「マンションへ住み替えたいけど、本当に正解なのかわからない」
「住み替えにかかるお金のことを考えると、踏み出せずにいる」
50代を過ぎると、老後の暮らしへの解像度が急に上がってくるものです。
「定年後に今の家で本当に快適に暮らせるか」「もし体が不自由になったとき、この家で対応できるか」——漠然とした不安が、じわじわとリアルな問いに変わってくる。そう感じている方は、決して少なくありません。
老後を見据えたマンションへの住み替えは、タイミングや資金計画を誤ると、後になって「もっと早く動けばよかった」「もう少し慎重に選べばよかった」と悔やむことにもなりかねません。
この記事では、不動産×住宅業界のプロが『【体験談】老後にマンションへ住み替えは正解?浜村さんの本音と資金計画』と題して紹介します。
実際に老後を見据えてマンションへ住み替えた浜村幸代さん(58歳)の生の体験談をもとに、決断の経緯・資金計画のリアル・住み替えてわかったメリットとデメリットまで包み隠さずお伝えします。
「住み替えるべきか、このまま住み続けるべきか」、その判断のヒントをこの記事でつかんでください。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

-
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
マンション住み替えで老後の不安が消えた58歳の決断と資金計画

「老後にマンションへ住み替えるべきか、それとも今の家に住み続けるべきか」——そう悩みながら検索している方は、決して少なくないはずです。
そこで今回は、愛知県在住の浜村幸代さん(58歳)に、マンションへの住み替えをリアルに体験した立場から、決断の経緯・資金計画・住んでみてわかった本音まで、包み隠さず話していただきました。
- 浜村 幸代さん(ハマムラユキヨ)

-
【年齢】58歳【居住地】愛知県
【自己紹介】名古屋市郊外の築28年戸建てに23年間住み続けてきたが、56歳を過ぎたころから老後の住まいを意識し始める。屋根塗装・雨樋交換に約120万円、排水管の漏水補修に28万円と、維持費の重さが住み替えを決断するきっかけに。夫が65歳で定年を迎える7年後を見据え、JR東海道本線沿線の中古マンション(2LDK・2,780万円)へ住み替え。戸建ての売却益を充当し、住宅ローンをゼロで実現。現在は管理の手軽さと駅徒歩6分の利便性に満足している。※プライバシー保護により仮名
プロ20年 浜村さん、本日は貴重な
ご体験をお聞かせいただき
ありがとうございます
浜村さん こちらこそ、同じように
悩んでいる方の参考に
なれば嬉しいです
浜村さんは名古屋市郊外の築28年の戸建てに23年間住んできましたが、56歳を過ぎたころから「この先も今の家で暮らし続けていいのか」という問いが、頭から離れなくなったと言います。
夫が65歳で定年を迎える7年後を見据え、JR東海道本線沿線の中古マンション(2LDK・購入価格2,780万円)への住み替えを決断。決断までの葛藤から資金計画の全容、そして住み替えてわかった本音まで、包み隠さず話していただきます。
- マンションへの住み替えを本格的に考え始めたきっかけは?
- 夫婦間で「意見のズレ」はあった?どう乗り越えた?
- 戸建て築28年の売却額は購入時と比べてどう変わっていた?
- マンション選び・住み替えエリア選びで最優先にした条件は?
- 管理費・修繕積立金の負担感と、建物維持を任せられる安心感は?
- 住み替えで想定外のデメリット・事前に調べておくべきことはあった?
- 老後または老後を見据えたマンションへの住み替えを検討中の方へひと言
それでは、浜村さんが住み替えを決断するまでの経緯から、順番に伺っていきましょう。
マンションへの住み替えを本格的に考え始めたきっかけは?
まず、老後を見据えたマンションへの住み替えを、浜村さんが本格的に意識し始めたきっかけから聞いてみました。
浜村さん 屋根塗装と雨樋交換だけで
約120万円、さらに台所の
排水管漏水で28万円…
「もうキリがない」と
思ったのが正直なところです
浜村さんが住んでいた戸建ては築28年。建物としては「まだ住める」状態でも、修繕費用が次々と積み重なり、老後の生活設計に大きな影を落とし始めていたそうです。
プロ20年 修繕費用だけでなく、
日々の管理の手間も
変わってきましたか?
