
「日当たりの悪い家って気持ちも暗くなる…」
「この家、こんなに日当たりが悪いなんて思わなかった…」
日当たりの悪い家、この言葉だけ見てもどことなく気持ちが暗くなりますよね。
日当たりが悪い根本的な原因は、
- 窓の方角が悪い(北向き等)
- 周囲の建物が近く密集している
など、対策なんかできないものばかり。
結果どうにもできないと諦め、「ジメ~」とした暗い部屋と、「モヤ~」とした独特なカビの臭いに、うんざりしている人も多いのではないかと思います。
何とかして暗い部屋を明るくする方法はないものでしょうか?

教授、日当たりの悪い家の悩みをなんとか解決しましょう!

よし!
家も気持ちも明るくできるようにしっかり解説していくぞ!
まずは目次じゃ!
今回の不動産とーく『日当たりの悪い家よ、さらば!暗い部屋をパッと明るくする方法』では、不動産業界15年の知識と経験にもとづき、信頼性の高いコンテンツ提供を心掛けて解説していきます。
この記事を読めば、日当たりの悪い家を少しでも改善するヒントが得られるはずです。
記事の後半では、これから新築を建てる人に向けて、入居後の日当たりで後悔しないために、間取りに「どんな工夫を盛り込めばいいのか?」についても解説しています。
ぜひ最後までどうぞ!
[手軽編]日当たりの悪い家がマシに?暗い部屋を明るく見せる方法4選
日当たりの悪い家、まずはリフォームせずに暗い部屋を手っ取り早く明るく見せる方法について紹介していきます。
早速、以下4つの方法がおすすめです。
- 明るい色のインテリアやカーテンにかえる
- 部屋の家具&家電を整理して空間を広げる
- 窓ぎわに大きな鏡を置く
- 庭に白玉砂利・ベランダに白いウッドパネルを敷く
※日当たりそのものを改善する方法ではありません。効果実感の有無には個人差があり、現在の日当たりの程度等にもよります。
主に工夫という視点でおこなう方法です。
手軽なことから、正直なところ劇的な効果はありません。

じゃが、部屋によってはパッと明るい印象になることも多いぞ
こんな気持ちの方はぜひチェックしてみて下さい。
1.明るい色のインテリアやカーテンにかえる
暗い部屋を手軽に明るく見せるには、
『インテリアやカーテンを明るい色に変える』方法が1つです。
今の家のカーテンは何色でしょう?
暗い色の家具やインテリアを使っていませんか?
部屋を見渡すと、黒やグレーなど暗い色に囲まれていませんか?
外からの日当たりが悪いなら、インテリアやカーテンの色をかえて、部屋の中から明るく見せるとグッと印象が変わります。
カーテンには、オレンジや黄色、緑やピンクなどの明るい色、中でも日光の色に近い「白」がやはりおすすめです。
日当たりの悪い家に住んでいると、日中から照明をつけていると思います。
カーテンやインテリアが明るい色なら、少しの照明でも部屋を明るく見せられるので、電気代も節約できるかもしれませんね。
2.部屋の家具&家電を整理して空間を広げる
暗い部屋を手軽に明るく見せるには、
『部屋の家具&家電を整理して空間を広げる』方法もおすすめです。
日当たりが悪い家は、家具や家電の配置が原因になっていることもあるからです。
つまり、家具家電が壁を作って日当たりをさえぎり、さらには空間を狭めて部屋を暗く見せてしまうわけです。

家の中で、家具の影ができておらんか?
で、やることは簡単。
部屋の家具や家電を一度整理しましょう。
空間を広げるだけで、暗い部屋を手っ取り早く明るく見せることができます。
なるべく背の低い、明るい色の家具に買い替えてしまうのもおすすめです。
3.窓ぎわに大きな鏡を置く
暗い部屋を手軽に明るく見せるには、
『窓ぎわに大きな鏡を置く』方法も簡単でいいですね。
窓際に差し込んだ日光を大きな鏡で反射させ、部屋の中まで届けるイメージです。

家に姿見鏡があるからやってみよ~
複数の鏡を使い、まずは部屋で一番過ごす場所にうまく光を取り込むのがおすすめです。
4.庭に白玉砂利・ベランダに白いウッドパネルを敷く
暗い部屋を手軽に明るく見せるには、
『庭に白玉砂利・ベランダに白いウッドパネルを敷く』方法も案外効果的です。
白は太陽光を反射する効果があります。
この方法は、白玉砂利、白いウッドパネルに光を反射させて部屋も明るく見せるのが目的です。

ちょっと錯覚を利用してない?

