中古住宅の物件内覧時に居住中の売主に聞くこと+営業マンに聞くこと
「はじめての内覧…中古住宅の内覧で聞くことは?」
「物件に居住中の売主さんに聞くことってあるの?」

内覧前にあなたも気になりますか?

中古住宅の物件内覧では、売主さんが居住中の場合が多々あります。

売主さんはその家に長年住んでいるわけなので、不動産会社の営業マンとは別の貴重な情報をもっている存在です。

あなたが慎重に購入を検討するためにも、売主さんに聞くこと、営業マンに聞くことを事前に準備しておきたいところです。

とはいえ、「具体的に何を質問すればいいのか?」がポイントですよね。

そこでこの記事では、不動産業界18年のプロが『中古住宅の物件内覧時に居住中の売主に聞くこと+営業マンに聞くこと』と題して徹底解説します。

最後まで読めば、はじめての内覧でも安心してのぞめるはずです!

この記事を執筆した専門家
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産業界18年。累計3,000人以上の売却・購入・住み替え等をサポート。不動産コンサルティングを行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表。当ブログ累計PV116万超。記事数130超。 ≫運営者情報
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
レオ教授レオ教授

居住中の内覧ではあまり長居できんぞ!
聞くことはしっかり整理しておくんじゃ!

中古住宅の物件内覧時に居住中の売主に聞くこと[7選]

中古住宅の物件内覧時に居住中の売主に聞くこと[7選]

中古住宅の物件内覧時に「居住中の売主さんに聞くこと」として、下記7つを挙げたいと思います。

ただし、売主さんに直接聞く時は、営業マンに必ず許可をとることが大事です。

レオ教授レオ教授

質問の内容が失礼に当たる場合もあるからじゃ

「これ聞いていいのかな?」と迷う質問は同行の営業マンに伝えて、代わりに売主さんに聞いてもらうといいでしょう。

売主さんに聞くこと1.
隣に住んでいる人

『隣に住んでいる人』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。

入居後は隣人として長く付き合うこと、隣人の人柄などによってはストレスを抱えて生活するおそれがあるからです。

特に中古マンションでは、隣の他に上下階の生活音トラブルの問題もあるため、家族構成などは最低限聞くことを心掛けましょう。

レオ教授レオ教授

一生付き合う可能性も大じゃからな

気に入った中古物件でも「隣人が少し面倒だな…」と感じたら、冷静な気持ちで検討することが大事です。

以上から、『隣に住んでいる人』を、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。

売主さんに聞くこと2.
過去の災害時の状況

『過去の災害時の状況』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。

言うまでもなく、災害の被害によって命の危険を伴うからです。

どんな地域に住んでいても、台風・地震・豪雨などの自然災害リスクは必ずあります。

際に起こった被害レベルがどの程度かを知ることが重要です。

過去の災害被害を売主さんに聞くことで、

  • 台風時の床下床上浸水
  • 地震時に近くの山で土砂崩れ

地域として「どんな被害を受けやすいか」がわかり、1つの大きな検討材料になるでしょう。

カエデ

過去に起きた災害被害は
今後も起きる恐れがあるもんね

長く安心して住む家だからこそ、『過去の災害時の状況』を、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。

売主さんに聞くこと3.
近所付き合いや町内会の状況

『近所付き合いや町内会の状況』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。

付き合いや活動が面倒な場合、快適な生活が送れないこともあるからです。

住宅を購入することは、その地域に住む権利や義務も購入する見方もできます。

近所付き合いは、隣はもちろんのこと町内の範囲で確認しておくといいでしょう。

町内会には決まった形がないため、

  • 町内会費
  • 清掃作業
  • 年間行事
  • 会長や役員のルール
  • 入会は必須か

などを内覧時に確認して、あなたのライフスタイルに合うかイメージすることをおすすめします。

町内会員として必須の義務をおこたると、近所から白い目で見られることも少なくありませんからね。

買って後悔しないためにも、『近所付き合いや町内会の状況』を、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。

売主さんに聞くこと4.
幼稚園や小中学校の評判

『幼稚園や小中学校の評判』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。

ネットの口コミなどを見る方法も1つですが、細かい情報は実際に通わせた人に聞くことが一番だからです。

売主さんに子供がいる場合、不安な親の気持ちは理解して親切に教えてくれるでしょう。

子供の教育環境がマイホーム購入の決め手になることも多いですからね。

レオ教授レオ教授

登下校時の防犯などは
気になるところじゃな

子供を安心して通わせるためにも、『幼稚園や小中学校の評判』を、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。

売主さんに聞くこと5.
ゴミ捨ての場所 ※中古一戸建てのみ

『ゴミ捨ての場所』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。(中古一戸建てのみ)

ひどい場合、「物件の前がゴミ捨て場所だった…」なんてこともあり得るからです。

営業マンはゴミ捨ての場所を知らないことが大半なので、ゴミ捨ての場所は内覧時に売主さんに聞くことを忘れないようにしましょう。

レオ教授レオ教授

普通ゴミ資源ゴミで出す場所が
違うことも多いから分けて確認じゃ!

