「マイホームブルーはいつまで続くの…」
新居のことで眠れないほど悩み、つらい思いをしている人は多いです。
マイホームブルーとは、マイホームの入居後・契約後・建築中・計画中などに後悔や不安におそわれ、心が安定せずに感情の起伏が激しくなる状態を言います。
中でも、希望を詰め込み、多額のローンを組んで購入する新築一戸建てや新築マンションの場合に多く、「新築ブルー」と呼ばれたりもします。
この記事では、『新築マイホームブルーいつまで続く?立ち直り方は?体験談まとめ』と題して解説します。
マイホームブルーの暗い穴から抜け出すきっかけになれば幸いです。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産 x 住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替え等をサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超 ≫運営者情報
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
「建売を買ったけど後悔で売りたい…」 「なぜもっと慎重に買わなかったのか…」 すでに買った新築に後悔して、深刻に悩んでいませんか? 無理して手に入れたマイホームなら後悔も大きいことと思います。 私は不動産業界に18年いま …
マイホームブルーは深刻な問題です
何とか抜け出す手助けができればいいですが
家を建てて後悔している
人は本当に多いの~
※マイホームブルー・新築ブルーの両方が使われることから「新築マイホームブルー」と総称します。
[体験談]新築マイホームブルーの原因は?いつまで?立ち直り方は?
新築マイホームブルーを経験した人の体験談を紹介します。
あなたが抜け出すきっかけになれば嬉しいです。
工藤 茉奈さん(38歳・福岡県)
- 購入した住宅は?
- 新築の建売住宅です。
- 家族の誰がどのようになった??
- 私自身がマイホームブルーに陥りました。
新しい家に引っ越した直後から、なんとなく気分が沈んでしまい、夜も眠れない日が続きました。
旦那や子どもたちは新しい家での生活を楽しんでいたので、私だけがこんな気持ちになるなんて思ってもみませんでした。 - 原因は何だった?
- いくつかありましたが、一番大きかったのは「家の大きさ」でした。
見学のときは広くて素敵だと思った家も、実際に住んでみると掃除やメンテナンスが予想以上に大変で、これから何十年もこの家を管理し続けなければならないというプレッシャーに押しつぶされそうになりました。
また、周りの家と比べて見劣りするのではないかという不安や、住宅ローンの支払いがずっと続くことへの心配もありました。 - いつまで続いた?
- 約3か月ほど続きました。その間、気持ちが晴れない日々が続き、家族にも心配をかけてしまいました。
- どうやって立ち直った?
- 立ち直るきっかけになったのは、思い切って「完璧を求めない」と決めたことです。
家は確かに大きいですが、すべてを完璧にこなそうとせず、掃除やメンテナンスもできる範囲でやるように心がけました。
また、友人を家に招いて一緒に過ごす時間を増やし、家を自分たちの居場所として楽しむことにしました。
少しずつ自分のペースで家と向き合い、心の負担が軽くなっていったように感じます。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 新しい環境に慣れるのには時間がかかりますし、不安を感じるのも当然です。
まずは「完璧でなくていい」という気持ちを持つことが大切です。
少しずつ自分のペースで家に慣れていけば、きっと居心地の良い場所に変わっていきます。焦らず、自分の心に優しく寄り添ってあげてくださいね。
山内 絵里子さん(42歳・神奈川県)
- 購入した住宅は?
- 注文住宅を建てました。
- 家族の誰がどのようになった??
- 私と夫が同時にマイホームブルーになりました。
お互いに言葉にできずにいたのですが、私が先に「なんか思ってたのと違うかも…」と話したことで、夫も同じように感じていたと分かりました。 - 原因は何だった?
- 原因は「思い通りにならなかった部分の後悔」です。
注文住宅だからこそ、いざ住み始めてみると「ここはもっとこうすればよかった」という後悔が次々と出てきてしまいました。
例えば、キッチンの配置が使いづらかったり、収納が思ったより少なかったりと、細かい部分での不満が積み重なり、理想とのギャップに苦しみました。 - いつまで続いた?
- 約半年ほど続きました。住むたびに新たな不満が出てきて、それを家族で話し合う日々でした。
- どうやって立ち直った?
