「2階リビングは本当に売れないの…」
「できれば早く売却したいのにな…」
「やっぱり1階の方が人気なのかも…」
2階リビングの家は売れない噂を聞いて、不安な気持ちでいっぱいになっていませんか?
確かに、不動産市場では2階リビングは購入をためらう方もいます。
しかし、2階リビングならではの魅力を理解し、求めている購入者は意外と多いことも事実です。
大切なのは、家の魅力を最大限に引き出し、その価値を理解してくれる買主様との出会いを逃さないこと。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『2階リビングは売れない?6つの理由…3ヶ月以内で高く売るには?』と題して徹底解説します。
最後まで読めば、2階リビングの物件を早期に高値で売却するためのノウハウが手に入ります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
2階リビングが売れない?よく言われる理由6つ
2階リビングの家は、確かに売却時に不安要素となることがあります。
- 老後は階段の上り下りがつらい
- 1階部分が防犯の面でよくない
- 家族のコミュニケーションが減りやすい
- 来客時に階段をひんぱんに使う
- 1階リビングの方が人気
- 大型の家具家電が搬入しにくい
しかし、その理由を把握して適切な対策を取れば、むしろ魅力的な物件として売却できる可能性も十分にあるのです。
1.老後は階段の上り下りがつらい
2階リビングの最大のデメリットは、階段の上り下りが体力的な負担になることです。
特に年齢を重ねるにつれて、この負担は確実に大きくなっていきます。
将来のことを
考えると不安かも
たとえば、お茶を飲むために1階から2階へ上がったり、リビングで使う日用品を1階から運んだりと、日常的な動作でも階段の昇り降りが必要になります。
毎日何度も階段を
使うのは大変そう
また、膝や腰に不安のある方にとって、階段での転倒リスクは深刻な問題となります。
安全な暮らしは
何より大切じゃ!
そのため、高齢者や将来の介護を考える購入者からは、2階リビングを避ける傾向が強く見られるのです。
2.1階部分が防犯の面でよくない
2階リビングの家は、1階に人の気配が少ないため、防犯上の不安を感じる購入検討者が多い傾向にあります。
一般的な1階リビングの家では、日中も家族の誰かがリビングで過ごすことで自然と目が行き届きますが、2階リビングではそうはいきません。
1階が留守みたいに
見えちゃうんですね
特に、1階の窓や玄関周りは侵入のターゲットになりやすく、防犯カメラやセンサーライトなどの設備投資が必要と考える方も少なくありません。
また、夜間でも1階の明かりが少ないため、不審者が近づきやすい環境になってしまう可能性があります。
防犯対策にお金が
かかりそう…
安全対策は必須
だと言えるぞ!
3.家族のコミュニケーションが減りやすい
2階リビングは、家族の自然な交流機会を減少させてしまう可能性があります。
たとえば、1階で家事や勉強をする家族がいても、2階のリビングにいる人とはつい会話が減りがちです。
家族と顔を合わせる
機会が少なそう
特に、子どもが1階で遊んでいる時に、2階のリビングにいる親の目が行き届きにくいという声も多く聞かれます。
また、キッチンが1階にある場合、料理をしている間、リビングでくつろぐ家族との会話が自然と遠のいてしまいます。
料理中の会話も
大切にしたいな
家族の誰かが体調を崩した時も、階をまたいでの看病や介護が必要となり、心理的な距離感を生みやすいのです。
家族の絆には
配慮が必要じゃ!
4.来客時に階段をひんぱんに使う
2階リビングでは、来客時の対応が意外と大変だと感じる方が多いようです。
お客様を2階まで案内する際、高齢の方や足の不自由な方への配慮が必要になります。
お年寄りには
気を使いますね
また、来客中にお茶やお菓子の追加が必要になった時も、1階のキッチンと2階のリビングを行き来する必要があります。
さらに、突然の来客時には階段を急いで上り下りすることになり、特に子育て中の家庭では負担を強く感じることも。
子どもを抱っこしながら
階段は怖いかも
おもてなしにも
工夫が必要じゃ!