場所を聞いた結果、近くて楽ならいいですが、遠くて不便なこともあります。

また、近すぎるとニオイやカラスの被害に悩み、ゴミの日の度にストレスを感じる場合もあるでしょう。

中古住宅の内覧では、室内の確認ばかりに目が行きがちです。

生活環境面の確認の1つとして、『ゴミ捨ての場所』を、中古住宅(一戸建て)の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。

売主さんに聞くこと6.
管理組合と管理会社の活動状況 ※中古マンションのみ

『管理組合と管理会社の活動状況』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。(中古マンションのみ)

活動状況がよくない場合、マンションの維持管理の質や資産価値に影響するからです。

マンション管理組合は、住人(区分所有者)から選出された役員が先頭に立ち、管理会社のサポートの上で運営されます。

階段や廊下などの共用部分の清掃、エレベーターや機械式駐車場の保守点検などを始め、修繕計画にのっとって適切な維持管理をおこない、住人が安心・安全・快適に過ごせるように協力します。

レオ教授レオ教授

マンションは「管理を買え!」
と言われるほどじゃ!

内覧時に居住中の売主さんへ活動状況を聞き、

  • 管理組合が機能していない
  • 管理会社が頼りない

そんな印象を受けた場合は、管理会社の規模などを調べた上で慎重に検討した方がいいでしょう。

マンションの快適性は、管理組合と管理会社の活動状況に深く関係します。

人気で住み心地のいいマンションはほぼ例外なく、維持管理の質が高く資産価値も安定しています。

以上から『管理組合と管理会社の活動状況』を、中古住宅(マンション)の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。

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売主さんに聞くこと7.
今まで住んだ感想

『今まで住んだ感想』は、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つです。

入居後の生活イメージがわき、大きな検討材料の1つになるからです。

内覧時に、実際暮らした感想を直に聞くことができるのは、居住中の中古住宅のメリットです。

売却を有利に進めたい気持ちから悪い感想はあまり聞けないと思いますが、良い感想だけでも聞いて損はないでしょう。

レオ教授レオ教授

悪い感想もついポロっと
出る時もあるがな(笑)

売主さんは物件の先輩入居者なので、『今まで住んだ感想』を、中古住宅の物件内覧時に居住中の売主さんに聞くことの1つに挙げました。


以上、中古住宅の物件内覧時に「居住中の売主さんに聞くこと」を解説しました。

レオ教授レオ教授

続いて、「営業マンに聞くこと」
も合わせて紹介しておくぞ!

中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くこと[5選]

中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くこと[5選]

中古住宅の物件内覧時に「営業マンに聞くこと」として、下記5つを挙げたいと思います。

売主さんに聞く方が早そうでも、物件のことはまず営業マンに聞くことがポイントです。

レオ教授レオ教授

営業マンから売主さんに
聞いてくれる場合もあるからの~

ケイスケ

余計な気遣いや手間が省けますね

また、専門的な知識がからむ疑問は、まず営業マンに質問する方が適確な答えが返ってくるでしょう。

営業マンに聞くこと1.
営業マン視点の注意点

『営業マン視点の注意点』は、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つです。

営業マンは経験豊富な物件紹介のプロ。
素人では気付かない注意点を見つけている可能性があるからです。

カエデ

注意点を見つけたら
教えてくれないの?

レオ教授レオ教授

近くに居住中の売主さんもおる!
物件のマイナスポイントは
自分からあえて言わんじゃろう

「○○さんから見てこの中古物件の注意点はありますか?」

こう質問してプロが安易な回答をするわけにもいきません。

結果、内覧で気付いたポイント、物件資料には書いていない注意点が返ってくる場合がよくあります。

以上から『営業マン視点の注意点』を、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つに挙げました。

営業マンに聞くこと2.
外装・内装の不具合

『外装・内装の不具合』は、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つです。

居住中の中古物件には家具や荷物があるため各不具合に気づきにくいこと、また、不具合が出やすい箇所は、プロとして知っている場合が多いからです。

レオ教授レオ教授

売主さんへ面と向かって
聞きにくいからの~
営業マンを挟んだ方がええじゃろう!