浜村さん 庭の草むしりが年々つらくて
夏は1時間もやると腰にくる
急な階段も膝が心配で…
加えて、急勾配の階段や広い庭の手入れが、年齢とともに体への負担として感じられるようになったと言います。
「若いころは気にならなかったことが、50代を過ぎると一気にこたえてくる」という言葉が印象的でした。
プロ20年 戸建ての修繕費は
「いつ・いくらかかるか」
読みにくいのが厄介です
老後の家計計画を立てにくく
なる大きな原因のひとつです
浜村さんの場合は、排水管漏水の修理がまさにその「ラストプッシュ」になりました。
「この先も似たような出費が続くなら、元気なうちに動こう」と、夫婦で話し合いを始めたのがその直後だったと言います。
夫婦間で「意見のズレ」はあった?どう乗り越えた?
住み替えは、夫婦どちらか一方が乗り気でも、もう一方が慎重だと話が進みにくいもの。浜村さん夫婦の場合はどうだったのでしょうか。
浜村さん 最初は夫が「まだいいんじゃ
ないか」って感じで、
正直すれ違いがありました
プロ20年 それはよくあるパターンです
どうやって話し合いを
進めていったんですか?
夫・幸代さんで意見がかみ合わなかった初期段階。「売ってどこに行くんだ」「今の家で何が不満なんだ」という夫の言葉に、浜村さんは少し傷ついたと静かに語ります。
浜村さん 感情的に言い合っても
意味がないと思って
数字で話すことにしたんです
そこで浜村さんが取ったのは、「感情の話」ではなく「お金の話」で夫を動かすアプローチでした。
直近で支出した修繕費用の明細を改めて見せ、「この先10年で同じくらいかかったとしたら…」と試算して見せたところ、夫も「それは確かに考えないといけないな」と前向きになったと言います。
また、実際にマンションのモデルルームや中古物件の内覧に一緒に足を運んだことも大きかったそうです。
浜村さん 夫が「駅から近いのは
たしかに便利だな」と
言い出したときは
正直ほっとしました
住み替えという大きな決断は、片方が引っ張るより二人で情報を共有しながら、一緒に「納得」していくプロセスが大切です。
浜村さんの場合、話し合いのコツは明確でした。
- 感情論ではなく「修繕費の明細」など数字で話し合う
- モデルルームや内覧に二人で足を運び、イメージを共有する
- 「老後にどう暮らしたいか」というビジョンを先に揃える
浜村さん 一緒に物件を見て回ったのが
一番よかったかもしれません
言葉より体験が夫を動かした
感じがします
戸建て築28年の売却額は購入時と比べてどう変わっていた?
住み替えの資金計画を語るうえで外せないのが、今の家の売却価格。築28年の戸建ては、いったいいくらで売れたのでしょうか。
プロ20年 売却価格の確認は
どのように進めましたか?
