【体験談】土地後悔…立ち直れない大内さん&188人中何人が売却?
「買った土地に後悔して立ち直れない」
「このまま建てても幸せになれる気がしない」

土地を購入した後になって深く後悔し、精神的に追い詰められている方は少なくありません。

契約を済ませてから気づいた問題に、どうすることもできず苦しんでいる。
売却すれば大きな損失、でも建築を進めても後悔が消えない。

そんな板挟みの状態で、心だけがすり減っていく毎日を送っていませんか。

でも、一人で抱え込んで身動きが取れなくなる前に、立ち直った人の体験から学べることがあるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、不動産×住宅業界のプロが『【体験談】土地後悔…立ち直れない大内さん&188人中何人が売却?』と題して徹底紹介します。

最後まで読めば、後悔を乗り越えて前を向くための具体的な選択肢と、同じ経験をした方がどう立ち直ったのかがわかります。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年以上。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。運営メディアは累計120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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【この記事の取材・確認方法】
この記事は、実体験者への取材・ヒアリング内容をもとに作成しました。不動産の種類や住まいの状況、当時の悩み、検討した選択肢、実際に取った行動、その後の暮らしの変化などを確認したうえで、個人が特定されないよう一部情報を調整。実務・専門的な判断を要する箇所は、不動産コンサルタントの執筆者・西田が補足。※体験談は個別事情に基づく内容であり、同じ結果を保証するものではありません。

【体験談】土地の後悔で立ち直れない日々から売却で再出発した記録

インタビューを受ける大内 浩二さん
※記事内の写真はイメージです

早速、土地の後悔で立ち直れない経験をした京都府在住の大内浩二さんにお話を伺います。

今回お話を聞いた方
大内 浩二さん(仮名)
大内 浩二さん
【年齢】36歳【居住地】京都府
注文住宅を建てるため、駅から徒歩25分の土地を2,800万円で購入。しかし契約後、南側隣家が3階建てに建て替える計画が判明し、日当たりが絶望的に。さらに地盤調査で軟弱地盤が発覚、改良費用だけで180万円も必要となった。妻は泣き、小学2年生の長男にも心配をかけて、精神的に限界。悩んだ末、約450万円の損失覚悟で売却を決断してリセットした。現在は家族で立ち直りつつあり、次の土地探しをどうするかは慎重に検討中。
プロ20年プロ20年

大内さん、本日は
つらい経験を話していただき
ありがとうございます

大内さん大内さん

同じような悩みを抱えている方に
少しでも参考になればうれしいです

質問項目

  1. 購入後、どのタイミングで問題に気づいた?
  2. 南側3階建て計画と軟弱地盤が判明した絶望感は?
  3. 精神的に最もつらかった瞬間は?
  4. 売却を決断した決め手は何だった?
  5. 売却後、ご家族とどう立ち直った?
  6. 今、土地の後悔で立ち直れない人へひと言

現在は売却を完了し、家族で少しずつ立ち直りながら次のステップを慎重に検討中とのこと。

それでは、土地購入から後悔、そして再出発に至るまでの詳しい経緯をお聞きしていきます。

購入後、どのタイミングで問題に気づいた?

最初の異変に気づいたのは、契約を済ませて1週間後のことでした。

近所の人に声をかけたところ、南側隣家が近々3階建てに建て替える予定だと聞かされました。

大内さん大内さん

隣家の工事車両が
何度も出入りしていて
気になったんです

契約前に不動産会社からそのような説明は一切なく、大内さんは愕然としたそうです。

大内さん大内さん

購入を決めた理由の一つが
日当たりの良さだったのに…

さらに追い打ちをかけるように、注文住宅を建てるハウスメーカーで地盤調査を実施したところ、軟弱地盤が判明します。

  • 表層から深さ3m付近まで軟弱な粘土層
  • 柱状改良工事が必要と判定(追加費用は約180万円)

購入時には想像もしていなかった問題が、契約からわずか3週間で次々と明らかになったと振り返ります。

南側3階建て計画と軟弱地盤が判明した絶望感は?