- 友人や親戚を家に招いて、家を見てもらったことが良い変化につながりました。
みんなが「素敵な家だね」と言ってくれたことで、「そんなに悪くないのかも」と少しずつ思えるようになりました。
改善できる部分はDIYやリフォームをして、少しずつ理想に近づけることで、気持ちが前向きになりました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 後悔があるかもしれませんが、家は少しずつ育てていくものだと思います。
時間をかけて自分たちの理想に近づけていけば、きっと満足できる空間になるはずです。
岸本 直美さん(37歳・埼玉県)
- 購入した住宅は?
- 新築マンションの契約する一歩手前まで進んでいました
- 家族の誰がどのようになった??
- 私が契約直前にマイホームブルーに。マンション購入の話が具体化するにつれ、夜も眠れないほどの不安感が押し寄せてきました。
- 原因は何だった?
- 住宅ローンと将来の不安が大きな原因でした。
経済的負担が心配で、今後のライフプランを考えると、本当にこのマンションで良いのかという迷いが生まれました。
購入後に近隣住民とのトラブルや、管理費・修繕積立金が将来的に高くなる可能性なども頭をよぎり、不安が一気に増しました。 - いつまで続いた?
- 約1か月間です。契約を迷うたびに不安になり、結局決断できずにいました。
- どうやって立ち直った?
- 最終的に契約をキャンセルして不安から解放されました。
思い切って夫と話し合い、自分たちの気持ちが安定することを優先することにしました。
キャンセルした後は、心の重荷が取れ、家族全員がホッとしました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 不安を感じるままに契約を進めるのではなく、納得できるまで考えることが大切です。キャンセルする勇気も時には必要です。
高橋 美穂さん(30歳・北海道)
- 購入した住宅は?
- 新築のマンション
- 家族の誰がどのようになった??
- 私がマイホームブルーに陥りました。入居して数週間経った頃から、何かが違うという気持ちが強くなり、気分が沈んでいきました。
- 原因は何だった?
- 環境の変化に対する不安が一番の原因でした。
マンションは便利で快適でしたが、周囲の住民がどんな人たちか分からず、騒音やコミュニケーションの問題が発生するのではないかと心配でした。
新しい場所に慣れることができるかどうか、仕事や家事との両立がうまくいくかといった不安も重なりました。 - いつまで続いた?
- 3ヶ月は続きました。その間、毎日が不安でいっぱいで、体調も優れない日が多かったです。
- どうやって立ち直った?
- 新しい友人との出会いがきっかけになりました。
マンションの住民向けのイベントに参加して、同じように新しく入居した人たちと交流する機会がありました。
同じ悩みを持つ人がいると知り、安心感が生まれ、少しずつ気持ちが楽になりました。
また、近所のカフェや公園でリラックスする時間を持つことで、新しい環境に少しずつ慣れていきました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 新しい環境に慣れるまでには時間がかかりますが、焦らないでください。
周りの人との交流を通じて、少しずつ不安を解消していけば、必ず新しい生活に楽しみを見出せるようになります。あなたもきっと大丈夫です。
小林 健太さん(48歳・宮城県)
- 購入した住宅は?
- 築15年の中古の一戸建てでした
- 家族の誰がどのようになった??
- 家族全員がマイホームブルーにおちいりました。特に私と妻が強く感じましたが、子どもたちも新しい環境に馴染めず、不満を漏らしていました。
- 原因は何だった?
- リフォームと維持費の予想外の負担が原因でした。
購入後にいくつかの問題が発覚し、修繕が必要な箇所が増えていきました。
予算を大幅に超える見積もりが出てきたことで、これ以上この家に住み続けることができるのかと不安になりました。
築年数が経過しているため、今後も維持費がかかることが予想され、将来の見通しが立たなくなりました。 - いつまで続いた?
- 約半年間も続きました。リフォームを進めるたびに新たな問題が発生し、その度に不安になりました。
- どうやって立ち直った?
