ペット不可のマンションで猫がばれなかった!←こっそり飼うの?

「ペット不可のマンションだけど猫を飼いたい…実際ばれないの?」

1人暮らしの人に多い、何とも後ろめたい悩みです。

ペット不可のマンションって多いですよね。
そこで行き着く「こっそり飼う」という選択。

ネットを見てると、「ペット不可のマンションで猫を飼ってばれなかったんです!」なんて人をたまに見かけますが、本当なんでしょうか?

良いか悪いかはひとまず置いといて、実際は本当にばれなかったんでしょうか?

ニシダ社長-不動産業界15年-ニシダ社長-不動産業界15年-

教授、ペット不可のマンションで猫を飼いたい人の悩みがテーマです

レオ教授レオ教授

うむ、わしも猫じゃから複雑じゃの~(汗)
目次は下記じゃ!

それでは、今回の不動産とーく『ペット不可のマンションで猫がばれなかった!←こっそり飼うの?』を始めていきましょう。

ペット不可のマンションで猫を飼ってばれなかった!←【実は99%ばれてる】

飼い猫がばれなかった経験談を話す

「ペット不可のマンションで猫を飼ってばれなかったんです!」

過去の美談として、こう自慢げに話をする人がいますが、実は99%ばれてます。

こっそり飼う猫がばれてないと思っている場合、ばれた対象が賃貸オーナーや管理会社ではないだけ。

一部の住民には、ほぼばれてます(断言)

気付いた住民も、自分のつげ口でコトを荒げたくなく、ひとまず黙ってるんでしょう。

まぁ、猫ってかわいいですし、住民に危害を加えるペットでもありませんしね。

猫をこっそり飼うのは無理?ペット不可のマンションでばれるのはなぜ?

猫は犬のように散歩がいらないため、マンションから出さずこっそり飼うこともできます。

そのため、ペット不可のマンションで猫を飼っていても、結果「ばれなかった」と思っている方も多いでしょう。

ペットの猫

ただ、外に出さなかったとしても「猫を飼っているのでは?」とペットの猫が周囲にばれるきっかけはいくつもあります。
考えられる原因は下記の7つです。

  1. 鳴き声でばれる
  2. 床への着地音でばれる
  3. ゴミの内容でばれる
  4. 部屋から漏れる臭いでばれる
  5. 買い物の内容でばれる
  6. 猫の毛でばれる
  7. 猫の体調不良時にばれる
レオ教授レオ教授

1つ1つ解説していくぞ

1.鳴き声でばれる

1つ目は『鳴き声』でばれます。

猫の種類や個体差によって鳴き声の大きさは変わりますが、子供が走ったり飛び回ったりする音量に近いとも言われています。
つまり、猫の鳴き声も同じように近隣へ響き、なかば騒音と思われている可能性もあるということです。

大きな声で鳴く猫

ペット不可のマンションやアパートでは、住戸内で猫を飼っている人がいない前提。
そのため、周囲が静かならなおさら、猫の鳴き声が響き、ひときわ目立つでしょう。

生徒:マチ生徒:マチ

「ペット不可」を前提で生活している住民は、鳴き声には敏感でしょうね

レオ教授レオ教授

子供が多いマンションやアパートなら、子供が走り回る音でうまくまぎれるかもしれんがな

猫が鳴くタイミングは、飼い主がいる時ばかりではありません。
例えば留守の日中、もしかしたら留守番が寂しくて鳴いていることも考えられます。

窓から外を眺めて、外を通る猫を見かけて反射的に鳴くこともあるでしょう。

いくら静かな猫でも、全く鳴かないのは難しいものです。
ペット不可のマンションでこっそり飼う猫がばれなかったと言う人は、鳴かない猫でも飼っていたのでしょうか?

