「引っ越した後に後悔なんてしたくない」
住む場所はこれからの人生そのもの。
住み替えにあたり、どの街に住むべきか悩んでいる人は大勢います。
地元など土地勘のある街なら問題ないですが、全く知らない新しい街への住み替えは、色々と不安なもの。
引っ越した後に後悔なんてしたくないですよね。
この記事では『【後悔大】不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5』と題して、長く居住する上での安心感、地価維持等の観点から、不動産業界18年の経験をもとに選定しました。
記事を読めば、専門的な目線ではどんな街を避けて住み替え先を選ぶべきか、後悔しないための1つの知識が得られるはずです。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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※2024年12月現在は全文無料で公開していますが、予告なく有料記事に変更する場合があります。
不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5
不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5に下記をあげたいと思います。
特徴1
人口減少が年々続いている
『人口減少が年々続いている』は、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つです。
人口の減少は、商業施設などの減少にも比例し、その地域の活力が徐々に失われていくからです。
また、地域の経済活動にも影響を及ぼし、新たなサービスや雇用の機会が生まれにくく、地域経済の停滞を招く可能性もあるでしょう。
実際に地方都市の一部では、若者の都市部への流出により人口が減少し、地域の活性化が困難になっています。
例えば、商店街がシャッター街化し、生活に必要なサービスが利用しにくくなるという問題も生じています。
以上から、『人口減少が年々続いている』を、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つに挙げました。
特徴2
街の犯罪率が高く治安が悪い
『街の犯罪率が高く治安が悪い』は、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つです。
安心して生活できんからの~
治安が悪いということは、窃盗や暴力事件が頻発する恐れがあり、夜間の外出が危険。
特に、子育て世代にとっては、子供の安全を考えれば大きなデメリットとなります。
住人それぞれで防犯対策をすれば、ある程度は安心ですが限界があるでしょう。
以上から、『街の犯罪率が高く治安が悪い』を、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つに挙げました。
特徴3
頼れる医療機関が近くにない
『頼れる医療機関が近くにない』は、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つです。
すぐに病院へ行けないだけでなく、緊急時には対応が遅れるため、命を脅かすリスクが高まるからです。
医療機関があっても、安心の為に
「頼れる」という点もポイントですね
また、高齢者や小さな子供がいる家庭では、定期的な健康診断や予防接種、病気の治療など、日常的に医療機関を利用することが多いです。
病院が遠いため、行く度に車や公共交通機関を使うのはかなりの負担になるでしょう。
実際に、医師不足や医療機関の閉鎖が
問題となっている地域は多々あるぞ
以上から、『頼れる医療機関が近くにない』を、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つに挙げました。
特徴4
自然災害のリスクが高い
『自然災害のリスクが高い』は、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つです。
地震や洪水、台風、津波などによる大きな被害が想定される地域では、命の危険もあるからです。
沿岸地域や山間部では、津波や土砂災害のリスクが高く、過去に大きな被害を受けた地域もあります。
ニュースで頻繁に見ます…
行政による災害対策や避難対策も進められてはいますが、近年の自然災害による被害は異常で、安心とはとても言えません。
以上から、『自然災害のリスクが高い』を、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つに挙げました。
特徴5
自治体の支援制度が乏しい
『自治体の支援制度が乏しい』は、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つです。
万一、経済的に苦しい状況等におちいった時、安心して生活ができないからです。
子育て支援や各種補助金などじゃ
また、支援制度が乏しい街は、見方を変えると、地域に活性化や人口増加に力を入れていないと考えることもできます。
支援制度は、自治体の財政や人口等の状況によって各地域で異なる場合も多く、支援の有無では生活の満足度も大きく変わるでしょう。(参考:全国自治体支援制度検索)
以上から、『自治体の支援制度が乏しい』を、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5の1つに挙げました。
ここまで、不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5を紹介しました。
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worst5以外で不動産のプロが住みたくない街の特徴
worst5以外で不動産のプロが住みたくない街も下記にあげてみました。
公共交通機関が発達していない
車がなければ生活が困難になる地域も多いからの~
特に高齢者や免許を持たない人々にとっては、移動手段の制限が生活の質を大きく低下させます。
また、交通手段が乏しいと、その地域への訪問者や観光客も少なくなり、地域の経済活動にも悪影響が及ぶでしょう。
わかります…汗
敬遠されがちですね
インフラが老朽化している
断水や停電などのライフラインに関わるトラブルが頻発しがちだからです。