5.1階リビングの方が人気
不動産市場において、2階リビングは1階リビングと比べると、やはり人気度で差がついてしまう傾向にあります。
実際、住宅購入希望者の約7割が1階リビングを希望するというデータもあります。
やっぱり1階リビング
が主流なんですね
この背景には、日本の住宅様式として1階リビングが一般的という文化的な要因も影響しています。
また、高齢化社会を見据えて、将来的な住みやすさを重視する傾向が強まっていることも、1階リビング人気の一因となっています。
将来のことまで
考えないとね
特に、子育て世代から高齢者まで幅広い層に支持される1階リビングに対し、2階リビングは比較的若い世代からの支持に限定される傾向があります。
ターゲット層を
見極めるのじゃ!
6.大型の家具家電が搬入しにくい
2階リビングでは、大型の家具や家電の搬入時に特別な配慮が必要になります。
階段の角度や幅によっては、大きなソファやテレビなどが運び込めない可能性もあるのです。
家具選びにも
制限がありそう
たとえば、L字型の大型ソファや200インチを超える大型テレビなどは、階段で曲がり角に差し掛かった時に、搬入を断念せざるを得ないケースもあります。
好きな家具が
置けないかも…
また、クレーン車での搬入が必要になると、追加費用が発生することも覚えておく必要があります。
搬入経路の確認は
重要なポイントじゃ!
このように、家具のサイズ選びや搬入方法に制限があることは、購入検討者にとって気になるポイントとなっています。
以上、2階リビングが売れにくい6つの理由について解説してきました。
しっかり対策すれば
道は開けるぞ!
確かに2階リビングには、いくつかの課題があることは事実です。
しかし、これらの特徴を理解した上で、適切な対策と工夫を施すことで、むしろ独自の魅力として売却時のアピールポイントに変えることも可能です。
次のセクションでは、2階リビングならではの魅力を活かした売却戦略についてお伝えしていきます。
2階リビングの家はどんな人に売却できる?
実は2階リビングの家には、その特徴を魅力的に感じる購入者層が確実に存在します。
ここからは、2階リビングの家の購入を積極的に検討する可能性が高い4つの層をご紹介します。
- 20~30代の若い世代のファミリー
- リビングの眺望や日当たりを重視する人
- 1階を店舗や事務所利用したい人
- 短期間で住み替えを考えている人
1.20~30代の若い世代のファミリー
2階リビングの家は、若いファミリー層からの支持が特に高い傾向にあります。
体力のある若い世代にとって、階段の上り下りはむしろ適度な運動として捉えられることも。
健康的な生活に
つながりそう!
また、子育て世代にとっては、2階リビングならではのメリットも多く存在します。
たとえば、2階で家事をしながら、1階の子ども部屋で遊ぶ子どもの様子を、階段を通して自然と見守れるといった利点があります。
子どもの成長に
合わせた間取り!
若い世代には
魅力的じゃ!
2.リビングの眺望や日当たりを重視する人
2階リビングの最大の特徴は、1階よりも開放的な眺望と豊かな採光を得られること。
周辺に建物が多い地域でも、2階なら視界が確保でき、季節の移ろいを感じる景色や、遠くの山並みなどを楽しめる可能性が高まります。
眺めの良さは
大きな魅力ですね
特に、リビングでの時間を大切にする方にとって、2階からの眺望は日々の暮らしに特別な価値をもたらします。
また、1階に比べて日照時間が長く、明るい光に包まれた空間で過ごせることも、大きな魅力となっています。
日当たりの良さは
譲れないポイント!
光と景色は
暮らしの質じゃ!
3.1階を店舗や事務所利用したい人
2階リビングの家は、1階を店舗や事務所として活用したい人にとって理想的な物件となります。
美容室、カフェ、アトリエなど、住宅地での開業を考えている方には、2階リビングは生活と仕事の両立を可能にする魅力的な選択肢です。
仕事と暮らしの
バランスが良さそう
特に、住宅地で店舗を開きたい方にとって、1階の広いスペースを自由にレイアウトできる点は大きなメリットとなります。
夢のお店作りが
できそう!
