築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場は?新築時のいくらマイナス?
「築3年、まだ早いけど売却しようかな」
「築4年の一戸建てなら売却相場は高いかな」

新築の輝きがまだ色褪せない築3年・築4年の一戸建て。
住み始めてわかることや気持ちの変化も多々あり、売却を考える人も少なくありません。

中には、転勤や離婚など特別な事情でやむを得ず売却する人もいるでしょう。

築3年や築4年の一戸建てを売却する際、その価値はどのように評価されるのでしょうか?
新築からわずか数年、まだ新しいとも言える一戸建ての売却相場は、新築時と比較してどの程度の価格差があるのでしょうか?

この記事では、不動産業界18年のプロが『築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場は?新築時のいくらマイナス?』と題して徹底解説します。

売却相場の知識はもちろん、あなたの売却成功に向けて、役立つ情報が得られるはずです!

この記事を執筆した専門家
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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築3年・築4年の一戸建ては売却市場でどう見られる?有利?不利?

築3年・築4年の一戸建ては売却市場でどう見られる?
まず、築3年や築4年の一戸建ては、新築と中古の間のポジションで「築浅」を印象づけて売却できるので、比較的高く売りやすいです。

現代の生活スタイルに合った最新の間取りや機能性などに魅力を感じ、新築には手が届かない買主が積極的に検討する傾向にあります。

レオ教授レオ教授

劣化によるリスクが
考えにくいからの~

特に、新築の価格が高騰している地域では、築3年・築4年の一戸建ては注目度が高いため、売却を有利に進められることが大半です。

やはり「築浅」は人気なので、他に競合物件の少ないタイミングで売りに出せば、地域の売却相場より高く売れることも多いと考えます。

正確に?大体で?
築3年・築4年一戸建ての売却相場を知るには?

築3年・築4年一戸建ての売却相場を知る
まず、築3年・築4年一戸建ての売却相場を正確に知りたい場合は「不動産会社へ査定依頼」一択です。

たとえ、同じ地域や町内にある家であっても、建物の特徴、基本性能、住宅性能評価、維持管理の状況、保証内容及び期間、不具合発生の有無、新築時オプションなどの違いで、個々に大きく増減するからです。

リョウヘイ

具体的に売却を前に相場を知るなら
プロへ査定依頼した方がいいんですね

築3年・築4年一戸建ての売却検討に当たり、相場を具体的かつ正確に知りたい人は、記事中盤の「築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場を知る方法」からが参考になります。

※個人でも、周辺の売却事例と比較すれば売却相場を判断できる、と解説する人もいますが、個人で取得できる周辺の売却事例には限りがあるため、正確に把握することは困難です。

築3年・築4年一戸建ては新築時から大体いくらマイナス?

一方で、築3年・築4年一戸建ての「大体」の売却相場を知りたい場合、新築当時の金額からある程度は予測できます。

当時の売買契約書や請負契約書から土地と建物の内訳がわかるので、新築時を100として、築3年or築4年経過した分の金額をマイナスします。(ただし、土地建物の内訳は不動産会社や建築会社が調整している場合もあるため「参考価格」として)

「大体」の売却相場を調べる際には、国土交通省の公表資料内の不動産流通推進センターのマニュアルに基づく下記試算が役に立ちます。

引用:中古住宅流通、リフォーム市場の現状※一部追記

木造一戸建ての試算結果(一番左のオレンジ線)は、新築時を100%として、築3年で約82%、築4年で約77%になる市場価値が算出されています。(隣の肌色線は会計上の減価償却による下落率のため除外)

レオ教授レオ教授

くれぐれも建物のみの下落じゃ!

