
「中古マンションがずっと売れない…」
マンション売却に疲れたとはいえ、やめるわけにもいかない人も多いのではないでしょうか。
最近は内覧予約もなく、たまにある内覧もさっと見学して帰る程度…こんな状況はどっと疲れますよね。
一般的に、マンションが売却できる期間のイメージは下記の通り。
0~3ヶ月 | 早い |
---|---|
4~6ヶ月 | 普通 |
7~9ヶ月 | 少し遅い |
10~12ヶ月 | 遅い |
1年超 | 非常に遅い |
6ヶ月を超えると遅い枠に入り、何か対策をしないとこのままズルズルいくケースも多いです。
この記事では、不動産業界17年のプロが『中古マンション売却に疲れた…6ヶ月以上ずっと売れない原因と対策』と題して徹底解説します。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産業界17年。相談件数2,800件超・査定件数2,000件超。不動産コンサルティング事業を行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表。≫詳しいプロフィール
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブルなど、売却力と知名度が特に評判の大手6社が運営。
ワンランク上の大手不動産会社に変更して、売れないマンションを早く売却したい人はこちら ≫もっと詳しく
※査定後に売却するしないは自由
中古マンション売却に疲れた人へ
6ヶ月以上ずっと売れない大半の原因[3つ]
中古マンションが6ヶ月以上ずっと売れない場合、大半の原因は以下の3つです。
「マンション売却に疲れた…」と悩む前に、どの原因に当てはまるか、まずはチェックしてみましょう。
1.売り出し価格が高い
『売り出し価格が高い』は、中古マンションが6ヶ月以上ずっと売れない大半の原因の1つです。

これは言うまでもないじゃろう
過去1~2年以内に同マンション内の他住戸が売却した価格、そして今現在の他住戸の売り出し価格と比べて高い場合は、早めに見直す必要があるでしょう。
特に今現在、同マンション内の他住戸が複数売却中の場合は価格競争におちいっている可能性があります。
2.不動産会社に営業不足
『不動産会社に営業不足』は、中古マンションが6ヶ月以上ずっと売れない大半の原因の1つです。
同マンション内、周辺マンションで問題なく売買が行われていて、売り出し価格も相場通りで売却できない場合は、原因はほぼ間違いなく「不動産会社」にあります。
- 内覧予約がない
- 接客の対応が悪い
- 地域で知名度がない
- 広告に魅力を感じない
- 担当営業マンが頼りない
買い手への売却チャンスを失っている可能性や、マンションの魅力が買い手に伝わっていない可能性大です。

心当たりはないか?
また、ずっと売れない状況をマンションのせいにして、積極的な売却活動をなかば諦めているケースもゼロではありません。
今の今まで不動産会社側から何の改善提案もない場合は、できるだけ早く他社へ変更した方がいいでしょう。
3.マンション自体に問題あり
『マンション自体に問題あり』は、中古マンションが6ヶ月以上ずっと売れない大半の原因の1つです。
例えば、
- ずさんな管理状況
- 外観や構造の老朽化がひどい
- 山手の立地で土砂災害の危険あり
買い手の購入意欲が無くなる要素がある場合はかなり苦戦するでしょう。
ただ、この場合は売り出し価格を値下げすることで、売却できる可能性はあります。
以上、中古マンション売却に疲れた人へ6ヶ月以上ずっと売れない原因を解説しました。
現状で売り出し価格は適正、マンション自体に大きなデメリットが見られない場合は「不動産会社変更」での対策をおすすめします。
中古マンションがずっと売れない…
どんな不動産会社に変更して対策すべき?
中古マンションが6ヶ月以上ずっと売れない場合「不動産会社変更」の検討をおすすめします。
適正な売り出し価格にもかかわらず、内覧予約もない状況でマンション売却に疲れた人は、早々に検討して対策した方がいいでしょう。
では、どんな不動産会社に変更すべきでしょうか?
売却力と知名度の高い
「大手不動産会社」へ変更がおすすめ!
結論を言えば、売却力と知名度の高い「大手不動産会社」への変更をおすすめします。
変更の候補は、三井のリハウス・東急リバブル・住友不動産販売・野村の仲介など、全国で抜群の知名度をもつ大手不動産会社です。

理由は下記4つじゃ!
- 手持ち顧客数が多い
- 営業マンの人数が多い
- 広告にかける資金力が強い
- 買い手から見て安心感が高い
また、業界17年の実体験から言えば、中古マンション売却は大手不動産会社の取引数が目立って多い傾向にあることも大きな理由の1つです。
3社以上の大手不動産会社を比較する
ただし、大手不動産会社といえど、特徴や対応の優劣は様々なので、

これが重要じゃな!
具体的には、各大手不動産会社へ査定依頼を行ない、売却相談を通して以下の点を比較します。
- 対応
あなたへの対応の良し悪しがそのまま買い手への対応にもなります。 - 知名度
地域で知名度の高い不動産会社に買い手が集まる傾向にあります。 - 店舗の場所
人目につきやすくアクセスの良い店舗には来店顧客が集まりやすいです。 - 広告活動の方法
広告活動は買い手からの問い合わせや内覧予約の数に直結します。 - 地域情報の詳しさ
地域の魅力をしっかり伝えられる営業マンは成約率が高いです。
もし比較が難しい場合は、あなた自身が買い手目線になって「この不動産会社から中古マンションを買いたいと思うか?」を基準に比較するとうまくいきます。
ずっと売れない状況を繰り返さないためにも、しっかり比較して最も高い売却力を期待できる大手不動産会社に変更しましょう。
※今すでに大手不動産会社にマンション売却を任せている場合は、別の大手3社以上を比較した上で変更を検討してみて下さい。