- 立ち直るために「売却」を決断しました。
家族全員で話し合い、これ以上この家に住むことは難しいと判断し、少しでも早く売却することにしました。
結果的に購入価格の大部分を取り戻すことができ、家族の新しい生活のために賃貸に引っ越しました。
経済的にも精神的にも負担が軽くなり、今は気持ちが楽になりました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 問題が解決しないと感じたら、無理に住み続けるよりも早めの決断が重要です。
売却という選択肢も前向きな一歩として考えてみてください。
新しい環境で再スタートすることで、家族が安心して暮らせるようになるかもしれません。
田口 隆史さん(45歳・愛知県)
- 購入した住宅は?
- リフォーム済の中古の一戸建てを買いました。
- 家族の誰がどのようになった??
- 私がマイホームブルーになりました。家族はみんな新しい家に満足していたので、私が抱える不安を誰にも言えませんでした。
- 原因は何だった?
- 見えない部分の不安が大きな原因でした。
購入前には気づかなかった、家の老朽化や修繕費用がかかる可能性があることに気づき、それが不安の種となりました。
配管や電気系統の問題が後から発覚し、大きな出費が続くのではないかと心配になりました。 - いつまで続いた?
- おおよそ4か月ほど続きました。その間、家のあちこちをチェックする日々で、落ち着かない気持ちが続きました。
- どうやって立ち直った?
- 立ち直るためにプロに相談することにしました。
専門の業者に家の状態を詳しく調べてもらい、必要な修繕や今後の維持管理についてアドバイスをもらったことで、安心感を得ました。
家族で話し合い、将来のメンテナンス費用を計画的に積み立てることにしたことで、不安が解消され、少しずつ家に対する信頼を取り戻しました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 中古には見えないリスクが伴うこともありますが、プロに相談してしっかりとメンテナンス計画を立てれば、安心して住むことができます。
冷静になって必要な対策を講じることで、不安は解消されます。
家族と一緒に乗り越えていくことが大事です。
梅田 和也さん(40歳・千葉県)
- 購入した住宅は?
- 新築の建売住宅
- 家族の誰がどのようになった??
- 私と妻が一緒になりました。引っ越しの準備を進める中で、急な不安におそわれました。
- 原因は何だった?
- 近隣環境と家の構造の不安が原因でした。
引っ越し前に周囲を再度歩いてみたところ、近隣住民の様子や交通量が多いことに気づき、「本当にこの場所で子どもを育てられるのか?」という気持ちが急に膨らみました。
建物の構造が見た目以上に簡素で、防音や断熱性が不十分ではないかと感じたことも、不安を強めることとなりました。 - いつまで続いた?
- 約2週間です。引き渡し直前でキャンセルをするかどうか、毎日夫婦で話し合っていました。
- どうやって立ち直った?
- 最終的にキャンセルを選びました。すでに支払っていた手付金200万円が没収になりましたが、不安を抱えたまま生活を始めるよりも、後悔を避けるための選択でした。
すぐに別のエリアで改めて家探しを開始し、今度はじっくりと時間をかけて家を選ぶことができました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 最初の判断が必ずしも最良とは限りません。
キャンセルすることで得られる安心感や、新しい選択肢を見つけるチャンスもあります。
大切なのは、後悔のない選択をすることだと思います。
片桐 明美さん(43歳・京都府)
- 購入した住宅は?
- 新築の注文住宅を建てました
- 家族の誰がどのようになった??
- 私が一番つらかったですが、夫も徐々に同じように感じるようになりました。新しい家に住み始めた途端、なんだか心が落ち着かなくなりました。
- 原因は何だった?
- 住み心地と周辺環境への不満が原因でした。
家自体は理想通りでしたが、実際に住んでみると、日当たりが悪く、冬場は家の中が非常に寒く感じられました。
周辺の道路が思った以上に交通量が多く、騒音がストレスになりました。さらに、ご近所との交流がうまくいかず、孤立感を感じるようになりました。 - いつまで続いた?
- 約1年間、次第に家に帰るのが憂鬱になり、精神的に追い詰められていきました。
- どうやって立ち直った?
- 最終的には売却を決断しました。家族で話し合い、このままここに住み続けるよりも、新しい環境でやり直した方が良いという結論に至りました。
売却に際しては多少の損失が出ましたが、新しい住まいでの生活が始まると、気持ちが前向きになり、安心して過ごせるようになりました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 家は人生の大きな決断ですが、どんなに理想的な家でも、住んでみて違和感を感じることもあります。
無理をせず、心地よく過ごせる場所を見つけることが大切です。売却という選択肢も、より良い生活を送るための一つの方法だと感じます。
中村 真由美さん(36歳・大阪府)
- 購入した住宅は?
