「新築なのにこんなはずじゃ…」
「住んでみたら想像と全然違う」
「売って違うところに住みたい」
新築マンションを購入したものの、想像していた理想とのギャップに悩んでいませんか?
実は、あなたと同じように新築マンション購入後の生活に戸惑いを感じ、売却を検討している方は少なくありません。
住宅ローンを組んで大きな買い物をしたのに…。
でも、売却を決断する前に、本当にその選択が最善なのか、冷静に判断することが大切です。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『新築マンションを後悔で売りたい…体験談&売却損をおさえるコツ6つ』と題して徹底解説します。
最後まで読めば、新築マンションを売却する際の具体的な判断基準と、売却損を最小限に抑えるための実践的な方法が分かります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
【体験談】新築マンションを後悔で売りたい…経験者の声
新築マンションの購入は誰もが夢見る大きな決断ですが、実は後悔して売却を決めた方は少なくありません。
同じ経験をした人が
いるんですね
実際に新築マンションを売却した方々の体験談には、貴重な学びがたくさん含まれています。
そこで、マンションを売却された方々から寄せられた貴重な体験談をご紹介します。
他人の経験から
学ぶのは賢明じゃ
後悔の理由や売却までの道のりは人それぞれですが、これから売却を考えている方にとって、きっと参考になるはずです。
藤川 陽一郎さん(34歳・埼玉県)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 購入前は素敵だと思った駅近の利便性が、実は悪夢の始まりでした。
駅の反対側に深夜営業の飲食店が多く、特に金曜日の深夜は酔客の大声で眠れません。
防音性能は標準以上というセールストークでしたが、実際に生活してみると駅の終電・始発の音も気になります。
子育て世帯向けと謳われていましたが、平日は仕事帰りの騒がしさで子どもが寝つけず、休日も落ち着かない環境でした。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 購入価格は4,980万円でしたが、2年後に4,350万円で売却しました。
諸経費を含めると約800万円の損失です。
固定資産税なども含めると、さらに損失は膨らみましたが、これ以上家族の健康を損なうわけにはいかないと決断しました。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 売却を決意するまでは毎日が苦痛で、夫婦でも喧嘩が増えていました。
でも、決断してからは気持ちが楽になり、新しい環境で子どもも良く眠れるようになりました。
経済的な損失は大きかったですが、家族の心身の健康を取り戻せたことを考えると、早めの決断は正解だったと思います。
越智 満理恵さん(45歳・福岡県)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 新築マンションの最上階・角部屋という条件に惹かれて購入しましたが、想定外の出費が次々と発生しました。
管理費が年々上がり、修繕積立金も当初の説明より3割増額になりました。
さらに、日当たりの良さが売りでしたが、西日が強すぎて夏場はエアコンが常時必要で、電気代が月に4万円を超えることもありました。
収入は変わらないのに、固定費が増え続け、貯金が底をつきそうで不安でした。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 3年前に5,200万円で購入し、4,800万円で売却できました。
不動産会社からは、もう少し待てば良い条件での売却も可能と言われましたが、管理費や光熱費の負担に耐えられず、決断を急ぎました。
売却時の諸経費も含めると、約500万円のマイナスでした。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 売却を考え始めたら、すぐに複数の不動産会社に相談することをお勧めします。
私の場合、最初の会社では「今は売り時ではない」と言われましたが、3社目で親身に相談に乗ってくれる担当者に出会えました。
焦って決断する必要はありませんが、具体的な市場価格を知ることで、次の行動を考える材料になると思います。
久保田 春菜さん(29歳・千葉県)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 憧れの新築マンションでしたが、入居後3ヶ月で転勤が決まってしまいました。
夫の単身赴任も検討しましたが、実家のある関西での生活を夫が強く希望。
平日は一人暮らしのような状態で寂しさを感じることも多く、結局、新生活を始めることにしました。
住宅ローンの返済を考えると胃が痛くなりましたが、新築の良さを活かして早めの売却を決意しました。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 購入価格3,980万円で、入居から半年後に3,850万円で売却できました。
仲介手数料や諸経費を含めると約250万円の損失。
新築物件だったため、比較的早く買い手が見つかり、不動産会社の方も「この程度の差額で売れて良かった」と言ってくれました。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 突然の転勤という想定外の出来事で、夢だった新築マンションとお別れすることになり、正直とても落ち込みました。
でも、新築のうちに売却を決めたおかげで、大きな損失を避けることができました。
環境の変化は誰にでも起こりうること。
後ろ向きな気持ちになりすぎず、次の人生のステップとして前を向いて進むことが大切だと思います。
