「費用がいくらかかるのか、全然わからない」
「後悔した人の話を聞いてから決めたい」
実家の老朽化や耐震性への不安から、建て替えを考え始めた方は多いはずです。
でも、いざ動き出そうとすると、費用の目安すらわからず、どこに相談すればいいのかも迷いますよね。
そんな気持ちを抱えたまま、なんとなく1社に声をかけて話を進めてしまう——その「なんとなく」が、後から大きな後悔につながるケースは少なくありません。
この記事では、不動産×住宅業界のプロが『【体験談】実家の建て替えで後悔。栗本さん52歳が語る失敗と本音』と題して紹介します。
実際に建て替えを経験した方のリアルな声をもとに、費用・業者選び・間取りまで、建て替えのリアルな実態を包み隠さずお伝えします。
建て替えを検討中の方にとって、具体的な判断材料になれば幸いです。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

-
不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

建築費は、ハウスメーカー・工務店によって500万~1,000万円近く変わることもあります。でも…毎週末、展示場を回りますか?全国1,100社以上と提携する『タウンライフ家づくり』なら、複数社の間取り・見積りをまとめて無料でもらえます↓↓
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後悔あり・満足もあり。実家を建て替えた52歳が正直に話すこと

実家の建て替えを前にして、「本当にこれでいいのか」と何度も迷った経験がある方は多いのではないでしょうか。
神戸市内にある築53年の実家を、81歳の母が一人で暮らし続けられるようコンパクトな平屋に建て替えた、兵庫県在住の栗本澄代さん(52歳)に話を伺いました。
後悔した点も、よかった点も、包み隠さず語ってもらいます。
- 栗本 澄代さん(クリモトスミヨ)