さらに「ペット不可」という周辺の環境も相まって、鳴き声から飼い猫がばれるケースが多くなっています。

2.床への着地音でばれる

2つ目が『床への着地音』でばれます。

鳴き声と同じように、猫の種類や大きさによって個体差があるでしょう。

一般的な猫の体重はおよそ3~5kg程度。
運動神経のよい猫は、動きがスムーズで軽やかです。

高い所からジャンプする猫

猫の体重から考えると、2Lのペットボトル約2本分の重さが「ドン」と床に下りるようなもの。
床の素材や構造などによっては、下の階へ結構響いてしまうでしょう。

また、猫は高いところが好きな動物です。
高い位置から床面へ降りることで、着地音は結構響くものです。

日常で何回も響いて、ばれてしまうことは多々あるでしょう。

3.ゴミの内容でばれる

3つ目は、『ゴミの内容』でばれます。

猫を飼っていると、キャットフードの袋、缶詰のゴミのほか、排泄物を処理する砂などもゴミで出さなくてはいけません。

マンションのゴミ捨て場

ペットフードの袋や缶詰などには、売場で目立つようにパッケージに猫のイラストが描かれていますよね。
もちろんゴミ袋の中でも目立つでしょう。

レオ教授レオ教授

不正なゴミ出しを防ぐため、中が見えるゴミ袋を義務化している市区町村も多いからの~

「他人が出したゴミ袋はあまり見ないのでは…?」とふつうは考えます。

でも、管理人がいるマンションなら、ゴミの日には周辺を整理するのが習慣です。
ゴミ置き場が散らからないように、綺麗好きな住民が近くを整えたりすることもあるでしょう。

その際に、ペット用品らしき物がゴミの中で目立ち、ペットの飼育が疑われる原因になるわけです。

ゴミだけで、「どの部屋の住人か」は特定されることはないかもしれません。
しかし、「ペットのゴミを出している人がいる」と一度疑いがかかると、注意深く見られます。

レオ教授レオ教授

ここからは犯人探しじゃ

いつも使用するゴミ袋から特定、段ボールゴミの宅急便伝票から部屋が特定されることも考えらます。

生徒:カエデ生徒:カエデ

「ばれないように上手く捨てれば」と考える人もいるでしょ?

レオ教授レオ教授

うむ、それは少し甘いの~

猫を飼っている本人は鼻が慣れて気づきにくいですが、ペット用品には独特の臭いがあるため、飼っていない方は結構気になるものです。

結果、見た目は隠せても臭いまで隠すことは難しく、ゴミを通じて飼い猫がばれてしまうケースもあります。

4.部屋から漏れる臭いでばれる

4つ目は、『部屋から漏れる臭い』でばれます。

ゴミ出しの臭いと同様に、部屋から臭う「ペット臭」は、飼っている猫がばれやすい原因です。

猫の臭い

ペットがいる部屋は独特の臭いがつきます。
そのため、多くの賃貸物件ではペットの飼育を制限する理由の1つになっています。

ペット不可の物件で飼われている猫は、室内から出さずにこっそり飼うスタイル。
つまり、猫の臭いがこもりやすい室内環境です。

窓を開けて換気したくなりますが、臭いが外に漏れ、ペットの飼育を疑われる原因になってしまいます。

レオ教授レオ教授

ばれるリスクを考えれば、春や秋のすがすがしい気候でも換気はできん

もし、窓を開けて猫の独特の臭いが広がると、近隣の住民は「ペットの臭いでは?」と疑うでしょう。

ペット不可のマンションでこっそり飼う猫がばれなかったと言う人は、窓を一切開けず、換気扇も回さないことを徹底していたのでしょうか?

生徒:カエデ生徒:カエデ

それは難しいわね

一度、疑惑が心に浮かぶと、ちょっとした鳴き声や着地音にも敏感になります。
臭いから始まり、音でもばれるというように、複合的に飼っている猫がばれてしまいます。

5.買い物の内容でばれる

5つ目は、『買い物の内容』でばれます。

つまり、食料品や日用品などの買い物で飼い猫がばれてしまう場合があります。

買い物

猫の飼育には、キャットフードや猫砂などが欠かせません。
自分の買い物ついでに、猫のものをこっそり買っている姿を近隣住民に見られてしまうケースも考えられます。

帰宅したときに、住んでいるマンションやアパートですれ違って挨拶するときに、買い物袋を見られるかもしれません。

生徒:マチ生徒:マチ

ネット通販で買うのはどうでしょう?

ネット通販は自宅に宅配業者が届けてくれるので安全と思うかもしれません。
しかし、宅配業者は複数の住宅の荷物をまとめて台車に載せて届けたりもします。
その時に見られることもあるでしょう。

レオ教授レオ教授

配送用の段ボールが、ペット用品と分かるパッケージなことも多いじゃろ

猫のイラストがプリントされた段ボールがゴミ置場に捨てられていると、他の住民も猫の飼育を疑うようになります。

ペット不可の賃貸マンションの場合、
「猫を飼育したいけど飼育はしていない」
「ペットが嫌いだからペットが飼えないこの住宅を選んだ」
など、猫を含めたペットを毛嫌いする強い気持ちを持っている住民も多いものです。