また、プライベート空間と仕事場を明確に分けられることで、メリハリのある生活を送れることも魅力です。
使い方次第で
可能性は無限じゃ!
4.短期間で住み替えを考えている人
転勤や留学などで、5年程度の居住を予定している方にとっても、2階リビングの家は魅力的な選択肢となります。
比較的若い世代が多く住む地域では、2階リビングの需要も一定数存在するため、次の購入者を見つけやすい可能性があります。
将来の売却も
視野に入れやすい
また、一時的な居住であれば、将来の高齢化に伴う不安も少なく、現在の住みやすさを優先できます。
期間限定なら
楽しめそう!
以上、2階リビングの家の主な購入検討者層について解説してきました。
ターゲットを
見極めるのじゃ!
このように、2階リビングの家には確かな需要が存在します。
大切なのは、これらの購入検討者層のニーズを理解し、物件の魅力を適切に伝えること。
2階リビングならではの特徴を、むしろ付加価値として訴求することで、スムーズな売却へとつながる可能性が高まります。
2階リビングの家を3ヶ月以内で高く売るには?
2階リビングの家とはいえ「できるだけ早く、そして高く売りたい」と考える人が大半ですよね。
結論から言うと、3ヶ月以内で高く売るには「不動産会社選び」が最も重要になります。
専門家のほとんどが
こう答えるじゃろう!
くわえて、過去に不動産売却を経験した287人に「売却で1番重要だったことは?」と聞くと、
- 不動産会社選び:158人(55.1%)
- 売り出し価格:57人(19.9%)
- 売るタイミング:41人(14.3%)
- 売却の知識:22人(7.7%)
- 掃除や荷物整理:9人(3.1%)
全体の半分以上の人が「不動産会社選びが1番重要だった」と答える結果になりました。
売却してはじめて
実感した人も多いはずじゃ!
高く売る販売戦略の計画、見込み客への積極的なアプローチ、Webサイトやチラシの広告活動など、売却成功に必要なことはすべて「不動産会社」が進めるため、当然の結果といえるでしょう。
なるほどです!
これは納得しました!
実際にどんな不動産会社を
選べばいいんでしょうか?
うむ、会社選びの条件も
解説しておくぞ!
売却に強い不動産会社選びの4条件
売却に強い不動産会社選びは、下記「4つの条件をすべて満たす」と失敗しません。
- 大手または地域で実績の多い会社
買い手のほとんどは、大手または地域で実績の多い会社を中心に集まります。アピールできる買い手が多いことは、高く売る・早く売る両方の実現に直結するため、地域で上位の会社だけに絞って選びましょう。
- 売却情報の拡散力がある
高くかつ早く売るには「1人でも多くの買主に情報をとどけること」が重要です。そのために、充分な広告量はもちろん、自社で情報をかこい込まず、協力他社への情報提供にも積極的な会社を選びましょう。
- 90%以上の顧客満足度
売却での実績や安心感のある対応などが、顧客満足度に大きく反映されます。90%以上、つまり10人中9人が満足する基準で選べば、売却成功の確率はグンと上がるはずです。厳しい基準ですが、大切な売却を信頼できる会社で進めるためにも、妥協せず選びましょう。
- 査定額に納得できる根拠がある
査定額はあくまで売却予想額です。中には、わざと高い金額を出して、あなたの気を引く会社もゼロではありません。そのため、査定額の根拠がとぼしい場合はキッパリと断り、納得できる根拠のある会社を選びましょう。
以上が4つの条件じゃ!
