家賃10万以上はもったいない?高い賃貸は無駄で家を買う方がいいの?

「家賃10万ってもったいないよね?」
「毎月10万以上の家賃は無駄?家を買う方がいいのかな?」

高い家賃を払って賃貸に住み続けるか。
それとも、いっそのこと家を買うべきか。

専門家でも意見が分かれるため、あなたが悩むのも仕方ありません。

世間はどうでしょう?

200名の人に「今、家賃10万以上払っているとして、家を買う?or買わない?」、この回答についてアンケートを取ってみました。

[アンケート結果]家賃10万以上なら家を買うor買わない

  • 家を買う:128人(64%)
  • 家は買わない:72人(36%)
※調査対象:200人・調査日:2020.12.14・調査方法:インターネット調査

結果、「家を買う」に軍配が上がりました。
家賃10万以上はさすがにもったいないと感じる人が多いようです。

たしかに、20年・30年を払い続けても家賃は掛け捨て。
賃貸では将来あなたの資産にならないですからね。

ただし、買った持ち家の資産価値も一長一短。
将来の景気変動により、右肩下がりになってしまっては逆に損することもありえます。

はたして家賃10万以上を払うなら、本当に家を買うべきでしょうか?

ニシダ社長-不動産業界15年-ニシダ社長-不動産業界15年-

家賃10万以上の賃貸はもったいないと考えるか、難しいテーマですね

レオ教授レオ教授

もちろん人それぞれじゃろうが、1つの考え方を話していくぞ
目次は下記の通りじゃ!

今回の不動産とーく『家賃10万以上はもったいない?高い賃貸は無駄で家を買う方がいいの?』では、不動産業界15年の知識と経験にもとづき、実際の不動産コンサルティングで話す内容を無料で解説していきます。

レオ教授レオ教授

今回の話、高所得者やお金持ちの方は除外じゃ
あくまで年収400~600万円ぐらいのサラリーマンをイメージしとるぞ

毎月家賃10万円以上の支払いに不安を持っている方は、ぜひ参考にして下さい!

家賃10万以上の賃貸はもったいない?家を買う方がいいの?

毎月の家賃10万円を支払って賃貸

結論から言うと、
「家を買う方がいい」と考えます。

一般家庭で家賃10万円以上の掛け捨ては結構な負担ですからね。

レオ教授レオ教授

無駄とまでは言わんが、もったいないと考えていいじゃろう

ただし、冒頭でも少し触れたように、購入する家の資産価値や維持コストには左右されます。

  • 相場より割高な家
  • 繰り返し修繕が必要な家

など買う家を間違えると、「家賃10万以上でも結果賃貸の方が得だった(泣)」なんてことは普通にありえますからね。

一方で、適正な価格で状態の良い家を買い、住宅ローンを早い段階で完済できればグッド。
老後の生活で住居費を気にすることも無くなるので、大きなメリットにもなります。

家賃10万以上はもったいない4つの理由

賃貸で家賃10万はもったいないと感じる女性

家賃10万以上はもったいないと考える理由は以下の4つです。

  1. 家賃10万の賃貸に35年←総額で家が買える
  2. 賃貸では「住宅ローン控除」が使えない
  3. 退職後に10万以上の家賃は負担が大きい
  4. 自由にリフォームできない

賃貸で家賃10万円なら年間120万円もの住居費。
特に何も考えずに毎月払い続けていたなら、この機会にぜひ考えてみて下さい。

高い家賃がもったいないと気付き、人によっては無駄な支出と思う人も多いでしょう。

では、家賃10万円以上の賃貸がもったいないと考える理由を1つずつ解説していきます。

理由1.家賃10万の賃貸に35年←総額で家が買える

賃貸をやめて家を買う

家賃10万以上はもったいない1つ目の理由は、
『家賃10万の賃貸に35年←総額で家が買える』からです。

例えば、現在30歳のサラリーマンが定年65歳の35年間、家賃10万円を払い続けたとします。

35年間の家賃総額家賃10万×12ヶ月×35年=4,200万円
生徒:カエデ生徒:カエデ

よ、4,200万円…!?

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

これは驚きの数字ですね(汗)

もちろん賃貸なので、この4,200万円は掛け捨てです。

一方、35年返済の住宅ローンで4,200万円の「一戸建て」の家を買う場合はどうでしょう?

