「不動産売ってほしいって急に言われても…」
ただのチラシはよくあっても、突然あなた宛てに知らない不動産屋からハガキや手紙が来たら驚きますよね。
「なぜ私が所有してるってわかったの?」
ハガキや手紙1つで「なにか変なことに巻き込まれたのでは?」と、不安におそわれる人も多いと思います。
この記事では、不動産業界18年のプロが『知らない不動産屋からハガキ…不動産を売ってほしい!手紙の対応1~4』と題して徹底解説します。
記事を読めば、あなたの手元に知らない不動産屋からハガキが来ても冷静に対処できるはずです!
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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個人情報漏れ?
知らない不動産屋からハガキはなぜ来る?
知らない不動産屋からハガキが届いても「個人情報が漏れたわけではありません」。
土地や建物などの所有者情報は、各市町村等にある「法務局」で簡単に調べられるからです。
所有者情報が記載された登記簿(登記記録)は、法務局で一定の手数料を支払えば誰でも閲覧することができます。
登記簿に記載の所有者情報は
「住所氏名」のみじゃ!
電話番号の記載はないぞ!
だから電話じゃなく、
ハガキや手紙なわけですね
特に空き家の場合は、複数社から「不動産を売ってほしい」「家を売りませんか」と短期間にハガキや手紙が届くこともあるでしょう。(※マンションも同様です)
これは、各不動産屋が独自に足で調査し、地域にある空き家をリストアップしているからです。
空き家は売却する確率が高いからの~
よって、知らない不動産屋からハガキや手紙が届いたとしても、あなたの個人情報が漏れたのではありません。
送り主の不動産屋が調査した対象の1つに、あなたの不動産が入ったということでしょう。
なぜ不動産の登記簿は誰でも閲覧可能なの?
「不動産取引を安全かつ円滑に進めること」が主な理由の1つです。
不動産取引において買主は多額の購入代金を支払います。
その時、買主にとってその支払先である売主が「本当に所有者である証拠」を確認したいのは当然のことですよね。
「私が売主です!」と現れた人が
本当に所有者かわからんからの~
そこで、誰でも閲覧可能な登記簿(登記記録)を確認することで、買主がトラブルを回避し、信頼性の高い情報をもとに安全な判断ができるわけです。
ひいては、不動産取引を円滑に進めることに大きな役割を果たすことになります。
不動産屋はこの仕組みを利用して情報を取得し、所有者にハガキや手紙を送って営業につなげているわけです。
営業熱心というか何というか…
不動産屋から手紙やハガキには怪しい裏がある?
「怪しい裏はない」と基本的には考えていいでしょう。
知らない不動産屋からハガキや手紙の大半は、
「不動産を売ってほしい」
これら書かれた内容通りの意図しかありません。
単純に、あなたが不動産を売る
意思を確認したいだけじゃ
きっかけ作りというわけですね
数十件リストアップした全ての所有者に手紙やハガキを出して、「1件でも売却につながればいい」と考える不動産屋がほとんどでしょう。
「不動産を売ってください」と投げかけ、
「高く売れるなら売却したいのですが?」
など、所有者からの反応を待つわけです。
では続いて、知らない不動産屋からハガキや手紙が届いたら、どのように対応すればいいのでしょうか?
【図解で解説】
知らない不動産屋からハガキの対応手順1~4
それでは、知らない不動産屋からハガキや手紙が来た場合の各手順を解説していきます。
ただのチラシなら
ゴミ箱いきでよさそうだけど
自分宛だと対応が必要な
気持ちになりますね
「不動産を売ってほしい」「家を売りませんか」と直接あなた宛てに届いた場合でも、焦らず落ち着いて対応していきましょう。
対応手順1.
そもそもあなたに売る意思は?
知らない不動産屋からハガキや手紙が来ても、まずは冷静になりましょう。
「不動産を売ってください」「家を売りませんか」と書かれてあっても、あなたに売る意思がないなら無視でOKです。
直接あなた宛てに不動産屋から手紙が来たからといって、必ず対応が必要なわけではありません。
売る意思が無いなら
わざわざ返事はいらんぞ!