とくに売却がはじめての場合、査定額や印象だけで会社選びをしがちで、その結果「安く売るハメに…」「なかなか売れない…」と後悔している人が本当に多いです。
そのため、できるだけ「4つの条件をすべて満たす」不動産会社選びを心掛けてみて下さい。
[体験談]2階リビングでも早く売れた人の声
ここまで2階リビングの売却について詳しく見てきましたが、実は適切な対策と工夫次第で、早期に希望価格で売却できた事例も少なくありません。
具体的な成功例が
知りたいですね
実際に2階リビングを売却された方々の体験談から、成功のポイントを詳しく見ていきましょう。
先輩の体験は
とても参考になる!
斎藤 達也さん(45歳・埼玉県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 子育てを機に建てた2階リビングでしたが、両親の介護が必要になり実家近くへの引っ越しを決意しました。
最初は「2階リビングは売れない」と言われ不安でしたが、むしろ若いファミリー層に人気でした。
リビング横に子ども部屋があり、宿題を見守りながら家事ができる間取りが好評でした。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 約2ヶ月で売却できました。
内覧会では2階リビングならではの開放感や、テラスからの眺望の良さを重点的にアピールしました。
特に日当たりの良さは、実際に見ていただくことで魅力が伝わったようです。 - 不動産会社選びの決め手は?
- 3社に査定を依頼し、売却実績が豊富な会社を選びました。
担当者が類似物件の成功事例を具体的に説明してくれ、信頼できると感じました。
若い世帯向けの物件として、SNSでも積極的にPRしてくれた点も良かったです。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 2階リビングは一長一短ありますが、むしろその特徴を活かした売り方が大切です。
子育て世代には「家族の気配を感じられる」というメリットを、共働き夫婦には「1階を寝室にできる静かな環境」をアピールするなど、ターゲットに合わせた提案が効果的でした。
高橋 理恵さん(33歳・千葉県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 夫の単身赴任が決まり、一人で階段の上り下りをしながらの生活に不安を感じました。
実家のサポートを得られる地域へ引っ越すことにしました。
築浅で手入れも行き届いていたため、売却を決意するまでに随分迷いましたが、結果的に良い選択でした。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 3ヶ月ほどでした。
プロのカメラマンに依頼して綺麗な写真を撮影し、ネット上での見せ方にこだわりました。
特に2階リビングの明るさや、バルコニーからの夕陽の写真が好評でした。
内覧は土日に集中して実施し、平日は仕事に専念できるよう工夫しました。 - 不動産会社選びの決め手は?
- オンライン査定システムがあり、スムーズに進められる会社を選びました。
リモートでの商談にも対応してくれ、仕事との両立がしやすかったです。
物件の魅力を引き出すための提案も的確でした。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 準備は大変ですが、きちんと整理整頓して内覧に備えることが重要です。
2階への動線を明るく清潔に保ち、階段室には観葉植物を置くなど、上がることが楽しくなる工夫をしました。
また、1階の活用方法について具体的な提案ができるよう、家具のレイアウト例を用意したのも良かったと思います。
渡辺 健太さん(41歳・福岡県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 転職を機に、通勤時間を短縮するため引っ越しを決意しました。
最初は賃貸に出すことも考えましたが、管理の手間を考えると決断できませんでした。
築7年でメンテナンスもしっかりしていたため、売却なら良い条件が見込めると判断しました。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 4ヶ月ほどかかりましたが、希望額で売却できました。
2階リビングの防音性の高さと、1階を在宅ワークスペースとして活用できる点をアピールしたところ、共働き世帯から好評でした。
2回のリフォームで上り下りがしやすい階段に改修していたことも、プラスに働いたようです。 - 不動産会社選びの決め手は?