2つの問題が同時に発覚した時の心境について、大内さんは深いため息をつきながら語ります。

大内さん大内さん

もう何も考えられなく
なりました…

南側に3階建てが建つと、1階リビングは朝から夕方まで日が当たらない暗い空間になることが確実でした。

それに加えて、地盤改良で180万円もの追加費用は、建築費用は当初の予算を大幅に超える計算に。

大内さん大内さん

家族で何度も話し合いましたが
答えが出なくて…

特につらかったのは、奥様の反応だったと言います。

毎晩、間取りや内装を楽しそうに考えていた妻が、問題発覚後は一言も家の話をしなくなり、時折涙を流す姿を見て、自分を責め続けました。

精神的に最もつらかった瞬間は?

後悔の中で最も精神的につらかったのは、夜眠れない日々が続いたことだと大内さんは振り返ります。

大内さん大内さん

布団に入っても
土地のことばかり考えてしまい、
朝方まで目が冴えたままの日も…

仕事中も集中できず、上司から心配される始末。

このまま家を建てても家族は幸せになれないのではないかという思いが頭から離れなかったそうです。

大内さん大内さん

妻に相談しようとしても
言葉が出てこなくて…

特に心が折れそうになったのは、購入した土地を見に行った時のこと。

隣家の建築が始まり、基礎工事の段階ですでに圧迫感を感じ、絶望的な気持ちになったと言います。

プロ20年プロ20年

想像と実際の光景の違いから
衝撃も大きかったでしょう…

友人や親戚に相談しても「せっかく買った土地だから」と建築を勧められ、理解してもらえない孤独感も抱えていました。

大内さん大内さん

誰にも本当の気持ちを
わかってもらえないと
感じていました…

売却を決断した決め手は何だった?

精神的に限界を感じていた大内さんが売却を決断したきっかけは、奥様からの一言でした。

大内さん大内さん

「このまま無理に建てても
笑顔で暮らせる気がしない」と
妻が言ったんです

その言葉を聞いて、損失を恐れて後悔を抱えたまま生きるより、リセットして前を向く選択のほうが家族のためになると気づいたそうです。

ただ、売却を決断したものの、次に直面したのは「この土地がいくらで売れるのか」という現実的な問題でした。

プロ20年プロ20年

売却額の確認は
どのように進めましたか?

大内さん大内さん

不動産一括査定を使って
複数の会社に見てもらいました

一括査定で得られた査定額は以下の通りでした。

不動産会社 査定額
A社(大手仲介) 2,480万円
B社(地元密着) 2,520万円
C社(大手仲介) 2,430万円
D社(地元密着) 2,550万円
プロ20年プロ20年

最高額と最低額で
120万円の差がありますね

大内さん大内さん

一括査定を使わなかったら
この差に気づけなかったです

各社の話を十分に聞き、D社の提案と対応に納得して、結果的に2,500万円で売却が成立しました。

購入時の諸費用や売却時の仲介手数料などを含めると約450万円の損失でしたが、大内さんは「家族の笑顔を取り戻すための必要な選択だった」と語ります。

なお、複数社の比較には『スーモの一括査定』がおすすめです。

選択時に各社の売却実績数を確認できるので、どの会社に査定を依頼するか迷わずに進められます。

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※査定後に売るかどうかは自由です
※面積はおおよそでも進められます

売却後、ご家族とどう立ち直った?

売却を完了した後、大内さん家族は少しずつ前を向き始めました。

プロ20年プロ20年

売却後の心境の
変化はありましたか?

大内さん大内さん

重い荷物を下ろしたような
安堵感がありました

売却決済が終わった日の夜、家族3人で外食に出かけたそうです。

奥様も長男も久しぶりに笑顔を見せてくれて、この決断は間違いではなかったと確信したと言います。

大内さん大内さん

長男が「また家を探そうね」
と言ってくれて涙が出ました

プロ20年プロ20年

お子さんの前向きな
言葉に救われますね

立ち直るプロセスで意識したことは、以下の点だったそうです。

  • 失敗を責め合わず、前を向く話し合い
  • 家族で過ごす時間を何より大切にする

現在は賃貸住宅で暮らしながら、次のステップをゆっくり考えているとのこと。

大内さん大内さん

今度は絶対に
後悔しない選択を
したいです

今、土地の後悔で立ち直れない人へひと言

最後に、同じように土地購入で後悔している人へ向けて、大内さんからメッセージをいただきました。

大内さんが特に伝えたいアドバイスは以下の通りです。

  • 損失を恐れて行動しないことが最大のリスク
  • 家族の笑顔を最優先に考える
  • 売却も前向きな選択肢の一つ
  • 専門家の意見を複数聞いて判断する
大内さん大内さん