すでに解説した通り、送り主の不動産屋は、リストアップした不特定多数の所有者にハガキや手紙を送っているからです。
安易に返事すると、
逆に営業かけられそうですね
一方、不動産屋から手紙が来たことをきっかけに、
「査定額だけでも知りたい」
など思ったなら、次の
も確認してみて下さい。対応手順2.
その知らない不動産屋の情報を集める
信頼できるか調べるわけね
査定依頼や売却相談前には、あなたの大切な不動産を任せられるか判断すべきです。
その不動産屋のホームページ、実際の店舗、知名度、第三者の評判などを確認して情報を集めます。
手紙やハガキに営業マンの
名前があれば、ホームページの
スタッフ紹介も確認じゃ!
情報を集めた結果、不信に感じるなら手元のハガキや手紙は無視でいいでしょう。
信用できそうなら、
を進めてみて下さい。対応手順3.
実際に不動産査定を依頼する※比較が重要
不動産査定は「複数社へ依頼して比較すること」が基本です。
最初からハガキや手紙の不動産屋1社に絞ると、査定額や対応等の比較ができないからです。
ハガキや手紙の不動産屋は、
あくまで比較の1社と考えるんじゃ!
査定の問い合わせ時に「他社にも査定依頼する予定ですが、それでもよろしいですか?」と伝えれば、あなた主導で進められるはずです。
不動産屋側としても、失礼な対応をすれば他社へ行かれ兼ねないプレッシャーから、積極的に取り組んでくれる場合も多いでしょう。
でも、他に依頼する
アテがないんだけど…
査定依頼先に迷ったら?
「大手不動産会社」に絞ると安心
ハガキや手紙の不動産屋の他、査定依頼先に迷った場合は「大手不動産会社」に絞ると安心です。
大手は徹底した会社規定にのっとり、モラルある行動を取る企業が多いからです。
社員教育も徹底しとるからの~
おすすめの2社を紹介しておくぞ!
プロおすすめの
信頼できる大手不動産会社[2社]
査定依頼にあたり、信頼できる大手不動産会社には下記2社をおすすめします。
2024年12月現在までの約18年間、私がプロとして500社以上の不動産会社と接してきた経験から見て、実績と信頼性が充分で、高額かつ早期売却がおおいに期待できる大手2社です。(対応地域に注意)
※2024年9月1日時点の公式サイト掲載情報
[SREリアルティ]※1.調査会社 GMOリサーチ(株)/方法 インターネットリサーチ/期間 2021.12.24~27 ※2.2024年1月1日時点
[三井のリハウス]※1.2023年度 ※2.2024年3月31日時点
どちらの会社も査定は無料じゃ!
1~2分あれば簡単に依頼できるぞ!
査定に出したからといって必ず売る必要はないので、まずは気軽に無料査定から始めてみて下さい。
1.SREリアルティ(エスアールイーリアルティ)
対応地域 | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都 ※一部地域を除く |
---|---|
免許番号 | 国土交通大臣(2)第9297号 |
設立 | 2014年 |
大手『SREリアルティ』は、100%売主第一を徹底し、売主利益の最大化を追求する独自の売却手法が好評判。
第三者の大手リサーチ企業が行なった不動産売却経験者のアンケート調査で、
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以上の3部門で1位に選ばれた不動産会社です。※1
他社と比較しても、積極的な物件情報の公開と広告量にこだわり、1人でも多くの買主に情報を届ける拡散力が大きな強み。
高額かつ早期売却の両方を実現できる期待度が高く、実際に取引した4,314人の「93.3%」が知人にすすめたいと回答した※2、信頼性の高い不動産会社です。
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対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・愛知・三重・北海道・宮城・広島・岡山・福岡 ※一部地域を除く |
---|---|
免許番号 | 国土交通大臣(15)第777号、他 |
設立 | 1969年 |
大手三井不動産グループ『三井のリハウス』は、38年連続で全国の売買仲介取扱件数上位の実績を誇る不動産会社です。
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また、1965年からの約60年で累計100万件の取扱いを突破し、全国の競合他社を圧倒しています。
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どちらか1社選ぶなら、物件情報の拡散力の点で、SREリアルティをおすすめしますが、正直なところ優劣つけがたいです。
各社1~2分あれば査定依頼できるので、もし両方の対応地域に該当するなら、『SREリアルティ』と『三井のリハウス』の2社共に査定を出して、実際の査定額や対応、提案等を直に比較してみて下さい。
直に比較すれば、よりあなたに
合った方の会社を選べるはずじゃ!