そんな住民が多ければ多いほど、猫を飼っているのがばれやすくなるでしょう。

6.猫の毛でばれる

6つ目、『猫の毛』でばれます。

室内で上手に飼っても、猫と一緒に暮らしている飼い主の洋服には猫の毛が付くものです。

猫の毛がついた服

知らず知らずのうちに、その猫の毛はマンションの共用部などに落ちてしまいます。
掃除する清掃員に気が付かれるかもしれません。

また、普段から黒い服を着る機会が多い人は、白い猫を飼っていると「白の抜け毛」が洋服に付いて目立ちます。

白い毛は、遠目に見れば、白髪のように見えないこともありません。
でも、若い人の場合、「白髪ではないのに白い毛が…?」と不自然に思われるでしょう。

このような違和感は、壁についたキズのように気になり始めると常に気になってしまうものです。
猫を飼っていることがばれるきっかけの1つになります。

7.猫の体調不良時にばれる

最後7つ目、『猫の体調不良時』にばれる場合があります。

人間と同じく、猫も体調を崩す時があります。
飼い始めてから、まったく病気をせずに健康でいることは難しいものです。

体調不良の猫

体調を崩したときには、猫を病院に連れていかなければなりません。

猫に愛情をかけている飼い主にとって、急に具合が悪くなると、周囲の目を気にしている余裕はありませんよね。
「猫を飼っているのがばれるかもしれない」と思っても、猫の健康が大事なので猫を外に連れ出すことが第一と考えるかと思います。

まぁ、その時点で「見つかるかも」と覚悟しているので、もし見つかってもある意味見つかることに諦めがつくでしょう。


以上、ペット不可のマンションで猫をこっそり飼う場合でもばれる原因を解説しました。

  1. 鳴き声でばれる
  2. 床への着地音でばれる
  3. ゴミの内容でばれる
  4. 部屋から漏れる臭いでばれる
  5. 買い物の内容でばれる
  6. 猫の毛でばれる
  7. 猫の体調不良時にばれる

もしばれた場合は、即退去になってしまうのでしょうか?
続けて解説していきます。

こっそり飼う猫がマンションオーナーにばれたら即退去?

マンション管理会社から厳重注意

オーナーにもよりますが、ペット不可のマンションで飼い猫がばれても、即退去まで求められることは珍しいです。

まずは、賃貸借契約書にどのように書いてあるのか、一番はじめに確認するべきです。
考えられるケースは、大きく分けて次の2つです。

  1. 賃貸借契約書にペット不可の記載が「ある」場合
  2. 賃貸借契約書にペット不可の記載が「ない」場合

賃貸オーナーや管理会社によって対応が異なりますが、各ケースで一般的にどのように考えておくべきか解説していきます。

1.賃貸借契約書にペット不可の記載が「ある」場合

1つ目は、賃貸借契約書にペット不可と記載されていながら、猫を飼っているのがばれたケースです。

契約違反が明確な場合は、賃借人側の立場が弱くなります。

一般的に、賃貸借契約書には、賃料の不払いや契約書に対する虚偽などが見つかった場合には契約違反とみなされ、何の催告も要せずにオーナー側から契約を解除できると条文化されていることが多いです。

契約内容を素直に受け取ると、「猫を飼っているという契約違反行為を見つけた時点で、オーナーはすぐに契約を解除して立ち退きを求めることができる」ということです。

ただ、オーナー側としても「退去されれば家賃収入がなくなる」ことにも繋がるので、即退去を求めるケースは少ないでしょう。(一概には言えませんが…)

通常、賃貸契約書の違反行為が見つかると、オーナーまたは賃貸管理会社から確認の電話や書面が届きます。

「猫を飼っているのか?」という内容に誠実に応えなくては、信頼関係が徐々に崩れていきます。
後々、さらなるトラブルに繋がるかもしれないので、注意が必要です。

猫を飼っていることを認めると、期限を決めて猫を手放すように求められるでしょう。
通常なら、その期限までに猫を手放さないと「契約違反」となり、そこで退去を求められる流れが一般的です。

オーナーや周辺住民の心情、賃貸管理会社の対応によって異なりますが、期限の長さは一般的には長くて1ヶ月程度でしょう。

部屋の明け渡し期限を過ぎても、「猫を飼ったまま住み続ける」という行為をすると、契約書上、オーナー側に損害賠償を請求する権利が生じるケースが多いです。
おそらく、家賃以上の支払いになる恐れがあります。