レオ教授レオ教授

賃貸と購入、表で比較した方がわかりやすいかの~

項目賃貸購入備考
家賃総額4,200万円家賃10万×12ヶ月×35年
購入価格4,200万円住宅ローン借入額も同じ
住宅ローン(金利)780万円年利1.0%
諸費用340万円4,200万×8% ※概算
固定資産税350万円年平均10万×35年 ※概算
【小計】4,200万円5,670万円
資産価値▲1,980万円※予想売却価格
【合計】4,200万円3,690万円

このシミュレーションでは、将来土地が1,980万円で売却できると予想した場合、家賃10万で35年間賃貸に住み続けるより、家を買う方が「510万円」も負担が少ない計算になりました。

また、一般の住宅ローンには、団体信用生命保険が付帯されている点も見逃せません。
あなたに万一があった場合、その後の返済が無くなります。

残された家族への負担がなくなることに加え、家が資産としても残るので、とても手厚いです。

以上から、家賃10万を35年払うなら総額以内で家を買うことができるため、高い家賃はもったいないと考えます。

レオ教授レオ教授

ただし、マンションを買う場合は注意が必要じゃ
土地が残らん分、将来の売却価格が予想しづらいからの~

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

あくまで土地付の一戸建てを買う場合ですね

理由2.賃貸では「住宅ローン控除」が使えない

住宅ローン控除

家賃10万以上はもったいない2つ目の理由は、
『賃貸では「住宅ローン控除」が使えない』からです。

サラリーマン最大の節税と言われる「住宅ローン控除」。
年末の住宅ローン残高1%を基準に年間最大40万円まで、支払った所得税等から10年間控除してくれる制度です。

実際の控除額は、新築or中古、借入金額にもよりますが、10年間の総額で考えると結構なメリットになります。

もちろん賃貸の場合には無縁のメリットです。
家賃10万円も払っているのに、税制優遇が全くないのはもったいないですね。

理由3.退職後に10万以上の家賃は負担が大きい

家賃10万以上はもったいない3つ目の理由は、
『退職後に10万以上の家賃は負担が大きい』からです。

家賃10万以上の賃貸住宅は、駅やスーパーに近く、利便性が高い物件が多いです。
退職後の老後生活こそ、快適で慣れた生活を送りたいと思うものです。

ただし、年金が中心の老後の暮らしで家賃10万円を支払っていけるでしょうか?

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

大半の人が難しいと思います

生徒:カエデ生徒:カエデ

家賃の低い賃貸へ移ればいいんじゃないの?

レオ教授レオ教授

住まいのレベルはなかなか落とせんもんじゃ

よって、将来を考えると、家賃10万円以上を毎月掛け捨てにするのはもったいないと考えます。

収入に余力のある若い内に、希望の立地で家を買う方がいい場合が多いですね。

一方で、今は賃貸でも「退職金で家を買う」という計画の方もいます。

ただ、希望通りの退職金が支払われるかは不確実ですし、むしろ老後の備えとして残しておくべき資金です。

以上から、退職後にも生活レベルを落とさず暮らしたいと考えるなら、賃貸で家賃10万円を掛け捨てにするのはもったいないですね。

理由4.自由にリフォームできない

リフォーム工事やDIY

家賃10万以上はもったいない最後の理由は、
『自由にリフォームできない』からです。

自由が制限される賃貸で、10万以上の高い家賃を支払い続けるのはもったいないと感じます。

10万以上の家賃を払う人は、平均的な生活レベルより上の人が多いと思います。
長年住んでいると、同じ設備や内装に不満を感じる人も多いでしょう。

「最新のキッチンやお風呂にしたい」
「和室をフローリングの洋室にしたい」
「好みの壁紙に貼り替えたい」

など、夢を膨らませても、自由にリフォームできないのが賃貸です。

10万円以上の高い家賃を支払っていても条件は同じ。
少しもったいないと感じます。


以上、家賃10万以上はもったいないと考える理由を解説しました。

  1. 家賃10万を35年←総額で家が買える
  2. 賃貸では「住宅ローン控除」が使えない
  3. 退職後に10万以上の家賃は負担が大きい
  4. 自由にリフォームできない
生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

正直、納得の理由ばかりでした

生徒:カエデ生徒:カエデ

長期目線で判断する大切さを感じたわ

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「家賃10万がもったいない!無駄!」でも焦って家を買うと後悔する