-
【年齢】52歳【居住地】兵庫県
【自己紹介】神戸市内に築53年の実家を持ち、一人暮らしの高齢の母(81歳)の耐震面への不安をきっかけに建て替えを決断。売却も一度検討したが、母の「土地を離れたくない」という希望を尊重し建て替えの方向へ。母一人が暮らすコンパクトな平屋への建て替えで、複数社からの見積もりは1,800万円〜2,500万円とばらつきがあり、仮住まい費用や間取りの打ち合わせ不足など後悔した点も多かったが、完成後は母に喜んでもらえ、今は建て替えてよかったと感じている。※プライバシー保護により仮名
プロ20年 栗本さん、本日は貴重な
経験を話していただき
ありがとうございます
栗本さん 私の失敗が少しでも
誰かの役に立てるなら
ぜひ聞いてほしいです
- 建て替えを決意したきっかけと「売却ではなく建て替え」を選んだ理由は?
- 複数のハウスメーカーへ見積もりを依頼して、どう比較・絞り込んだ?
- 解体費用・仮住まい費用など、予想外にかかったコストは?
- 打ち合わせ不足で後悔した「間取りのすり合わせ」の失敗、具体的には?
- 新居の完成後、母の暮らしや気持ちはどう変わった?
- 実家の建て替えで後悔しないために、これだけはやるべきことは?
それでは、建て替えに至るまでの経緯から、詳しく聞いていきましょう。
建て替えを決意したきっかけと「売却ではなく建て替え」を選んだ理由は?
神戸市内で81歳の母が一人暮らしをしている実家。栗本さんが異変に気づいたのは、数年前のことです。
栗本さん 母から「壁にひびが入った」
「冬は隙間風がひどい」と
連絡が来るようになって
もともと幼少期に阪神・淡路大震災を経験している栗本さんにとって、築53年の木造住宅の耐震性への不安は、頭の片隅にずっとあったといいます。
「次の大地震が来たとき、この家は大丈夫なのか」——その思いが、いよいよ無視できなくなりました。
プロ20年 最初から建て替え一択
だったんですか?
売却という選択肢は?
栗本さん 最初はわからなくて
一度、不動産会社に
査定をお願いしたんです
売却して、どこか別の場所で母が住みやすい物件を探す——そんな選択肢も頭にありました。
栗本さんが利用したのは、複数の不動産会社にまとめて査定を依頼できる一括査定サービスです。
プロ20年 一括査定を使われたんですね
実際にどんな結果でしたか?
栗本さん 3社から査定が届いて
金額に差があって
正直、驚きました
| 査定会社 | 査定額 | 備考 |
|---|---|---|
| A社(大手) | 1,650万円 | 土地値として評価 |
| B社(地元) | 1,420万円 | 建物の価値はほぼゼロ |
| C社(大手) | 1,700万円 | 周辺需要が高いと説明あり |
プロ20年 査定額にばらつきが
あるのはよくあることで
複数社に依頼するのが正解です
売却か建て替えか——その判断をするうえで、まず「土地がいくらで売れるか」を数字で把握することが欠かせません。
仮に高値で売却できれば、新しい住まいへの住み替え費用を賄えるだけでなく、余剰分を老後資金として確保できる場合もあります。
「売るなんて考えていない」と思っていても、査定額を知ることで初めて見えてくる選択肢があります。
栗本さんの場合、査定額は最高で1,700万円。
ただ、母の意向は明確でした。
栗本さん 「この土地は離れたくない」
それだけははっきり
言われたんです
生まれ育った土地への思い、近所の知人とのつながり——母にとって、それは金額では測れない価値でした。
査定額と母の気持ち、両方を天秤にかけた末、栗本さんが出した答えが「建て替え」です。
複数のハウスメーカーへ見積もりを依頼して、どう比較・絞り込んだ?
建て替えの方向が決まると、次に立ちはだかったのが「どこに頼むか」という問題です。
母が一人で暮らすためのコンパクトな平屋を前提に、栗本さんは複数のハウスメーカーへ見積もりを依頼しました。
プロ20年 見積もりはどのように
集めましたか?
自分で1社ずつ?
栗本さん 注文住宅の見積もりを
まとめて依頼できるサイトを
利用しました
そのおかげで、手間をかけずに幅広く比較できたといいます。
| ハウスメーカー | 初期見積もり額(税込) | 構造・特徴 |
|---|---|---|
| D社(大手HM) | 2,480万円 | 鉄骨造・耐震性を強調 |
| E社(中堅HM) | 2,050万円 | 木造・断熱性能をアピール |
| F社(地元工務店) | 1,820万円 | 木造・コスト重視の提案 |
| G社(大手HM) | 2,300万円 | 木造・バリアフリー提案が充実 |
栗本さん 提示額が1,800万〜2,500万と
かなりバラバラで
最初は戸惑いました
プロ20年 700万円近い差は大きいですね
金額以外で判断した
基準はありましたか?
栗本さん 担当者の対応がすごく
大事だと感じました
母のことを理解してくれるかどうか
栗本さんが最終的に判断の基準にしたポイントは以下の通りです。
- 高齢者の一人暮らしに対する理解と提案力があるか
- こちらの質問に対して丁寧かつ具体的に答えてくれるか
- バリアフリーや断熱など、暮らしやすさへの配慮があるか
- 費用の内訳を明確に説明してくれるか
それだけの期間を一緒に進めていく相手ですから、金額だけで決めるのは少し危うい、と栗本さんは話します。
栗本さん 安さだけで選ばなくて
本当によかったと
今は思っています
解体費用・仮住まい費用など、予想外にかかったコストは?
建て替えにかかる費用といえば、多くの方がまず「建築費」を思い浮かべるはずです。
でも、栗本さんが「思ったより手痛かった」と振り返るのは、その前後に発生するコストでした。
栗本さん 解体費用と仮住まいの費用が
想像以上にかかって
最初から把握しておけばよかった
| 費用項目 | 栗本さんの実費(概算) | 一般的な目安 |
|---|---|---|
| 解体費用(木造2階建て) | 約150万円 | 100万〜200万円程度 |
| 仮住まい家賃(約10カ月) | 約55万円 | 工期・家賃による |