もし1人で抱え込んでいたら
まずは家族や専門家に
相談してほしいです

プロ20年プロ20年

後悔を抱え続けるより
行動することが
大切なんですね

「立ち直れない」と感じている時こそ、小さな一歩を踏み出すタイミングだと大内さんは強調します。

大内さん大内さん

私も最初は売却なんて
考えられませんでした
でも勇気を出して良かったです

最後に、こんな言葉をいただきました。

「後悔している自分を責めないでください。誰でも失敗はあります。大切なのは、そこからどう前を向くかです」
プロ20年プロ20年

貴重な体験談を
ありがとうございました

大内さん大内さん

同じ悩みを抱えている方の
力になれたら幸いです


以上、土地購入後の深刻な後悔から売却を決断し、ご家族で再出発を果たした大内浩二さんの貴重な体験談を紹介しました。

大内さんは、精神的に追い詰められていた時期、1人で悩み続けて出口が見えない状態だったそうです。

そんな状況を変えるきっかけになったのが、複数の不動産会社に査定相談したことだったと言います。

プロ20年プロ20年

大内さんのように、
小さな行動が、前を向く
きっかけになるかもしれません

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査定額を正しく見極めるために不動産の査定額は売却価格の目安であり、その金額での売却を保証するものではありません。査定額の高さだけでなく、算出根拠と担当者の説明もしっかり確認しましょう。

【アンケート】土地後悔で立ち直れない…
188人中何人が売却?

大内さんのインタビュー記事はいかがでしたか?

状況を整理していくと、買った土地の後悔で立ち直れない方の選択肢は、現実的に以下2つです。

立ち直れない人の選択肢

  1. 売却してリセットする
  2. 売らずに後悔を受け入れる

そこで、実際に土地を買って後悔した経験者188人に、どちらの選択をしたかアンケートを取ってみました。

プロ20年プロ20年

結果は以下の通りです

アンケート結果:土地購入で後悔した経験者188人の選択

  • 売却してリセットした
    → 102人(54.3%)
  • 売らずに後悔を受け入れた
    → 86人(45.7%)
※調査概要:188人/2025.8.22~8.29/Webアンケート

「売却してリセットした(102人)」が全体の約54%を占め、わずかに上回る結果となりました。

精神的な負担を取り除いて、新しいスタートを切ることの価値を重視する気持ちがうかがえます。

また、土地は建物と違って、入居後の売却損や築年数による価値の低下がないことも理由の1つでしょう。

プロ20年プロ20年

買ったそのままの値段で
売却できることも多いです

もし相場より割安で購入していたなら、買った時より高く売ってリセットできる場合もあるでしょう。

あなたはどちらを選択するでしょうか?

売る?売らない?
金額次第で決める人が多い

今後の選択は自由ですが、立ち直れないほどの後悔を抱えているなら「土地の売却」も間違いではありません。

「金額次第では売却してもいいかな」
「高く売れるならリセットしたいな」

もしあなたも同じ気持ちなら、一度は無料査定に出してみることをおすすめします。

査定額を確認した結果、

  • 希望以上で売れるなら
    →具体的に売却を検討する
  • 希望未満でしか売れないなら
    →現時点では持ち続ける ※他の方法を検討

プロ20年プロ20年

実際にこうやって
判断する方が多いです

査定に出しても必ず売る必要はないので、まずは「いくらで売れるのか?」を知ることから始めてみて下さい。

なお、実際の査定では各不動産会社で数百万円の差が出るケースもあるため、1社だけの金額では判断しきれません。

複数社の比較には『スーモ売却(無料)』一括査定がおすすめです。

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※面積はおおよそで大丈夫です
※査定後に売るかどうかは自由

【セルフチェック】土地選びの後悔で自分を責め続けていませんか?

土地の後悔から立ち直れない時、多くの方が「自分の判断が甘かった」と原因を自分だけに向けてしまいます。

でも、心と現実の状況を切り分けて見ると、今どんな行動を取るべきかが見えてくることも少なくありません。

プロ20年プロ20年

まずは今の状態を
客観的に整理するところから
始めてみませんか?