安易に家を買って後悔

「家賃10万がもったいない!無駄!」という焦りから、安易な決断で家を買うのは禁物です。

生徒:カエデ生徒:カエデ

結局どっちなのよ!…って読者さん思ってるわよ

レオ教授レオ教授

順に解説するから待て待て
簡単にいうと、慎重に購入せいと言うことじゃ

早く現状を変えたいという気持ちはわかります。
ただ、冷静に考えて、数千万円もする人生で一番大きな買い物ですからね。

ここからは、焦って家を買うことで後悔しないように、最低限守っておきたい2つの注意点を解説します。

  1. 相場を知る
  2. 簡単に買い替えできない

1.相場を知る

まず、『相場を知る』ことは大前提の注意点です。

「家賃10万がもったいない…」その焦りから、相場より割高な家を買わされては、取り返しのつかない後悔になるからです。

レオ教授レオ教授

家賃10万の賃貸と家を買うことを比較するならなおさらじゃ

だから、あなたが物件を探す希望の地域で、

「どんな物件がいくらで売りに出ているのか?」

SUUMO(スーモ)HOME’S(ホームズ)などの住宅情報サイトを中心に、できるだけ多くの物件の特徴や価格を、時間をかけてチェックすることは必須です。

そうすれば、不動産会社から紹介される物件が「割高・適正・割安」かどうか、あなたなりに判断できるようになります。

資産価値の残る家を「適正または割安」で買うことができれば、将来大きな安心になりますからね。

2.簡単に買い替えできない

賃貸と違い『簡単に買い替えできない』ことが2つ目の注意点です。

「なんか治安が悪い…」
「駅まで遠く通勤が大変…」
「急に遠方への転勤辞令が…」
「子供が増えて手狭になった…」
「両親と同居することになった…」

こんな状況に直面した時、「よし!引っ越そう!」と短期間で住む家をコロコロ変えることはできません。

「家賃10万はもったいない…」その思いに至ったとしても、家を買うことだけは絶対に焦ってはいけません。

万一、売却せざるを得ないことになり、買い替えや賃貸に戻ってしまっては元も子もないですからね。
それこそもったいないですし、無駄になります。

家を買うことのメリットを充分に得るためにも、将来を見据えてしっかりと人生設計し、様々なリスクを想定しておくことが大事です。


以上、焦って家を買うことで後悔しないために、最低限守っておきたい2つの注意点を解説しました。

  1. 相場を知る
  2. 簡単に買い替えできない

ところで、10万以上など高い家賃を承知で賃貸に住む人もたくさんいます。
どんな理由からそう決断しているのでしょうか?

これなら納得!あえて家賃10万払って賃貸に住む理由とは?

家賃10万の賃貸生活

一般家庭において、家賃10万円の賃貸はたしかに大きな負担。
冒頭のアンケート結果のように、もったいないと感じる人が大半です。

ただその逆、家賃10万円以上を毎月払い続けることに納得し、賃貸に住む人もたくさんいます。
例えば、下記3つの理由からです。

  1. 人気な立地でも手が届きやすい
  2. 急な転勤に備えられる
  3. 会社からの住宅手当が手厚い

1.人気な立地でも手が届きやすい

あえて家賃10万円以上の賃貸に住むのは、
『人気な立地でも手が届きやすい』からです。

人気立地で家を買う場合、「えっ、そんなに高いの!?」と目に入った価格につい驚いてしまうことも多いです。

例えば、新築住宅を建てる目的で30坪の土地を探しているとします。
一般的に人気な立地での土地の坪単価は高く、仮に相場が「100万円/坪」とするとどうでしょう?

土地30坪×100万円=3,000万円

その上、建物は別ですから、誰もが気持ちよく購入できるとは言えません。

また、マンションも同様に高く、さらには管理費と修繕積立金もかかります。
住宅ローンに加えた支払いの大きさに、購入を断念する人も多いでしょう。

一方、賃貸の場合、家賃10万円以上払えば、人気立地でも結構物件が見つかります。

  • 大きな商業施設のある町
  • 環境かつ利便性の良い町
  • 駅に近くアクセスが良い町
  • 人気な小学校区の町

などの好立地でも手が届きやすいわけです。

どうしても人気の高いエリアに住みたい希望が強いのなら、10万円以上の家賃がもったいないとは思わないはずです。
生活の快適さが勝り、あえて高い家賃の賃貸を選ぶ1つの理由になるでしょう。