水谷 徹平さん(41歳・愛知県)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 開発計画を信じて購入したのが間違いでした。
駅前に大型商業施設ができる予定で、資産価値も上がると説明されましたが、計画が白紙になってしまいました。
バス便も本数が減り、近所のスーパーも撤退。
マイカー前提の生活を想定していませんでしたから、共働きの私たちには不便で仕方ありません。
高齢の母の介護も始まり、このままここに住み続けるのは難しいと感じています。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 購入価格は3,780万円、4年後に3,100万円での売却でした。
周辺の開発計画の中止が響き、相場が大きく下がってしまいました。
ローンの残債も多く、売却時に500万円近く持ち出すことになりましたが、これ以上の価格下落を考えると、決断せざるを得ませんでした。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 開発計画に期待して購入を決めた方も多いと思います。
私の場合は、計画の変更で住環境が激変してしまい、売却を決意しました。
確かに経済的な痛手は大きかったですが、生活の質を考えれば、住み続けるストレスの方が大きかったと思います。
売却後は実家近くの中古マンションに引っ越し、介護との両立もしやすくなりました。
五十嵐 千鶴さん(36歳・東京都)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 専有面積75㎡の3LDKを「十分な広さ」だと思って購入しましたが、在宅勤務が始まってから狭さが深刻になりました。
夫と私のワークスペースを確保すると、リビングが物置状態に。
子どもの遊び場も限られ、オンライン会議中の生活音も気になります。
生活様式が大きく変わり、新築なのに住環境の不満が募る一方でした。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 2年前に5,980万円で購入し、最近5,750万円で売却が決まりました。
諸経費を含めると450万円ほどの損失になります。
ただ、売却までの期間が短く、内見も多かったため、不動産会社の方からは「この程度で済んでよかった」と言われました。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 在宅勤務が一般化し、住まいに求める条件が変化した方も多いと思います。
私たちは損を覚悟で売却を決めましたが、今は4LDKの中古マンションで快適に暮らしています。
経済的な損失は確かに辛いですが、生活の質を優先した決断は間違っていなかったと実感しています。
村瀬 朝陽さん(31歳・大阪府)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 建築会社の対応の悪さに嫌気が差しました。
引き渡し後、次々と不具合が見つかり、雨漏りや排水の詰まりなど深刻な問題も。
アフターサービスの担当者は頻繁に変わり、修繕の予定も二転三転。
せっかくの新居なのに、休日は業者の出入りが続き、精神的に疲れ果ててしまいました。
同じマンションの他の住民からも不満の声が上がっていて、資産価値の低下も心配です。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 購入価格4,200万円、1年半で3,850万円での売却となりました。
早期売却による損失は約450万円。
建物の不具合は一通り修繕されましたが、将来的な不安もあり、売却を優先させました。
物件の性能には問題ないと説明を受けた購入者がいて、ホッとしています。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 新築物件でも施工の品質には差があることを、身をもって経験しました。
売却時には不具合の履歴を正直に開示しましたが、きちんと修繕された証明があれば、意外とスムーズに売却できるものです。
悩んだ末の決断でしたが、今は良いタイミングで売却できたと考えています。
建物の不具合は時間とともに深刻化する可能性もあるので、売却を考えている方は、修繕記録をしっかり残しておくことをお勧めします。
栗原 遥香さん(33歳・静岡県)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 新築マンションのセキュリティの高さに惹かれて購入しましたが、それが逆に生活の質を下げる原因になってしまいました。
来客時の手続きが煩雑で、宅配便の受け取りにも毎回1階まで降りなければなりません。
子どもの友達を呼ぶのも一苦労で、近所付き合いも薄くなる一方です。
オートロックの不具合も多く、真夜中に立ち往生したことも。
防犯カメラの増設で管理費も上がり、窮屈な暮らしにストレスが溜まっています。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 購入価格3,580万円で、2年後に3,300万円で売却しました。
仲介手数料などを含めると約350万円の損失です。
新築から間もない物件なので、次の購入者もすぐに見つかり、予想よりも早く売却できました。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- セキュリティ重視で選んだものの、実際の生活では不便が目立ちました。
売却後は、古くても住民同士の交流が活発なマンションに引っ越し、子どもたちも伸び伸びと過ごしています。
設備の良さだけでなく、実際の暮らしやすさを重視した決断ができて良かったと思います。
永島 巧さん(39歳・奈良県)
- 売りたいと思うほど後悔した理由は?