下記は、購入した土地への後悔が心と家計のどちらに負担をかけているかを確かめるための項目です。

【セルフチェック】□にチェックできます
項目
【チェック結果】
  • 0~2個
    →後悔はあっても冷静さを保てている状態。気になる点を書き出して、家族と共有してみましょう
  • 3~5個
    →不安が具体化してきた段階。売却した場合と建築を進めた場合の費用を、数字で比べる価値があります
  • 6~8個
    →心と家計の両方に負担が及んでいる状態。1人で結論を出さず、専門家の意見を複数聞いてみましょう
  • 9個以上
    →このまま建築を進めると後悔が長く残る可能性も。売却も含めて選択肢を広く見直す段階といえます
※おおよその目安で、状況によっては早めの対応が必要

ここで見てほしいのは、チェックの合計数よりも「どの項目に当てはまったか」という中身のほうです。

たとえ2個でも、その2個が費用や日当たりのように後から変えられない条件なら、深刻度は高いといえます。

プロ20年プロ20年

数の多さだけで
軽く見てしまうのは
少し危ないかもしれません

反対に、当てはまった項目が情報不足からくる不安に偏っていれば、正しい情報を集めるだけで気持ちが落ち着く場合もあります。

後悔を「気持ち」と「条件」に分けて整理するだけで、判断の軸はぐっとはっきりしてきます。

そして、変えられない条件が残るなら、次に必要なのは費用の比較です。

感情ではなく数字で並べたとき、進むべき道が静かに見えてくることも多いんです。

はじめて査定を受ける方へ

どこに査定を頼めばいいのか迷い、1社の金額だけで決めてしまう方は少なくありません。実際、3社以上に査定を出した612名の約75%が「最高値と最低値に100万円以上の差があった」と回答しています。複数社の比較に役立つプロ厳選の一括査定サイトを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

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土地を売ってやり直す際の損失と建築を続ける費用を比較する方法

土地の後悔から立ち直れないまま迷い続けるより、売却した場合の損失と建築を続ける場合の費用を同じ紙に並べて比べるほうが、判断材料を整理しやすくなります。

私の経験では、数字に置き換えたことで、気持ちの整理も一緒に進む方が少なくありません。

プロ20年プロ20年

どちらが得かだけでなく
どちらなら納得できるかを
考えていきましょうね

売却では比較的短期間に費用や損失が生じる一方、建築を続ける場合は、追加工事費や入居後の負担が長く続く可能性があります。

発生する時期や性質が異なるお金をそろえて見るのが、比較の出発点になります。

比較を始める前に3つの数字をそろえる

比べる材料がそろっていないうちに結論を出そうとすると、不安のほうが大きく膨らんでしまいます。

まず確認したい数字は、次の3つです。

  1. 複数の不動産会社から出してもらう土地の査定額
  2. ハウスメーカーや工務店に出してもらう追加工事・設計変更費用の見積り
  3. 建築請負契約や住宅ローンの手続きを中止する場合に発生する費用

3つ目は見落としやすいところで、私も相談の場で必ず確認します。

設計料や地盤調査費、申込金、契約金などの扱いは、契約内容や工事の進み具合によって異なります。まずは契約書の解除条項や精算に関する記載を読み返すことが大切です。

プロ20年プロ20年

電話で聞きにくいなら
メールで問い合わせると
回答の記録も残せます

この3つがそろわないまま「損しそうだから動けない」と止まってしまう方は、決して珍しくありません。

不動産会社の査定や建築会社の見積りは無料で対応している場合もありますが、依頼内容によっては費用が発生することもあります。料金の有無と回答期限を確認したうえで、必要な資料を集めてみてください。

売却してやり直す場合に実際いくら損するのか計算する

売却による経済的な負担は、「買った値段と売れた値段の差」だけではありません。

購入時に支払った諸費用や売却時にかかる費用も含め、手元資金がどれだけ減るのかを計算します。

負担として確認する項目 内容と計算方法
購入価格と売却価格の差 購入価格から売却価格を引いた金額
売却時の仲介手数料 売買価格が400万円を超える場合、売買価格の3%+6万円に消費税を加えた金額が上限
購入時に支払った仲介手数料 購入時に仲介を利用して支払った費用は、原則として売却時に返金されない
登記・取得時の税金など 登録免許税、不動産取得税、司法書士報酬など、購入時に支払った費用
契約書の印紙税 契約金額や契約書の作成時期、軽減措置の適用状況によって異なる
設計料・地盤調査費など すでに実施された業務の費用は、契約内容に応じて精算の対象になる場合がある
※仲介手数料の上限や印紙税の軽減措置などは、契約時点の最新情報を確認してください

