![マンション売却で内覧になぜ来ない?内覧件数を増やす対策[6選]](https://realestate-talkbar.jp/wp-content/uploads/2021/04/f115u578.jpg)
「は~今週も内覧なしなのか…」
「そもそも問い合わせがない…」
あなたの状況はどうでしょうか?
マンション売却において、内覧に来ない状況は1日も早く改善したいもの。
売却は買主の内覧なしでは一向にあり得ないからです。
くれぐれも売却のタイミングを逃す前に、内覧に来ない原因を知り、内覧件数を増やす対策を立てるべきです。
この記事では、不動産業界17年のプロが『マンション売却で内覧になぜ来ない?内覧件数を増やす対策[6選]』と題して徹底解説します!
あなたのマンションへの内覧件数が改善し、早期に売却されるきっかけになれば幸いです!
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
-
不動産業界17年。相談件数2,800件超・査定件数2,000件超。不動産コンサルティング事業を行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表。≫詳しいプロフィール
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
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1ヶ月も内覧に来ないのは不安ですよね

マンションは早期売却が基本じゃからの~
マンション売却で成約までの内覧件数は?平均で何件ぐらい?
マンション売却の経験者113名に実施したアンケートによると、「成約までの内覧件数」は以下の通りです。
平均3~5件の内覧で売却できた人が多いようですが、内覧件数はあくまで目安です。
アンケート結果からもわかるように、たった1件2件の内覧で売却できる場合もあれば、10件15件の内覧でも決まらない場合もあるからです。
また、人気立地にもかかわらず、週1~2件しか内覧に来ないなら件数は「少ない」。
一方、不人気な立地なのに、週1~2件の内覧があるなら件数は「多い」と考えられます。
それはそうと、売却中のマンションへ1ヶ月も2ヶ月もずっと内覧に来ないのは問題…。
考えられる原因は何なのでしょうか?
1ヶ月も内覧件数なし…マンション売却で内覧に来ない原因[6つ]
マンション売却で内覧に来ない原因は以下の6つです。
- 広告が魅力的ではない
- 不動産会社に問題がある
- 相場より売却価格が高い
- 立地に需要が無い
- マンション自体に難あり
- 競合マンションが多い
いつまでたっても内覧なし、なかなか内覧件数が増えない場合は必ず原因があります。
複数に当てはまる場合は、そもそも問い合わせがない人も多いでしょう。

1つずつ見ていくぞ!
1.広告が魅力的ではない
『広告が魅力的ではない』は、マンション売却で内覧に来ない原因の1つです。
買主が、広告をきっかけにあなたのマンションに興味をもつかが、内覧予約のカギだからです。
魅力がない広告ではなかなか内覧に来ないでしょう。

主にインターネット広告じゃ!

今はスマホで物件を探す人が多いもんね
特に、知名度の高いSUUMO(スーモ)やHOME’S(ホームズ)などの不動産情報サイトから資料請求や内覧予約が多い傾向があります。
不動産情報サイトには、マンションや一戸建てとわず多くの売却物件が一覧に並びます。
つまり、その中で買主の目を引くことができなければ、あなたのマンションは印象に残らず埋もれてしまい、内覧件数の増加につながらないわけです。

あなたのマンションの情報はちゃんと買主に届いているかの~?
以上から『広告が魅力的ではない』ことは、マンション売却で内覧に来ない原因です。
2.不動産会社に問題がある
『不動産会社に問題がある』は、マンション売却で内覧に来ない原因です。
買主と接点をもち、内覧予約に向けてあなたのマンションを直接アピールするのは不動産会社だからです。
数ある不動産会社を比較すると、
- 販売力なし
- 集客力なし
- 実績なし
- 知名度なし
などの他、広告費をケチる売却活動に消極的な業者も中にはあります。

…内覧に来ないこともうなずけますね
また、マンションの売却情報を囲い込みする、モラルに反した不動産会社もまれにありますので注意が必要です。
通常、売却物件の情報は、各不動産会社と情報共有するレインズ(REINS)に登録して、他社協力の上で早期売却を目指します。
ただし、自社で見つけた買主に売却する方が報酬(仲介手数料)は大きいことから、他社に情報を出さず囲い込みされることもあるわけです。
これでは、多くの買主にマンションの売却情報をアピールできません。
内覧件数は伸びず、限られた買主しか内覧に来ないと言えます。
不動産会社選びを間違って、マンション売却に失敗するケースは良くある話です。
以上から『不動産会社に問題がある』ことは、マンション売却で内覧に来ない原因です。
3.相場より売却価格が高い
『相場より売却価格が高い』は、マンション売却で内覧に来ない原因です。
多くの買主は、必ず周辺物件と価格を比較します。
周辺の類似マンションが相場通りの価格なら、あなたのマンションに価格以上の魅力がない限り内覧につながらないからです。
間取り、築年数、階数などの条件が似ている場合、一番安い価格のマンションに内覧件数が集まる傾向にあります。
よって『相場より売却価格が高い』ことは、マンション売却で内覧に来ない原因の1つになります。

