「シンプルな暮らしに憧れる」
「スッキリした家で過ごしたい」
50代になって「持たない暮らし」を意識し始めている人が、ここ数年で急増しています。
子育ても一段落して、家の中を見渡すと、いつの間にか増えすぎた物に囲まれている現実に気づく。
とはいえ、「物を手放すのは不安…」「家族の理解が得られるか心配…」「思い出も一緒に手放しそう…」など、踏み出せない理由は人それぞれです。
でも、50代は人生の転換期であり、これからの暮らしを考え直すベストなタイミングです。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『50代から始める「持たない暮らし」メリットデメリット&体験談』と題して徹底解説します。
最後まで読めば、50代から始める「持たない暮らし」のメリットとデメリットを理解し、失敗しない取り入れ方がわかります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
50代から始める「持たない暮らし」メリットデメリット
50代になると、長年の暮らしの中で自然と物が増えていきます。
でも実は、この時期だからこそ、持たない暮らしを始めるチャンスかもしれません。
なぜなら、人生経験を重ねてきた分、本当に必要なものを見極める目が養われているからです。
50代は物との付き合い方を
見直すベストな時期じゃ!
さらに、これからの人生をより豊かに過ごすために、新しい暮らし方を選択できる絶好のタイミングでもあります。
メリット8つ
50代から始める持たない暮らしには、想像以上のメリットがたくさんあります。
- 心と時間にゆとりが生まれる
- 好きなモノだけに囲まれる
- 家が広くなり開放的になる
- 日々の掃除や片付けが楽になる
- 買い物の判断基準が明確になる
- 物を探す度にイライラしない
- 老後の引っ越しがしやすい
- 来客時の準備が簡単になる
一つひとつ見ていきましょう。
1.心と時間にゆとりが生まれる
物が少なくなると、その分だけ心と時間にゆとりが生まれます。
50代になると、物の管理や整理に費やす時間がバカにならないことに気づきます。
持たない暮らしを始めると、物の管理から解放され、趣味や家族との時間など、本当に大切にしたいことに時間を使えるようになります。
時間の使い方が
変わりそうですね
2.好きなモノだけに囲まれる
持たない暮らしは、ただ物を減らすだけではありません。
本当に必要で、自分が心から好きなものだけを選んで残すことができます。
そうすることで、50代からの暮らしがより心地よく、豊かなものになっていきます。
好きな物に囲まれて
暮らしたいわ
3.家が広くなり開放的になる
物を減らすと、驚くほど空間が広く感じられます。
今まで物で埋まっていたスペースが空くことで、家全体が明るく開放的な雰囲気になります。
50代からの暮らしに、新鮮な空間の広がりと心地よさをもたらしてくれます。
家が広く感じられるのは
うれしいですね
4.日々の掃除や片付けが楽になる
物が少なくなれば、掃除や片付けにかかる時間と労力が大幅に減ります。
特に50代になると体力的な負担も気になり始めますが、持たない暮らしなら、すみずみまでサッとキレイに保てます。
掃除機をかける時も、物を動かす手間が少なくなるので、ラクラク綺麗を維持できます。
掃除の時間が
短くなるのは助かるわ
5.買い物の判断基準が明確になる
持たない暮らしを始めると、買い物に対する考え方が自然と変わってきます。
「本当に必要か」「今の暮らしに合っているか」という判断基準が、50代の経験と共に確立されていきます。
無駄な買い物が減ることで、家計の節約にもつながります。
ムダ遣いが減るのは
いいことですね
6.物を探す度にイライラしない
50代になると、物を探す時間がどんどん増えていきます。
でも、持たない暮らしなら、必要最小限の物だけを効率的に収納できるので、探し物にストレスを感じることがほとんどなくなります。
物の定位置が決まり、すぐに見つけられる快適さを実感できます。
探し物で時間を
使わなくなるのね
7.老後の引っ越しがしやすい
50代は、これからの住まいについて考え始める時期でもあります。
持たない暮らしを心がけていれば、将来の引っ越しもグッと楽になります。
老後に向けて住み替えや子供との同居を考える時も、身軽に対応できるのが大きなメリットです。
将来の不安が
減りそうです
8.来客時の準備が簡単になる
物が少ないと、来客時の片付けも驚くほどスムーズになります。
普段から整理された空間なので、急な来客でも慌てることなく、リラックスして対応できます。
おもてなしに使う時間を、会話や料理の準備に回せるようになります。
おもてなしを
楽しめそうね
以上、50代から始める持たない暮らしのメリット8つを詳しく解説しました。
メリットを知れば
始める気持ちが高まるじゃろう!