浜村さん 不動産一括査定サービスを
使いました
複数社に一度で依頼できる
のが便利でしたね
浜村さんが一括査定を通じて4社から受け取った査定額は以下の通りでした。
| 査定会社 | 査定額 |
|---|---|
| A社(大手) | 1,580万円 |
| B社(大手) | 1,620万円 |
| C社(地域密着) | 1,680万円 |
| D社(地域密着) | 1,750万円 |
査定額の差が最大170万円あったことに、浜村さんは驚いたと言います。
浜村さん 1社だけに聞いていたら
170万円も損していた
かもしれないと思うと
ゾッとしました
査定額が最も高かったD社に売却を依頼し、売却活動を開始。内覧対応や価格交渉を経て、約3カ月の売却活動期間を経て、最終的な成約価格は1,710万円でした。
購入当時(約2,800万円)と比べると1,090万円の下落になりますが、土地値を中心に評価され、名古屋郊外エリアとしては現実的な着地点だったと不動産会社にも説明を受けたと言います。
売却から購入まで、浜村さんの資金の流れを整理するとこうなります。
| 資金の動き | 金額 |
|---|---|
| 戸建て売却額(成約) | 1,710万円 |
| 売却にかかった諸費用(仲介手数料・税金等) | 約70万円 |
| 手元に残った売却益 | 約1,640万円 |
| 中古マンション購入価格 | 2,780万円 |
| 購入時の諸費用(登記費用・仲介手数料等) | 約120万円 |
| 自己資金で充当(売却益+預貯金) | 2,900万円(売却益約1,640万円+預貯金より約1,260万円) |
| 住宅ローン残債 | 0円(ローンゼロで購入) |
浜村さん 売却益と手持ちの預貯金を
合わせてローンをゼロに
できたのが一番よかったです
プロ20年 老後の住み替えで
「住宅ローンをなくす」
という選択は非常に賢明です
定年後の収入減に備えた
理想的な資金計画ですね
マンション選び・住み替えエリア選びで最優先にした条件は?
次に、どんな基準でマンションと住み替えエリアを選んだのか、具体的に聞きました。老後を軸に考えたとき、浜村さんが特に重視したのは次の条件でした。
- 駅から徒歩10分以内(車がなくても生活できる立地)
- 病院・スーパーへのアクセスが良好
- エレベーターあり・バリアフリー対応の物件
- 管理組合・管理会社がしっかりしている
- 夫婦2人に適した間取り(2LDK)
浜村さん 老後に車を手放しても
不便なく暮らせるか、
それだけを基準に
エリアを絞りました
プロ20年 老後の住まい選びで
「駅近」を重視するのは
非常に重要な視点ですね
最終的に選んだのは、JR東海道本線の駅から徒歩6分の中古マンション。駅近で大型スーパーと総合病院がどちらも徒歩圏内という立地が、決め手のひとつになったと言います。
では、なぜ「新築」ではなく「中古」を選んだのでしょうか。
浜村さん 新築は価格が高すぎて
ローンなしでは難しかった
中古なら希望の立地で
予算内に収められました
浜村さんが選んだ物件は、入居前にキッチンと浴室がリフォーム済み。新築より約1,200万円安く購入できた分、売却益と手持ちの預貯金だけでローンなしの購入が実現したことも、大きな安心感につながったと語ります。
プロ20年 中古マンションは価格の
割に立地条件が良い物件が
多い印象があります
リフォーム済み物件なら
内装の心配も減りますね
管理費・修繕積立金の負担感と、建物維持を任せられる安心感は?
マンションへの住み替えを検討する方が気になるのが、毎月かかる管理費と修繕積立金。実際の負担感と、住んでみてわかった安心感について聞きました。
浜村さん 管理費が月1万2,000円
修繕積立金が月1万4,000円
合わせて月2万6,000円です
プロ20年 国土交通省の調査では
管理費の全国平均が月約1万円
修繕積立金が月約1万3,000円
合計約2万3,000円が目安なので
やや高めではありますが
立地や規模を考えると
妥当な水準といえますね
「毎月の出費が増えた」という見方もできますが、浜村さんの感想は少し違います。
浜村さん 戸建て時代は修繕費が
いつドカンとくるか
ずっとヒヤヒヤしてた
今はその心配がないだけで
気持ちがラクになりました
戸建ての維持費は「かかるときにまとめてかかる」という性質がある一方、マンションの管理費・修繕積立金は毎月一定額の支出として家計に組み込めます。
老後の家計管理において「支出の予測がしやすい」ことは、精神的な安心感に直結します。
また、外壁・屋根・共用部の修繕を管理組合と管理会社が計画的に進めてくれることも、浜村さんが実感している大きなメリットのひとつです。
浜村さん 先日エントランスの
タイルが補修されていました
自分では何もしていないのに
気づいたら直っていて
正直びっくりしました
プロ20年 管理組合がしっかり
機能しているマンションは
建物の劣化が緩やかで
資産価値も維持されやすい
傾向がありますね
ただし注意点もあります。修繕積立金は築年数とともに値上がりするケースが多く、購入時の金額がずっと続くとは限りません。
購入前に長期修繕計画と積立金の状況を必ず確認することをおすすめします。
住み替えで想定外のデメリット・事前に調べておくべきことはあった?
