「土地を買う前に戻れるなら戻りたい…」
購入したときは期待で胸がいっぱいだったのに、今やその決断を深く後悔している人も少なくありません。
実際、思った通りの生活ができなかったり、予想外の問題に直面したり、買った後に色々なデメリットが浮き彫りになって、どうしようもない気持ちになってしまう…。
こういった経験をしている人の中には、気持ちが立ち直れず「売却」に踏み切った人も多いです。
この記事では、不動産業界18年のプロが『土地の後悔で立ち直れない…体験談&109人中何人が売却した?』と題して解説します。
同じ悩みを抱える人のリアルな声を知り、次のステップを考えるきっかけになるはずです。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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なぜ買った土地に後悔?
立ち直れない末に売った人の体験談
買った土地に後悔し、立ち直れない末に売った人の「体験談」を紹介します。
吉田 美智子さん(52歳・神奈川県)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 長年貯金してやっと土地を買ったのですが、周辺の開発計画が思っていたよりも早く進んでしまい、大きなショッピングモールが隣接することに。
最初は利便性が高まると期待していましたが、完成後、駐車場に面した位置になり、常に車の音や人の出入りが絶えず、想像していた静かな暮らしとは正反対の結果に。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 騒音で眠れない日々が続き、最初は耳栓や窓の防音対策を試みましたが、限界がありました。
精神的にも限界だと感じ、家族と話し合った結果、土地を売ることに決めました。
売却後は、もう少し田舎にある、騒音の少ない場所に移住しました。
損失も出ましたが、健康と平穏な生活を取り戻すことが最優先でしたので、その決断に後悔はありません。
岡本 由紀夫さん(37歳・北海道)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 子どもを育てるには自然豊かな環境がいいと考えて、少し郊外の土地を購入。
しかし、いざ住んでみると冬の雪が予想以上に厳しく、毎年数メートルの積雪がありました。
雪かきが日常の負担になり、大雪の日には車も出せず、家の前の道路が使えなくなることも。
仕事に遅れることも多く、思い描いていた「のどかな暮らし」とは程遠い現実に直面しました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 3年は我慢しましたが、冬が来るたびに「なぜこの土地を選んでしまったのか」という後悔が募りました。
結局、除雪や冬の生活が負担すぎると判断し、土地を売却して、もっと交通の便が良く、雪の影響が少ない地域へ引っ越しました。
心身ともに軽くなり、今はもっと生活がしやすい環境で穏やかに暮らしています。
山田 彩奈さん(29歳・静岡県)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 山の近くの土地を買いましたが、いざ住み始めてから気づいたのは、湿気の多さでした。
梅雨の時期には、家の中が常にジメジメしていて、カビが発生しやすく、家全体のメンテナンス費用が予想以上にかかりました。
湿度の高さが私の喘息にも影響を与え、体調を崩すことが増えてしまいました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 湿気対策に除湿機を3台も設置しましたが、喘息が悪化して、ついには病院に通う頻度も増えてしまいました。
夫とも相談し、体調を第一に考え、土地を売却することにしました。
住環境が体に与える影響を痛感し、次に選んだ土地は湿度が少なく、気候が穏やかな場所にしました。
酒井 隆史さん(45歳・兵庫県)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 都市部から離れた山間部に土地を購入しましたが、実際に住み始めて気づいたのは、交通の不便さです。
最寄りのスーパーまで車で30分以上かかり、公共交通機関も1時間に1本あるかないか。
家族が体調を崩した際にすぐ病院に行けなかったことがあり、この土地を選んだことに深く後悔しました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 徐々に家族全員が精神的にも体力的にも疲れてしまいました。
家族の健康と生活の質を考え、思い切って土地を売却してやはり都市部に引っ越しました。
売れるまで時間がかかりましたが、今は便利な生活を取り戻しています。
岩崎 恵美さん(41歳・大阪府)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 通勤圏内で郊外に広い土地を買いました。いざ住んでみると、近隣の人間関係が想像以上に閉鎖的でした。
町内会の付き合いがとても強く、地域のイベントへの参加を強要されることも多く、プライベートな時間がどんどん削られていきました。
断るとすぐに「冷たい人」と見なされ、周りの目が気になり、精神的に追い詰められてしまいました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 地域に溶け込もうと頑張りましたが、結局、無理をして自分を犠牲にする生活に限界を感じました。
夫とも話し合い、別の場所に引っ越すことを決意しました。
土地選びでは、周りの環境や人間関係がどれだけ生活に影響を与えるかを痛感しました。
石田 隆一さん(50歳・愛知県)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 将来の資産として、値上がりする予測で新興住宅地に土地を購入しました。
しかし、周りにはまだ開発途中の空き地が多く、生活インフラが整っていない状況が続きました。
スーパーや病院、学校までも遠く、通勤も不便でした。開発が進むだろうと信じていましたが、思ったよりも進展が遅く、この土地に住むことの不便さに後悔が増していきました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 開発の進み具合を待つという選択も考えましたが、早めに見切りをつけました。
思ったよりも売却損がでず、家族の笑顔を取り戻せたことが何よりの救いでした。
松井 春菜さん(38歳・福岡県)
- 買った土地に後悔した理由は?