一度にすべてを変える必要はありません。
できることから少しずつ始めていけば、快適な暮らしが待っています。
デメリット5つ
50代から始める持たない暮らしには、注意すべきデメリットもあります。
- 思い出の品との別れに悩む
- 家族の理解を得るのが難しい
- 突然必要になった時にこまる
- 買い物の我慢がストレスになる
- 急な来客時の寝具などが不足する
先回りして対策を考えておきましょう。
1.思い出の品との別れに悩む
50代になると、長年大切にしてきた思い出の品がたくさんあります。
特に子育ての記録や子供の作品など、手放すことに強い抵抗を感じる物が多くなります。
とはいえ、すべてを残しておくと、本当に大切なものが埋もれてしまう可能性も。
思い出の整理って
悩みそうね
2.家族の理解を得るのが難しい
持たない暮らしへの意識は、家族それぞれで異なることがほとんどです。
特に50代の場合、同居する家族から「なぜ今更?」という反応をされることも。
一方的な押しつけは、家族間の軋轢を生む原因にもなりかねません。
家族の気持ちにも
配慮が必要なんですね
3.突然必要になった時にこまる
物を減らしすぎると、急に必要になった時に困ることがあります。
特に50代は、親の介護や孫の世話など、予期せぬ事態で特定の物が必要になるケースも。
すぐに購入できないものもあるため、慎重な判断が求められます。
確かに介護や孫の世話は
急に始まるかも
4.買い物の我慢がストレスになる
持たない暮らしを意識するあまり、必要な物まで我慢してしまうことも。
「これくらいなら…」という気持ちを過度に抑制すると、ストレスが溜まっていきます。
50代だからこそ、快適な暮らしのために必要な物は、しっかり選んで揃えたいものです。
我慢し過ぎは
良くないですね
5.急な来客時の寝具などが不足する
50代になると、遠方の友人や親戚が泊まりに来ることも増えてきます。
必要最小限の暮らしを目指すあまり、来客用の寝具や食器などが不足して、おもてなしに支障が出ることも。
必要に応じて、レンタルやシェアの活用を考えておくと安心です。
そうね、おもてなしは
大切にしたいわ
以上、50代から始める持たない暮らしのデメリット5つを詳しく解説しました。
デメリットを知っておけば
対策も立てやすいぞ!
これらのデメリットは、事前に把握しておくことで十分に対応可能です。
焦らず計画的に進めていけば、快適な持たない暮らしを実現できます。
50代が「持たない暮らし」に失敗しない6つのポイント
持たない暮らしを50代から始めるなら、いきなり物を手放すのではなく、計画的に進めることが大切です。
- 一度に大量の物を断捨離しない
- 必要なモノの基準を明確にする
- 買い物ルールを家族で共有する
- 家族と十分に話し合いの時間をもつ
- 思い出の品は写真に残してから手放す
- 老後の生活変化を見据えて判断する
これらのポイントをしっかり押さえて、無理のない持たない暮らしを目指していきましょう。
1.一度に大量の物を断捨離しない
50代からの持たない暮らしは、焦らずゆっくりと進めることが成功への近道です。
一度に大量の物を手放すと、後悔したり、日常生活に支障が出たりする可能性があります。
以下のステップで進めていくのがおすすめです。
- まずは使用頻度の低い物から始める
- 1週間に1つの引き出しや棚を目安にする
- 季節の変わり目に衣類の見直しをする
- 期限切れの物は迷わず処分する
少しずつなら
続けられそうです
2.必要なモノの基準を明確にする
持たない暮らしを始める前に、自分にとって「必要な物」の基準をはっきりさせましょう。
以下のチェックポイントを参考に判断します。
- 過去1年以内に使用したか
- 今の生活に本当に必要か
- 同じような物が他にないか
- 修理して使えるものか
- 処分しても代用できるものがあるか
基準があると
判断しやすいわね
3.買い物ルールを家族で共有する
50代の持たない暮らしを継続するには、新しい物を家に入れないための買い物ルール作りが重要です。
家族で共有したいルールの例です。
- 「1つ入れたら1つ出す」を基本にする
- 衝動買いを避けるため、その場で買わない
- セール品は本当に必要か考える
- 収納場所を先に決めてから購入する
ルールがあると
ブレにくいですね
4.家族と十分に話し合いの時間をもつ
持たない暮らしは、家族全員の協力があってこそ、スムーズに進められます。
特に50代の場合、配偶者や子供との合意形成が大切です。
以下のポイントを意識して話し合いましょう。
- 持たない暮らしを始めたい理由を説明する
- 家族それぞれの大切な物を把握する
- 無理強いはせず、少しずつ理解を得る
- 共有スペースから始めることを提案する
家族の気持ちも