ただ、賃貸の場合は、「今」だけでなく、「退職後」の住居計画もしっかり描いておくべきです。

収入が安定している現役時代なら家賃10万円以上が問題なくても、退職後にはもちろん支払いが厳しくなるからです。

家賃10万円以上の賃貸のレベルに慣れていたら、住まいの質はなかなか落とせませんからね。
利便性の劣る地域に引っ越す決断はなかなかできないものです。

また、定年後に生活環境が変わるのは、大きなストレスとなるため要注意です。

人気な立地でも手が届きやすい賃貸ですが、早めに家を買って馴染みの町で暮らし続ける選択も検討の1つです。

2.急な転勤に備えられる

あえて家賃10万円以上の賃貸に住むのは、
『急な転勤に備えられる』からです。

日本全国、海外展開している会社に勤めていれば、「転勤」で居住地が変わるのは想定内のこと。
そのため、「賃貸での暮らしの方がいい」人も多いでしょう。

そして、住まいに希望を求めるのであれば、家賃10万円以上も致し方ありません。

もちろん転勤族であっても家を買う人はいます。
ただ、家の購入後に転勤が決まると、「家を売る」「家を貸す」「単身赴任をする」など、何かしらの判断を迫られるため注意。

レオ教授レオ教授

単身赴任の場合は、住宅ローンと転勤先の家賃が二重払いになる可能性もあるからの~

そのため、賃貸に暮らす人がやはり多いです。

賃貸なら、転勤辞令に合わせて、新しい地域で新しい賃貸を探せば良く、柔軟でフットワークも軽いですからね。

もちろん、家賃10万円以上はもったいないと感じる転勤族の方も少なくありません。
ただ、せっかくマイホームを買って住めないリスクも考えると、賃貸生活が最適かもしれませんね。

3.会社からの住宅手当が手厚い

あえて家賃10万円以上の賃貸に住むのは、
『会社からの住宅手当が手厚い』からです。

2に紐づきますが、転勤の多い会社は、住宅手当も手厚いケースが多いです。

例えば、家賃10万円の内「半分は会社負担」、大企業であれば「7~8割を会社負担」など福利厚生がしっかり整った会社も見られます。

レオ教授レオ教授

これが一番納得の理由じゃ!
待遇のいい会社があるもんじゃの~

転勤が多い会社に限らず、住宅手当が手厚い場合は、そもそも家を買う方がもったいないと考えます。
家賃10万円以上の賃貸に格安で住めるわけですからね。

よっぽどの理由がなければ、お金を無駄にするようなものです。

よって、会社からの住宅手当が手厚い場合は、家を買う方がもったいないと考え、あえて家賃10万円以上の賃貸に住む大きな理由になります。

レオ教授レオ教授

ただし、住宅手当の規定が変わるリスクは考えておく必要があるの~


以上、あえて家賃10万円以上の賃貸に住む人の理由について解説しました。

  1. 人気な立地でも手が届きやすい
  2. 急な転勤に備えられる
  3. 会社からの住宅手当が手厚い

まとめ

家賃10万の賃貸をやめて家を買う

今回の不動産とーくは『家賃10万以上はもったいない?高い賃貸は無駄で家を買う方がいいの?』と題して、下記の項目を解説しました。

本記事で解説したこと

  • 家賃10万以上の賃貸はもったいない?家を買う方がいいの?
  • 家を買うことに焦って後悔しないための注意点
  • あえて家賃10万払って賃貸に住む理由とは?
レオ教授レオ教授

参考になったかの~

家賃10万円以上でも賃貸に住み続けるべきか?
家を買う方がいいのか?

極論を言うと、人それぞれ。
住まいは、お金の損得だけで選ぶものではなく、生活の快適さも重視すべきだからです。

結果、家賃10万円払わなければ、希望の生活が叶わないのであれば、それも正しい選択なのかもしれません。

注意点は周囲の声ですね。

「家賃がもったいないとか言って家を購入するバカって頭悪いよね」
「家賃10万にずっと住むなんてもったいない!絶対無駄に決まってる!」

こんな声を根拠なく鵜呑みにしてはいけません。
あなたやあなたの家族の価値観を大事にした上で、決断してほしいと思います。

ただ、今なんとなく家賃10万円以上を払い続けているのなら、一度を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

以上、『家賃10万以上はもったいない?高い賃貸は無駄で家を買う方がいいの?』でした。

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