不動産情報サイトで、周辺の競合マンションをチェックしてみるといいじゃろう
4.立地に需要が無い
『立地に需要が無い』は、マンション売却で内覧に来ない原因の1つです。
不動産の中でも、特にマンションは立地が命。
人気とは言わないまでも、立地に住みたい魅力が無ければ、売却中の内覧件数は伸びないからです。
- 駅やバス停まで遠い
- 近くに買い物施設がない
- 小中学校が近くにない
- 治安や環境が悪い
などの立地です。
特に利便性は大事と言えるでしょう。

外から見て住みたいと思える立地かどうかじゃ!
以上『立地に需要が無い』ことは、マンション売却で内覧に来ない原因です。
5.マンション自体に難あり
『マンション自体に難あり』は、売却中に内覧へ来ない原因の1つです。
極端に価格が安くない限り、多くの人が敬遠するため、ずっと内覧なしのマンションも多いでしょう。
例えば、次のようなマンションです。
- 向かいのマンションから部屋が丸見え
- 過去に事件や事故が起きた
- 近くにある工場の騒音がひどい
- 管理費や修繕積立金が高過ぎる
- マンション管理会社に問題あり
などです。
何かしら難ありのマンションは、ネット上で悪い口コミや評判が広まっていることもあります。
よって『マンション自体に難あり』は、売却中に内覧へ来ない原因です。
6.競合マンションが多い
『競合マンションが多い』は、マンション売却で内覧に来ない原因です。
買主からすれば選びたい放題だからです。
あなたのマンションは、売却中の競合マンションと下記ポイントを比較するとどうでしょうか?
- 価格
- 広さ
- 間取り
- 築年数
- 管理費と修繕積立金の額
- 日当たり
- 階数
- 施工会社
競合マンションより1つでも多くの優れた魅力がなければ、内覧件数は伸びません。
競合マンションが多く比較対象が増えれば、もちろん条件の良いマンションから売れていきます。
数がある程度減らない限り、買主が内覧に来ない場合も多いでしょう。
以上から『競合マンションが多い』ことは、マンション売却で内覧に来ない原因の1つです。
以上、マンション売却で内覧に来ない原因を解説しました。
- 広告が魅力的ではない
- 不動産会社に問題がある
- 相場より売却価格が高い
- 立地に需要が無い
- マンション自体に難あり
- 競合マンションが多い
マンション売却であなたも内覧に来ない状況に悩んでいるなら、売却力の高い「大手不動産会社」への変更を強くおすすめします。
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原因がわかったところで、内覧件数を増やす対策を見ていきます。
マンション売却で内覧件数を増やす対策[6選]
マンション売却で内覧件数を増やす対策は以下6つです。
- 広告をチェックし改善を依頼する
- 売却活動の確認と改善を求める
- 不動産会社を変更する
- 売却価格を下げる
- 家具・照明など付加価値をつける
- 売却時期を変える

これらの対策で、内覧に来ない状況を改善するんじゃ!
1.広告をチェックし改善を依頼する
は、マンション売却で内覧件数を増やす対策です。
内覧に来ない原因が「広告に魅力ない」と考えられるなら特に効果的です。
対象は主に「インターネット広告」です。
あなたのマンションの売却情報を掲載している物件サイトを不動産会社に聞いてチェックしましょう。
この時、
- どんな情報を知りたいのか?
- どんな写真を見たいか?
- どんな文言が心に響くのか?
など、実際に購入する買主目線でのチェックが重要になります。
この他、周辺の競合マンションの掲載ページも見て、「比較して見劣りはないか?」の確認も忘れずに行ないましょう。
「改善した方がいいのでは?」と思うポイントがあれば、すぐに不動産会社に相談です。
買主目線で広告をチェックし改善することで、内覧件数の増加が大きく期待できます。
2.売却活動の確認と改善を求める
は、マンション売却で内覧件数を増やす対策です。
- どんな広告をどの媒体に出しているのか?
- 買主にはどんなアピールをしているのか?
- 何人の営業マンで売却活動をしているのか?
依頼以降、マンションの売却を不動産会社に任せっきりであれば、一度活動内容を具体的に確認して、不満に感じる部分があれば改善を求めましょう。