大切にしたいわ
5.思い出の品は写真に残してから手放す
50代までに集めた思い出の品々は、写真に残してからデジタル保存する方法がおすすめです。
整理の具体的な手順です。
- 思い出の品を1か所に集める
- きれいに写真を撮影する
- 日付や思い出を記録する
- クラウドにバックアップを取る
- 現物は厳選して必要最小限だけ残す
写真で残せば
安心できますね
6.老後の生活変化を見据えて判断する
50代は老後の生活を具体的に考え始める時期です。
将来の暮らしを見据えた上で、物との付き合い方を見直していきましょう。
以下の視点で判断すると良いでしょう。
- 老後の収納スペースを想定する
- 体力の衰えを考慮して判断する
- 将来の住み替えも視野に入れる
- 管理や手入れが簡単な物を選ぶ
将来のことも
考えないとね
以上、50代が持たない暮らしに失敗しないための6つのポイントを詳しく解説しました。
この6つを意識すれば
成功間違いなしじゃ!
これらのポイントを意識しながら進めれば、きっと理想の暮らしが実現できるはずです。
では次に、実際に50代で持たない暮らしを始めた人の体験談を見ていきましょう。
【体験談】50代で「持たない暮らし」を始めた1年目の声
50代から持たない暮らしを始めた人は、実際にどんな変化を感じているのでしょうか。
様々な思いや不安を抱えながらスタートを切った先輩たちの生の声を集めてみました。
実際の体験談が
参考になりそうです
これから紹介する体験談は、すべて持たない暮らしを始めて1年が経過した50代の方々の声です。
特に暮らしの変化や心境の変化、直面した困難とその乗り越え方などに注目してご覧ください。
先輩たちの経験から
学べそうね
きっと、あなたの持たない暮らしへの第一歩のヒントが見つかるはずです。
高橋 正雄さん(54歳・埼玉県)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 定年後の生活を考えていた時、本棚から古い書類が溢れ出して足の指を強打したんです。
20年以上前の書類や、一度も開いていない参考書が山積みになっていました。
妻と一緒に片付けを始めたところ、こんなにモノを持っていたのかと愕然としました。
まずは本棚から整理を始め、電子書籍に切り替えられるものは切り替えることにしました。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- リビングが広く感じられるようになり、掃除の時間も短縮できました。
休日は趣味の園芸に使える時間が増え、ベランダで育てた野菜を収穫する楽しみができました。
モノを減らすことで、自分が本当に大切にしたいものが見えてきたんです。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 思い出の品を手放した後、急に不安になることがありました。
特に子どもの頃の思い出の品は、写真に撮って保存するようにしましたが、最初の頃は戸惑いも多かったです。
でも、写真データを見返すことで十分だと気づきました。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- 焦らずに、できることから始めるのがいいと思います。
一つずつ片付けていくと、自然と要らないものが分かってきます。
私の場合は、本棚の整理から始めて、少しずつ範囲を広げていきました。
終わりはないかもしれませんが、それも楽しみの一つだと思っています。
佐藤 真理子さん(56歳・福岡県)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 実家の片付けをした時です。
母が認知症で施設に入り、40年分の思い出の品々を整理することになりました。
その時、自分の家もいずれ子どもに同じ苦労をさせるのではと気づき、片付けを決意しました。
今のうちに必要なものを見極めておきたいと思ったんです。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- 朝起きた時の気分が全然違います。
玄関から寝室まで、すっきりとした空間を歩くだけで心が軽くなります。
家事の時間が半分になり、趣味の絵手紙を楽しむ余裕ができました。
友人を気軽に招けるようになったのも嬉しい変化です。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 夫が「自分の物は自分で決める」と片付けに非協力的でした。
でも、リビングの変化を見て徐々に協力的になり、今では自分から不要品を見つけてきます。
根気よく続けることで、家族の理解も得られました。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- まずは使っていないものから始めるといいですよ。