- 新築の建売住宅
- 家族の誰がどのようになった??
- 私と夫の両方がマイホームブルーに。新しい生活が始まってから、家のことで言い争うことが増えました。
- 原因は何だった?
- 建売住宅の制約による後悔が原因でした。
購入後に気づいたのですが、間取りやデザインがほぼ決まっている建売住宅では、自分たちの好みや生活スタイルに合わない部分が多々ありました。
特に、収納スペースが少なく、家がすぐに散らかってしまうことや、日当たりが思ったほど良くないことに大きなストレスを感じました。 - いつまで続いた?
- 5ヶ月ぐらいでしょうか。その間、家にいること自体がストレスになり、外出することが多くなりました。
- どうやって立ち直った?
- 少しずつ改善することに力を入れました。
夫と一緒に収納スペースを増やすための家具を購入したり、収納棚を作ったりしました。
家の中の配置を工夫して、少しでも住みやすくなるように試行錯誤しました。
そうすることで、「この家を自分たちのものにしている」という実感が湧き、次第に家への愛着を感じていきました。 - 今マイホームブルーで悩む人へ一言
- 建売住宅は決まった形で買うことが多いですが、工夫次第で自分たちの理想に近づけることができます。
少しずつ、自分たちの手で家を作り上げる過程を楽しむことで、愛着が深まるはずです。
以上、新築マイホームブルーを経験した人の体験談を紹介しました。
原因は人により様々じゃな…
いつまで続くか気になるところですが、体験談からわかるように原因や本人の性格によりこれも様々です。
中には、新築を購入したこと自体を失敗に感じるまでになり、鬱(うつ)やノイローゼで悩む人も少なくありません。
いつまで続くのかを考えながら時間の解決を待つのではなく、積極的に立ち直る行動を取るべきです。
下記の記事では、家を売って引っ越すことで解決した人の体験談等を紹介していますので、気になる人は併せてチェックしてみて下さい。
「なぜ失敗したのが私なの…」 「慎重に購入したはずだったのに…」 新築の購入に失敗し、鬱(うつ)やノイローゼで家を売って引っ越しますと決断する人は多いです。 長くマイホームへの夢や希望を膨らませていた人ほど、つらい後悔 …
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新築マイホームブルーの立ち直り方[6つ]
よくある「新築マイホームブルーの立ち直り方」に以下の6つを挙げます。
マイホームブルーを克服するポイントは、「少しだけ考え方を変えること」「ポジティブな考え方を学ぶこと」が大事です。
マイホームブルーが原因で、落ち込む、眠れないなどストレスを抱えて精神的に不安定になる他、イライラして夫や妻に攻撃的になり、ひどい場合は実際に離婚まで発展する夫婦もいます。
決して克服を焦らず、夫や妻に協力をあおぎ、あなたのペースで気持ちを整えることをおすすめします。
1.100点のマイホームは現実に無いと知る
現実として、誰でも少なからず新居に不満を持っています。
マイホームは限られた予算の中で手に入れるため、必ず妥協している点があり100点はありません。
全ての希望が100とすれば、70叶えば上出来。
あとの30は「家族との暮らしの思い出で埋める」、そんな考えがあっていいと思います。
もし、どうしても納得できない箇所があるなら、新築とはいえリフォームを検討するのも1つです。
見る度に後悔して、眠れないほどストレスを抱えるぐらいなら、費用が少々かかってもリフォームで解消することをおすすめします。
仮に経済的にすぐできなくても、「リフォームすれば克服できる」と解決策が頭にあるだけで、少し気持ちが楽になるはずです。
2.家族でマイホームの良い面を出し合う
一度マイホームブルーにおちいると、頭の中で小さな後悔が大きな後悔に膨らみ、良い面を忘れてしまいがちです。
あなたも気に入った部分があったからこそ、マイホームの購入を決断したはず。
前向きな気持ちを思い出す意味でも、購入したマイホームの良い面を家族で再度共有してみましょう。
マイホームブルーの原因となった不安や後悔はいったん忘れて、良い面をあるだけ紙に書きだすと、マイナスな気持ちを少し克服できるはずです。
3.新居に明るく暮らす家族を想像する
特に、入居前・計画中にマイホームブルーへおちいった時の克服におすすめです。
想像力をほんの少し働かせて、
- 寝室でぐっすり眠る子供の寝顔
- 広いリビングで遊びまわる子供の姿
- お風呂で仕事の疲れを癒している夫
- 庭でバーベキューして楽しそうな子供
- 友達とホームパーティーをしている妻
- 窓から見える景色に深呼吸する姿
- 家庭菜園やガーデニングの趣味を始めた妻
など、購入したマイホームで明るく暮らす家族を想像してみましょう。
1つの考え方ですが、マイホーム購入は家そのものを買うのではなく、マイホームを買うことで得られる家族の暮らしを買います。
新築した新居での家族の明るい暮らしを想像した分だけ、マイホームブルーは克服できるはずです。
4.新居周辺の素敵な場所を散策する
立地が原因でマイホームブルーになった人におすすめじゃ!