たとえば、2,000万円で購入した土地を1,900万円で売却するケースを、仮の条件で計算してみます。

【計算例】
購入価格と売却価格の差:100万円
購入時の諸費用:110万円と仮定
売却時の仲介手数料上限:約69万3,000円
合計:約279万3,000円の負担
※実際には、売買契約の内容、登記費用、税金、測量費、ローン関係費用などによって金額が変わります
プロ20年プロ20年

土地の譲渡損失は原則として
給与所得などとは相殺できないため
安易に節税を見込まないでくださいね

ここで大事なのは、一定の条件を置いて負担額を具体的な数字にすることです。

正体のわからない不安と、約279万円という試算結果では、受け止め方も変わってきます。

なお、土地には建物のような経年による減価償却はありませんが、売却価格は周辺相場や土地の形状、接道状況、需要、売却時期などに左右されます。購入価格に近い金額で売れる場合でも、仲介手数料や税金などの諸費用分は負担として残る可能性があります。

後悔した土地に建てる場合、これから増える費用を洗い出す

一方で、建築を進める選択にも追加のお金がかかる場合があります。

後悔の原因を建物側でカバーしようとすると、当初の見積りには入っていなかった工事や設計変更が必要になることもあります。

後悔の原因 建物側で検討される対策 費用の確認方法
地盤の強度不足 柱状改良や鋼管杭など、地盤調査結果に応じた補強工事 地盤調査報告書をもとに個別見積りを取る
高低差・造成不足 擁壁、盛土、切土、土留め、排水設備などの追加 敷地条件と行政上の規制を確認して見積りを取る
日当たりの悪さ 間取りの変更、高窓、吹き抜け、天窓などの検討 構造や断熱性能への影響を含めて見積りを取る
道路や隣家の騒音 防音性に配慮した窓、内窓、壁、換気設備などの検討 対策する場所と求める性能を決めて見積りを取る
周囲からの視線 窓の位置変更、目隠しフェンス、植栽などの検討 建物と外構を合わせた総額を確認する
※必要な工事や費用は、地盤、面積、地域、構造、仕様、法令上の制限などによって大きく変わります

そして忘れてはいけないのが、住み始めてから継続する可能性がある負担です。

日照や断熱性能、窓の大きさ、設備の効率、家族の生活時間などによっては、照明や冷暖房にかかる費用が想定より増える場合があります。

【計算例】
光熱費が現在の想定より年3万円多くかかると仮定した場合
3万円×30年=90万円
※将来の光熱費や居住年数は確定できないため、複数の条件で試算してください
プロ20年プロ20年

見積りは対策工事も
含めた総額で出してもらうと
比較しやすくなりますよ

追加工事費と入居後に増える負担を合計すると、売却による損失との差が小さくなる場合もあります。

私も試算のお手伝いをして、「思っていたより差がない」と驚かれる場面をたびたび見てきました。

2つの選択を同じ表に並べて年数で比べてみる

集めた数字は、1枚の表にまとめると判断しやすくなります。

比べる軸は金額だけでなく、費用が発生する時期や負担が続く期間も入れるのがポイントです。

売ってやり直す 建築を進める
最初にかかるお金 購入価格との差額や売却費用、契約解除に伴う費用など 地盤改良や造成、設計変更などの追加費用
継続してかかるお金 次の土地や住まいが決まるまでの家賃、引っ越し費用など 条件によって増える光熱費や維持管理費
将来の資産価値 次に取得する土地や建物の条件、市場動向などに左右される 現在の土地と建物の条件、市場動向などに左右される
得られるもの 日当たりや周辺環境などを選び直す機会 これまでの打ち合わせや設計を生かせる可能性
気持ちの負担 売却による損失や計画変更を受け入れる必要がある 土地への不満が残る可能性を受け入れる必要がある
※家族構成や資金計画、居住予定年数によって各項目の重みは変わります

この表を作ると、売却と建築続行では、負担が生じる時期や期間が異なることに気づきます。

売却による負担は比較的短期間に確定しやすい一方、土地の条件による不満や追加負担は、住み続ける間に繰り返し感じる可能性があるということです。

プロ20年プロ20年

10年後の自分が
どちらを選んでほしいか
想像してみてください

もちろん、追加工事や設計変更で納得できる状態に近づけられるなら、建築を進める判断も十分に考えられます。

判断の分かれ目は、建物の工夫で軽減できる後悔か、土地そのものに残り続ける後悔かという点にあります。

金額だけで割り切れない時は3つの視点で考える

数字を並べても答えが出ないことは、正直よくあります。

私が相談を受ける時、最後に確認するのは次の3点です。

  • その不満は住み続けるうちに気になりにくくなるものか、それとも日常的に感じるものか
  • 売却と建築続行のどちらを、家族全員が受け入れられるか
  • 売却後にもう一度土地を探す資金と時間の余力が残るか

