先行
メリット 売却資金を確認してから新居の予算を決められる 仮住まいが不要で、引っ越しが1回で済む
(新居引き渡しと同日に旧居から移れる場合)
リスク 売却から購入までの間に仮住まいが必要になる場合がある 売却が長引くとダブルローンになるリスクがある
レオ教授

住み替えのスケジュール調整は
本当にシビアじゃ
売却と購入を同時並行で進める場合は
早めに不動産会社へ相談することを
強くおすすめするぞ

STEP⑦ 売却代金の受け取り+引き渡し【完了:代金を受け取り鍵を渡す】

準備が整ったら、いよいよ決済・引き渡しの当日を迎えます。

当日は通常、金融機関(銀行)に売主・買主・不動産会社・司法書士が集まって手続きを行います。

レオ教授

当日の流れは以下の通りじゃ

  1. 司法書士による書類一式の確認
  2. 買主がローンを借りる場合は融資実行手続き
  3. 売買代金(残代金)の振り込み確認
  4. 売主のローン残債がある場合は全額返済・抵当権抹消
  5. 買主へ鍵・各種書類の引き渡し
  6. 所有権移転登記の手続き(法務局で司法書士が代行)

住宅ローンが残っている場合は、売却代金でローンを完済し、同日に抵当権(金融機関が不動産に設定している担保権)を抹消する手続きが行われます。

売却に伴う主な費用の目安を整理すると、以下の通りです。

費用の種類 目安・計算方法
仲介手数料 売却価格×3%+6万円+消費税が上限(原則)
※(参考)3,000万円の場合:105.6万円
印紙税 売買契約書に貼る税
※(参考)売却価格1,000万円超~5,000万円以下なら1万円など
売渡証書作成費用 司法書士報酬含め5万円程度(地域の慣習により無い場合あり)
抵当権抹消登記費用 司法書士報酬含め1万~2万円程度(ローン残債がある場合のみ)
繰り上げ完済手数料 金融機関によるが1~3万円程度(ローン残債がある場合のみ)
※費用の目安です。不動産の状況や依頼先によって異なります。

手取り額の大まかな計算式は以下の通りです。

手取り額(計算式)売却価格-住宅ローン残債-諸費用(仲介手数料+印紙税+登記費用など)=手取り額(概算)
手取り額(参考例)売却価格3,000万円-住宅ローン残債2,200万円-諸費用115万円=手取り額(概算)685万円
レオ教授

事前にこの計算をしておくことで
住み替えや返済計画の見通しが
立てやすくなるぞ!

※ただし、STEP⑧の譲渡所得に係る税金は別途確認を要します。

STEP⑧ 翌年に確定申告を忘れず行う【最終:手続きを終わらせて売却完了】

不動産を売却した翌年は、確定申告が必要かどうかを必ず確認してください。

「申告が必要か不要か」はケースによって異なりますが、見落としたまま申告しないと、無申告加算税や延滞税などのペナルティが発生する可能性があります。

ケース別の対応をまとめると以下の通りです。

ケース 確定申告 ポイント
売却益(譲渡所得)が出た 原則として必要 売却価格-(取得費+譲渡費用)がプラスなら課税対象
3,000万円特別控除を使う 必要(特例適用には申告が必須) マイホーム売却で条件を満たす場合に利用可能
売却損(譲渡損失)が出た 任意(ただし特例利用には必要) 「居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」を使えば、
給与などほかの所得から損失を差し引ける場合がある
※確定申告の期限は、売却した翌年の2月16日~3月15日です。
レオ教授

税制の特例は知っているかどうかで
手取り額が大きく変わってくるぞ!

「自分は申告が必要か」「使える特例はないか」を、売却前後すぐに税理士や不動産会社に確認することをおすすめします。

私の経験上、確定申告の相談を後回しにして期限直前にあわてる方は非常に多いです。

売却が完了したらすぐ動く、それが最後の「損しないコツ」です。

マチ

売却が終わったら
全部完了だと思っていたけど
確定申告まで気を抜けないんですね


以上、不動産売却の流れを8つのステップで解説しました。

「知識ゼロ」の状態でも、この8ステップを頭に入れておくだけで、売却の全体像がぐっとクリアになります。

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住み替えに向けていざ動き出そうとしても、「何から準備すればよいのか」「実際どのくらいの費用や手間がかかるのか」、なかなかイメージしづらい方も多いのではないでしょうか。実際に住み替えを経験した12人のリアルな体験談や、費用・手順を詳しく知りたい方には、下記の記事が参考になります。

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まとめ:不動産売却は怖くない!不安は「知識と行動」で解消できる

不安を解消して不動産売却に成功
今回の不動産とーくは『家・マンション・不動産売却の全記録!7人の体験談・売る流れを完全解説』と題して、下記の項目を解説しました。

この記事で解説したこと

  1. はじめて不動産を売りたい人が抱える「5つの不安」と解消法
  2. 【実録】家・マンション・土地など不動産売却を経験した7人の体験談
  3. 高く売れる人と損する人の違い/プロ20年が教える不動産売却のコツ
  4. 【図解】不動産売却の流れ8ステップ!知識ゼロから売却完了まで

この記事を読み終えた今のあなたは、「何も知らなかった自分」とはすでに違います。

流れを把握し、失敗パターンを知ったうえで動ける状態になっている、それだけで最初の一歩を踏み出す準備は十分です。

プロ20年プロ20年

あとは、小さくでいいので
まず一歩動き出すことです

今の自分にできる「最初の1アクション」を選んで、今日中に動いてみてください。

  • 不動産ポータルサイトで近隣の売却事例を検索し、自分の物件の相場感をつかむ
  • 気になる不動産会社に無料の机上査定を依頼し、価格のイメージを持つ
  • 税金・費用面に不安があれば、税理士か不動産会社に相談の連絡を入れる

「全部同時にやらなければ」と思う必要はありません。1つ動き出すだけで、次に何をすべきかが自然と見えてきます

業界歴20年以上「不動産コンサル西田」のアドバイス

不動産売却に長く携わってきて、私が最も「もったいない」と感じるのは、知識を得たのに動けない方を見るときです。

理由を聞くと、決まってこんな言葉が返ってきます。

「もう少し情報を集めてから…」
「まだ売るか決めていないから…」
「失敗したらどうしようと思って…」

気持ちはよくわかります。

でも正直にいうと、情報収集をいくら重ねても「動いてみないとわからないこと」が不動産売却にはたくさんあります。

査定額を実際に見て初めて「売れるかも」と思えた方、内覧に来た買主の反応を見て「この物件には需要があるんだ」と実感した方、私はそういう方を何百人も見てきました。

プロ20年プロ20年

知識は「動くための地図」であって
「動かない理由」にしてはいけません

もう1つ、これだけは伝えさせてください。

売却活動中に「この会社、なんか違うな」と感じたら、媒介契約期間(最長3カ月)が終われば会社を変えることができます。

最初の選択が全てではありません。途中で方向修正できる、それも不動産売却の「知っておくべき現実」の1つです。

プロ20年プロ20年

一人で悩まないでください
不動産会社でも税理士でも、
信頼できる専門家を見極めれば
心強いあなたの味方になります


最後まで読んでくれたあなたなら、きっと後悔のない売却ができると思っています。

「知識を持って動いた人」が、不動産売却で笑顔になれる人です。

あなたがその一人になれるよう、応援しています!

以上『家・マンション・不動産売却の全記録!7人の体験談・売る流れを完全解説』でした。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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