- 地域密着型で、若いファミリー層とのつながりが強い不動産会社を選びました。
近隣の公園や学校などの環境情報も含めた、丁寧な物件紹介をしてくれました。
価格交渉も柔軟に対応してもらえました。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 2階リビングは、デメリットばかりが強調されがちです。
でも実際は、プライバシーが保てる点や防音性の高さなど、むしろメリットとして評価される方も多いんです。
1階と2階、それぞれの空間の使い方を具体的に提案できるよう準備しておくと、内覧時の印象が格段に良くなります。
木村 絵美子さん(38歳・京都府)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 夫婦共働きで料理教室を始めたのをきっかけに、キッチンを1階に移動できる家を探すことにしました。
生徒さんを2階まで案内するのが申し訳なく、事業拡大のためにも住み替えを決意しました。
元々、リビングの広さと眺望の良さに惹かれて購入した家でしたが、新しい夢のために手放すことにしました。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 3ヶ月ほどかかりましたが、こだわりの造作家具も含めて売却できました。
2階リビングの大きな窓から見える桜並木の写真をドローンで撮影し、四季の魅力を伝えられたのが良かったです。
内覧では、休日にベランダでお茶を楽しむ暮らしぶりをイメージできるよう、家具のレイアウトにもこだわりました。 - 不動産会社選びの決め手は?
- ホームステージングの提案をしてくれた会社に決めました。
プロのインテリアコーディネーターと連携して、2階リビングの可能性を最大限に引き出してくれました。
また、建築士の視点で住宅の品質をしっかり評価してくれた点も安心でした。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 諦めずに、家の個性を活かした売り方を探してみてください。
2階リビングは特別な眺望や開放感を味わえる贅沢な空間です。
住んでいた時の楽しかった思い出や、暮らしの素敵なエピソードを、次の住み手に上手に伝えることが大切だと感じました。
松本 直人さん(47歳・静岡県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 長男の進学を機に、駅近のマンションへの住み替えを考えました。
雪の日の階段利用が心配で、将来のことを考えて早めの売却を決意。
昼間の日差しが心地よい2階リビングでしたが、家族のライフスタイルの変化を優先しました。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 約3ヶ月半で売却できました。
2階のリビングと書斎コーナーを、在宅ワークにも使える多目的スペースとしてアピールしました。
1階の和室は、来客用や子どもの勉強部屋として活用できる提案をし、若いご家族に好評でした。 - 不動産会社選びの決め手は?
- Web集客に力を入れている不動産会社を選びました。
360度カメラでの内覧動画を作成し、階段の緩やかさや2階からの眺望を効果的に紹介してくれました。
また、近隣の不動産相場に詳しく、適切な価格設定をしてくれた点も決め手でした。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 早めの売却準備がおすすめです。
季節ごとの室温差や光の入り方など、2階リビングならではの特徴を記録しておくと、内覧時の説明に役立ちます。
また、階段の素材や手すりの使い勝手など、住んでみて分かった快適ポイントも、次の方に伝えられる大切な情報になります。
野口 真理さん(35歳・広島県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 第二子の誕生を控え、祖母が近所に住む実家近くへの引っ越しを決めました。
子どもが増えると階段の上り下りが大変になりそうで、思い切って売却を決意。
理想を詰め込んで建てた家でしたが、家族の成長に合わせた住み替えを選びました。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 5ヶ月ほどでしたが、希望通りの価格で売却できました。
2階リビングから見える緑豊かな公園の景色と、朝日が差し込むダイニングの雰囲気が、若い夫婦に特に好評でした。
また、1階に設けた書斎は、在宅ワーク需要もあって関心を集めました。 - 不動産会社選びの決め手は?
- 女性スタッフが多く、主婦目線での住宅アドバイスが充実している会社を選びました。
収納や家事動線の工夫など、暮らしやすさのポイントを細かく紹介してくれました。
土日祝日の内覧対応も柔軟で、仕事や育児の合間に売却活動ができました。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 間取りの特徴を、マイナスポイントと決めつけないことが大切です。
むしろ2階リビングは、来客と生活空間を上手に分けられる利点があります。
また、1階をどう使っているか、具体的な生活スタイルを見せることで、購入を検討される方のイメージも広がると思います。
加藤 信一さん(43歳・愛知県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 趣味のピアノを本格的に始めることになり、防音設備のある平屋への住み替えを考えました。
2階でピアノを弾くと振動が気になり、近所への音の配慮も必要でした。
また、妻の園芸趣味のために、広めの庭のある家を探すことにしました。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 約4ヶ月かかりましたが、想定以上の価格で売れました。
2階リビングの床暖房と、大きな窓からの眺望が、特に冬場の内覧で好評でした。
階段の両側に設置した間接照明も、夜の内覧時に雰囲気作りに一役買いました。 - 不動産会社選びの決め手は?