土地の売却相場は、社会情勢や景気の変動等が無いことを前提に、まず変わらないと考えていきます。

簡単にまとめると、当時新築で買った築3年・築4年一戸建ての「大体」の売却相場は、新築時を100%として、

  • 築3年:土地100%+建物約82%
  • 築4年:土地100%+建物約77%
レオ教授レオ教授

この数字が1つの
目安になるじゃろう

シミュレーション1.
新築時3700万円(建物1800万・土地1900万)を築3年・築4年で売却

例えば、新築時3700万円(建物1800万・土地1900万)の木造一戸建てを、築3年・築4年で売却する場合は、

横にスクロールできます→→
合計価値(建物土地) 建物価値(残存率) 土地価値(一定)
新築時 3700万円 1800万円(100%) 1900万円
築3年 約3376万円 約1476万円(約82%) 1900万円
築4年 約3286万円 約1386万円(約77%) 1900万円
※土地相場が一定であることが条件

上記表の通り、新築時3700万円(建物1800万・土地1900万)の木造一戸建ては、築3年で「約3376万円」、築4年で「約3286万円」がおおよその目安になります。

シミュレーション2.
新築時4580万円(建物2380万・土地2200万)を築3年・築4年で売却

次に、新築時4580万円(建物2380万・土地2200万)の木造一戸建てを、築3年・築4年で売却する場合は、

横にスクロールできます→→
合計価値(建物土地) 建物価値(残存率) 土地価値(一定)
新築時 4580万円 2380万円(100%) 2200万円
築3年 約4152万円 約1952万円(約82%) 2200万円
築4年 約4033万円 約1833万円(約77%) 2200万円
※土地相場が一定であることが条件

上記表の通り、新築時4580万円(建物2380万・土地2200万)の木造一戸建ては、築3年で「約4152万円」、築4年で「約4033万円」がおおよその目安になります。

シミュレーション3.
新築時5880万円(建物2780万・土地3100万)を築3年・築4年で売却

最後に、新築時5880万円(建物2780万・土地3100万)の木造一戸建てを、築3年・築4年で売却する場合は、

横にスクロールできます→→
合計価値(建物土地) 建物価値(残存率) 土地価値(一定)
新築時 5880万円 2780万円(100%) 3100万円
築3年 約5380万円 約2280万円(約82%) 3100万円
築4年 約5241万円 約2141万円(約77%) 3100万円
※土地相場が一定であることが条件

上記表の通り、新築時5880万円(建物2780万・土地3100万)の木造一戸建ては、築3年で「約5380万円」、築4年で「約5241万円」がおおよその目安になるでしょう。

各売却相場のシミュレーションをまとめると

横にスクロールできます→→
シミュレーション1
3700万円(建物1800万・土地1900万)
シミュレーション2
4580万円(建物2380万・土地2200万)
シミュレーション3
5880万円(建物2780万・土地3100万)
新築時 3700万円 4580万円 5880万円
築3年 約3376万円 約4152万円 約5380万円
築4年 約3286万円 約4033万円 約5241万円
※土地相場が一定であることが条件

お気づきの人もいるかもしれませんが、築年数経過により価値が下落するのは建物だけなので、

  • 土地価格より建物価格の比重が多い
    →下落幅も多い
  • 土地価格より建物価格の比重が少ない
    →下落幅も少ない
レオ教授レオ教授

上記の考え方が一般的じゃな

ただここまでは、1つ考え方に基づくおおよその試算結果であり、建物の特徴、基本性能、住宅性能評価、維持管理の状況、保証内容及び期間、不具合発生の有無、新築時オプションなどの違いで、個々に大きく増減することは理解しておきましょう。

また、土地の市場価値は変わらない前提で試算しましたが、実際は新築以降の社会情勢や景気の変動等により上下するため、その点も考慮して参考にすることが大事です。

くれぐれも、築3年・築4年一戸建ての売却相場を正確に知りたい場合は「不動産会社へ査定依頼」一択になることは、頭に入れておいて下さいね。

築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場を知る方法

築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場を知る方法

改めて、築3年・築4年一戸建ての売却相場を正確に知りたい場合は「不動産会社へ査定依頼」一択です。

正確な売却相場を知るなら、

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さらに、3社以上の査定額を平均して、実際に売却できる確率が高い金額も知ることができます。

3社の査定結果による正しい売却相場の計算例は?