くれぐれも、知らない不動産屋からハガキや手紙が来た場合、その1社のみ査定依頼すると比較ができません。
ハガキや手紙の不動産屋は、あくまで比較する内の1社と考えて進めてみましょう。
提示された査定額の根拠も
忘れずに聞いておくんじゃぞ
大切な不動産を少しでも高く売りたい人には、下記の記事が特におすすめです。
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査定結果が出揃ったら、最後の
です。対応手順4.
査定結果を見て「売るor売らない」を判断
くれぐれも査定を依頼したからといって、必ず売却する必要はありません。
「ぜひ不動産を売ってください」「この機会に家を売りませんか」と再度営業をかけられても、あなたにとって正しい判断をしましょう。
間違っても、「断りづらいから売ろうかな…」など曖昧な意思で売却を進めないように要注意です。
納得できて初めて
売却を具体的に検討じゃ!
以上、知らない不動産屋からハガキが来た場合の対応手順を解説しました。
んっ?不動産屋からのハガキであやしいポイント8つ
実は、知らない不動産屋からハガキが届く、その中には要注意なポイントがたくさん隠されています。
ここでは見分け方のコツを
詳しく解説するぞ!
1.会社の正式名称や住所があいまい
知らない不動産屋からハガキが届いた時、まず確認したいのは会社情報の明確さです。
きちんとした不動産会社であれば、正式な会社名や所在地を明確に記載するのが当たり前だからです。
例えば、住所が「○○市内」のように大まかすぎたりするケースは要注意です。
そんなぼんやりとした表記では、後から会社を特定することもできず、トラブルの際の対応も困難になってしまいます。
2.宅地建物取引業の免許番号が書かれていない
知らない不動産屋からハガキが来た時、必ずチェックしたいのが宅地建物取引業の免許番号です。
なぜなら、この免許番号は不動産取引を行う業者に必ず義務付けられている、いわば会社の身分証明書のようなものだからです。
正規の不動産会社なら、「国土交通大臣免許(4)第〇〇〇〇号」や「〇〇県知事免許(2)第〇〇〇〇号」というように、はっきりと表示しているはずです。
もしハガキにこの重要な情報が記載されていなければ、それは違法な営業を行っている可能性が高いと考えられます。
3.携帯の電話番号しか書かれていない
連絡先として携帯電話番号だけが記載されているのは不自然です。
信頼できる不動産会社であれば、必ず固定電話番号やFAX番号も併記しているものです。
例えば「090-XXXX-XXXX」のような携帯電話番号だけが目立つように書かれているハガキは、個人による不正な取引や、いわゆる「不動産屋まがい」の可能性がぴんぴんと伝わってきます。
会社の実態がないことを示す
危険信号といえるじゃろう
4.誤字脱字や文字の間違いが多い
文章の正確性もしっかりチェックしましょう。
プロの不動産会社が発行する文書に、誤字脱字がたくさんあるのは極めて不自然だからです。
例えば「査定」を「作定」と書いていたり、「物件」を「物間」と表記していたりするようなケースがちらほら見受けられます。
このような基本的なミスが多いハガキは、プロの仕事としては考えられず、悪質な業者である可能性が高いと判断できます。
5.担当者の写真が不自然に加工されている
担当者の写真もしっかりチェックしましょう。
信頼できる不動産会社は、担当者の写真を過度に加工したりしないものです。
例えば、写真の輪郭がぼやけていたり、不自然に若く見えたり、どこかで見たような画像が使われていたりするケースがちらほら見られます。
時には、インターネット上の無料写真をそのまま使用しているような悪質なケースもあるので、写真が不自然に見える場合は要注意です。
6.近隣の取引実績がやけに多い
知らない不動産屋からハガキを受け取った際は、記載されている取引実績の数字にも注目してください。
実際の不動産取引は、エリアや時期によって大きく変動するもので、極端に多い実績数は疑ってかかる必要があります。
例えば「先月の〇〇地域での取引実績50件!」といったような、あまりにも突出した数字が踊っているハガキは、数字を盛っている可能性が高いでしょう。
誇大な実績表示は、業者の信頼性を
大きく損なう要素といえるの~
7.期間限定や即決などの言葉が目立つ