立地は人気or不人気でその良し悪しを判断されがちですが、どんな土地にも必ず魅力があるものです。
例えば、
- 子供が遊べる公園が多い
- 川沿いでジョギングできそう
- 隠れ家的なカフェが近くにある
- 素敵な景色が広がる展望台がある
- 愛犬の散歩コースに良い道がある
- 行きつけにできそうな居酒屋がある
などです。
マイホームブルーの克服には、建物ばかりに目を向けるのではなく、生活環境という広い視野で見つめ直してみることがおすすめです。
散策による新たな発見から、暗い気持ちを抜け出すきっかけになることは多々あります。
5.仲の良い友達にマイホームを褒めてもらう
あなた自身は気になる不満や後悔も、他人から見れば何ともなかったり、むしろ良く見えたりするものです。
仲の良い友達なら、客観的な立場でマイホームの良い面を見つけてくれるはずです。
「友達から意見をもらうのは…」と少し自信がないなら、ジャッジのハードルを下げて、マイホームを持っていない賃貸暮らしの友人に見せて褒めてもらう方法も1つです。
賃貸暮らしにはマイホームがうらやましいはずじゃからの~
この克服方法は少し意地悪な感じがしますが、あなたが眠れないほどマイホームブルーを抱えているなら、早く抜け出すためと割り切りましょう。
6.他人のマイホームと比較しない
人の目を気にしてマイホームブルーになる人はたくさんいます。
まさに「隣の芝生は青く見える」状態です。
ネットやSNSで単なるインテリアなどの情報収集だったはずが、つい他人の家と比較してしまい、マイホームブルーのうずに巻き込まれていくのはよくある話です。
あなたの家にも、他人が見ると「うらやましい」と思える部分があるはずです。
最初はその考え方に目を向けましょう。
ただ最終的には、他人は他人、あなたはあなたという割り切りが、マイホームブルーの克服には大事です。
以上、新築マイホームブルーの立ち直り方を解説しました。
マイホームブルーにより落ち込むだけならまだしも、眠れないなど強い症状があるなら、あなただけで抱え込まないことです。
「いつか克服できるだろう…」「時間が解決するだろう…」と安易に考えず、早めに専門医に頼ってみることも1つの選択肢です。
引き渡し後、ひどいマイホームブルーに悩む人は『スーモ売却 (無料)』で「もし売ればいくらなのか?」を今すぐ調べて下さい。僕の友人は3年後に査定へ出したけど、価値が下がって住宅ローンの完済NG…。売却の選択肢がなくなりました。
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おおよその情報で依頼できます
査定後に売る・売らないは自由です
「念願の新築なのに好きになれない…」 「新築に引っ越したけけど、何か違和感…」 「この新築…私の理想とは少し違ったかも…」 「せっかくの新築なのに、喜べない自分がいる…」 あなたも同じように感じていませんか? 一般的に、 …
ひどい新築マイホームブルーなら
キャンセルや売却も立ち直り方の1つ
毎日眠れないほどのひどい新築マイホームブルーなら、キャンセルや売却を検討することも、ひとつの立ち直り方です。
新しい生活をスタートするどころか、その不安に押しつぶされてしまうことがあり、精神的に不安定な状態での暮らしは、健康にも影響を与えるでしょう。
何のためにマイホームを購入したのか
その目的を見失ってしまうかもしれん
さらに、マイホームブルーが原因で夫婦間の関係に亀裂が入り、言い争いが増えることも少なくありません。
最悪は離婚にまで発展する
ケースもあるって聞くよね…
そのため、ひどいマイホームブルーには、早めの対策を取ることが本当に大事です。
引き渡し前なら「キャンセル」は状況により可能
一般的な契約書には、キャンセルや解約に関する条項が記載されていることが多いため、まずは確認することが第一歩です。