捨てるのではなく、整理整頓で心地よい空間を作るんだと考えると、気持ちが楽になります。
家族がいる方は、無理強いせず、少しずつ理解を得ていくことをお勧めします。
渡辺 健一さん(53歳・石川県)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 単身赴任先から戻った時です。
3年間、最小限の持ち物で暮らしてみて、意外と不便を感じなかったんです。
むしろ、実家に戻って大量の持ち物を目にした時、強い違和感を覚えました。
そこで、家族と相談して持ち物を見直すことにしました。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- 物を選ぶ基準が変わりました。
「これは本当に必要か」と考える習慣がつき、衝動買いが激減しました。
財布の中身も見直して、カードを整理したら、支出を把握しやすくなりました。
休日は家族でキャンプに行く時間も増えました。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 季節の行事で使う道具類を処分しすぎて、困ることがありました。
特に正月飾りや雛人形は、写真だけでは寂しいと家族から指摘されました。
今は、伝統行事に使うものは、コンパクトなサイズに替えて残しています。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- 50代は変化の時期だと思います。
これからの暮らしを考えながら、本当に大切なものを選んでいけばいいんです。
家族との思い出の品は、みんなで相談しながら整理すると、新しい会話が生まれて楽しいですよ。
木村 千恵子さん(55歳・京都府)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 長年勤めた会社を早期退職した時です。
退職金を受け取ったものの、これからの生活への不安が大きかったです。
そんな時、シンプルな暮らしの本に出会い、支出を減らしながら心豊かに生きる方法があると知りました。
夫も定年が近く、二人の新しい生活様式として始めることにしたんです。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- 部屋の空間が広がると同時に、心にも余裕が生まれました。
服を30着まで減らしたら、毎朝の服選びのストレスがなくなりました。
化粧品も最小限にして、スキンケアが楽しくなりました。
何より、モノを大切に使う意識が自然と身についてきました。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 趣味の着物を手放した後、お茶会に着ていく物がなくて困りました。
でも、知人から着物をお借りする機会が増え、かえって人との繋がりが深まりました。
今では、必要な時だけレンタルする方法を見つけ、うまく付き合えています。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- 年を重ねるほど、モノへの執着が強くなりがちです。
でも、本当に必要なのは、心の豊かさだと気づきました。
一つひとつのモノに「ありがとう」と言いながら手放すと、不思議と心が軽くなりますよ。
野口 浩司さん(51歳・愛知県)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 引っ越しを機に始めました。
段ボール箱が50個以上あり、新居に全部は入らないと分かった時は焦りました。
でも、荷物を減らすことで、新生活を前向きに考えられるようになったんです。
特に、仕事関係の書類は全てデジタル化することにしました。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- 朝型の生活に自然と変わっていきました。
モノが少ないと掃除が楽で、休日の朝も気持ちよく過ごせます。
片付けに使っていた時間を使って、週末はジョギングを始めました。
体調も良くなり、仕事の効率も上がってきました。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 電動工具など、たまにしか使わないものを処分したら、意外と必要な場面が多くありました。
近所付き合いがあまりない地域だったので、借りることも難しかったです。
今は、共有できる物は近所の人と話し合って、シェアするようになりました。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- シンプルな暮らしは、新しい可能性を開いてくれます。