- 両親の老後を考えて1階住戸を選びましたが、予想外のトラブルが続きました。
通路に面していることで、深夜のたばこの煙や騒音が室内に入ってきます。
網戸を閉めていても、虫の侵入も多く、掃除が追いつきません。
湿気も気になり、収納していた布団にカビが生えるなど、住環境の悪さを実感。
両親も「気を遣って疲れる」と言い、結局実家の方が快適だということになりました。 - 購入価格と実際の売却価格の差は?
- 3年前に4,180万円で購入し、最近3,900万円で売却が決まりました。
諸経費込みで約400万円の損失。
1階は人気が低いと言われましたが、商業施設に近い立地が好評で、比較的早く売却できました。 - 後悔で売却を考えている人にひと言
- 両親との同居を見据えて1階を選びましたが、現実は理想とかけ離れていました。
売却を決意するまで悩みましたが、両親と話し合ううちに、無理して同居する必要はないと気づきました。
環境の良い3階建ての一戸建てを購入し、両親は近所に住むことにしました。
結果的に、全員がストレスなく過ごせる選択ができたと思います。
以上、新築マンションを後悔で売りたい…実際に売却してリセットした経験者の体験談を紹介しました。
新築マンションの売却前に確認すべきこと5つ
新築マンションを売却する前に、慎重に検討しておくべきポイントがいくつかあります。
売却を決断する前に、以下の5つのチェックポイントを必ず確認しましょう。
あわてて判断してしまうと、さらなる後悔を生む可能性もあるためです。
- 売ったお金で住宅ローンを完済できるか
- 後悔の原因は本当に改善できないか確認する
- 家族全員の意見をしっかり確認する
- 友人知人に相談して客観的意見を聞く
- 売却以外の解決方法も探ってみる
一つずつ丁寧に
確認していこうぞ!
1.売ったお金で住宅ローンを完済できるか
新築マンションを売却する際、最も重要なのが住宅ローンの完済可能性です。
売却金額が住宅ローンの残債より少ない場合、その差額は自己負担となってしまいます。
そんな事態になったら
大変そう…
たとえば、ローン残債が3,000万円あるのに、新築マンションの売却価格が2,800万円だった場合、200万円は自己資金で返済する必要があるのです。
具体的な数字で
イメージしやすいですね
そのため、売却を検討する前に、以下の3点を必ず確認しましょう。
- 現在の住宅ローン残債額
- マンションの現在価値(複数社の査定額)
- 差額が出た場合の支払い方法
特に購入から間もない新築マンションは、売却時に価格が下がっている可能性が高いため、慎重な判断が必要です。
まずは損得を
計算してみるのじゃ
もし差額の支払いが難しい場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。
2.後悔の原因は本当に改善できないか確認する
新築マンションへの後悔は、必ずしも売却でしか解決できない問題ではありません。
まずは、現在感じている不満や後悔の原因を具体的に書き出してみましょう。
整理してみると
意外と解決できるかも!