まぁ手軽な対策じゃ
否定はせんが、錯覚で気持ちが明るくなるなら儲けもんじゃろう
日当たりの悪い家で、まずはリフォームせず、暗い部屋を手軽に明るく見せる方法について紹介しました。
- 明るい色のインテリアやカーテンにかえる
- 部屋の家具&家電を整理して空間を広げる
- 窓ぎわに大きな鏡を置く
- 庭に白玉砂利・ベランダに白いウッドパネルを敷く
※日当たりそのものを改善する方法ではありません。効果実感の有無には個人差があり、現在の日当たりの程度等にもよります。
「1」「2」は特におすすめしたい方法です。
日当たりの関係ない夜でも気持ちが明るくなりますからね。
さて、お金をかけてでも暗い部屋を明るくする方法が知りたい方には、「リフォーム」がおすすめです。
続けて解説していきます。
[リフォーム編]日当たりの悪い家を卒業!暗い部屋をパッと明るくする方法3選
「なんとしても日当たりの悪い家を改善したい!」
強い気持ちをもって、暗い部屋を明るくする方法を実践するなら、やはり「リフォーム」一択です。

お金はかかるが、この先の「日当たりを買う」という考え方で、一度検討する価値ありじゃ
暗い部屋を明るくする方法として、3つのリフォームを紹介します。
- 真っ白な壁紙&明るいフローリングに変更
- 窓を増やす
- 太陽光照明システムの設置
では、それぞれ紹介していきます。
1.真っ白な壁紙&明るいフローリングに変更
暗い部屋を明るくするリフォームなら、まずは『真っ白な壁紙&明るいフローリングに変更』する方法がおすすめです。
日当たりの悪さを根本から改善するリフォームではありませんが、部屋全体が明るい色に包み込まれ、パッと明るくなります。
手軽編で紹介した「明るい色のインテリアやカーテンにかえる」「部屋の家具&家電を整理して空間を広げる」方法も併用すれば、部屋がより明るくなるでしょう。
あなたの町の壁紙リフォーム業者を探すなら「くらしのマーケット」が便利です。

賃貸住宅の場合は原状回復の問題があるから、オーナーや管理会社にちゃんと許可を得るんじゃぞ

フローリングが難しい場合は、白のラグを敷くのも良さそうね
2.窓を増やす
続いて、『窓を増やす』リフォームです。
特に気になる暗い部屋で一度検討してみてはどうでしょうか?
ただ、壁を抜いたりなど大掛かりな工事が必要になりますので、木造の一戸建て限定になります。
部屋に日光が差し込まないのは、窓の数や面積が小さいケースがほとんど。
特に、小さすぎる窓は換気用でしか役に立っていませんからね。

窓が1枚増えるだけで、日当たりが大きく改善されるぞ
窓を増やすリフォームは、日当たりの悪さを根本から改善できる効果的な方法になります。
中でも、人気なのは「天窓(トップライト)」を設置するリフォーム。
天窓は、隣家の影響を受けませんので、効率良く日光が取り込めます。
参考に、概算価格のイメージは下記の通りです。
小窓の増設 | 10~20万円 |
---|---|
中規模の窓の増設 | 20~40万円 |
天窓(トップライト)の増設 | 30~50万円 |
※外壁や内壁、屋根の他、壁紙や内装等、窓の増設により影響がある部分の工事も必要になります。

一般的に「1週間前後」の工期を見ておくといいじゃろうな
くれぐれも窓を増やす場合は、構造上の問題に注意しましょう。
家の構造によっては増設できる場所も限定されています。
リフォーム会社にしっかりと相談する必要がありますね。
また、見積もりを取る際には、1社のリフォーム会社だけではなく複数の会社に依頼することをおすすめします。
リフォームの見積もりは相場があってないようなもので、各社の金額が必ずバラつきますからね。

でも、1社1社自分で探して依頼するのは、正直気が重いです…

じゃろうな
見積もり比較ならリフォーム会社の一括紹介サイトが便利じゃぞ
3.太陽光照明システムの設置
最後は、『太陽光照明システムの設置』です。
日当たりの悪い家でも、自然な太陽光の恩恵を受けられる非常に画期的なリフォームになります。
2の「窓を増やす」リフォーム同様、一戸建て住宅限定の方法です。
太陽光照明システムは、屋根の上に太陽光を取り込むための採光ドームを設置。
隣家に左右されず、太陽光を部屋に取り込める仕組みです。
太陽光のギラつきを抑えつつ有害な紫外線をカットし、熱の持ち込みも抑える工夫も対策済なものが多いです。
暗い部屋を明るくする、最もおすすめできる方法の1つですね。

太陽光照明システムなら「スカイライトチューブ」が有名じゃな
日当たりの悪い家を改善するために、リフォームで暗い部屋を明るくする方法を紹介しました。
- 真っ白な壁紙&明るいフローリングに変更
- 窓を増やす
- 太陽光照明システムの設置

よく考えたら、日当たりの悪い家の具体的なデメリットって、主にどんなものがあげられるの?