築3年・築4年一戸建ての売却相場を知る際の計算例
まず、3社へ同時に査定依頼すると下記のような結果になるはずです。(価格帯は参考です)

A社 3,250万円
B社 3,020万円
C社 3,470万円

上記場合は、3,020万円~3,470万円の範囲が売却相場と見て、3社を平均した3,246万円前後で売れる可能性が高いと考えます。

A社 4,190万円
B社 4,650万円
C社 4,330万円

上記場合は、4,190万円~4,650万円の範囲が売却相場と見て、3社を平均した4,390万円前後で売れる可能性が高いと考えます。

レオ教授レオ教授

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くれぐれも、各不動産会社が出した査定額の根拠は要チェックです。

マチ②

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レオ教授レオ教授

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築3年・築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因4つ

築3年・築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因として、下記の4つ解説します。

要因1.土地条件の違い

『土地条件の違い』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因の1つです。

一戸建ての価値を決める要素として、建物自体の特性はもちろん重要ですが、土地の条件もまた、売値に大きな影響を及ぼします。

具体的には、土地の方角や道路への接道条件、土地の形状、高低差などが挙げられます。

リョウヘイ

方角でいえば、南向きの土地は
他の方角より高くて人気ですよね

これらの条件は、住環境や利便性、さらには将来的な価値の変動にも関わってきます。

例えば、6m程度の広い道路に面した間口がゆったりとした土地の一戸建ては、車の出入りもしやすく、建物への日当たりも確保しやすいため、価値が高い傾向にあります。

一方で、過度な変形地や高低差が大きいなどの土地は、その状況の程度によって、売値が売却相場よりも低くなることもあるでしょう。

以上から『土地条件の違い』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より上下する要因の1つとなるため、土地の有利不利な特性も理解しておきましょう。

要因2.建物条件の違い

『建物条件の違い』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因の1つです。

築年数が浅い一戸建てでは、建物の品質や間取り、設備の状態などが、買主の評価に大きく影響するからです。

細かく言えば、使い勝手やデザイン、耐震性、省エネ性の高さなどがそれに当たります。

マチ

新しい家ほど慎重に見ますよね

また、保証内容の充実度も、買主にとっては重要な安心材料の1つと言えるでしょう。

その一方で、例えば、ファミリーに向かない特殊な間取りや、安っぽいシンプルな設備を使っている一戸建ては、買主にどこか後ろ向きな印象を与えてしまいます。

以上から『建物条件の違い』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より上下する要因の1つとなります。

建物の魅力的なポイントが多いor少ないにより、高額売却や早期売却の実現に直接の影響が出るでしょう。

要因3.新築時の建築会社の違い

『新築時の建築会社の違い』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因の1つです。

建築会社の信頼性を重視し、中古でも安心して住める家を求める買主がとても多いからです。

中でも、大手ハウスメーカーが建てた一戸建ては、そのブランド力と高い建築技術、充実したアフターサービスにより、売却市場で高い評価を受ける傾向にあります。

リョウヘイ

建築会社のブランドって
やはり大事なんですね

これに対し、低予算で建てられた一戸建ては、コストを抑えるために使用される材料や設備のグレードが異なることが多く、それが売値に反映されます。

以上から『新築時の建築会社の違い』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より上下する要因の1つとなります。

レオ教授レオ教授

新築同様に建築会社が決め手に
なるケースが多いからの~

建築会社の違いは、単に初期コストだけでなく、長期的な資産価値にも影響を及ぼすため、この点をしっかりと検討に入れる買主が増えています。

要因4.トラブルの有無

『トラブルの有無』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因の1つです。

価格でも安くない限り、トラブルのある一戸建てを購入する買主は少ないからです。

レオ教授レオ教授

住み心地や安心感に
直結するからの~

例えば、隣家からの騒音や境界線に関するものはよくあるトラブルです。

どんなに気に入った一戸建てでも、不動産会社からそれらのトラブルの存在を告げられて、購入を断念するケースは実際に多いです。

マチ②

トラブルを隠して
売却できませんもんね

解決の兆しがあれば買主の不安も少ないですが、心理的にネガティブな影響を完全にぬぐい切れず、やはり価格で折り合いをつけるケースが多いと思います。

以上から『トラブルの有無』は、築3年や築4年一戸建ての売値が売却相場より上下する要因の1つとなります。


以上、築3年・築4年一戸建ての売値が売却相場より前後する要因を解説しました。

築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツ4つ

築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツ4つ
先に解説した通り、築3年・築4年一戸建ての売却相場は、不動産会社「3社以上」の査定額の「範囲」で判断すれば正確にわかります。