- 周辺にはペットを放し飼いにする人が多く、犬や猫が家の敷地に入ってくることがしばしばありました。
家の庭が荒らされ、犬が夜中に吠えたり、プライベートな空間が全く守られていないと感じました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 何度も苦情を言いましたが改善されず、ストレスが溜まる一方でした。
高い塀やフェンスの設置も検討しましたが、精神的に限界を感じて引っ越しました。
木村 尚樹さん(46歳・京都府)
- 買った土地に後悔した理由は?
- すぐ近くに大型の工場が建設されることを後から知りました。
工場が稼働を開始すると、昼夜とわず大きな機械音や振動が発生し、家の中でもゆっくり過ごせない状態に。
空気の臭くなり、窓を開けて過ごせなくなりました。 - 立ち直れない末に売った時のこと
- 工場の稼働状況や空気の問題が深刻化する中で、家族の健康を最優先に考え、売却を決意しました。
健康には変えられないと強く実感しました。
以上、買った土地に後悔し、立ち直れない末に売った人の体験談を紹介しました。
環境の変化は
予測が難しいものじゃ!
いずれの事例からも、「健康」と「生活の質」を最優先に考えた判断が、その後の人生を良い方向へ導いていることがわかります。
将来起こりうる変化まで想定して、慎重に検討することが大切です。
土地の後悔で立ち直れない…
109人中何人が売却?※アンケート
買った土地の後悔で立ち直れない人が取れる選択肢は、
- 売却してリセットする
- 売却せず後悔を受け入れる
現実的に以上2つです。
そこで、実際に土地を買って後悔した経験者109人に、どちらの選択をしたかアンケートを取ってみました。
結果は以下の通りじゃ!
- 売却してリセットした
→ 50人(45.9%) - 売却せず後悔を受け入れた
→ 59人(54.1%)
「売却せず後悔を受け入れた」が多い結果でしたが、その差は少なく、「売却してリセットした」を選択した人も近い数字になりました。
現実に「売却してリセットした」を選択する人も多い理由として、さいわい土地は建物と違って、入居後の売却損や築年数による価値の低下がないからでしょう。
買ったそのままの値段で
売却できることも多いからの~
もし相場より割安で購入していたなら、買った時より高く売ってリセットできる場合もあると思います。
あなたはどちらを選択するでしょうか?
土地の売却額次第で
どちらか選択してみては?
もしあなたも「土地を購入する前に戻りたい…」と後悔したまま立ち直れない状況なら、まずは売却額から確認してはどうでしょうか?
今後の選択は自由ですが、このまま後悔を抱えて、その土地に一生住み続けるくらいなら、決して「売却」も間違いではないと思います。
売却額を確認した結果、
- 希望以上で売れるなら
→売却してリセットする - 希望未満でしか売れないなら
→売却せず後悔を受け入れる
査定に出したからといって必ず売る必要はないので、立ち直れない後悔の解消に「売却」が有効な選択肢かどうか、確認するだけでも価値はあると思います。
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まとめ:買った土地の後悔をどう受け止めるか
今回の不動産とーくは『土地の後悔で立ち直れない…体験談&109人中何人が売却した?』と題して、下記の項目を解説しました。
参考になったかの~?
この記事では、買った土地に後悔を感じ、立ち直れない経験をした人達の体験談を紹介しました。
後悔の理由はさまざまで、立地条件や生活環境の変化、購入時の判断ミスなどがあげられますが、多くの人に共通するのは「生活への影響の大きさ」です。
実際、109人にアンケートを取った結果、かなりの人が売却を検討したという現実も、後悔の深さを物語っています。
売却という選択が、必ずしもすべての問題を解決するわけではありませんが、後悔に向き合い、自分の生活に合った土地選びを人生サイズで考えるきっかけになるはずです。
【2025年1月追記】
土地が高く売れる時はいつ?
結論から言えば、
すでに土地が高く売れる時はきています。
あなたは、近年の住宅価格が上昇していることをご存じですか?
直近の2024年12月27日、国土交通省が公表した日本全国の不動産価格指数によると、
- ・マンション(緑の線)
- 2013年1月頃から上昇し約2.07倍 ※2倍超え
- ・
- 2020年7月頃から上昇し約1.18倍
- ・住宅地(橙の線)
- 2020年7月頃から上昇し約1.17倍
例えば、2010年に3,500万円で売られていた同価値の物件が、それぞれ下記の価格で売買されているイメージです。
地域や購入時期によっては
予想以上に高値がつく
ことが多くなっています!
…がしかし、この好調相場もいつ下落するかわかりません。
仮に、日銀の金融引き締めなどが入ると、住宅ローン金利の上昇・株価下落の影響から、不動産価格もマイナスに転じることが考えられます。
「あの時に売っておけば…」と後悔しないためにも、早めに査定額を確認して、高値で売れるタイミングを逃さないことが大事です。
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査定したからといって必ず売る必要はなく、気軽に使えるのも魅力の1つです。
まずは、好調相場の波に乗って「今いくらで売れるのか?」を知ることから始めてみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの今後の決断が、より良いものになることを願っています。
以上『土地の後悔で立ち直れない…体験談&109人中何人が売却した?』でした。
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