うむ、ここらで整理しておこうか
「日当たりが悪い=ダメ」のイメージだけ先行しとるからの~
日当たりの悪い家の具体的なデメリットは? ※案外知らないメリットも紹介
日当たりの悪い家の具体的なデメリットを解説していきます。
また、案外気付いていないメリットも紹介したいと思います。
日当たりの悪い家のデメリット[5選]
日当たりの悪い家の具体的なデメリットは以下の5つです。
- 気持ちが落ち込む
- 洗濯物がなかなか乾かない
- 秋冬が寒い
- 日中でも部屋が暗い
- 湿気やカビに悩まされる

あ~全部イヤだ…
1.気持ちが落ち込む
日当たりの悪い家のデメリットは、
まず『気持ちが落ち込む』ことです。
ずっと暗い部屋にいる生活で、元気とやる気に満ち溢れた人を見たことがあるでしょうか。
想像通り、ネガティブな人の方が多いと言われています。
日光の大きな役割は、「体内時計の調整」と言われています。
日当たりの悪い家では、日光に当たる習慣が極端に少ないことから、体内の生活リズムが狂ってしまうことが多いようです。
その他、
- 身体のだるさ
- 疲れやすさ
- 気持ちが落ち込む
人によっては、うつに似た症状に悩まされることも決して少なくありません。
特に、朝目覚めた時に浴びる日光は、今日も一日頑張れるポジティブな気持ちにさせてくれるので、本当に大切です。
私たち人間の脳では、日光を浴びることで「セロトニン」という精神の安定や安心感に関係するホルモンが分泌されるそうです。
日当たりの悪い家中心の生活では、日光を浴びる機会と共にセロトニンの分泌も少ないと予想されることから、気持ちが落ち込みやすくなるわけです。

日当たりの良さはやはり重要ね
以上から、日当たりの悪い家のデメリットに『気持ちが落ち込む』ことをあげました。
2.洗濯物がなかなか乾かない
日当たりの悪い家のデメリット2つ目は、
『洗濯物がなかなか乾かない』ことです。
周囲が建物などに囲まれていると、庭やベランダに直接日光が当たりにくい…
極端に言えば、日当たりの悪い家は天気が良くても、いつも暗い曇りの日に近いため、洗濯物が本当に乾きにくいです。
冬は特に、洗濯物を長時間干す必要があることもデメリットですね。

布団や枕を干しても、フカフカにならないのは嫌です…
3.秋冬が寒い
日当たりの悪い家のデメリット3つ目は、
『秋冬が寒い』ことです。
日当たりの悪い家はせっかく天気が良くても基本暗い部屋。
秋や冬の時期は特に寒いです。
秋や冬でも日当たりが良ければ、日中は部屋が温まります。
肌寒い季節は、日当たりが少しでもあるとありがたく感じますよね。
寒い日当たりの悪い家では、エアコンやガスファンヒーター等の暖房器具の、常に高い温度設定が必要になります。
光熱費がかさむのも大きなデメリットですね。
春や夏は暑くなりすぎないのでいいですが、秋や冬はやはりつらいですね。

私、寒いの苦手…

機密性が低い家はさらにこたえるじゃろうな…
以上から、『秋冬が寒い』ことを日当たりの悪い家のデメリットにあげました。
4.日中でも部屋が暗い
日当たりの悪い家のデメリット4つ目は、
『日中でも部屋が暗い』ことです。
昼間でも電気をつけないと真っ暗…。
多少薄暗いならまだしも、部屋によっては朝起きてからずっと照明をつける必要があります。
「日中は照明をつけなくていい」←こんな家が本当にあるなんて想像できないとよく言われます。
部屋が暗いことはもちろんデメリットですが、日中ずっとつけている照明の電気代も見逃せませんね。
5.湿気やカビに悩まされる
日当たりの悪い家のデメリット最後は、
『湿気やカビに悩まされる』ことです。
日当たりの悪い家は、ジメジメ〜とした印象ありませんか?
日光が入らない部屋の中に湿気が残りやすいんです。
湿気がたまるとカビの繁殖にも悩まされ、健康や衛生面でも良くありません。
日当たりの悪い家では、日光による乾燥は期待できないので、頻繁に換気して対策するしかありません。