スムーズに進んだように見える浜村さんの住み替えも、実際には「もっと早く知りたかった」と感じた点があったそうです。
プロ20年 住み替えてみて
「これは想定外だった」と
感じたことはありましたか?
浜村さん マンションって
思ったより音が気になる
上の階の足音とかが
戸建て時代にはなかった
感覚でした
戸建てでは感じなかった「生活音」の問題は、マンション住まいで新たに気づく方が多い点のひとつです。
また、浜村さんが事前に調べておけばよかったと振り返るのは次の3点でした。
- 修繕積立金の値上げ予定と長期修繕計画の内容
- 管理組合の活動状況(総会の議事録など)
- 周辺の騒音環境(幹線道路・線路からの距離)
浜村さん 管理組合の議事録は
事前に見せてもらえるので
気になる方はぜひ確認を
雰囲気がよくわかります
プロ20年 中古マンションの購入時は
「重要事項調査報告書」の内容を
しっかり確認することが大切
特に管理費・積立金の
滞納状況や修繕の履歴は
必ずチェックしてほしいです
また、戸建てからマンションへの引っ越しで家財の量に悩んだことも、「あらかじめ想定しておけばよかった」と言います。収納スペースが戸建てより大幅に減ることが多く、引っ越し前の荷物の整理・処分に思った以上の時間がかかったそうです。
とはいえ浜村さんは、「デメリットを知ったうえで選んだから後悔はない」と話します。事前に知っておくことで、対策も立てられる——そのためにも、次のひと言は特に届けたいと言います。
老後または老後を見据えたマンションへの住み替えを検討中の方へひと言
最後に、同じように老後の住まいについて悩んでいる方へ向けて、浜村さんから率直なメッセージをいただきました。
プロ20年 「もう少し早く決断すれば
よかった」とおっしゃって
いましたが、動き始めるべき
タイミングについて
どう思いますか?
浜村さん 体力があって、頭も動く
50代のうちに動いておいて
本当によかったと思います
60代になってからでは
体力的にもしんどかったかも
住み替えには、物件探し・売却活動・引っ越しと、体力と判断力が求められる場面が続きます。浜村さんが「58歳で動いて正解だった」と感じる理由はそこにありました。
プロ20年 住み替えの検討から
実際に引っ越すまで
早くて半年、じっくり
進めると1年以上かかる
ことも珍しくないですからね
浜村さん 「まだ大丈夫」と思って
先延ばしにしている方に
伝えたいのは
「動けるうちに動く」こと
後悔はないですよ
浜村さんが特に伝えたいこととして、次のポイントを挙げてくれました。
- 修繕費の累積額を一度書き出して、老後の家計への影響を試算する
- 夫婦でまず「どんな老後の暮らしがしたいか」を話し合う
- 複数社の査定で今の家の相場を把握してから資金計画を立てる
- 中古マンションの内覧は複数回・複数物件を見て比較する
- 管理組合の状況や修繕計画を購入前に必ず確認する
「不安だから動けない」のではなく、「動いてみるから不安が消える」。
浜村さんの言葉には、住み替えを決断した人だけが知っている確かな実感がありました。
プロ20年 本日は実体験に基づいた
貴重なお話をありがとう
ございました!
浜村さん 老後の住まいで悩んでいる
方の背中を少しでも
押せたら嬉しいです
以上、老後を見据えてマンションへの住み替えを決断した浜村幸代さんの貴重な体験談を、インタビュー形式でお届けしました。
浜村さんが住み替えの第一歩として動いたのが、今の自宅の査定でした。
「いくらで売れるかわからないと、次の計画が立てられない」——その通りで、売却相場を知ることが資金計画のスタートラインになります。
プロ20年 査定はあくまで「知る」ための
手段です。依頼したからといって
必ず売らなければいけない
わけではありません
複数の不動産会社に一度で依頼できる一括査定サービスなら、相場観をつかみながら会社ごとの対応も比べられます。
老後の住み替えを「いつかのこと」と先送りにする前に、まず自宅の価値を知るところから始めてみませんか。
【チェック診断】老後にマンションへ住み替える?住み替えない?
