
「貧乏だから家が買えないなんて、銀行は不公平すぎる…」
30代にもなれば、結婚し子供も産まれ、「次はマイホームだ!」と意気込む方も多いと思います。
そしてその一方、お金&仕事上の理由から、
と深刻に悩んでいる方も少なくありません。
ですが、そもそもの疑問です。
なぜ家が買えない30代はみじめなんでしょうか?
そう思わなくてはいけないんでしょうか?

教授!今日は、家が買えないと悩む30代の方に向けたテーマです

このまま続く賃貸暮らしを悩む人は多い!
1つの考え方を学べる話にしたいの~
まず目次じゃ!
今回の不動産とーく『30代で家が買えないってみじめ…泣←全く思わなくていい4つの理由』では、不動産業界15年の経験から、実際の不動産コンサルティングで話す内容を無料で解説していきます。
この記事を読めば、30代で家が買えない現状に悩む気持ちが少し楽になると思います。
希望となる前向きな考え方の解説です。
ぜひ参考にしてみて下さい!
なぜ30代で家が買えない現実をみじめに思うの?
そんなマイナスな気持ちになる根本の原因は、
- 年収が低い
- 貯金が少ない
- 借金がある
- 貧乏で余裕がない
- 住宅ローンが通らない
など、経済的な理由がほとんど。
ただ、
「どうしてもマイホームが欲しい」
この思いは捨てきれませんよね。
考えれば考えるほど、理想と現実のギャップに耐えきれないことでしょう。
「どうせマイホームは夢に終わる…」
と、みじめな気持ちになるのも当然かと思います。

気持ちが整理できず、つらいじゃろうな
あなたが経済的な問題に悩み、家を買うことを半分諦めている中、
- 友人や会社の同僚がマイホームを買った
- 親や上司から家を早く買うよう勧められる
- SNSでマイホーム関連の投稿が目に付く
- 近所に新築の家が建ち始めた
など、周囲でマイホーム関連の話がよく目に耳に入りませんか?
しかも30代は特に多い…。
不思議なもので、自分が強く関心をもっている事柄って周囲に起きやすいんです。
ただ、
30代でも、あえて家を買わない人は本当にたくさんいますからね。
それに、無理して家を買った結果、人生を棒に振るレベルで後悔することもあります。
もう一度声を大にして言うと、
そこで次項では、30代で家が買えないとしてもみじめに思わなくていい理由について解説していきます。
30代で家が買えないってみじめ…全くそう思わなくていい4つの理由
30代で家が買えないとしても、みじめに思わなくていい理由は以下の4つです。
- 40代で家を買う人も多い
- 「家を買って男は一人前」の格言は時代遅れ
- 将来に資産価値が残らない家が大半
- 近年はあえて賃貸を選ぶ人が多い
※マイホームの購入を否定する記事ではありません。「家が買えないことをみじめに思う必要がない」、これを強く伝えたいために、一部マイホーム購入について否定的な言い回し等もあります。本サイトはあくまで中立ですので、誤解なくお願いします。
では、1つずつ解説していきます。
理由1.40代で家を買う人も多い
40代、中には50代で家を買う人もたくさんいます。
30代の今家が買えないからみじめに感じる必要はありません。

焦ることはないぞ!

うちの親の30代はずっと貧乏でした
だから、40代で買ったそうです
周囲から「マイホームを買った!」なんて話を聞いても、「自分は自分、他人は他人」です。
余裕ができてからで全然いいと思います。
何とか資金を調達して、焦って無理して家を買った結果、
「理想のマイホームにはほど遠いな…」
など、万一後悔しては取り返しがつきませんからね。
「何としてでも30代に!」ではなく、「時間をかけて理想の家を見つけたい」と気長に構えることも大切です。
30代で家が買えない現実を、みじめに思う必要はありません。
理由2.「家を買って男は一人前」の格言は時代遅れ
「家を買って男は一人前」
「マイホームを持って一国一城の主」
これらの格言はもはや時代遅れです。
日本人は、昔から「持ち家信仰」が強い傾向。
「持ち家に住む人こそ偉い!」と言うかのような価値観に縛られているだけだからです。
家が買えないことをみじめに思う必要はありません。