さらに踏み込んで、築3年・築4年一戸建てを売却する際のコツを4つ紹介します。

コツ1.
高く売るなら早めに決断する

『高く売るなら早めに決断する』は、築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツです。

築浅の基準を「5年以内」と考える人が多いからです。

また、スーモやホームズなどの住宅情報サイトでは、物件検索条件が「3年以内」「5年以内」の選択になるため、早いほど築浅を求める買主の目にとまります。

実際に売却を取り扱った経験から言っても、築5年を超えるor超えないで、買主に与える印象がガラッと変わりました。

コツ2.
売却理由はしっかり告知する

『売却理由はしっかり告知する』は、築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツです。

築浅の売却では「何か大きなトラブルがあったんじゃ…」と疑いをもつ買主が大半だからです。

紹介時に不動産会社が自信をもって理由を回答できるように、曖昧な内容を伝えるのは控えましょう。

ただし、売却理由がマイナスな事情の場合、嘘をつくのはもちろん厳禁です。

レオ教授レオ教授

あとあとバレた時にトラブルの原因になるから要注意じゃ!

コツ3.
新築時のオプション工事は伝える

『新築時のオプション工事は伝える』は、築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツです。

オプション内容によっては、建物価値を上積みできるからです。

外壁や内装の高級素材、床暖房、キッチン・風呂・トイレの追加機能など、他の一戸建てと差別化できるオプション工事があれば、必ず伝えて売却を有利に進めましょう。

コツ4.
売却益が出る場合は税金に注意

『売却益が出る場合は税金に注意』は、築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツです。

築3年・築4年の売却の場合、短期譲渡所得により税額が高いからです。

所有期間 税率
長期譲渡所得 5年超 所得税15%+住民税5%
短期譲渡所得 5年以下 所得税30%+住民税9%
※復興特別所得税は別途(所得税額×2.1%)
※所有期間は売却した年の1月1日時点

経費抜きの単純計算ですが、もし仮に3,500万円で買った一戸建てが地価上昇により3,800万円で売れたら、売却益300万円について約117万円(約39%)の税金がかかるため要注意です。(詳しくは短期譲渡所得の税額の計算|国税庁を参照)

ただし、自分が居住するマイホームを売却した場合は「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」が使えるので、非課税になるケースが大半です。

※3,000万円の特別控除の特例は確定申告して初めて適用されます。


以上、築3年・築4年一戸建てをうまく売却する際のコツを解説しました。

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まとめ

今回の不動産とーくは『築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場は?新築時のいくらマイナス?』と題して、下記の項目を解説しました。

レオ教授レオ教授

参考になったかの~?

築3年や築4年の一戸建てが、新築時の価格からどれくらいのマイナスになるかは、物件の状態や立地条件、市場の動向によって異なりますが、この記事を通じて、その考え方を少なからず掴んでもらえたのではないでしょうか。

おさらいになりますが、築3年・築4年一戸建ての売却相場は、不動産会社「3社以上」の査定額の「範囲」で判断すれば正確にわかります。

参考例をあげると、

A社 3,250万円
B社 3,020万円
C社 3,470万円

この場合は、3,020万円~3,470万円の範囲が売却相場と見て、3社を平均した3,246万円前後で売れる可能性が高いと考えます。

3社以上の査定額を取り寄せる際は、記事中で紹介した「築3年・築4年一戸建ての売却相場を知る!プロ厳選の無料一括査定3選」が便利です。

一戸建ての売却は複雑なプロセスですが、適切な情報と準備を持って臨めば、より良い結果につながることでしょう。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

以上『築3年・築4年一戸建ての正確な売却相場は?新築時のいくらマイナス?』でした。

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※2025年3月現在は全文無料で公開していますが、予告なく有料記事に変更する場合があります。