また、古いインフラは台風や地震などの災害時の耐久性が低く、安全性にも問題が生じます。
道路や橋の老朽化は
交通の便に悪影響を及ぼすの~
新たなインフラ整備には時間とコストがかかるため、リスクが高いと考えられます。
教育機関が不足している
子どもの教育環境を重視する家庭にとって、地域に教育機関が少ない、または質の高い教育を提供する学校がない場合は魅力が大きく損なわれます。
ファミリー層にとっては
大きなマイナスポイントですね
持ち家の場合は、将来売却しにくい
1つの原因になるかもしれん
また、教育機関の不足は、地域全体の教育水準にも影響を与え、長期的にはその地域の発展を阻害する要因にもなり得ます。
街の中で仕事の雇用が少ない
仕事が少ないことで、地域の経済活動が停滞し、若者が都市部へ流れていくからです。
人口減少と経済的な停滞が進行しやすく、生活の質が低下するリスクが高まります。
雇用機会の乏しさは
大きな問題になりそうです
騒音や公害が多い
工場や主要道路、鉄道の近くにある地域では、騒音や公害が日常的に発生し、住環境が悪化しやすいからです。
特に夜間の騒音は、睡眠障害やストレスの原因となり、住民の健康に悪影響を与えます。
また、大気汚染や水質汚染が深刻な地域では、健康リスクが高まり、安心して住むことが難しくなります。
たしかに…
敬遠したいですね
避難場所や防災設備が不十分
災害が発生した際に、住民の安全に大きな不安があるからです。
特に地震や洪水などの自然災害が多発する地域では、被害が拡大するリスクが高まります。
ある程度整備された街でも
避難場所が遠い場合は注意じゃ
以上、worst5以外で不動産のプロが住みたくない街も紹介しました。
では、あなた自身が住みたくない街を選ばないためには、どうすればいいのでしょうか。
あなたが住みたくない街を選ばないためのコツ4つ
あなたが住みたくない街を選ばないためのコツを解説します。
住みたくない街は、個人の価値観や考え方によって異なります。
これらのコツを活用して、あなたが住みたくない街を極力避けるようにして下さい。
コツ1
地域の情報を徹底的に収集する
は、住みたくない街を選ばないためのコツの1つです。
地域の情報が多ければ多いほど、その地域の実態が見えてくるからです。
情報収集の際は、自治体の公式ウェブサイト、SNSや口コミ掲示板の他、もし手に入るなら地元の新聞、地域情報誌なども参考になります。
SNSや口コミ掲示板の内容は
個々の意見じゃから、すべて
鵜呑みにせんことじゃな
また、情報は目的なしに集めるのではなく、あなたの生活スタイルや価値観、将来設計などに照らして収集することが大事です。
コツ2
時間帯を変えて街を訪れてみる
は、住みたくない街を選ばないためのコツの1つです。
同じ街でも時間帯によって雰囲気が大きく変わるからです。
例えば、昼間は賑やかで安全そうに見える街でも、夜になると人通りが少なくなり、治安の悪さが露呈することもあります。
これらの情報は、
インターネットだけでは
正確に得られんぞ!
具体的には、平日の昼間、夜間、週末の昼間、夜間といった時間帯で街を訪れてみましょう。
それぞれの時間帯で街の雰囲気がどのように変わるのか、人々の生活の様子はどうかを観察します。
日常生活を送る上で、
リアルな情報を得られますね
実際に、駅まで歩いてみたり、買い物施設などを利用することもおすすめです。
コツ3
地元の不動産会社に話を聞く
は、住みたくない街を選ばないためのコツの1つです。
地元に長く根付いている不動産会社なら、その地域の情報に詳しく、専門的な視点からアドバイスを受けられるからです。
特に、不動産価値の話は
聞いておくべきじゃろう
不動産会社に話を聞く際には、自分が何を知りたいのか、何を求めているのかを準備しておくことが重要です。
例えば、「この街はどんな街ですか?」では抽象的すぎるので、「この街で子育てをする上でどんなメリットがありますか?」など具体的な質問を準備しておきましょう。
質問が具体的な方が、住み替えを真剣に考えている顧客としても見られるので、より親身に答えてくれるはずです。
コツ4
防災マップ等で安全を確認する
は、住みたくない街を選ばないためのコツの1つです。
防災マップは、地域の自然災害のリスクを地図上に示したもので、洪水や土砂災害、地震のリスクなどをインターネット上で簡単に確認できます。
ハザードマップポータルサイトが便利じゃ
ただし、防災マップはあくまで予測であり、必ずしも実際の自然災害のリスクを正確に反映しているわけではありません。
例えば、土砂災害を最も警戒するなら、マップでは安全な位置であっても、近くに山がある地域は極力避けた方がいいでしょう。
洪水や津波を最も警戒するなら、同様にマップでは安全な位置であっても、川や海からは充分に離れるべきです。
以上、あなたが住みたくない街を選ばないためのコツを解説しました。
住み替えには「街」の選択も大事ですが、マンションから戸建て、戸建てからマンションなど、住まいの「種類」も変更したい場合には、経験者の体験談を参考にしながら、あなたにとってのメリットデメリットを見極めることが大事です。
下記の記事で詳しく紹介していますので、興味がある人は併せてチェックしてみて下さい。
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まとめ
今回の不動産とーくは『【後悔大】不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5』と題して、下記の項目を解説しました。
お役に立てたかの~?
「住みたくない街」を事前に候補から外しておくことで、スムーズな住み替えにつながります。
この記事で紹介した不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5も参考にしながら、あなた自身が「住みたくない街」を一度書き出してみて下さい。
その上で、家探しの基準や条件を煮詰め、失敗のない計画を立てていくことが大事です。
あなたの住まい選び、住み替え先選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
以上『【後悔大】不動産のプロが住みたくない街の特徴worst5』でした。
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