| 引っ越し費用(2回分) | 約18万円 | 規模・距離による |
| 仮住まい中の光熱費・雑費 | 約10万円 | 生活状況による |
プロ20年 こうした付帯費用は
見積もりに含まれないことが
多いので注意が必要です
栗本さん 最初の見積もり額だけ見て
「これで収まるかな」と
思っていたのが甘かったです
また、解体工事では、地中に古い基礎や廃材が埋まっていると追加費用が発生するケースもあります。
建て替え費用の総額は「建築費+解体費+仮住まい費用」で試算するのが現実的です。
栗本さんの最終的な建築費総額は、初期見積もりから変動し、当初の想定より上振れる結果となりました。
詳細は次の項目で触れますが、打ち合わせの進め方次第で費用は変わります。
打ち合わせ不足で後悔した「間取りのすり合わせ」の失敗、具体的には?
建て替えを終えた今、栗本さんが最も後悔しているのは費用のことではなく、「もっと打ち合わせに時間をかければよかった」という点です。
栗本さん 忙しくて打ち合わせを
端折ってしまった部分が
完成後に出てきたんです
具体的に後悔した点を挙げてもらいました。
- 洗面所が狭く、母が車いすを使う将来を想定できていなかった
- 収納の位置が使いにくく、後から棚を追加する費用が発生した
- 南向きの窓を優先したが、夏の日差しが強すぎてカーテンが手放せない
- トイレの引き戸が開けにくく、高齢者には負担になっている
プロ20年 どれも打ち合わせ段階で
確認できたはずの内容ですね
担当者からの提案はなかったですか?
栗本さん 提案はあったんですが
「それでいいです」と
流してしまって…
忙しい日々の中で、打ち合わせを「こなすもの」にしてしまった——栗本さんはそう苦笑いします。
「担当者に任せればなんとかなる」という思い込みが、間取りの後悔につながったと栗本さんははっきり言います。
打ち合わせの回数については、ハウスメーカーによって違いはあるものの、契約後から着工までに最低でも5〜10回程度の打ち合わせが必要になることが多いです。
栗本さん 打ち合わせは
「面倒くさい」と思わず
徹底的にやるべきでした
新居の完成後、母の暮らしや気持ちはどう変わった?
後悔した点をいくつも話してくれた栗本さんですが、完成後の母の様子を語るときだけは、表情がふっと和らぎました。
栗本さん 「暖かくて安心して眠れる」
って母に言ってもらえたとき
建て替えてよかったって心から思えました
平屋を選んだ理由のひとつは、母が階段の昇り降りに不安を感じることへの備えでした。
プロ20年 平屋にしようと決めたのは
どのタイミングでしたか?
栗本さん 最初から迷いなかったです
81歳の母が一人で暮らすのに
2階は必要ないと思って
段差のない動線、温かみのある断熱性能、手の届く場所に収まった水回り——古い家では当たり前だった「不便」が、ひとつひとつ解消されていきました。
平屋は建築費が2階建てより高くなりやすい面もあるものの、高齢者の暮らしやすさという点では優れた選択肢です。
母が暮らし始めてから、栗本さんが感じた変化は小さくありませんでした。
- 冬でも室内が暖かく、体への負担が明らかに減った
- 段差がなく、足元への不安がなくなった
- 「家が気になる」という栗本さんの心配が大きく減った
- 母が友人を呼びやすくなり、外との交流が増えた
プロ20年 高齢者の住まいは
建てた後のメンテナンス計画も
早めに考えておきたいですね
栗本さん 後悔もあるけど
母の笑顔を見たら
やっぱりやってよかったです
建て替えの本当の目的は「誰かの暮らしをよくすること」——栗本さんはそう静かに、でも確かな言葉で話してくれました。
費用のことで頭がいっぱいになりがちな建て替えですが、完成後の母の笑顔が「答え合わせ」になったといいます。
実家の建て替えで後悔しないために、これだけはやるべきことは?
最後に、これから実家の建て替えを検討している方へ、栗本さんが実体験から伝えたいことを聞きました。
プロ20年 同じ状況の方へ向けて
「これだけはやるべき」と
思うことを教えてください
栗本さん 私みたいな後悔を
してほしくないので
正直に全部話しますね
栗本さんが「これだけはやるべき」と断言するポイントは、以下の通りです。
- 建築費だけでなく、解体・仮住まい・引っ越しの費用も含めて総額で予算を組む
- 見積もりは必ず複数社から取り、金額だけでなく担当者の対応力も見る
- 打ち合わせは省かず、将来の暮らしまで想定して間取りを決める
- 高齢者が住む場合は、10〜20年後の身体状況も見据えた設計にする
プロ20年 一括査定で相場を知ることと
複数社から見積もりを取ることは
どちらも「比較する」という点で共通していますね
栗本さん そうなんです
1社だけで判断しないことが
後悔を減らす一番の近道だと思います
実家の建て替えで後悔しないための第一歩は、選択肢を複数持つことです。
売るべきか、建て替えるべきか——その答えは、実際に動いて情報を集めてみないと見えてきません。
栗本さん 私が後悔したことが
誰かの「やっておいてよかった」に
変わってくれたらうれしいです
以上、実家の建て替えで後悔した経験を持つ栗本澄代さん(52歳・兵庫県)の貴重な体験談を、インタビュー形式でご紹介しました。
「見積もりをとる前は、どこも似たような金額だと思っていた」——栗本さんがそう話すように、実際に比較してみるまで金額差の大きさに気づけないケースは少なくありません。
プロ20年 見積もりは取り寄せるだけなら
無料ですし、比較してから
判断しても遅くないですよ
人気の比較サービス『タウンライフ家づくり』を使えば、栗本さんのように手間をかけずに金額と提案内容を比較できます。
建て替えを本格的に動き出す前に、まず相場感をつかんでおくことをおすすめします。
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経験者141人に聞いた!実家の建て替えで多い後悔は何?
実家の建て替えを経験した141人に、後悔した理由を聞いてアンケートにまとめました。
プロ20年 アンケート結果は以下の通りです