頻繁な換気は、寒い冬がつらそうね
以上、日当たりの悪い家の具体的なデメリットを紹介してきました。
- 気持ちが落ち込む
- 洗濯物がなかなか乾かない
- 秋冬が寒い
- 日中でも部屋が暗い
- 湿気やカビに悩まされる

やっぱりデメリットはたくさんあるんですね
つづいて、案外気付いていないメリットにも触れていきましょう。

メリットも?
日当たりの悪い家ってデメリットしかないんじゃ?

まっ、基本的にはそうなんじゃがな
少ないながらもメリットもあるんじゃ
デメリットだけではなく、メリットにも目を向けてみると、少〜しだけ見方が変わるかもしれません。
それでは、日当たりの悪い家のメリットについて紹介していきましょう。
日当たりの悪い家のメリット[3選]
日当たりの悪い家で考えられるメリットは以下の3点です。
- 夏は涼しい
- 内装やインテリアが傷みにくい
- ホームシアターを楽しめる

はいはい、なるほどね
1.夏は涼しい
日当たりの悪い家のメリットは、
『夏は涼しい』ことです。
太陽がなかなか当たらず日影ができやすい欠点の裏返しですね。
日光による部屋の温度上昇がマシになります。
つまり、夏は涼しい部屋で過ごせるわけです。
日当たりの良さも重要ですが、夏の暑さに毎年耐えられない人には、視点を変えるとメリットです。
冷房の電気代も抑えられるので、夏場も乗り切りやすくなるでしょう。

でも冬は寒いんじゃ…

それは言わない約束じゃ(汗)
2.内装やインテリアが傷みにくい
日当たりの悪い家のメリット2つ目は、
『内装やインテリアが傷みにくい』ことです。
日当たりの良さは、時として内装やインテリアを傷めます。
紫外線はお肌の天敵と言われるように、内装やインテリアを傷める原因でもあるんです。
つまり、日光に当たり続けることで、内装やインテリアが色焼けしたり、劣化が激しくなったりします。

畳も色が変わることも多いの~
一方、日当たりが悪い家では、紫外線も室内に入りにくいため、内装やインテリアを傷める心配がありません。
こだわりの家具やインテリアをたくさん持っている人は、少しメリットかもしれませんね。
3.ホームシアターを楽しめる
日当たりの悪い家のメリット3つ目は、
『ホームシアターを楽しめる』ことです。

映画好きの人には嬉しいメリットじゃな
暗い部屋の壁にプロジェクターで映像を映し出し、映画はもちろん、テレビ番組やYouTube、ゲームなども大画面で楽しむことができます。
スピーカーなど周辺機器にもこだわってみると、家が自分だけのエンターテイメント空間になりますよ。
以上、日当たりの悪い家のメリットを紹介してきました。

レオちゃん、絞りだしたって感じね(笑)

そ、そんなことないぞ
日当たりの悪い家のメリット&デメリットをまとめた表が以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
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最後は、これから新築を建てようと考えている方に向けての記事です。
マイホームを日当たり悪い家にしないために、どんな間取りや工夫をすればいいのか解説していきます。
日当たりの悪い家を未然に防ごう!「新築」ならどんな間取りや工夫をすべき?
せっかく建てた新築のマイホームが、住んでみたら日当たりの悪い家…
この後悔は絶対に避けたいですよね。
あなたのマイホームを日当たりの悪い家にしないために、おすすめする間取りや工夫は以下の5つです。
- 2階にリビング&ダイニングの間取り
- 吹き抜けのリビング&ダイニング
- 南側隣家との距離をとっておく
- 天窓(トップライト)の設置
- 太陽光照明システムの設置