親や親戚、職場の上司がよく言いがちなセリフですね

これらの格言には明確な根拠がないんじゃ
いつまで語り継がれるんじゃろうか…
誰かに家の購入を勧められても、その度にみじめに思わなくていいです。
理由3.将来に資産価値が残らない家が大半
不動産は「資産」。
こう言われつつも、将来に資産価値が残る家はほんの一部です。
家が買えないことをみじめに思わなくていいんです。
突然ですが、3,000万円の新築住宅を金利1%のフルローンで35年組んだ場合、総額いくら払うことになるでしょうか?
購入価格 | 3,000万円 | |
---|---|---|
諸費用 | 240万円 | ※購入価格×8% |
金利 | 560万円 | ※年利平均1%・35年分 |
支払い総額 | 3,800万円 |
次に、住宅ローンを終える35年後に、資産価値はどの程度残っているでしょうか?

築35年の建物じゃからの~

資産価値もほぼ土地値しか残ってませんよね

維持するのに修繕も必要じゃろう
資産価値 | 1,300万円 | ※予想査定額(35年後) |
---|---|---|
修繕費用 | 300万円 | ※購入価格×8% |
維持に必要な修繕費用をマイナスすると、結果35年後には「1,000万円」しか残らないイメージです。

一例じゃが、妥当なラインじゃな
毎月コツコツ住宅ローンを返済して、修繕しながら必死の思いで35年払いきり、いざフタを開けたら「1,000万円」しか手元に残らない…。
この現実が大半です。
そして、この現実に気付かず購入する人がほとんどです。
プロの情報ルートや目利きが無ければ、本当の意味で「資産」と呼べる不動産に出会うことはなかなかありません。
よって、「資産」欲しさに家が買えないからと、みじめに思わなくて正解でしょう。
理由4.近年はあえて賃貸を選ぶ人が多い
「家は借りて住むもの」と考え、近年はあえて賃貸を選ぶ人も多いです。
家が買えないことをみじめに思わなくていいです。
賃貸には、
- ライフスタイルの変化に対応しやすい
- 持ち家に比べて住み替えが容易
- 設備等の修繕費用はオーナー負担
- 住宅ローンを背負わなくていい
などのメリットがあります。
ライフスタイルの変化に、持ち家は相性が悪い。
住宅ローンの完済を前提に売却する必要があるため、簡単には住み替えできないからです。
賃貸なら、
「転職した!新しい職場近くに引っ越そう!」
「収入が安定してきた!駅近に引っ越そう!」

住宅ローンの縛りがないし自由じゃ
また、近年の賃貸ニーズの向上から、食洗機、床暖房、浴室乾燥、宅配BOXなど高機能な設備を備えた物件もたくさんあります。
賃貸でも快適で心地良い生活を送ることも可能なわけです。

インターネット無料な物件もあって嬉しいですね
近年はあえて賃貸を選ぶ人が多いです。
家が買えないからといって、みじめに思う必要は全くありません。
あなたの価値観で「賃貸」と決めたのなら、それはベストな選択です。
以上、30代で家が買えないことをみじめに思わなくていい4つの理由を解説しました。
- 40代で家を買う人も多い
- 「家を買って男は一人前」の格言は時代遅れ
- 将来に資産価値が残らない家が大半
- 近年はあえて賃貸を選ぶ人が多い
つづいては、その逆。
家を買った方がみじめになる場合について、解説していきます。
逆に家を買った方がみじめになる場合がある?
実は、家を買った方が結果的にみじめになる人もいるんです。
以下2つのケースです。
- 無理して家を買った場合
- 資産価値の低い家を高値で買った場合
家が買えないことにばかり目を向けると視野が狭くなります。
両面から見ていきましょう。
ケース1.無理して家を買った場合
『無理して家を買った場合』は、逆にみじめな結果が待っている可能性大です。
経済的な余裕がない、かつ住宅ローンの返済に追われ、日常生活そのものがみじめになるからです。
家が買えない現実を受け入れる方が大いにマシです。
近年は審査が甘い銀行が多いように思います。
「えっ?」と驚く金額が借りられる、ある意味こわい時代です。

銀行は土地と建物を担保にとるから、ある程度は柔軟なわけじゃが…
住宅ローンの返済期間は大半が35年。
生活費、教育費、貯蓄を含めて長い視野で計画すべきです。
「この支払いなら大丈夫!」と、経済的に問題ない確信が得られなければ、家は買うべきではありません。
「なんとかなる!」では、家族を一生貧乏生活に巻き込むおそれがありますからね。
少なくとも家を買う目的は、
ことかと思います。
ただ、途中から買って手に入れることが目的そのものにすり替わっている人がいますので、注意が必要です。

