
「入社して間もない営業マンはちょっと…」
一生に1度の家づくりを任せる営業マンが「若い」と、それだけで不安になる人も多いと思います。
とはいえ、若さゆえに熱心で情熱があり、顧客ファーストで行動する営業マンも多いので、「若い」だけでマイナスな印象を持つのは、いささか早まった考えです。
この記事では、不動産・住宅業界18年のプロが『ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットデメリット』と題して徹底解説します。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産業界18年。相談2,800件超・査定2,000件超・取引400件超の豊富な実績。自身の住み替え経験は4回。不動産コンサルティング事業を行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表 ≫運営者情報
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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ハウスメーカーで
入社3年未満の若い営業マンに任せるメリット[4選]
ハウスメーカーで、入社3年未満の若い営業マンに家づくりを任せるメリットは下記4つです。
※営業マンも1人の人間なので性格や能力も様々。紹介するメリットは一般的な傾向として参考にして下さい。
メリット①
若年層特有のアイデアが期待できる
『若年層特有のアイデアが期待できる』は、ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットの1つです。
若い営業マンは社会に出て間もないため、多様な経験を持ち合わせているわけではありません。
ですが、何事も吸収しようとする意欲や向上心が、逆に創造的な新しいアイデアをもたらすことがよくあります。
注文住宅による家づくりでは、単に安全性や耐久性などの品質が重要なだけではありませんよね。

おしゃれで機能的な設計や、
最新設備の導入なども重要じゃ!
若い営業マンは世の中の動きに敏感で、例えばSNSで見つけた新しいインテリアのトレンドを取り入れたデザイン、流行りのスマートホームについての提案なども期待できるでしょう。

若さゆえの柔軟な発想ですね
メリット②
若さゆえの熱意や情熱がある
『若さゆえの熱意や情熱がある』は、ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットの1つです。
若い営業マンは、チャレンジ精神や積極性が強く、顧客の要望に対しての情報収集や調査を一生懸命に行なうことが多いです。

熱心な動きを見ていて
感心することも多いじゃろう
バイタリティ溢れる若い営業マンと家づくりを進める過程で、気持ちのよい信頼関係を築けるケースも多いと思います。
メリット③
体力がありフットワークも軽い
『体力がありフットワークも軽い』は、ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットの1つです。
若い営業マンは、一般的に身体的にも精神的にも柔軟であり、長時間の打ち合わせでも疲れにくく、スムーズに作業をこなす傾向にあります。

正確な現場調査では
体力も必要じゃからの~
また、万一の変更やトラブルが起きた際にも、すぐに駆けつけてくれるなど迅速な対応も期待できます。
メリット④
上から目線や変なプライドがない
『上から目線や変なプライドがない』は、ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットの1つです。
若い営業マンは、経験が浅いため、カスタマーファーストで顧客の意見を大切にする傾向があります。

仕事に純粋な気持ちで
取り組む人が多いのかな
一方、経験が馴染んできた中堅の営業マンは、自分の都合を優先し、顧客に対して上から目線になりがちという話もよく聞きます。
その点、若い営業マンは、上司や先輩の指導や教育を日頃から受けていることもあり、周囲に対しても謙虚な姿勢をもつ人が多いでしょう。
以上、ハウスメーカーで、入社3年未満の若い営業マンに家づくりを任せるメリットを解説しました。
その他にも、完成までの長い付き合いの中で「成長を見守ることができる」ことなんかも、人によってはメリットになるでしょう。
では、デメリットも続けて解説します。
ハウスメーカーで
入社3年未満の若い営業マンに任せるデメリット[2選]
ハウスメーカーで、入社3年未満の若い営業マンに家づくりを任せるデメリットは下記2つです。
※営業マンも1人の人間なので性格や能力も様々。紹介するデメリットは一般的な傾向として参考にして下さい。
デメリット①
経験不足からミスが多くなりがち
『経験不足からミスが多くなりがち』は、ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるデメリットの1つです。
若い営業マンは、建築の知識、顧客とのコミュニケーションスキルなど、業務に必要なスキルや情報収集が不十分であることが多いため、家づくりの過程でミスが生じやすくなります。

伝えるべき情報の報告不足
なども考えられるじゃろう
また、危機管理能力が低い傾向にあることから、未然に防げたはずのトラブルが降りかかることも少なくないと思います。
若い営業マンに家づくりを任せる際は、上司にサポートやチェック体制を求めると同時に、あなた自身でも積極的に情報収集を行なうことが大切です。
デメリット②
質問への回答が遅くなりがち
『質問への回答が遅くなりがち』は、ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるデメリットの1つです。
経験や知識があれば即回答できそうな質問にも、
「わからないので工事部署へ確認します」
などのワンクッションが必要なシーンが多々でてくると思います。

安易に不確かな回答をする
営業マンも中にはいるじゃろう
早く不安を解消したい場合には、そのタイムラグや不確かな回答がストレスになることもあるでしょう。

1度や2度なら許せそうですが…
度々は心理的に負担ですね…
信頼関係の損失を防ぐためにも、質問内容によっては、あなたが上司に直接確認できる体制をお願いしておくなどの工夫も大事です。
以上、ハウスメーカーで、入社3年未満の若い営業マンに家づくりを任せるデメリットを解説しました。
まとめ
今回の不動産とーくは『ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットデメリット』と題して、下記の項目を解説しました。

解説したメリットデメリットを
1つの表にまとめておくぞ!
メリット | デメリット |
---|---|
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|
注文住宅のハウスメーカーでは、初めて接客してくれた営業マンが最後まで担当になるケースがほとんどなので、担当者選びはほぼ「運」です。
若い営業マンに対しては否定的な意見も多いですが、やはり実際に会って提案を受けてみてから判断すべきです。
「若い世代のアイデアで良いプランができた」
など、肯定的な印象をもつ人も実際に多いからです。
特に大手ハウスメーカーでは、教育や指導の環境が比較的整っているため、若い営業マンでも期待にそった行動をしてくれるケースも多いです。
以上『ハウスメーカーで入社3年未満の若い営業マンに任せるメリットデメリット』でした。
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