日当たりは少しの工夫で大きく変わるから、ぜひ取り入れてみてくれい!
1.2階にリビング&ダイニングの間取り
まず、『2階にリビング&ダイニングの間取り』で設計することです。
たいていの建物は、1階より2階の方が日当たりが良いからです。
隣家の状況を見た上で、検討してみて下さい。
一方、1階は日当たりが悪くなりますが、家族が一番長く過ごす場所が明るいため、日当たりの悪さを実感しにくいでしょう。
また、家族がよく集まる場所は、やっぱり日当たりが良い空間にしたいですよね。
ただし、リビング&ダイニングが2階にある以上、階段を上り下りする機会が増えることには注意が必要です。
あなたや家族が高齢になった時のことも考えて間取りを検討しましょう。
2.吹き抜けのリビング&ダイニング
続いて、『吹き抜けのリビング&ダイニング』をつくることです。
建物の広さに余裕が必要ですが、吹き抜けは2階部分に差し込んだ日光を、効率よく1階に取り込めるからです。
「リビング&ダイニングは1階にほしい!でも日当たりの悪い家はイヤ!」と希望する方には、吹き抜けのある間取りがおすすめですね。

開放感もあって、LDKが広く見えるぞ!

おしゃれよね〜
家全体の風通しも良くなるって聞いたわ♪

うむ、2階にいる子供の気配も感じられるなど、吹き抜けには結構メリットが多いぞ!
以上から、新居を日当たりの悪い家にしないために『吹き抜けのリビング&ダイニング』を対策にあげました。
3.南側隣家との距離をとっておく
『南側隣家との距離をとっておく』ことで、日当たりの悪い家を避けられることが多々あります。
南側は、日中一番多くの日光が差し込む方角だからです。
南側隣家との距離をとり、南側に窓を多く設けておくと、新居の日当たりは大きく期待できます。

町中の住宅地は、建物が密集していることが多いからの~
仮に、新築する土地が南向きであっても、各部屋にある窓の方角はちゃんとチェックしておきましょう。
奥の部屋は北向きで、日当たりが悪くなることを忘れがちですからね。
現地に足を運び、実際の日当たりを見ながら、ハウスメーカーや工務店と充分な打ち合わせが大事です。
以上から、『南側隣家との距離をとっておく』ことを日当たりの悪い家を避ける対策にあげました。

朝日が上がる東側もあけられたらベストじゃ

土地の面積と間口に余裕があればやる価値アリね!
4.天窓(トップライト)の設置
特に明るくしたい部屋には、『天窓(トップライト)の設置』が効果的です。
この工夫で隣家の影響を受けずに、効率よく日光を取り込めるからです。
天窓はたった1枚で日当たりの効果は抜群です。
通常の窓を増やすのもおすすめですが、増やし過ぎは断熱効果を弱める原因にもなりますから要注意です。
2階や3階、つまり最上階部分の天井をハイルーフにして、天窓(トップライト)の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
5.太陽光照明システムの設置
暗い部屋を明るくする3つのリフォームの1つでも紹介した『太陽光照明システムの設置』は新築でもおすすめです。

新築するハウスメーカーや工務店で対応可能かは要確認じゃ
太陽光照明システムを設置すれば、1階でも日当たりに困って後悔することはありません。
以上、あなたの新築マイホームを日当たりの悪い家にしないために、おすすめの間取りや工夫を紹介しました。
- 2階にリビング&ダイニングの間取り
- 吹き抜けのリビング&ダイニング
- 南側隣家との距離をとっておく
- 天窓(トップライト)の設置
- 太陽光照明システムの設置

明るい色の内装、家具や家電、インテリアにもこだわるんじゃぞ

複数の対策や工夫を組み合わせておけば、後悔は防げそうですね
まとめ:日当たりの悪い家を工夫してあなたごと明るくなろう!
今回の不動産とーくは『日当たりの悪い家よ、さらば!暗い部屋をパッと明るくする方法』と題して、下記の項目を解説しました。
- [手軽編]暗い部屋を明るく見せる方法4選
- [リフォーム編]暗い部屋をパッと明るくする方法3選
- 日当たりの悪い家の具体的なデメリット&案外知らないメリット
- 新築を日当たりの悪い家をしないための間取りや工夫

どうじゃった?今回のテーマは?

ほんと勉強になりました!

工夫次第で日当たりを改善できることも多いのね!
日当たりの悪い家に悩む人に向けて、暗い部屋を明るくする方法を中心に解説してきました。
日当たりの良さは、快適に過ごす上でとっても重要。
ただ、対策にはやはり限界があります。
だから、なるべく家の物を少なくして、日当たりをさえぎる障害物を無くし、スマートかつシンプルに暮らすことも必要かなと思います。
あなたの住まいの日当たりが、少しでも改善されますように。
以上、『日当たりの悪い家よ、さらば!暗い部屋をパッと明るくする方法』でした。

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それではまたお会いしましょう!