「期間限定」「即決」「今だけ」といった言葉が目立つ場合は警戒が必要です。
不動産取引は慎重に検討すべき重要な決断であり、焦らせるような表現を多用する業者は信頼性に欠けるからです。
たとえば「今月中の売却で100万円キャッシュバック!」「3日以内の査定申込で特別価格!」といった、せかすような文句がずらりと並んでいるケースがあります。
このように時間的プレッシャーをかけてくる手法は、冷静な判断を妨げる典型的な手口だと覚えておきましょう。
8.他社の名前を出して批判している
ハガキの中に、他の不動産会社の批判が書かれているのは要注意です。
プロフェッショナルな不動産会社は、他社の悪口を言って自社の優位性を示すようなことはしないものです。
例えば「〇〇不動産では買取価格が安すぎる!」「△△住宅に依頼すると損をする!」といった、具体的な会社名を出しての中傷が書かれているケースがごくたまに見られます。
こうした他社批判は、その不動産会社の企業倫理の低さを表す危険信号として、即座に判断材料にすべきでしょう。
以上、不動産屋からのハガキであやしいポイントを解説しました。
知らない不動産屋のハガキから起きた悪質な事例5つ
ハガキをきっかけに、様々な手口で強引な売却を迫ってくる事例が増えているのです。
ここでは、実際にあった悪質な事例を紹介し、その対処法をお伝えします。
事例1.強引な査定訪問の約束をせまってくる
家の売却を考えていない方にも、執拗な電話で査定訪問を迫ってくるケースがあります。
このような強引な営業は、相手のペースに巻き込まれやすく、冷静な判断が難しくなってしまうリスクがあります。
例えば、
「今から30分後に伺います」
「明日の午後なら空いているはずですよね?」
と、まるで既成事実のように訪問日時を決めつけてくるケースが発生しています。
このような一方的な押し付けは
きっぱりと断る必要がありますね
事例2.近隣の売却事例を口実に不安をあおる
家の売却を検討している最中に、近隣の売却事例を持ち出して不安をあおってくる手口に要注意です。
こういった業者は、土地や建物の価値が下がる一方だと焦らせ、早急な売却決断を迫ってきます。
「近隣の○○さんも先月売却されましたよ」
「この地域の地価が急激に下がっているんです」
といった、具体的な情報をちらつかせながら、どんどん不安を煽ってくるのです。
このような心理的な圧迫は、典型的な悪質商法の手口だと認識しましょう。
事例3.相場よりも高額な査定で契約を急かす
突然、知らない不動産屋からハガキが来て、その後の査定で驚くほど高額な金額を提示されることがあります。
しかし、これは契約を急がせるための作戦で、契約後に「市場の変化」などを理由に、がくんと価格を下げてくる可能性が高いのです。
例えば
「今なら4,000万円で売却できます!」
「明日までの契約なら、この金額で保証します」
といった、にんまりするような高額査定を提示してきます。
こうした甘い誘いには、
すぐに飛びつかないことが重要ね
事例4.税金対策を理由に早急な売却をすすめる
相続や住宅売却を考えていた矢先に、税金の専門家を装って接触してくるケースにも注意が必要です。
相続税や固定資産税の負担を過度に強調し、早急な売却が有利だと焦らせてくる手口です。
「このままでは税金がかさんで大変なことに!」
「今年度中の売却なら、税制上のメリットが得られます」
など、もったいぶった口調で説明してくる場合も多いです。
このように税金を口実にした売り込みは、要注意な営業手法として覚えておきましょう。
事例5.虚偽の買付申込者がいると焦らせる
売却を検討し始めた矢先に、知らない不動産屋からハガキをきっかけに、実在しない買付申込者の話を持ち出してくる事例も発生しています。
この手口は、売主を焦らせて早急な決断を迫る、悪質な営業方法の一つです。
「すでに購入希望者がいます!」
「商談中の方が3名待っています」
といった具合に、にわかに購入希望者の存在をちらつかせ、すぐに決断を迫ってくるのです。
多くの場合は作り話なので、
冷静な判断を心がけるんじゃ
以上、知らない不動産屋のハガキで悪質な事例を紹介しました。
[体験談]実際にハガキで売ってほしい言われた人の声
知らない不動産屋からハガキや手紙で売ってほしい言われた人の体験談を紹介します。
石川 真理子さん(48歳・北海道)
- 1.売ってほしいと言われた不動産は?