日当たりや騒音、臭いのように日常生活のなかで繰り返し感じる不満は、入居後も気になる可能性があります。

反対に、駅からの距離や買い物の不便さなどは、車の利用方法や生活リズムを変えることで補える場合もあります。

プロ20年プロ20年

日照は季節や時間帯で変わるので
冬を含む複数の時期と時間帯に
現地を確認しておくと安心です

そして、3つ目の資金の余力は現実的な問題です。

売却によって手元資金が減る場合は、次の土地探しや建築に使える予算をあらかじめ組み直しておきましょう。

売却してリセットすること自体が目的ではなく、家族が納得して暮らせる家に近づくための手段だという視点を、どうか忘れないでください。


以上、土地を売ってやり直す際の損失と、建築を続ける場合にかかる費用を比較する方法を解説しました。

後悔した土地を売りたい時、1番重要な不動産会社の選び方

後悔して立ち直れない土地を売却したい時、「できるだけ高く売ってリセットしたい」と考える人が大半ですよね。

結論から言うと、高く売るには「不動産会社選び」が最も重要になります。

ここで、過去に不動産売却を経験した287人に「売却で1番重要だったことは?」と聞いた結果が以下のとおりです。

アンケート結果:売却で1番重要だったことは?※不動産売却の経験者287人の回答

  • 不動産会社選び:158人(55.1%)
  • 売り出し価格:57人(19.9%)
  • 売るタイミング:41人(14.3%)
  • 売却の知識:22人(7.7%)
  • 掃除や荷物整理:9人(3.1%)
※対象287人/2025.7.10~7.23/Webアンケート

全体の半分以上が「不動産会社選び」と答える結果になりました。

高くかつ早く売る販売戦略の立案、見込み客への積極的なアプローチ、Webサイトやチラシの広告活動など、売却成功に必要なことはすべて「不動産会社」が進めるため、当然の結果と言えるかもしれませんね。

土地の売却に強い!不動産会社選びの3条件

断言しますが、土地が高く売れるかどうかの8割は「不動産会社選び」で決まります。

売却の強さで選ぶなら、下記「3つの条件をすべて満たすこと」が大きなポイントです。

  • 大手または地域で実績の多い会社

    買い手のほとんどは、大手または地域で実績の多い会社を中心に集まります。アピールできる買い手が多いことは、高く売る・早く売る両方の実現に直結するため、地域で上位の会社だけに絞って選びましょう。

  • 売却情報の拡散力がある

    高くかつ早く売るには「1人でも多くの買主に情報をとどけること」が重要です。そのために、十分な広告量はもちろん、自社で情報をかこい込まず、協力他社への情報提供にも積極的な会社を選びましょう。

  • 90%以上の顧客満足度

    売却での実績や安心感のある対応などが、顧客満足度に大きく反映されます。90%以上、つまり10人中9人が満足する基準で選べば、売却成功の確率はグンと上がるはずです。厳しい基準ですが、大切な売却を信頼できる会社で進めるためにも、妥協せず選びましょう。

以上が売却の強さを判断する3つの条件です。

特に売却がはじめての場合、査定額や印象だけで会社選びをしがちで、その結果「安く売るハメに…」「なかなか売れない…」と後悔している人が本当に多いです。

そのため、できるだけ「3つの条件をすべて満たす」不動産会社選びを心掛けてみて下さい。

マチ

けど、そんな良い会社
探すの難しそうです…汗

プロ20年プロ20年

厳選した大手2社を
紹介しておきますね

3条件をすべてクリア!
プロが選ぶ売却に強い大手2社

2026年10月現在まで私が約20年間で500社以上と接してきた経験から、特におすすめは下記「大手2社」です。(対応地域に注意)

