中古物件で前の住人の影響は?資産価値が下がる影響5選
「中古物件って前の住人の影響で価値が下がったりするの?」

新築ではない以上、土地建物自体の価値下落は受け入れるつもりでも、前の住人の影響で予想外のしわ寄せは困りますよね。

この記事では、不動産業界18年のプロが『中古物件で前の住人の影響は?資産価値が下がる影響5選』と題して徹底解説します。

最後まで読めば、中古物件検討時に慎重な購入判断ができるはずです!

この記事を執筆した専門家
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産業界18年。累計3,000人以上の売却・購入・住み替え等をサポート。不動産コンサルティングを行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表。当ブログ累計PV116万超。記事数130超。 ≫運営者情報
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士

資産価値が下がる…
中古物件で前の住人の影響[5選]

中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響は下記5つです。

1.損傷や故障の未修理

『損傷や故障の未修理』は、中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響の1つです。

未修理箇所の放置は、購入後すぐに使用できない他、損傷や故障箇所によっては、多額の修理費用が発生するからです。

レオ教授レオ教授

まず、修理費用分の資産価値が
下がると考えていいじゃろう

未修理箇所には、フローリングの凹み、壁紙やふすまの破れ、浴室タイルの割れなど、比較的簡易なものが代表的ではあります。

ただ中には、雨漏りやシロアリの被害、木部の腐食など、構造上主要な部分の未修理箇所があり、これらを放置しておくと今後の建物寿命に大きな影響を及ぼすため危険です。

中古物件の前の住人の経済的な都合で未修理とされる場合が多いですが、損傷や故障の未修理は資産価値が下がる影響と言えるでしょう。

2.事件や事故による瑕疵

『事件や事故による瑕疵』は、中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響の1つです。

レオ教授レオ教授

つまり、心理的瑕疵の影響じゃな

心理的瑕疵とは、例えば、その物件内で不慮の事件や事故等で亡くなったことが原因で、買主に心理的な抵抗や嫌悪感を与える事柄を言います。

事件や事故の内容によっては、通常の地域相場から半額以下になるケースも少なくありません。

仮に購入者が気にならない場合でも、他の住人には周知の事実であることが多く、その家に住んでいるというだけで避けられて、町内で肩身の狭い生活を強いられている人も多いです。

ケイスケ

資産価値が下がるだけでなく、
生活上のデメリットも隠れていますね…

事件や事故による瑕疵は、前の住人が中古物件の資産価値に最も大きな影響を及ぼすと言えるでしょう。

3.土壌汚染の事実

『土壌汚染の事実』は、中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響の1つです。

工場やクリーニング店舗、ガソリンスタンドなど、特定有害物質を使用していた場合には、人体に影響を及ぼす恐れがあるからです。

調査の結果、必要な汚染対策措置がなされていない場合には、かなりの費用を要することもあるでしょう。

マチ②

措置が必要な分、資産価値に
マイナスな影響が出るわけですね

また、前の住人だけでなく、その前の住人が土壌汚染の可能性のある事業を行っていたにも関わらず、未調査で売りに出ているケースは多々あります。

レオ教授レオ教授

未調査の現状だけを伝えられて、
安易に購入してしまう人も少なくないぞ!

購入後に調査した結果、巨額な費用が必要になって、前の住人や不動産会社とトラブルになる話も聞くので充分注意しましょう。

4.隣人とのトラブル

『隣人とのトラブル』は、中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響の1つです。

土地建物の物件上のトラブルは、その度合いによって資産価値に影響する恐れがあります。

レオ教授レオ教授

性格上の不一致など、前の住人と隣人との
直接的なトラブルであればいいんじゃが…

例えば、代表的な境界トラブルですが、前の住人と隣人が、互いの土地の境界線に同意せず、その問題が解消されていなければ、次の購入者が新たな所有者として、そのトラブルを引き継ぎます。

土地が広い場合、1cmでも境界線が違えば、数坪単位で誤差が出てくるため、どちらも折れないなら、長期的なトラブルになるでしょう。

このように、境界線が確定していない、かつ隣人とのトラブルを引き継ぐ、いらないおまけの付いた中古物件を通常の価格相場で買いたい人はなかなかいません。

やはり、資産価値が下がる、前の住人の影響の1つと言えるでしょう。

レオ教授レオ教授

隣人が起こす騒音トラブルなども
資産価値に影響する事案じゃろうな

5.敷地内の残存物

『敷地内の残存物』は、中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響の1つです。

例えば、使用されていない浄化槽や井戸、旧建物の廃材などが挙げられますが、撤去には多額の費用が必要になるからです。

ケイスケ

その撤去費用分の資産価値が
下がると考えるわけですね

中古物件の購入なので、地中にある残存物を軽視する買主もいますが、将来的に新築へ建て替えする際には、必ず撤去が必要になります。

そのため、購入時に前の住人への撤去依頼や、撤去費用分の値引き対応を求めるべきだったと、将来の建て替え時に後悔する人は多いですね。


以上、中古物件の資産価値が下がる、前の住人の影響を解説しました。

では、前の住人の影響のある中古物件の購入を避けるために、どんな対策ができるでしょうか。

前の住人の影響のある
中古物件の購入を避けるための対策は?

前の住人の影響のある中古物件の購入を避けるためには、必ずその中古物件の「売却理由」と「現在の状況・過去の履歴」を確認することです。

現在の状況・過去の履歴とは、

  • 火災や浸水等の被害の有無
  • 雨漏りやシロアリ被害の有無
  • 隣人とのトラブルの有無
  • 敷地内の残存物の有無
  • 土壌汚染の可能性の有無

など、実際に住んでいる・所有している売主しか具体的な内容を知り得ない情報のことです。

売買契約時には、その中古物件の現在や過去の状況を告知する「物件状況等報告書」が交付されますが、買主側が言わなければ、事前に確認しないケースがほとんどです。

そのため、契約の前段階の購入申し込みの時点で、不動産会社に「物件状況等報告書」の交付を依頼し、前の住人の影響を含めて問題が無ければ、正式に決断をすると安心です。

ケイスケ

その書類はぜひ事前に
確認しておきたい書類ですね

レオ教授レオ教授

購入の決断を左右する
内容ばかりじゃからの~

まとめ

今回の不動産とーくは『中古物件で前の住人の影響は?資産価値が下がる影響5選』と題して、下記の項目を解説しました。

レオ教授レオ教授

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