手付金や違約金を支払うことで、
キャンセルできる可能性が高いぞ
ただし、キャンセルに伴う費用や条件は契約内容によって異なるため、詳細は契約書をじっくり読み返し、必要なら専門家に相談することをおすすめします。
とはいえ、キャンセルが成立しても、支払った手付金やその他の費用の一部が戻らない可能性があるため、その点は覚悟が必要です。
それでも、精神的な健康を取り戻すことを優先するなら、キャンセルを選択することが重要な一歩となるはずです。
引き渡し後なら「売却」してリセットも選択の1つ
引き渡し後にマイホームブルーが深刻化した場合、実際に売却する人も多いです。
しかし、購入後すぐに売却すると、購入価格よりも売却価格が下がる傾向があります。
経済的な損失となり得ますが、それでも精神的な健康を維持するためには、選択の1つとして検討することをおすすめします。
また、売却を考えるなら早めの決断が重要です。
できるかぎり新築の状態で売り出すことで、少しでも高値で売れるからです。
また、売却後の生活設計は
必ず事前に考えておくんじゃ
新しい住居への引っ越しや、賃貸に住み替えることを視野に入れ、経済的な負担を軽減できるよう計画を立てることが大事です。
経済的な損失は確かに避けたいものですが、新築マイホームに執着するあまり、家族や自身の健康を犠牲にしてしまうことは避けたいものです。
状況に応じて売却を選択し、新たなスタートを切ることで、より良い未来を築くことも大いにあります。
新築の売却については、下記の記事も参考にしてみて下さい。
「建売を買ったけど後悔で売りたい…」 「なぜもっと慎重に買わなかったのか…」 すでに買った新築に後悔して、深刻に悩んでいませんか? 無理して手に入れたマイホームなら後悔も大きいことと思います。 私は不動産業界に18年いま …
まとめ
今回の不動産とーくは『新築マイホームブルーいつまで続く?立ち直り方は?体験談まとめ』と題して、下記の項目を解説しました。
お役に立てたかの~?
昔からの格言(?)で、家は3回建てないと理想の家にならないそうです。
とはいえ、3回も建てるなんて到底現実的ではないため、この考えには正直共感できないんですが…。
やはり大半の人が一生に1回のマイホームだからこそ、思い入れが強い分だけ、マイホームブルーにまで発展する可能性を秘めています。
ただ、限られた予算の中で手に入れるマイホームは、住む前から理想に仕上げることは難しく、「住んでからじっくりと家を育てていく」、そんな考え方も大事かなと思います。
あなたが1日も早く、マイホームブルーを克服できることを願っています。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
引き渡し後、ひどいマイホームブルーに悩む人は『スーモ売却 (無料)』で「もし売ればいくらなのか?」を今すぐ調べて下さい。僕の友人は3年後に査定へ出したけど、価値が下がって住宅ローンの完済NG…。売却の選択肢がなくなりました。
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おおよその情報で依頼できます
査定後に売る・売らないは自由です
本記事『新築マイホームブルーいつまで続く?立ち直り方は?体験談まとめ』を読んだ人には、下記の記事もおすすめです。
新築マイホームをすぐ売却して手放す理由を解説していますので、この機会にぜひ併せてチェックしてみて下さい。
「新築マイホームを手放す理由は何がある?」 「新築をすぐ売却…皆よほどの理由があるよね…」 多額の資金とローンで購入した新築一戸建てや新築マンション。 何か理由があって手放すことは、何も珍しいことではないんです。 しかし …
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