「新築に引っ越したけけど、何か違和感…」
「この新築…私の理想とは少し違ったかも…」
「せっかくの新築なのに、喜べない自分がいる…」
あなたも同じように感じていませんか?
一般的に、新築マイホームに住めるなんて嬉しいはずなのに、正直なところ好きになれない…そんなマイナス感情を抱える人は意外に多いです。
新築の家があなたの理想と少し異なることや、新しい環境へ慣れるのに時間が必要な場合もあると思いますが、もどかしいですよね。
そこでこの記事では、不動産業界18年のプロが『買った新築が好きになれない…よくある原因や好きになる為の方法5選』と題して、実際に相談を受けた経験から徹底解説します。
新築の家との新たな関係を築くヒントが得られるはずです。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産 x 住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替え等をサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超 ≫運営者情報
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
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買った新築が好きになれない…よくある原因は?
買った新築が好きになれない人によくある原因には、下記5つが挙げられます。
- 間取りやデザインなど設計に失敗した
新築の住宅では、間取りやデザインが最も重要な要素の1つです。
あの部屋はもっと広くすべきだった、この壁は不要だった、南側に窓が少ない、などと設計に失敗したことが原因で好きになれない人は多いです。 - 完成後の外観や内装がイメージと違った
ハウスメーカーや不動産会社が提案する図面やサンプルは、実際の完成後の色味や質感とは異なることがあります。
細部まで完璧に計画してきた念願のマイホームなのに、理想と現実とのギャップに落胆し、新築を好きになれない人は多いです。 - ハウスメーカーや不動産会社ともめた
新築の購入過程では、ハウスメーカーや不動産会社とのやり取りが欠かせません。
そのやり取りの中で生じた説明不足や施工ミスなどがトラブルに発展し、不信感を抱えたまま完成を迎える人も少なくありません。
やはり、もめた末に引き渡された新築では好きになれない人も多いです。 - 新築ブルーで精神的な不安を抱えている
「新築ブルー」とは、新しい住宅への期待が高まりすぎて、実際に住み始めた後に感じる失望感や孤独感を指し、新しい環境への適応、近隣との関係構築など、新生活の不安が精神的ストレスとなって表れることがあります。
実際に新築ブルーにおちいる人は多く、この場合の現状では好きになれない感情も仕方ありません。 - 無理な住宅ローンを組んで買ってしまった
理想の新築を手に入れたい気持ちを抑えきれず、無理な住宅ローンを組んでしまった結果、その支払いのプレッシャーに圧倒されている状況です。
長期にわたる経済的な不安が邪魔し、気に入って購入したはずの新築が好きになれない…そう感じる人は本当に多いです。
好きになれない原因は人それぞれですが、そんな新築を好きになる為にはどんな方法があるのでしょうか。
好きになれない新築を好きになる為の方法5選
買った新築が好きになれない気持ちはもどかしいですよね。
とはいえ、せっかく購入した新築のマイホーム。
下記5つの方法で好きになれるかどうかに試してみて下さい。
方法1.好きになれない以外の長所に目を向ける
『好きになれない以外の長所に目を向ける』は、好きになれない新築を好きになるための方法の1つです。
好きになれない点に目が行きがちですが、ネガティブな面ばかり考えていると、気持ちが沈みがちになり、住まい全体の印象も悪くなります。
しかし、新築の便利な機能や好きな部分を探し、それらに注目することで、少しずつ家全体に対する肯定的な感情が芽生えます。
ポジティブな面に注意を向けて
日々過ごせば、感情に変化が出るはずじゃ
例えば、好きになれない原因が外観であれば、キッチンやバスルームなど水回りの最新設備、リビングダイニングの広さ、便利な家事動線などに目を向けてみることです。
日々の暮らしの中で、好きになれない部分より好きな部分の数が多くなっていけば、徐々にその新築を「自分の家」として受け入れられるようになると思います。
方法2.自分好みのインテリアを取り入れる
『自分好みのインテリアを取り入れる』は、好きになれない新築を好きになるための方法の1つです。
新築の家は、建築家や設計士のセンスによって形作られるため、必ずしもあなたの好みに合っているとは限りません。
