「毎月の支払い日が近づくと胃が痛くなる…」
夢のマイホームを手に入れたはずなのに、気づけば毎月の返済に追われて心の余裕がない。
家族との会話も減り、将来への不安だけが膨らんでいく。
住宅ローン地獄で後悔しながらも、誰にも相談できずに一人で抱え込んでいる人は想像以上に多いのです。
しかし、問題を先送りにしていても状況が自然に好転することはなく、むしろ深刻化していくケースがほとんどです。
実際に住宅ローン地獄を経験し、そこから抜け出した人のリアルな体験談を知ることで、あなたが今できる具体的な行動が見えてくるはずです。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界のプロが『【ブログ】住宅ローン地獄で後悔…大原さん年収230万円減で売却』と題して徹底解説します。
他の人がどのような状況で、どんな決断をし、今どんな生活を送っているのか、その生の声には、マニュアルには載っていない貴重なヒントが詰まっています。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

-
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
住宅ローン地獄で後悔した38歳…年収680万円→450万円の苦しみ

早速、住宅ローン地獄で後悔を経験した東京都在住の大原和也さんにお話を伺います。
- 大原 和也さん(オオハラ カズヤ)

-
【年齢】38歳【居住地】東京都
【自己紹介】都内IT企業勤務の会社員。5年前、第一子誕生を機に東京都下の中古マンションを5,200万円で購入し、夢のマイホームを手に入れた。当時の年収は680万円。諸費用を除いて頭金500万円を入れて35年ローン(借入額4,700万円)を組み、月々12万8千円の返済をスタート。しかし2年後に勤務先の業績悪化で残業代とボーナスが激減し、年収は450万円に下落。生活費の値上がりも重なり、毎月5万5千円の赤字に陥った。貯金を切り崩す日々が続き、妻との関係も悪化。半年間苦しんだ末、4,800万円で売却。現在は家賃10万円の賃貸アパートで再スタートを切っている。※プライバシー保護により仮名
プロ20年 大原さん、本日は
お時間をいただき
ありがとうございます
大原さん こちらこそ
同じように悩んでいる人の
参考になれば幸いです
- 住宅ローンを組んだ当初、月12万8千円は問題なく払えた?
- 年収450万円への下落で「地獄が始まった」と感じた瞬間は?
- 月5万5千円の赤字が続く中、最もしんどかった出来事は?
- 売却を決断するまでに半年間も悩んだ理由は?
- 賃貸アパートでの今の生活は、マイホーム時代と比べてどう?
- 今、住宅ローン地獄で後悔している人へ本音のアドバイス
それでは、住宅ローン地獄から抜け出すまでの具体的な流れと、今の生活について詳しくお聞きしていきましょう。
住宅ローンを組んだ当初、月12万8千円は問題なく払えた?
まず、マイホーム購入を決めた当時の状況について伺いました。
プロ20年 購入当時の年収680万円で
月12万8千円の返済は
余裕がありましたか?
大原さん 正直なところ
ギリギリではありましたが
やっていけると思っていました
当時の手取り月収は約42万円。
そこから住宅ローン12万8千円を引いても、29万2千円が残る計算です。
プロ20年 手取りの3割程度なら
一般的には問題ない
範囲ですね
実際の生活費の内訳は、次のようなものだったそうです。
- 食費や日用品で8万円
- 光熱費や通信費で3万5千円
- 車のローンと維持費で4万円
- 保険料で2万5千円
- その他雑費で3万円
これらを合計すると21万円で、手元に残るのは8万2千円ほど。
大原さん 子どもが生まれる前は
妻も働いていたので
余裕があったんです
妻の収入が加わることで、貯金もできていたと振り返ります。
しかし、出産後は妻が育休に入り、世帯収入は大原さんの給料のみに。
プロ20年 育休中は収入が減るので
家計への影響は
大きいですよね
それでも当時は残業代とボーナスがしっかり出ていたため、年2回のボーナスで50万円ずつ貯金に回せていました。
「マイホームで子育てができる幸せ」を感じながら、順調な生活を送っていたのです。
年収450万円への下落で「地獄が始まった」と感じた瞬間は?
購入から2年後、大原さんの生活は一変します。
プロ20年 年収が下がった
きっかけは何だった
のでしょうか?