もしあなたにも心当たりがあれば、客観的に見つめなおしてほしいの~
とにもかくにも、無理して家を買った場合は、その後の生活がみじめになる可能性大です。
残業を増やし、節約する毎日に明け暮れ、家族との時間が少なくなり、育ちざかりの子供には我慢させることばかり…。
もちろん、おどすわけではありません。
ただ、マイホーム購入が貧乏生活の入り口になった人が実際に多いです。
まだまだ30代。
家が買えないことをみじめに思う気持ちなら、あなた次第で今後なんとでもなりますからね。
ケース2.資産価値の低い家を高値で買った場合
『資産価値の低い家を高値で買った場合』は、その現実を知った時本当にみじめです。
購入と同時に大きく損をしていたケース。
賃貸に住んでいた方がマシだったと思います。
例えば、資産価値2,000万円の家を、気付かず2,500万円で買った場合です。
実際の価値より500万円も高く支払う現実を想像できるでしょうか?

そ、それはさすがに気づきませんか?

いや、ざらにあるんじゃ
不動産の知識がないばかりに、営業マンの巧みなトークを信じ、盛り上がった気持ちのまま契約する人が結構多いです。
この時、高値で購入した現実に気付きませんから、知って後悔するのは後々。
価値のわかる人に指摘されて、買ってしまった後悔とみじめな気持ちは本当につらいものです。

聞かない方がよかったのかもしれんの~
高く支払った分のローン返済も続きます。
みじめどころか大変な後悔です。
状況は違えど、「家が買えない…」とみじめに思う今と比較してどうでしょう?

…大きな損を叩きつけられるよりマシですね
結論「家を買う=万人の正解ではない」
30代で「家が買えない」ことを、みじめに感じることはありません。
結論にしたこの考えは、ライフスタイルの変化が激しい今の時代にマッチしていると言えます。
「家を買う=正解」この根拠のない価値観をフィルターにするから、みじめな気持ちが生まれてしまう人が多いです。

時代に合わない古い考えは、今すぐ捨てることじゃな
何も「家を買う」行為そのものを否定しているのではありません。
- 家を買う人
- 家を買わずに賃貸で暮らす人
- 30代で買う人
- 40代で買う人
周囲の意見に惑わされず、
大前提はそういう話です。
でもやっぱり「マイホームが欲しい!この気持ちが捨てきれない!」。
ただ、収入が少ない、借金がある、住宅ローンが通らないなど経済的な理由で家が買えないなら、30代は準備期間と割り切ることも大切です。
一例ですが、30代で転職を成功させて年収がアップした結果、2~3年後に希望のマイホームを手に入れた人は何人もいますからね。
もし一歩踏み出すなら、ミイダスなどの転職支援サービスで、転職市場でのあなたの価値(期待できる年収)をまずは確認するといいでしょう。
とにもかくにも、みじめに思うことなく、あなたと家族が幸せになる未来を信じて一歩一歩進んでいきましょう。

くれぐれも目的を見失わんようにな!
まとめ
今回の不動産とーくは『30代で家が買えないってみじめ…泣←全く思わなくていい4つの理由』と題して、下記の項目を解説しました。
- なぜ30代で家が買えない現実をみじめに思うの?
- 30代で家が買えないってみじめ…全くそう思わなくていい4つの理由
- 逆に家を買った方がみじめになる場合がある?
- 結論「家を買う=万人の正解ではない」

今回の記事はどうじゃったかの~?

考え方を見直すいい機会になりました

私は小さい頃から貧乏で育ちましたから、とても共感できる内容でした
何度も言いますが、家が買えないからといって、みじめに感じる必要はありません。
30代で家を買うことは、あくまで選択肢の1つ。
必ずしも正解ではなく、年齢にこだわる必要もありません。
30代は家を買うための準備期間にして、長い目でマイホーム計画を立てることも立派な選択肢の1つです。
以上、『30代で家が買えないってみじめ…泣←全く思わなくていい4つの理由』でした。
今「家なんて買うんじゃなかった…」と買って後悔していますか?本記事では、家の購入に後悔した理由を経験談付で紹介。具体的な解決策もわかりやすく解説しています。購入した家の後悔から楽になりたい方は必見です!

今回の記事は悩み解決のヒントになりましたか?

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またお会いできることを楽しみにしています!