これが自分の希望した家なのかと
違和感を感じることもあるじゃろう
インテリアが持つ空間に対する影響力は高いため、あなた好みの家具や装飾品を1つ2つ入れるだけでも、部屋の雰囲気は大きく変わります。
例えば、リビングルームが無機質で落ち着かないと感じたら、暖かみのある木製の家具や、柔らかいファブリックのクッションを加えたり。
また、壁の色が合わないと感じる場合は、壁紙を変えたり、好きなアート作品を飾ることも効果的です。
これにより、家への愛着や満足感が高まり、好きになれない新築でも「自分の家」という感覚を育むことができると思います。
インテリアコーディネーターなどの専門家に
相談すれば、色々なアイデアも得られそうね
方法3.小さなリフォームで快適さを高める
『小さなリフォームで快適さを高める』は、好きになれない新築を好きになるための方法の1つです。
特に新築は、思い描いていた理想と現実のギャップに直面することは珍しくありません。
実際に住んで生活して初めて、
不便さ等に気付く人も多いじゃろう
リフォームはなにも中古住宅だけに行なうものではありません。
新築といえ、好きになれない箇所があるなら、予算の範囲で積極的に行なう人は多いです。
例えば、キッチンの収納スペースが不足している場合、追加の棚を設置する小さなリフォームが効果的です。
また、この機会にDIYに挑戦してみることで、さらに個性的で特別な空間を作ることもできます。
リフォームの専門家に相談
してみても良さそうですね
好きになれない問題点を小さなリフォームで改善することで、住環境は格段に快適になり、新築の家への満足度も高まるでしょう。
方法4.庭やバルコニーで自然の癒しを取り入れる
『庭やバルコニーで自然の癒しを取り入れる』は、好きになれない新築を好きになるための方法の1つです。
建物自体や内装には満足していても、なぜか居心地が良くない、好きになれないと感じることがあります。
植物や緑は、心の安らぎをもたらすと言われているため、引っ越したばかりの新築の家特有の、無機質な雰囲気を和らげ、生活空間に温かみを加えることができます。
例えば、庭がある場合は、季節の花を植えたり、ハーブや野菜を育てたり。
バルコニーの場合は、観葉植物や小さなプランターでガーデニングを楽しむことができます。
ガーデニングや植物のお世話は、
新しい趣味としても良さそう
また、屋外でのリラックススペースを作り、そこでコーヒーを飲んだり、読書を楽しんだりすることも、新築の家での癒しの時間になるでしょう。
自然とのつながりを感じられる空間を作ることで、新築の家に対する愛着や満足感を高め、徐々に好きな気持ちがわいてくる人も多いはずです。
方法5.親族や友人を招待して楽しい時間を過ごす
『親族や友人を招待して楽しい時間を過ごす』は、好きになれない新築を好きになるための方法の1つです。
新しい家に引っ越した後、家そのものやその環境に馴染めないことは珍しくありません。
そこで、家族や友人との楽しいひとときは、新築の家に暖かく心地よい記憶を刻んでくれます。
具体的な例としては、
ホームパーティーを開いたりじゃな
共に料理をしたり、食事を楽しんだりすることで、キッチンやダイニングルームが活気に満ちた空間に変わります。
また、リビングで映画の夜を楽しむことや、庭でバーベキューをすることも、新しい家での楽しい思い出を作る機会になるでしょう。
こういった親しい人達との経験が、好きになれない新築の家を「楽しい場所」へと変え、愛着をもたらしてくれるのではないでしょうか。
以上、好きになれない新築を好きになる為の方法を紹介しました。
まとめ
今回の不動産とーくは『買った新築が好きになれない…よくある原因や好きになる為の方法5選』と題して、下記の項目を解説しました。
お役に立てたかの~?
新築の家が好きになれないと感じるのは、決して珍しいことではありません。
新しい住まいとの関係は、一朝一夕に築けるものではなく、時間をかけてゆっくりと自分の感情と向き合うことが大切です。
まずは、好きになれない理由を冷静な視点で見極めて、それを改善するための具体的な方法を試してみましょう。
くれぐれも、
焦らず少しずつじゃ
新しい生活に一歩ずつ慣れていく中で、きっと新築への思いも変わってくるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたの住まいが、心地よい場所に変わっていくことを願います。
以上『買った新築が好きになれない…よくある原因や好きになる為の方法』でした。
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