- 祖父母から相続した土地です。
- 2.ハガキ・手紙の不動産屋に連絡した?
- していません。
- 3.なぜ2のように決めた?
- ハガキを見た瞬間、知らない不動産屋さんからの連絡に少し驚きました。
土地を売却する予定はなく、今後も手放すつもりはなかったので、わざわざ連絡をする必要はないと感じました。
それに、相続した土地にはまだ祖父母の思い出が詰まっているので、軽々しく売却するのは気が進まなかったんです。 - 4.同じ状況の人へアドバイス
- 突然ハガキが届くと、不安になることもありますよね。
私も最初は驚きましたが、冷静に考えた結果、連絡する必要はないと判断しました。
不動産を売却する意思がない場合は、慌てずに対応を考えることが大切だと思います。
もし不安が残るなら、信頼できる専門家に相談してみるのもいいかもしれません。
大切な不動産を守るためには、自分自身の意志をしっかりと持つことが重要だと感じました。
川上 和也さん(35歳・東京都)
- 1.売ってほしいと言われた不動産は?
- 自分が住んでいるマンションです。
- 2.ハガキ・手紙の不動産屋に連絡した?
- しませんでした。
- 3.なぜ2のように決めた?
- 最初は驚きましたが、売るつもりが全くなかったので連絡を控えました。
私にとって、このマンションは生活の基盤であり、家族もここでの生活を気に入っているので、売却の意思は全くありませんでした。
また、ハガキに書かれていた不動産屋の名前に見覚えがなく、信頼性にも不安を感じたので、余計なトラブルに巻き込まれたくないという気持ちもありました。 - 4.同じ状況の人へアドバイス
- 一瞬気になりますが、売却の意思がない場合はあまり気にしすぎない方がいいと思います。
自分の不動産に愛着があり、現在の生活に満足している場合は、無理に話を進める必要はないでしょう。
重要なのは、情報に振り回されず、自分や家族の将来を考えた上で決断することですね。
片山 美咲さん(52歳・福岡県)
- 1.売ってほしいと言われた不動産は?
- 田舎にある両親が残してくれた古い戸建てです。
- 2.ハガキ・手紙の不動産屋に連絡した?
- しました。
- 3.なぜ2のように決めた?
- 正直、手放すべきか迷っていたタイミングだったので、この機会に話を聞いてみることにしました。
家は古くなっていて、今は誰も住んでおらず、維持費もかかっていたため、どうするべきか決めかねていました。
実際に話を聞いてみると、土地の価値が予想よりも高いことが分かり、売却を真剣に検討するきっかけになりました。 - 4.同じ状況の人へアドバイス
- 知らない不動産屋さんからのハガキでも、時にはタイミングが良いと感じることもあります。
私のように売却を考え始めていた場合、一度話を聞いてみるのも一つの手です。
ただし、相手の信頼性をしっかり確認することが大切ですし、複数の業者に相談してみると良いと思います。
焦らず、じっくりと自分にとって最良の選択をすることが大切だと感じました。
東 裕樹さん(29歳・愛知県)
- 1.売ってほしいと言われた不動産は?
- 築浅のワンルームマンションです。
- 2.ハガキ・手紙の不動産屋に連絡した?
- していません。
- 3.なぜ2のように決めた?