大原さん 勤務先の業績悪化で
残業が激減したんです
ボーナスもカットされました
それまで月30時間ほどあった残業が、ほぼゼロに。
残業代だけで月8万円程度の収入減となり、ボーナスも夏冬合わせて100万円から40万円まで下がりました。
プロ20年 年収230万円の減少は
返済比率が一気に
跳ね上がりますね
手取り月収が42万円から28万円まで落ち込み、住宅ローン12万8千円と管理費等2万3千円を払うと残り12万9千円しかありません。
さらに追い打ちをかけたのが、生活費の値上がりでした。
- 電気代が月1万2千円から1万6千円に上昇
- ガス代が8千円から1万1千円に上昇
- 食費が物価高で8万円から9万5千円に増加
- 保育園に通い始めて月4万5千円の負担増
車を手放して維持費4万円を削減し、保険も見直して月1万円減らしましたが、それでも追いつきません。
大原さん 節約しても毎月
5万5千円ほどの赤字に
なっていました
地獄が始まったと感じた瞬間について、大原さんは具体的に教えてくれました。
プロ20年 貯金が減り続けると
精神的にも追い詰められますね…
用意していた貯金300万円が、あっという間に100万円を切りました。
住宅ローン地獄の恐ろしさは、収入が減っても返済額は変わらない点にあります。
月5万5千円の赤字が続く中、最もしんどかった出来事は?
赤字の生活が続く中で、大原さんが最もつらかったのは家族との関係でした。
大原さん 妻との喧嘩が
本当に増えました
お金の話ばかりで…
週末に外食する余裕もなくなり、子どもの服も新品を買えない状況に。
妻からは「こんなはずじゃなかった」と何度も言われたそうです。
プロ20年 家計の問題は
夫婦関係に直結するので
早めの対処が必要ですね
特につらかった出来事として、次のようなエピソードを教えてくれました。
- 子どもの誕生日プレゼントを安物で済ませた罪悪感
- 友人の結婚式を金銭的理由で欠席した情けなさ
- クレジットカードの支払いが遅れそうになった恐怖
- 妻が実家から食材を送ってもらう姿を見た時の無力感
大原さん 夢のマイホームが
いつの間にか
重荷になっていました
住宅ローンの返済のために生きているような感覚になり、心から笑えない日々が続きました。
また、将来への不安も大きくなっていったと言います。
プロ20年 収入回復の見込みがないと
どこかで決断が
必要になりますね
会社の業績も回復の兆しが見えず、このままでは家族が壊れてしまうという危機感が、売却を考えるきっかけになりました。
売却を決断するまでに半年間も悩んだ理由は?
赤字生活が始まってから、売却を決断するまでに半年間かかったそうです。
プロ20年 すぐに売却に
踏み切れなかった
理由は何ですか?
大原さん やっぱり手放すのが
悔しくて…
負けた気がしたんです
大原さんが売却をためらった理由は、次のようなものでした。
- 購入時の夢や期待を諦めることへの抵抗感
- 周囲に失敗を知られることへの恥ずかしさ
- 売却しても住宅ローンが残る可能性への不安
- 賃貸に戻ることは後退だという思い込み
プロ20年 マイホームへの
思い入れが強いほど
決断は難しいですね
特に両親からは「せっかく買ったのに」「もう少し頑張れないのか」と言われ、それが心に重くのしかかったそうです。
大原さん 親の反対もあって
なかなか動けませんでした
でも限界だったんです
決断のきっかけになったのは、妻からの一言でした。
「このままだと私たち、本当に壊れちゃうよ」
家族の幸せを守るためには、マイホームという形にこだわる必要はないと気づきました。
プロ20年 売却は決して後退ではなく
生活を立て直すための
前向きな選択ですね
そこから不動産会社への相談を決意し、まずは家の価値を知ることから始めたのです。
大原さん 一括査定サービスを
使ってみたんです
複数社に依頼できて便利でした
プロ20年 一括査定は、効率的に比較
できて、皆さん使ってますね
実際に査定を依頼した結果、次のような金額が提示されました。
| 不動産会社 | 査定額 | 特徴 |
|---|---|---|
| A社(大手) | 4,800万円 | 販売力が強く、早期売却に自信あり |
| B社(地域密着) | 4,700万円 | 地元での実績が豊富で丁寧な対応 |
| C社(大手) | 4,850万円 | 査定額は高めだが売却期間は不明 |
| D社(中堅) | 4,650万円 | 査定額は控えめ、相場に基づいて堅実 |
大原さん 相場観が一気に
つかめたのは
本当に助かりました
購入価格5,200万円に対して、5年後の査定額は4,650万円~4,850万円というのが現実。
最終的に、販売力と対応の良さからA社を選び、査定額どおり4,800万円で売却が成立しました。
賃貸アパートでの今の生活は、マイホーム時代と比べてどう?