物を減らすことは、人生の選択肢を増やすことだと気づきました。
一度始めると、どんどん快適になっていくので、小さな一歩から始めてみてください。
小林 美琴さん(58歳・長野県)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 長年続けてきた料理教室を閉めることになった時です。
調理器具や食器が段ボール30箱以上あり、これからの暮らしに必要か悩みました。
夫と二人の生活を考え直し、思い出の品は写真に収めて、使用頻度の高いものだけを残すことにしました。
新しい暮らしへの第一歩でした。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- キッチンがすっきりとして、料理が今まで以上に楽しくなりました。
道具が少ないぶん、一つ一つを丁寧に扱うようになり、手入れも行き届くようになりました。
シンプルなキッチンで過ごす時間が、新しい趣味として定着しています。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 教室の生徒さんから道具の使い方を聞かれても、手放してしまった物は実演できませんでした。
でも、基本の道具で代用する方法を考えるようになり、かえって創意工夫が生まれました。
今では、シンプルな道具で作れるレシピを提案できるようになっています。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- 長年の習慣を変えるのは勇気がいります。
でも、変化を受け入れることで、新しい自分に出会えるんです。
持ち物が減ることで増える時間を、自分らしく使えることが何より嬉しいですよ。
井上 達也さん(52歳・千葉県)
- 「持たない暮らし」を始めたきっかけは?
- 自転車で通勤を始めてからです。
駐車場代や車の維持費を考え直したら、年間100万円近い出費になっていました。
それなら、と車を手放して、その分を将来の生活資金に回すことにしました。
健康第一の生活への転換点になりました。 - 心と生活に起きた具体的な変化は?
- 毎日の自転車通勤で体が軽くなりました。
休日も車に頼らず、徒歩や自転車で行動するようになって、地域の発見が増えました。
移動手段を変えただけで、生活の質が大きく向上したんです。 - 1年目で予想外に起きた困りごとは?
- 突然の雨や荷物の多い買い物で、車がないのは不便だと感じることもありました。
でも、天気予報をこまめにチェックする習慣がつき、計画的な行動が身についてきました。
今では、必要な時だけカーシェアを利用しています。 - 「持たない暮らし」を考える50代の人へ
- 年齢を重ねても、新しいことを始められます。
物を減らすことで、かえって選択肢が増えるのが不思議です。
健康面でも経済面でも、これからの人生を豊かにする方法が見つかるはずです。
以上、体験談を紹介しました。
「持たない暮らし」は、物を減らすことが目的ではありません。
50代という人生の転換期に、自分にとって本当に大切なものを見つめ直すきっかけなのです。
まずは身近なところから、あなたらしい暮らしの第一歩を踏み出してみませんか。
まとめ:「持たない暮らし」で新しい人生の第一歩を
今回の不動産とーくは『50代から始める「持たない暮らし」メリットデメリット&体験談』と題して、下記の項目を解説しました。
- 50代から始める「持たない暮らし」メリットデメリット
- 50代が「持たない暮らし」に失敗しない6つのポイント
- 【体験談】50代で「持たない暮らし」を始めた1年目の声
今回のテーマはどうじゃった?
50代からの「持たない暮らし」は、心と時間にゆとりを生み出す大きなチャンスです。
物を減らすことで、掃除や片付けの手間が減り、家の中が驚くほど広くなります。
小さな一歩から
始めてみるのじゃ!
必要なものを見極めて、好きなものだけに囲まれた快適な暮らしを実現できます。
思い出の品との別れに戸惑いを感じるかもしれませんが、写真に残して思い出を大切にしながら、新しい暮らしへの一歩を踏み出せます。
家族との対話を重ねながら、老後の生活も見据えたゆとりある暮らしづくりを進めていきましょう。
この記事を読んでくださったあなたの新しい暮らしづくりが、素敵なものになりますように。心からお祈りしています。
以上『50代から始める「持たない暮らし」メリットデメリット&体験談』でした。
「住み替えって50代では遅すぎる?」 「このまま年を重ねても今の家では…」 「老後を考えると今がチャンスかも…」 子育ての終了や退職後の生活を見据えて、50代から住み替えを検討する人が増えています。 50代は、まだまだ体 …