- 物件のターゲット層を明確に分析してくれた会社を選びました。
「設計事務所と協力して、1階を在宅オフィスにリノベーションする提案」を積極的にしてくれた点が良かったです。
定期的な報告と、丁寧な価格交渉も印象的でした。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 2階リビングは、工夫次第で大きな魅力になります。
吹き抜けを活かした開放的な空間や、プライバシーの確保のしやすさは、むしろ付加価値になりました。
また、階段周りの照明や手すりなど、細かな設備の使い勝手も、しっかり伝えることが大切です。
石川 美穂さん(39歳・群馬県)
- 2階リビングの家。売却したきっかけは?
- 料理好きが高じて飲食店を開業することになり、店舗併用住宅を探すことにしました。
毎日の食材の上げ下ろしや、来客時の対応を考えると、2階リビングでの生活は現実的ではないと判断。
思い入れのある家でしたが、新しい夢に向かって決断しました。 - 売却開始から成約までの期間は?
- 3ヶ月半で売却が決まりました。
キッチンからバルコニーまでの動線の良さと、リビングの換気のしやすさが、料理好きの方に特に評価されました。
休日にホームパーティーを楽しむご家族から多くの問い合わせがありました。 - 不動産会社選びの決め手は?
- 若い世代への訴求力が高いSNSマーケティングを行っている会社を選びました。
インスタグラムでのライブ配信内覧会を企画してくれ、遠方のお客様にも魅力が伝わりました。
また、ローンの相談から引越しまで、一貫してサポートしてくれた点も助かりました。 - 2階リビングの家を売りたい人へ
- 写真や動画での見せ方が特に重要だと感じました。
2階からの眺望や、季節ごとの光の入り方など、実際に暮らして良かったポイントを、視覚的に伝えることを意識しました。
内覧時には、家具のレイアウトを工夫して、暮らしのイメージを具体的に伝えられるよう心がけました。
以上、体験談を紹介しました。
売れないと言われがちな2階リビングですが、実際には若いファミリー層を中心に、その魅力を評価する購入者は少なくありません。
間取りの特徴を活かした工夫と、適切な販売戦略があれば、理想的な売却も十分可能なのです。
ぜひ、これらの体験談を参考に、ご自身の家の新たな可能性を見つけてください。
まとめ:2階リビングの魅力を活かし早期売却を
今回の不動産とーくは『2階リビングは売れない?6つの理由…3ヶ月以内で高く売るには?』と題して、下記の項目を解説しました。
- 2階リビングが売れない?よく言われる理由6つ
- 2階リビングの家はどんな人に売却できる?
- 2階リビングの家を3ヶ月以内で高く売るには?
- [体験談]2階リビングでも早く売れた人の声
今回のテーマはどうじゃった?
2階リビングは確かに売却に時間がかかるケースもありますが、適切な販売戦略と物件の魅力発信によって、むしろ強みに変えることができます。
眺望や日当たりの良さ、プライバシー性の高さなど、2階リビングならではのメリットを活かし、若いファミリー層などを取り込むことで、早期売却も十分可能です。
大切なのは、2階リビングの特徴を熟知した不動産会社を選び、物件の魅力を最大限に引き出すこと。
そうすれば、3ヶ月以内での売却も決して夢ではありません。
メリットを活かした
戦略が大切じゃぞ!
ご自身の物件に合った戦略で、理想的な売却を実現してください。
きっと素敵な買主様との出会いがあるはずです。
以上『2階リビングは売れない?6つの理由…3ヶ月以内で高く売るには?』でした。