SREリアルティ(旧ソニー不動産) 三井のリハウス
こんな人向け できるだけ高く売りたい人
幅広く買主を探してほしい人
実績数・安心感を重視したい人
地域に詳しい大手へ任せたい人
売却の強み 約2,600社の仲介会社と取引実績
業界最多級の広告量と質
全国約270店舗のネットワーク
地域に根差した売却徹底サポート
代表実績 「高値売却につながる」部門No.1 40年連続!売買仲介取扱数No1
対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉
大阪・兵庫・京都
※一部地域を除く
東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城
大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良
愛知・北海道・宮城
広島・岡山・福岡
※一部地域を除く
約60秒入力
約60秒入力

※[SREリアルティ]一都三県の不動産売却経験者調査/2024.12.20〜23[三井のリハウス]取扱数No1:三井不動産リアルティグループの86~25年度全国売買仲介取扱件数

査定額を正しく見極めるために不動産の査定額は売却価格の目安であり、その金額での売却を保証するものではありません。査定額の高さだけでなく、算出根拠と担当者の説明もしっかり確認しましょう。

できるだけ高く売りたい人向け
SREリアルティ (旧ソニー不動産)

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こんな人向け できるだけ高く売りたい人
幅広く買主を探してほしい人
売却の強み 約2,600社の仲介会社と取引実績
業界最多級の広告量と質
代表実績 「高値売却につながる」部門No.1
対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都
※一部地域を除く
公式ページ ≫ SREリアルティの査定はこちら

SREリアルティは、売主の利益を優先し、できるだけ高く売ることを追求する売却スタイルが特徴です。

業界最多級の広告量と拡散力を活かして物件情報を広く届け、より良い条件で購入してくれる買主との出会いを増やします。

SREリアルティの口コミ
石田 絵里さん(35歳)

査定額の根拠がはっきりしていて安心できました。
他社では曖昧だった部分も、詳しく説明してもらえました
橋本 裕介さん(46歳)

良い点だけでなく、気になる点もしっかり説明してもらえました。
査定も丁寧で安心できました。
長谷川 慎一さん(51歳)

スマホから査定をお願いできて便利でした。
売る時期についても相談できたので、今後を考える参考になりました
※プライバシー保護のため仮名です。

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※No.1評価:一都三県の不動産売却経験者調査/2024.12.20〜23

実績・安心感を重視したい人向け
三井のリハウス (三井不動産リアルティ)

三井のリハウス

こんな人向け 実績・安心感を重視したい人
地域に詳しい大手へ任せたい人
売却の強み 全国約270店舗のネットワーク
地域に根差した売却徹底サポート
代表実績 40年連続!売買仲介取扱数No.1
対応地域 東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・愛知・北海道・宮城・広島・岡山・福岡
※一部地域を除く
公式ページ ≫ 三井のリハウス査定ページはこちら

三井のリハウスは、累計100万件を超える豊富な売買実績と、全国規模のネットワークを活かした売却力が強みです。

これまでの豊富な取引データや地域情報をもとに、売りたい不動産に合った査定や販売方法を提案し、早期売却まで徹底サポートしてくれます。

三井のリハウスの口コミ
篠原 由紀さん(43歳)

この地域の売却相場を詳しく説明してもらえて、よく分かりました。
無料査定でここまで見てもらえるとは思っていませんでした。
岡部 真一さん(38歳)

思っていたより高い査定額が出て、少し驚きました。
まだ売るか迷っていましたが、まず価格が分かったのは良かったです。
宮内 隆志さん(59歳)

査定結果をその日のうちに出してもらえました。
急いでいたので、早く対応してもらえて助かりました
※プライバシー保護のため仮名です。

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※取扱数No1:三井不動産リアルティグループの86~25年度全国売買仲介取扱件数


プロ20年プロ20年

どちらが上というより、
何を重視するかで選び分けるのが
おすすめです

できるだけ高く売るため、幅広く買主を探してほしいなら「SREリアルティ」、大手の実績・安心感や地域力を重視するなら「三井のリハウス」が候補になります。

迷う場合は、両社の公式査定ページを見比べて、自分に合いそうなほうを確認してみてください。

※三井のリハウスを含め、ほかの主要大手もまとめて比較したい場合は、大手6社の一括査定『すまいValue』も選択肢です。 ≫すまいValueの公式ページを見る

以上、後悔して立ち直れない土地を売りたい時に、1番重要な「不動産会社選び」について詳しく解説しました。

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マイホームや新築の購入後に後悔を感じ、「家を売りたい…」と思われている方も少なくありません。売却を検討する理由や流れ、実際に家を売った方々のリアルな体験談を幅広く知りたい場合は、下記の記事がきっと参考になります。