たとえば以下のような項目を確認してみてください。
- 日当たりが悪い → カーテンの工夫や照明の追加で改善可能
- 収納が少ない → 収納家具の活用で対応可能
- 騒音が気になる → 防音対策や生活習慣の見直しで改善可能
- 通勤が不便 → 新しい経路の発見や勤務形態の変更で対応可能
具体的な解決方法が
分かりやすいです
売却という大きな決断をする前に、現状を改善できる方法を探ってみることが重要です。
知恵を絞れば
案外解決できるものじゃ
もし解決策が見つからない場合は、マンションのメーカーやリフォーム会社に相談してみるのも一つの手段です。
3.家族全員の意見をしっかり確認する
新築マンションの売却は、家族全員の生活に大きな影響を与える決断です。
家族の気持ちも
大切にしたいですよね
後悔してマンションを売りたいと思っているのは、家族の中のだれなのか、まずは確認してみましょう。
というのも、家族それぞれが異なる思いを抱えていることが少なくないからです。
たとえば、以下のような意見の違いがよく聞かれます。
- 子ども → 「やっと友達ができたのに引っ越したくない」
- 配偶者 → 「新築マンションなのに売るのはもったいない」
- ご両親 → 「せっかく購入したのだから工夫して住んでみては」
みんなの気持ちが
違うんですね…
家族の意見を無視して性急に売却を決めてしまうと、新たな後悔を生む可能性があります。
じっくり話し合うのが
大切なのじゃ
家族で話し合う際は、以下の点に気をつけましょう。
- 一人ひとりの意見をゆっくり聞く
- 感情的にならず冷静に話し合う
- できるだけ全員が納得できる方向性を探る
理想は、新築マンションを売却するにしても、家族全員が「次はより良い住まいを見つけよう」と前向きになれることです。
4.友人知人に相談して客観的意見を聞く
新築マンションへの後悔の気持ちが強いときは、冷静な判断が難しくなりがちです。
誰かに相談したほうが
いいんでしょうか?
そんなとき、信頼できる友人や知人に相談することで、新たな視点が得られることが多いのです。
特に、以下のような方々の意見は参考になります。
- マンション購入経験のある人
- 不動産関連の仕事をしている人
- あなたの性格をよく理解している人
経験者の話は
とても参考になりそう!
ただし、周りの意見に流されすぎて、本来の希望を見失わないよう注意が必要です。
バランスを
取るのが大切じゃ
相談する際は、次のポイントを意識すると良いでしょう。
- 現在の状況を具体的に説明する
- 売りたいと思う理由を正直に伝える
- 将来の希望も含めて相談する
客観的な意見を聞くことで、新築マンションを売却すべきか、もう少し住み続けるべきか、冷静な判断ができるようになります。
5.売却以外の解決方法も探ってみる
新築マンションを後悔して売りたいと思ったとき、売却だけが解決策ではありません。
ほかの方法も
あるんでしょうか?
売却以外にも、様々な対処方法があることを知っておきましょう。
以下のような選択肢も検討してみてください。
- 賃貸に出して家賃収入を得る
- リフォームで不満点を改善する
- 住宅ローンの借り換えで返済額を軽減
- 一時的に実家に戻り様子を見る
いろんな方法が
あるんですね!
特に、新築マンションは賃貸需要が高いため、一時的に貸し出すのも有効な選択肢です。
柔軟な発想が
大切なのじゃ
ただし、どの方法にもメリット・デメリットがあるので、以下の点をしっかり確認しましょう。
- 管理規約で賃貸が可能か確認
- リフォーム費用の見積もり
- ローン借り換えの試算
- 一時転居の費用計算
以上、新築マンションの売却前に確認すべき5つのポイントを解説しました。
売却を決断する前に、これら5つのポイントをじっくりと検討してみましょう。
焦って判断せず、ご自身や家族にとってベストな選択ができることを願っています。
新築マンション売却損を最小限におさえるコツ6つ
新築マンションを売却する際、できるだけ損失を抑えたいものです。
売却損を最小限に抑えるためには、いくつかの重要なポイントがあります。
ここでは、不動産のプロが実践している具体的な6つの方法をご紹介します。
具体的な方法が
知れるのは心強いな
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
- 売ると決めたら早めに売り出す
- 買取ではなく仲介で個人へ売却する
- 内装や設備はできるだけ使わない
- 引き継ぎできる保証内容をアピール
- 現在未入居なら入居せずに売却する
順番に見て
いくのじゃ
1.複数の不動産会社に査定を依頼する
不動産会社によって、新築マンションの査定額には大きな差が出ることがあります。
そんなに違いが
出るものなんですか?