ここまでトラブルが大きくなったときには、「素直に期限まで部屋を明け渡す」、もしくは「猫を手放すか」のどちらかを決断するべきです。

2.賃貸借契約書にペット不可の記載が「ない」場合

2つ目は、賃貸借契約書にペット不可の記載がなく、猫を飼っているのがばれたケースです。

「ペット不可」の記載がなければ契約違反とは言い切れません。
そこで、賃貸管理会社を通じてオーナーとの協議になります。

ペット不可、あるいはペットの飼育に関する制限が契約書に記載されていない場合、「猫を飼っても良いのでは?」とも読み取れます。

そのため、部屋の明け渡しの請求を受けることはないと考えていいでしょう。

しかし、賃貸契約書に記載はないものの、暗黙の了解でペット不可と捉えられているマンションもあるかと思います。
他の住民から冷たい視線にさらされる場合もありますし、嫌がらせを受ける場合もあるでしょう。

ペットの飼育の可否については、賃貸物件において必須確認事項と言えます。
不明瞭な状態になるケースは珍しいですが、契約書に記載されておらず不明瞭の場合は、そのまま住み続けられる可能性もあります。

退去費用ってどれくらい?ペット不可のマンションで猫を飼ってた場合

マンションの退去費用(ペット不可)

ペット不可のマンションで猫をこっそり飼っていた場合、退去費用は通常よりも高額になると考えましょう。

部屋の広さや損失の程度にもよりますが、数万円では済まないことは確かです。
最低でも10万円以上は覚悟すべきです。

まず、「修繕費用」
敷金で足りない場合、その損失を「損害賠償金」として請求される可能性があります。

レオ教授レオ教授

通常の賃貸借契約の場合、退去時の対応費用として事前にオーナーへ支払っているのが敷金じゃ。
金額にもよるが、猫がつけたキズの原状復帰にはふつう足りんじゃろうな。

「何かを壊してしまった」
「不用意に穴を開けてしまった」

故意ではないにしろ、そもそもペット不可のマンションです。
請求は覚悟すべきでしょう。

レオ教授レオ教授

修繕が必要なければ、敷金は賃借人側に返金されるもんなんじゃがな…

次に、請求される可能性が高いのは、「高額のハウスクリーニング代」です。

ハウスクリーニング

一般的なハウスクリーニングの相場は、ワンルームや1Kで30,000円前後、3DKぐらいで60,000円前後となっています。

室内の広さや設備の状況によっても変わってきますが、ペットを飼っていない部屋であれば多くのハウスクリーニング業者が対応できます。
よって、クリーニング費用も安価に抑えられます。

一方、ペットを飼っている場合には、室内に染み付いたペットの臭いを除去する特別なクリーニングが必要になります。
一般的なハウスクリーニングよりも、高いレベルが求められるでしょう。

通常の内容のハウスクリーニングに加え、オゾンによる脱臭や消毒などを別途行わなければなりません。
部屋の広さでも異なりますが、追加で1~2万円のクリーニング費用は考えておくべきでしょう。

また、猫は、尖った爪で室内を傷つけたり、粗相で部屋を汚したりすることも多いです。
その部分の「復旧費用」が求められます。

猫の爪で傷ついたフローリング

「猫砂以外の場所で排泄をしてフローリングが傷んだ」
「爪を研いでしまい柱に傷が残ってしまった」

こんな場合は、借りた側が復旧費用を負担しなければならないでしょう。

猫の飼育でフローリングや壁紙が傷んだ場合、貼替えに必要な費用から、通常使用による経年劣化の損失部分を差し引いた金額が損害賠償金として請求されると考えておくべきです。

あまりに借主側の意見を主張し過ぎると、オーナーともめてしまう原因になります。
最悪の場合、裁判になるケースもあるので注意が必要です。

「自分はペット不可のマンションで猫をこっそり飼う」、1つの契約違反をした自覚を持つことです。
基本的には管理会社のアドバイスに従う方が良いでしょう。

まとめ

ペット不可マンションの飼い猫
今回の不動産とーく『ペット不可のマンションで猫がばれなかった!←こっそり飼うの?』のまとめです。

レオ教授レオ教授

どうじゃったかの~?

本記事で解説したこと・ペット不可のマンションで猫を飼ってばれなかった人は、本当にばれていないのか
・ペット不可のマンションで猫をこっそり飼ってもばれる理由
・賃貸オーナーに飼い猫がばれたら即退去なのか
・ペット不可のマンションで猫を飼ってた場合の退去費用の考え方

猫をこっそり飼うことであなたの気持ちは満たされても、今後大変な問題に発展する可能性は大です。

ペット不可のマンションには、動物嫌いの方や、アレルギーの方も住んでいる場合も多々あります。

こっそり飼う猫がばれてしまった場合、それが原因で他の住人が退去してしまったらどうでしょう?
賃貸オーナーからすれば、大損害です。

マンションはある意味共同生活。
やはりルールを守った上で、生活すべきでしょうね。

以上、『ペット不可のマンションで猫がばれなかった!←こっそり飼うの?』でした。