▼ 詳しく見る ▼
売却を進める前に確認したいこと現状に悩みや負担があっても、すぐに売却したほうがいいとは限りません。ローン残債、家族や親族の意向、今後の暮らしや維持管理を整理しないまま進めると、売ったあとに後悔することがあります。検討の際は、売却した場合と売却せずに今の状態を続けた場合を十分に比べることが大切です。

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まとめ:土地の後悔から立ち直る第一歩は、建築続行と売却を冷静に比較


今回の不動産とーくは『【体験談】土地後悔…立ち直れない大内さん&188人中何人が売却?』と題して、下記の項目を解説しました。

この記事で解説したこと

  1. 【体験談】土地の後悔で立ち直れない日々から売却で再出発した記録
  2. 【アンケート】土地後悔で立ち直れない… 188人中何人が売却?
  3. 【セルフチェック】土地選びの後悔で自分を責め続けていませんか?
  4. 土地を売ってやり直す際の損失と建築を続ける費用を比較する方法
  5. 後悔した土地を売りたい時、1番重要な不動産会社の選び方
プロ20年プロ20年

少しだけでも
気持ちが軽くなる部分は
ありましたか?

土地の購入は、人生でそう何度も経験することではありません。

だからこそ、契約後に問題が見つかるのはあなたの能力不足ではなく、情報が届く順番の問題だと私は思っています。

隣家の建て替え計画や地盤の状態は、売主も知らない場合があるからです。

そしてもう1つ、覚えておいてほしいことがあります。

今のあなたが苦しいのは、後悔しているからではなく、出口の見えない状態が続いているからではないでしょうか。

プロ20年プロ20年

答えが出ないことより
考える材料がないことが
つらいんですよね

土地の後悔から立ち直れない時期を抜けた方に共通していたのは、次のような小さな変化でした。

  • 迷う時間に期限を決めて、区切りをつけた
  • 家族と一緒に、金額を紙に書き出して見た
  • 売却も建築続行も、どちらも失敗ではないと考え直した
  • 「せっかく買ったのに」と言わない相手に相談した

どれも特別なことではありませんが、止まっていた気持ちが動き出すきっかけになっています。

業界歴20年以上「不動産コンサル西田」のアドバイス

ここまで読んでくださった方に、私から1つお願いしたいことがあります。

「いつまでに決めるか」を先に決めてほしいのです。

判断そのものより、決める日を決めることのほうが、じつは心を守ってくれます。

なぜなら、住宅ローンの承認期限や建築請負契約の着工日、隣家の工事の進み方など、状況は待っていても勝手に良くならないからです。

プロ20年プロ20年

期限があると
不思議なほど頭が
整理されていきますよ

そして、もう1つ提案があります。

今抱えている後悔を、次の土地選びの条件表に書き換えてみてください。

「南側に3階建てが建つ可能性がないか」「地盤調査の結果を契約前に確認できるか」といった項目は、痛みを伴った経験からしか生まれません。

今のつらさは、次の土地を見極める確認リストに変わるということです。

プロ20年プロ20年

私が20年以上で見てきた中でも
2度目の土地選びは
驚くほど的確な方が多いです

もし今日、何か1つだけ動くとしたら、土地の価値を知ることから始めてみませんか。

売る前提でなくてかまいません。

金額がわかるだけで、選べない状態から、選べる状態へ変わります。

私は売買の仲介をしない立場なので、売る・売らないのどちらをすすめるつもりもありません。

ただ、材料がないまま迷い続ける時間ほど、心をすり減らすものはないと感じています。

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1社だけの査定額では、高いのか安いのか判断しにくいものです。CMでおなじみ『スーモ』の一括査定なら、約60秒で複数社にまとめて依頼できます。査定の実例や流れは、公式ページで確認してみてください。 ≫スーモの無料査定はこちら

査定額を正しく見極めるために不動産の査定額は売却価格の目安であり、その金額での売却を保証するものではありません。査定額の高さだけでなく、算出根拠と担当者の説明もしっかり確認しましょう。

つらい状況の中、最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。

土地は選び直せますが、家族と過ごす時間は取り戻せません。

あなたとご家族が、また笑って家づくりの話ができる日を心から願っています。

以上『【体験談】土地後悔…立ち直れない大内さん&188人中何人が売却?』でした。

この記事の執筆者
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界20年以上。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。運営メディアは累計120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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