- 投資用に購入したもので、今は順調に賃貸に出している状態です。
突然のハガキに少し不安を感じたものの、売却するつもりは全くなかったので、そのまま無視することにしました。
それに、現在の賃貸契約が続いている中で売却を進めると、入居者にも迷惑がかかる可能性があるので、慎重に行動しようと考えました。 - 4.同じ状況の人へアドバイス
- 「今が売り時なのかな?」と一瞬考えてしまうかもしれませんが、自分の投資目的や計画をしっかりと再確認しました。
僕のように賃貸運用している物件の場合は、入居者への影響も考えなければなりませんし、感情に流されないことも必要かと思います。
斉藤 理恵さん(54歳・京都府)
- 1.売ってほしいと言われた不動産は?
- 古い実家の戸建てです。
- 2.ハガキ・手紙の不動産屋に連絡した?
- しました。
- 3.なぜ2のように決めた?
- ここ数年空き家になっていたため、維持費がかさむことが悩みの種でした。
これは何かの縁かと思い連絡してみることにしました。
話を聞いてみると、売却の手順や費用について具体的に説明してくれ、少し安心しました。 - 4.同じ状況の人へアドバイス
- 少し警戒心がわくのは自然なことですが、状況によっては連絡してみる価値もあると感じました。
売却を考え始めている、今後の維持が難しいと感じている場合は、一度話を聞いてみるのも良いかもしれません。
ただし、相手の信頼性をしっかりと見極め、焦らない姿勢もいると思います。
以上、知らない不動産屋からハガキや手紙で売ってほしい言われた人の体験談を紹介しました。
まとめ:不動産を売ってほしい手紙には落ち着いて対応!
今回の不動産とーくは『知らない不動産屋からハガキ…不動産を売ってほしい!手紙の対応1~4』と題して、下記の項目を解説しました。
お役に立てたかの~?
「不動産を売ってください!」
知らない不動産屋からハガキや手紙が来ても、まずは冷静に「売る意思があるのか?」と自分へ問いかけましょう。
売る意思があれば、まずはその知らない不動産屋を調べるところから始めます。
売る意思が無ければ、特に対応する必要はありません。
栄和エステートから手紙、ネクサスプロパティマネジメントから手紙など、Googleで検索される人が増えているようですが、決して不安に感じずに落ち着いて対処すればいいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上、『知らない不動産屋からハガキ…不動産を売ってほしい!手紙の対応1~4』でした。
【2024年12月追記】
不動産が高く売れる時はいつ?
結論から言えば、
すでに不動産が高く売れる時はきています。
あなたは、近年の住宅価格が上昇していることをご存じですか?
直近の2024年11月29日、国土交通省が公表した日本全国の不動産価格指数によると、
- ・マンション(緑の線)
- 2013年1月頃から上昇し約2.06倍 ※2倍超え
- ・
- 2020年7月頃から上昇し約1.17倍
- ・住宅地(橙の線)
- 2020年7月頃から上昇し約1.16倍
例えば、2010年に3,500万円で売られていた同価値の物件が、それぞれ下記の価格で売買されているイメージです。
地域や購入時期によっては
予想以上に高値がつく
ことが多くなっています!
…がしかし、この好調相場もいつ下落するかわかりません。
仮に、日銀の金融引き締めなどが入ると、住宅ローン金利の上昇・株価下落の影響から、不動産価格もマイナスに転じることが考えられます。
「あの時に売っておけば…」と後悔しないためにも、早めに査定額を確認して、高値で売れるタイミングを逃さないことが大事です。
かんたんに査定額を確認するには?
最近は、今いくらで売れるのか簡単にわかるサイトがあって、とても便利になりました。
今一番のおすすめは『スーモ売却(無料)』です。
スーモ売却の強みは、
- 完全無料だからリスクがない
- ネットから60秒で査定に出せる
- 実績の多い会社が自動表示される
- 複数の額を比較して適正額がわかる
- 大手リクルートが15年も運営して安心
査定したからといって必ず売る必要はなく、気軽に使えるのも魅力の1つです。
まずは、好調相場の波に乗って「今いくらで売れるのか?」を知ることから始めてみて下さいね。