売却後、大原さん一家は家賃10万円の賃貸アパートに引っ越しました。
プロ20年 賃貸に戻っての生活は
いかがですか?
大原さん 正直、すごく楽に
なりました
心に余裕が戻ってきました
住宅ローン12万8千円から家賃10万円に変わり、毎月2万8千円の負担減。
さらに、マンションの管理費や修繕積立金2万3千円もなくなったため、実質的には月5万1千円の支出減となりました。
プロ20年 固定費が下がると
家計の安定感が
違いますよね
売却代金から住宅ローンの残債を返済した後、手元には約120万円が残りました。
この資金を生活の立て直しに充て、少しずつ貯金も再開できているそうです。
生活の変化について、大原さんは次のように話します。
- 週末に家族で外食する余裕ができた
- 子どもの習い事を始められた
- 妻との会話が前向きなものに変わった
- 将来の不安が軽減され、夜眠れるようになった
大原さん 家は狭くなりましたが
家族の笑顔は増えました
確かに広さは3LDKから2DKに減りましたが、その分掃除も楽になり、光熱費も下がったとのこと。
持ち家のプレッシャーから解放され、家族との時間を心から楽しめるようになりました。
プロ20年 家族の笑顔が戻ったことが
何よりの成功ですね
今、住宅ローン地獄で後悔している人へ本音のアドバイス
最後に、今まさに住宅ローンで苦しんでいる方へ向けて、アドバイスを伺いました。
大原さん まずは現実を
しっかり見つめることが
大事だと思います
大原さんが特に伝えたいポイントは、次の通りです。
- 我慢し続けても状況は改善しない
- 早めに専門家に相談することで選択肢が広がる
- 売却は失敗ではなく、前に進むための手段
- 家族の幸せが何よりも優先されるべき
プロ20年 一人で抱え込まず
相談することが
重要ですね
特に、「いつか状況が良くなるはず」という根拠のない期待で時間を無駄にしてはいけないと強調します。
大原さん 僕も半年悩みましたが
もっと早く動けば
良かったと思います
また、売却以外の選択肢についても、きちんと検討すべきだとアドバイスします。
- 金融機関に返済条件の変更を相談する
- 借り換えで金利負担を軽減できないか検討する
- どうしても無理なら売却を前向きに検討する
プロ20年 複数の選択肢を
比較することが
大切ですね
大原さん自身、金融機関への相談も行いましたが、年収が下がった状態では条件変更も難しく、売却が最善と判断しました。
大原さん プロに相談したことで
冷静に判断できました
一人で悩まないでください
最後に、住宅ローン地獄で後悔している人へのメッセージをいただきました。
プロ20年 貴重な体験談を
ありがとうございました
大原さん 少しでも同じ悩みを
抱える人の参考になれば
嬉しいです
以上、住宅ローン地獄で後悔した大原和也さんの実体験をインタビュー形式で紹介しました。
【チェック診断】住宅ローン地獄で後悔…家を売却すべき?