浜村さんのお話を読んで、「自分はどうなんだろう?」と感じた方もいるのではないでしょうか。
老後を見据えたマンションへの住み替えが必要かどうかは、今の住まいの状況やライフプランによって人それぞれ違います。
下記のチェックリストで、あてはまる項目にチェックを入れてみてください。
| 項目 | |
|---|---|
- 0〜3個:住み替えの緊急性は現時点では高くない。ただし5年後・10年後の暮らしのイメージは早めに持っておくと、いざというときの判断がスムーズになります。
- 4〜6個:住み替えを視野に入れ始めるタイミングです。まず今の自宅の売却相場を把握するだけでも、判断の材料が大きく変わります。
- 7〜9個:具体的に動き始める段階です。資金計画を含めて不動産会社へ相談し、住み替えのシミュレーションを進めてみましょう。
- 10個以上:住み替えのメリットが大きい状況です。体力・判断力のある今のうちに動き始めることが、老後の安心につながります。
老後の住み替えに「正解」はひとつではありませんが、「困ってから動く」ではなく「元気なうちに考える」ことが、選択肢を広げる最大のポイントです。
チェック数が少なくても、「なんとなく不安」という感覚は大切なサインです。
まずは今の自宅がいくらで売れるかを知ることが、住み替え検討の最初の一歩になります。
まとめ:老後の住まいは「困ってから」では遅い。早期検討がカギ
今回の不動産とーくは『【体験談】老後にマンションへ住み替えは正解?浜村さんの本音と資金計画』と題して、下記の項目を解説しました。
- マンション住み替えで老後の不安が消えた58歳の決断と資金計画
- 【チェック診断】老後にマンションへ住み替える?住み替えない?
浜村さんが住み替えを決断したのは、「もう限界だから」ではありませんでした。
「まだ動けるうちに、自分たちで納得できる選択をしたい」——その気持ちが、老後の暮らしを大きく変えました。
この記事を読んでいるあなたも、きっと同じ気持ちを少なからず持っているはずです。
「いつか考えよう」が、選択肢を一つずつ奪っていく
住み替えを先送りにするほど、状況は静かに、でも確実に動いていきます。
- 築年数が進むほど戸建ての売却価格は下がり、資金計画が組みにくくなる
- 年齢を重ねるほど健康上のリスクが高まり、団体信用生命保険の審査が通りにくくなる分、住宅ローンを組める選択肢が狭まる傾向がある
- 体力・判断力が落ちると、物件探しや引っ越しの負担が想像以上に重くなる
- 希望エリアの物件は年々変動するため、タイミングを逃すと条件に合う物件が見つかりにくくなる
浜村さんが「もう少し早く決断すればよかった」と話していたのは、後悔ではなく、これから動こうとしている方へのエールだと感じました。
「決断」より先に「知る」ことから始めればいい
住み替えを検討するというのは、「今すぐ売る」と決めることではありません。
今の自宅がどのくらいの価値を持っているかを知ること——それだけで、頭の中でぼんやりしていた老後の資金計画が、一気に輪郭を持ち始めます。
浜村さんも最初は「査定額なんてどうせ低いだろう」と半信半疑だったと言います。
でも実際に動いてみると、複数社への査定依頼で最大170万円の差があることがわかり、資金計画の精度が一気に上がったと話していました。
「住み替えるかどうかはまだ決めていない」という方ほど、まず相場を知るところから始めてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
老後の住まいに答えを急ぐ必要はありません。ただ、「考え始める」だけなら今日からでもできます。
あなたが自分らしい選択をできるよう、心から応援しています。
以上『【体験談】老後にマンションへ住み替えは正解?浜村さんの本音と資金計画』でした。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

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不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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