でも、もう疲れた…
3社以上なんて手間がかかりそう…

それなら「大手限定の不動産一括査定」がおすすめじゃ!
業界17年のプロがおすすめ!
大手限定の不動産一括査定サイトがコレ!
3社以上の大手を比較するなら『すまいValue』の一括査定が便利です。
すまいValueは、年間12万件以上の売却実績をもつ大手不動産会社に一括査定できる人気サイト。
業界でも売却力と知名度が特に評判の大手6社に絞って比較できるので、ずっと売れない中古マンションでも早期売却が充分に期待できます。

具体的に依頼可能な大手不動産会社は下記6社じゃ!

テレビCMでよく見る会社も多いね!
先に解説した通り、大手不動産会社といえど特徴や対応の優劣は様々。
中古マンションがずっと売れない状況を繰り返さないためには、
これが重要なポイントです。
『すまいValue』を使えば、スマホかパソコンから1~2分でまとめて査定依頼できるのでとても簡単に比較できます。
また、査定依頼したからといって必ず不動産会社を変更する必要はありません。
中古マンションがずっと売れない状況を本当に改善できるか相談して、ヒントを得るだけでも価値はあるでしょう。
※査定後に売却するしないは自由

スピーディーな対応が気持ち良い印象でした。
知名度があるせいか、心配点は無かったです。

売却実績がある大手は説得力も違いますね。
丁寧な査定結果で、売却初心者の私でもわかりやすく理解できました。

査定額の根拠には「なるほど」の一言。
色々突っ込みたい性格ですが納得の査定でした。
※査定後に売却するしないは自由
地方で大手が対応不可の場合は?
地元の不動産会社をしっかり比較しよう!
地方のマンションでは「大手不動産会社が対応不可」の場合があります。
すまいValueの6社他、ほとんどの大手不動産会社は都市部や市街地を主な営業エリアにしているからです。
すまいValue公式サイトで最初に町名を入力して、
上記のメッセージが表示される場合は「大手不動産会社は対応不可」です。
その他全国区の大手には、三井住友トラスト不動産・みずほ不動産販売・三菱UFJ不動産販売・積水ハウス不動産・日本住宅流通・長谷工リアルエステート・近鉄不動産・大京穴吹不動産・住友林業ホームサービスなどもありますが、すまいValue内の業界トップ3「三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブル」でエリア外ならどこも難しいでしょう。

大手が対応不可な地域は仕方ないわね…

「地元の不動産会社」を比較じゃ!
やることは変わらんぞ!
では、すまいValueに変わり、地元の不動産会社をしっかり比較できる一括査定サイトは下記2つがおすすめです。
どちらも地方を充分にカバーできる登録社数があり、大手上場企業の運営なので安心して利用できます。

迷ったら「スーモ売却」じゃな!

「ライフルホームズ」の方が登録社数が多いですよ?

「スーモ売却」は、独自の審査基準に通過した不動産会社だけが登録しているからじゃ!
まずは「スーモ売却」を見て、もし対応可能な不動産会社が少ないようなら「ライフルホームズ」を併用する流れがおすすめです。
以上、一括査定を使って不動産会社の変更を検討し、中古マンションがずっと売れない状況を1日も早く改善して下さいね。
中古マンション売却に疲れた…
不動産会社を変更する際の注意点
ずっと売れない中古マンションを不動産会社変更で改善したいとはいえ「今すぐの変更は難しいことが多い」です。
今現在、マンション売却を任せている不動産会社との「媒介契約によって売却活動期間が縛られている」からです。
つまり、原則は媒介契約解約後に不動産会社変更になります。

媒介契約は3種類じゃ!
それぞれで契約期間が違うぞ!
種類 | 期間 | 途中解約 |
---|---|---|
専属専任媒介契約 | 3ヶ月以内 | 原則不可 |
専任媒介契約 | 3ヶ月以内 | 原則不可 |
一般媒介契約 | 制約なし(目安3ヶ月) | 原則いつでも可 |

現状のマンション売却に疲れた人も、専属専任・専任媒介の場合は期日を待って変更ですか…
ただ、専属専任または専任媒介契約の場合でも、中古マンションがずっと売れない原因が「積極的な売却活動や広告活動をしていない」など不動産会社や営業マンの怠慢によることが明らかな場合は、追及して途中解約できる可能性もあります。

ずっと売れない中古マンションに諦めモードな会社もあるからの~

運が良ければ途中解約ができるかもね
まずは、手元の媒介契約の種類と期日をチェックしましょう。
まとめ
今回の不動産とーくは『中古マンション売却に疲れた…6ヶ月以上ずっと売れない原因と対策』と題して、下記の項目を解説しました。
売却中のマンションへ内覧に来ない…不安ですよね?この記事では、マンション売却で成約までの内覧件数、買い手が来ない原因、内覧件数を増やす対策などを詳しく解説しています!

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三井のリハウス・住友不動産販売・東急リバブルなど、売却力と知名度が特に評判の大手6社が運営。
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※査定後に売却するしないは自由
以上『中古マンション売却に疲れた…6ヶ月以上ずっと売れない原因と対策』でした。