最低でも3社以上に査定を依頼することで、適正な売却価格が見えてきます。
以下のポイントに気をつけて、査定依頼を行いましょう。
- 地域密着型と大手、それぞれの特徴を活かす
- オンライン査定だけでなく訪問査定も依頼する
- 売却の急ぎ具合も正直に伝える
情報収集が
大切なのじゃ
2.売ると決めたら早めに売り出す
新築マンションは、時間が経つほど価値が下がっていく特徴があります。
後悔して売却を決めたなら、できるだけ早く行動を起こすことが重要です。
タイミングって
そんなに大事なんですね
特に以下のような状況では、早めの売り出しをおすすめします。
- 同じマンション内で売り出し物件が出始めている
- 近隣で新築マンションの建設が始まっている
- 住宅ローンの返済に不安がある
決断したら
すぐに動くのじゃ
3.買取ではなく仲介で個人へ売却する
新築マンションを売るとき、売却方法によって大きく価格が変わってきます。
どんな違いが
あるんでしょう?
一般的に、不動産会社への買取より、仲介での個人売却のほうが高額で売れる傾向にあります。
その理由は以下の通りです。
- 買取は不動産会社の利益分が差し引かれる
- 個人は新築に近い物件を好む傾向がある
- 仲介なら価格交渉の余地が残せる
売却方法で
損得が変わるぞ!
ただし、急ぎの売却が必要な場合は、買取という選択肢も視野に入れる必要があります。
4.内装や設備はできるだけ使わない
新築マンションを売却する際、内装や設備の状態は価格に大きく影響します。
できるだけ新築の
状態を保ちたいですよね
特に以下の部分は、できるだけ使用を控えることで価値を保てます。
- システムキッチンの天板や収納
- 浴室の壁面やカラン
- フローリングの床面
- クロスや建具類
売却までの期間は
気を付けて使わないと!
どうしても使用する必要がある場合は、以下の点に注意しましょう。
- 傷や汚れが付かないよう保護する
- 使用後は必ず清掃を行う
- 異常があればすぐにメンテナンス
丁寧な使用が
大切なのじゃ
5.引き継ぎできる保証内容をアピール
新築マンションの大きな魅力の一つが、充実した保証制度です。
保証って引き継ぎ
できるんですか?
残存保証期間は、購入検討者にとって大きな判断材料となります。
特に以下の保証内容は、しっかりアピールしましょう。
- 構造躯体の保証期間
- 設備機器の保証内容
- アフターサービスの引継ぎ
- 修繕積立金の状況
保証は大きな
セールスポイントじゃ
6.現在未入居なら入居せずに売却する
新築マンションを後悔で売りたい場合、まだ入居していないなら、そのまま売却するのがベストです。
入居しないほうが
いいんですね!
その理由として、以下のようなメリットがあります。
- 完全な新築状態を保てる
- 内装や設備に使用感がない
- 清掃や原状回復が不要
- 購入者が新築気分を味わえる
ただし、住宅ローンの返済は入居の有無に関係なく始まってしまうため、売却活動は素早く行う必要があります。
決断したら
スピード重視じゃ
以上、新築マンションの売却損を最小限に抑えるための6つのコツを紹介しました。
これらのポイントを押さえることで、できるだけ損失を抑えた売却が可能になります。
まとめ:新築マンション売却は慎重に進めよう
今回の不動産とーくは『新築マンションを後悔で売りたい…体験談&売却損をおさえるコツ6つ』と題して徹底解説しました。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
新築マンションを購入して後悔を感じても、売却は慎重に判断する必要があります。
皆さんは、今の住まいの良いところを見つけられていますか?
売却前の5つのチェックポイントと6つの売却損対策を実践することで、ベストな選択ができるはずです。
売るか売らないか
よく考えるんじゃ~
特に大切なのは、現状の住宅ローン残高と売却価格の見込みを複数の不動産会社に確認することです。
なぜなら、売却時期が遅れるほど、売却損が大きくなってしまう可能性が高いからです。
早めの行動が
大切じゃ
ご家族と理想の住まいについて話し合ってみませんか?
時には、リフォームや家具の配置変更だけで、想像以上に快適な住まいに生まれ変わることもあります。
新築マンションの売却は大きな決断ですが、この記事を参考に、ご家族にとってベストな選択ができることを願っています。
あなたらしい理想の住まい選びを、心から応援しています!
以上『新築マンションを後悔で売りたい…体験談&売却損をおさえるコツ6つ』でした。
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