「建築予算のオーバー」と「設計や間取りの失敗」による後悔が同程度で最も多く、それに次いで「リフォームでよかった」と「建築会社選びの失敗」による後悔が多い結果になりました。
どれも大きな後悔になりそうですね…
特に、設計や間取りの失敗については、
- 部屋数を多くしたため、1つ1つの部屋が小さくなり暮らしにくくなった
- 自分の部屋を広く作ってもらったが、結局あまり住まなかった
- 狭い土地で3階建てにしたが、上の階は年々使わなくなった
- 親が要介護になる可能性を考えて、バリアフリーにこだわればよかった
などなど、後悔の声も多い印象です。
まとめ:建て替えの第一歩は、複数社への見積もり依頼から
今回の不動産とーくは『【体験談】実家の建て替えで後悔。栗本さん52歳が語る失敗と本音』と題して、下記の項目を解説しました。
- 後悔あり・満足もあり。実家を建て替えた52歳が正直に話すこと
- 経験者141人に聞いた!実家の建て替えで多い後悔は何?
栗本さんの話を聞いて、正直に思ったことがあります。
後悔した点の多くは、お金や業者選びの問題ではなく、「確認を省いた」「任せきりにした」という、自分自身の判断によるものでした。
施主側がどれだけ主体的に関わるかで、完成後の満足度は大きく変わります。
「建て替えた後に気づいた」を減らすために、今できること
栗本さんが後悔として挙げた項目を振り返ると、ある共通点があります。
それは、どれも「建て替える前に確認できたこと」だという点です。
- 解体・仮住まい費用は「建築費とは別にかかる」と最初から把握しておく
- 将来の身体の変化を想定した間取りは、担当者任せにせず自分から確認する
- 見積もりの金額差は、複数社に依頼して初めて見えてくる
- 担当者との相性は、最初の打ち合わせで違和感があれば早めに伝える
プロ20年 建て替えで後悔する方の多くが
「もっと早く動けばよかった」と
おっしゃいます
情報収集は、まだ迷っている段階から
始めてちょうどいいくらいですよ
「まだ決めていないから」と動き出しを遅らせるより、複数社の見積もりを手元に置くことで、初めて「本当にいくらかかるか」が見えてきます。
建て替えの検討は、見積もりを取った後からでも十分間に合います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
実家の建て替えは、費用も手間もかかる大きな決断ですが、栗本さんのお母さんのように「安心して眠れる」という言葉が聞けた日には、きっとすべてが報われます。
迷っているなら、まず一歩。見積もりを取ることから始めてみてください。
以上『【体験談】実家の建て替えで後悔。栗本さん52歳が語る失敗と本音』でした。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)

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不動産×住宅業界20年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ120万PV超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

建築費は、ハウスメーカー・工務店によって500万~1,000万円近く変わることもあります。でも…毎週末、展示場を回りますか?全国1,100社以上と提携する『タウンライフ家づくり』なら、複数社の間取り・見積りをまとめて無料でもらえます↓↓
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