「なぜ内覧に来ないのか?」とストレートに聞いてもいいじゃろう
不動産会社との媒介契約が、
- 専属専任媒介なら1週間に1回以上
- 専任媒介なら2週間に1回以上
問い合わせ件数などの業務報告があると思いますが、業者によって簡単な場合がほとんどです。
そもそも一般媒介なら業務報告は任意ですからね。
担当の営業マンにできれば会って、具体的な報告と改善の提案を求めましょう。
うまく改善してもらえば、内覧件数の増加が見込めるはずです。
内覧に来ないまま時間だけが過ぎるのを黙って見ていても、状況は変わりませんからね。
何とか内覧件数を増やして、マンションの早期売却を目指しましょう。
3.不動産会社を変更する
は、マンション売却で内覧件数を増やす対策の1つです。
「2.売却活動の確認と改善を求める」で満足に対応してもらえず、「不動産会社に問題がある」とわかった場合は、できるだけ早く変更した方がいいでしょう。
このままマンションの売却を依頼していても、内覧に来ない状況が改善するとは思えませんからね。
ただし、不動産会社の変更はいつでも可能ではありません。
マンション売却の依頼時に結んだ媒介契約の残期間に注意してください。
専属専任媒介契約と専任媒介契約は、契約期間が原則3ヶ月です。
一般媒介契約なら法律上に契約期間の定めが無く、仮に期間の記載があっても途中解約できる場合が多いです。

手元の媒介契約書の種類と残期間を確認するといいぞ!
実際に不動産会社の変更を進めるなら「複数社を比較すること」が基本です。
この時、各社査定依頼から進めることになりますが、査定額の高さに目を奪われてはいけません。
査定額と実際の売却価格はイコールではないからです。
各不動産会社の販売力や実績、営業マンの熱意や対応など、マンション売却に直結する特徴を比較することが重要です。
信頼できる不動産会社や営業マンに切り替えて売却を任せることができれば、内覧件数の増加から早期売却に大きく期待できるでしょう。
4.売却価格を下げる
内覧に来ない原因が「相場より売却価格が高い」と考えられるなら特に効果的です。
これまで内覧なしでも、価格を変えた途端に内覧件数が増えて、そのまま売却できたマンションも少なくありません。

値下げをきっかけに「われ先に!」と飛びつく買主が結構いるんじゃ!
不動産会社に相談の上、競合マンションの価格帯や売れ行きを再度確認し、値下げ幅を判断するといいでしょう。
5.家具・照明など付加価値をつける
は、マンション売却で内覧件数を増やす対策の1つです。
- エアコン
- 照明器具
- カーテン
- カップボード(キッチン収納)
などの家具家電が付くマンションは、予算ギリギリで物件を探している買主に効果的です。
初期費用を抑えられることを理由に内覧件数が増えることがよくあります。

エアコンって新しく買えば10~20万しますからね(汗)

部屋に合うオシャレな照明なら嬉しいな♪

古い家具家電はダメじゃぞ!
広告で写真も掲載しながらうまくアピールできれば、競合マンションと一種の差別化もできるでしょう。
6.売却時期を変える
内覧に来ない原因が「周囲に競合マンションが多い」と考えられるなら効果的です。
まず、対策前に不動産会社へ、周辺で売却中のマンションが多い現状は「ずっとなのか?一時的なのか?」の確認です。
一時的であれば、いったん売却活動を中止して時期を見直すことで、競合が少ない時期を狙って再度売却を進めることができます。
競合のマンションが少なくなれば、地域であなたのマンションの希少性が高まります。
さらに、インターネット広告上に掲載物件が少なくなれば、買主の目に触れる機会が増えて、内覧件数の増加が期待できるでしょう。

売却を急いでいないなら検討してみるといいぞ!
以上、マンション売却で内覧に来ない状況を改善するために、内覧件数を増やす対策を解説しました。
- 広告をチェックし改善を依頼する
- 売却活動の確認と改善を求める
- 不動産会社を変更する
- 売却価格を下げる
- 家具・照明など付加価値をつける
- 売却時期を変える
マンション売却であなたも内覧に来ない状況に悩んでいるなら、売却力の高い「大手不動産会社」への変更を強くおすすめします。
まずは 無料 の『すまいValue一括査定』を使って、年間12万件以上の売却実績をもつ業界トップクラスの大手不動産会社をまとめて比較してみましょう ≫もっと詳しく
※査定後に売るor売らないは自由です
※主な査定エリア:東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・愛知・三重・北海道-札幌地域・宮城-仙台地域・広島・岡山・福岡(いずれも地方を除く)
まとめ:内覧が来ない状況を1日も早く改善しよう!
今回の不動産とーくは『マンション売却で内覧になぜ来ない?内覧件数を増やす対策[6選]』と題して、下記の項目を解説しました。

お役に立てたかの~?
マンション売却であなたも内覧に来ない状況に悩んでいるなら、売却力の高い「大手不動産会社」への変更を強くおすすめします。
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※主な査定エリア:東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・愛知・三重・北海道-札幌地域・宮城-仙台地域・広島・岡山・福岡(いずれも地方を除く)
マンションを売却し始めたのに一向に内覧へ来ない状況は、1日も早く改善すべきです。
特に売却開始後1~2ヶ月は情報が新鮮なため、内覧件数が多い傾向にあります。
もしこの時期に内覧なし、内覧件数が少ない、あるいは問い合わせがない場合は、何らかの問題を抱えていると考えていいでしょう。
不動産会社に相談しながら、改善を重ねていくことが重要です。
以上『マンション売却で内覧になぜ来ない?内覧件数を増やす対策[6選]』でした。