住宅ローンの返済が苦しいと感じていても、「本当に売却すべきなのか」「まだ頑張れるのではないか」と判断に迷う方は多いです。
そこで、客観的に現状を把握するためのチェック診断を用意しました。
プロ20年 以下の項目に
いくつ当てはまるか、
確認してみてください。
| 項目 | |
|---|---|
| 毎月の収支が3カ月以上連続で赤字になっている | |
| 貯金を切り崩して住宅ローンを返済している状態が半年以上続いている | |
| 住宅ローンの返済額が手取り月収の35%を超えている | |
| 収入が購入時と比べて20%以上減少している | |
| ボーナス払いの支払いができず、金融機関に相談や変更を検討している | |
| 住宅ローンの返済のために、カードローンや消費者金融から借入をしている | |
| 家族との会話が減り、お金の話で喧嘩が増えた | |
| 売却すれば住宅ローンを完済できる、もしくは残債が100万円以下になる | |
| 賃貸に住み替えれば月々の住居費が3万円以上削減できる | |
| 今後2年以内に収入が増える具体的な見込みがない | |
| 食費や光熱費を極限まで削っても家計が改善しない | |
| 住宅ローンの返済の不安で夜眠れない日が週に3回以上ある | |
| 固定資産税や修繕費、管理費などの支払いも負担に感じている | |
| 返済の延滞や滞納をしたことがある、もしくはその可能性が高い |
- 0〜3個
→今すぐの売却は必要ないが、家計の見直しと返済計画の再確認をお勧めします - 4〜7個
→注意が必要な状況のため、金融機関への返済条件変更相談や借り換えを検討しましょう - 8〜10個
→売却を含めた複数の選択肢を比較検討する段階で、まずは家の査定額を確認しましょう - 11個以上
→早急な対処が必要な状況のため、専門家への相談と具体的な行動開始をお勧めします
このチェック診断は、客観的に自分の状況を把握するための第一歩です。
プロ20年 大切なのは、現状を正しく
認識し、放置せずに
行動を起こすことです
項目の数を問わず、すでに精神的な限界に達している方は、早めの決断が家族の生活を守ることにもつながります。
1人で悩み続けるのではなく、まずは不動産会社や金融機関に相談して、今のあなたに最適な解決策を見つけてください。
まとめ:住宅ローン地獄は必ず抜け出せる!後悔より行動を
今回の不動産とーくは『【ブログ】住宅ローン地獄で後悔…大原さん年収230万円減で売却』と題して、下記の項目を解説しました。
- 住宅ローン地獄で後悔した38歳…年収680万円→450万円の苦しみ
- 【チェック診断】住宅ローン地獄で後悔…家を売却すべき?
大原さんの体験談から見えてきたのは、購入時の計画がどれだけ慎重でも、環境の変化で状況は一変するという現実です。
大原さんが半年間悩み続けたように、「まだ何とかなる」「もう少し頑張ろう」と自分に言い聞かせている間にも、状況は悪化していきます。
プロ20年 でも、それはあなたの
努力が足りないわけでも、
判断が甘かったわけでもありません
予測できない環境の変化に対して、人間は弱いのです。
大原さんは売却という選択をしましたが、それだけが答えではありません。
プロ20年 大切なのは
今の状況を正しく把握して
選択肢を知ることです
たとえば、家の現在価値を知るだけでも、「売却しかない」のか「まだ持ち続けられる」のか、判断材料が増えます。
後悔を抱えたまま時間を過ごす必要はない
大原さんの話を聞いて、最も印象に残ったのは「もっと早く動けば良かった」という言葉でした。
半年間悩んだその期間、貯金は減り続け、夫婦の会話も減り、子どもの笑顔も少なくなっていった…、その時間は決して取り戻せません。
プロ20年 一番もったいないのは
悩んでいるだけで
何も変わらない時間です
「周りに何と思われるか」
「マイホームを手放すのは負け」
…そんな思いが、行動を止めてしまいます。
でも、大原さんは今、賃貸アパートで笑顔を取り戻し、家族の幸せという本来の目的を優先した結果、心の余裕が生まれました。
あなたにとっての最善策は、大原さんと同じ売却かもしれないし、違う方法かもしれません。
それは、現状をきちんと把握し、複数の選択肢を比較して初めて見えてくるものです。
家の価値を調べることも、金融機関に相談することも、専門家の意見を聞くことも、すべて「判断材料を増やすための行動」です。
プロ20年 住宅ローン地獄は、決して
抜け出せない迷路ではありません
一歩踏み出すことで、今まで見えなかった道が必ず開けるはずです。
あなたが家族との穏やかな日々を取り戻せることを、心から願っています。
以上『【ブログ】住宅ローン地獄で後悔…大原さん年収230万円減で売却』でした。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

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不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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