ケイスケ

営業さんから聞いてもらった方が自然ですね

外装・内装に不具合がある場合は、プロの目線や経験から、不具合のレベルなどを聞くことができます。

専門的な知識が必要なら、あとから提携の業者に修繕費用などの確認もしてもらえるでしょう。

また、過去におこなったリフォームや修繕履歴も聞くことで安心できます。

「昨年に給湯器が故障し交換した」
「3年前雨漏りがあったため屋根をふきかえた」

中古住宅なので不具合は付きもの。
その不具合を放置せず、過去にどう対処したのかは特に重要です。

カエデ②

購入後に想定外の費用が
かかったら困るもんね

以上から『外装・内装の不具合』を、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つに挙げました。

営業マンに聞くこと3.
物件の売却理由

『物件の売却理由』は、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つです。

家を売却する際は、買い替えなどプラスの理由ばかりではありません。

居住中の売主さんへ直に聞くには、マイナスでデリケートな理由も多いからです。

物件の売却理由には、

  • 突然の転勤
  • 離婚
  • 住宅ローンが払えない
  • 親が倒れ実家に帰る

などもよくあるため、内覧中に売主さんへ直接聞くことはNGです。

まずは、営業マンに確認、あるいは営業マンを通して確認する方が望ましいでしょう。

購入を検討する買主にとって売却理由の把握はとても重要です。

売却理由を聞いた結果、

  • 近隣トラブルが原因
  • 昨年事故物件になった
  • 近くの商業施設が無くなり不便に
  • 周辺の治安が悪い

上記のような売却理由なら一歩引いて検討した方がいいでしょう。

以上から『物件の売却理由』を、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つに挙げました。

営業マンに聞くこと4.
隣地境界線の状況 ※中古一戸建てのみ

『隣地境界線の状況』は、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つです。(中古一戸建てのみ)

境界線が不明確の場合、将来トラブルに発展する可能性があるからです。

「間にブロックはあるが、どちらのものかわからない」

一戸建ての中古住宅では本当によくあります。

境界線が現状決まっていないことが問題ではなく、決めないまま引き渡しされるのが問題になります。

境界線が不明確な箇所がある場合は、「引き渡しまでに確定してもらえるのか?」←この確認が大事です。

レオ教授レオ教授

トラブルの種は未然に防ぐのが鉄則じゃ!

将来もめごとに巻き込まれないためにも、『隣地境界線の状況』を、中古住宅(一戸建て)の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つに挙げました。

営業マンに聞くこと5.
引き渡しの予定時期

『引き渡しの予定時期』は、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つです。

居住中の中古住宅では、

  • 売主の転居先がまだ決まっていない
  • 売主の買い替え先がまだ建築中

などを理由に、引き渡しが遅くなることが多いからです。

ケイスケ

物件が気に入っても希望の時期に
入居できないのは困りますね

レオ教授レオ教授

本来、内覧前に聞くことが
ベストなタイミングじゃ!
希望と合わないなら、
内覧が無駄足になるからの~

以上から、『引き渡しの予定時期』を、中古住宅の物件内覧時に営業マンに聞くことの1つに挙げました。


以上、中古住宅の物件内覧時に「営業マンに聞くこと」を解説しました。

まとめ

今回の不動産とーくは『中古住宅の物件内覧時に居住中の売主に聞くこと+営業マンに聞くこと』と題して、下記の項目を解説しました。

レオ教授レオ教授

参考になったかの~?

最後に、「居住中の売主に聞くこと」「営業マンに聞くこと」を表にまとめておきます。

売主さんに聞くこと 営業マンに聞くこと
  1. 隣に住んでいる人
  2. 過去の災害時の状況
  3. 近所付き合いや町内会の状況
  4. 幼稚園や小中学校の評判
  5. ゴミ捨ての場所 ※中古一戸建てのみ
  6. 管理組合と管理会社の活動状況 ※中古マンションのみ
  7. 今まで住んだ感想

くれぐれも、居住中の中古住宅はあまり長居ができないため、事前に聞くことを整理した上で、内覧にのぞむことをおすすめします。

特に、その中古物件に、実際に住んだ売主さんしかわからない生の情報は貴重です。

その生の情報を内覧時に聞くことができるのは、やはり居住中物件のメリットですね。

レオ教授レオ教授

ただし、根掘り葉掘り聞きすぎると
完全に脈ありと思われるためバランスも大事じゃ!

以上『中古住宅の物件内覧時に居住中の売主に聞くこと+営業マンに聞くこと』でした。

居住中の中古物件を内覧する際にはマナーも大事です。
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