「転勤が決まって焦るばかり…」
「築44年なんて売れるのかな…」
「家族の引越し先も決めないと…」
関西圏への突然の転勤辞令を受け、築44年の中古マンションの売却を決意した山田さん。
築年数を気にして売却をためらう人も多い中、一括査定を活用した売却準備から始めて、内覧対応や値引き交渉まで着実に進めていきました。
わずか1ヶ月半という短期間で、当初の希望額を上回る3,150万円での売却に成功したそうです。
良好な管理状態と立地の強みを最大限にアピールし、11組もの内覧者を集めることができたとか。
この記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『【体験談】マンション売却ブログ|転勤族の山田さん1ヶ月半の記録』と題して、貴重な実体験を紹介します。
最後まで読めば、マンション売却の具体的な進め方や、売却価格を下げないための実践的なノウハウがわかります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
-
不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
- 山田 浩二さん(ヤマダ コウジ)
-
【年齢】48歳【居住地】神奈川県
【自己紹介】築44年の中古マンションを1ヶ月半で売却した。関西圏への転勤を機に、家族で住み替えを決意。一括査定で5社を比較し、信頼できる1社に任せた。値引き交渉はあったが、最終3,150万円で納得の結果に。居住しながらの内覧対応は11組。JR横浜駅まで15分圏内の好立地と、リフォーム歴や管理状態をアピールしたことで、当初の希望額を上回る売却を実現できた。※プライバシー保護により仮名
マンション売却の決断!1ヶ月半の記録&希望額超えの選択
今日は、神奈川県でマンション売却を経験された山田浩二さんのお話を伺います。
山田さん、本日は貴重な
ご経験をシェアいただき
ありがとうございます
私の経験が、同じように
マンション売却を考えている
人の参考になれば幸いです
- マンション売却を決意してから最初に取り組んだ準備は?
- 5社を比較して「この会社に任せよう」と決めた理由は?
- 値引き交渉はどんな展開?3,150万円で決断に至った経緯は?
- 1ヶ月半で早期に売却できた重要なポイントは何だった?
- 居住中に内覧11組の対応は大変だった?印象に残る内覧は?
- マンションの売却中に家族で協力した事や工夫した事は?
- 実際にマンションが売却できるまで最も心配だったことは?
- 売却時に「想定外だった」「早く知りたかった」と思うことは?
- 今、マンション売却を検討中の人へ実体験からアドバイスは?
それでは、具体的な売却のプロセスと成功の要因について、詳しくお聞きしていきましょう。
マンション売却を決意してから最初に取り組んだ準備は?
突然の転勤辞令を受け、最初は焦りで何から手をつければいいのか分からない状態だったと振り返る山田さん。
まずは妻と二人で
インターネットで売却事例を
徹底的に調べました!
売却事例の確認は
とても良い判断ですね
相場感がつかめますから
具体的な準備として、次の3つのステップを意識して進めていったそうです。
- マンションの管理組合に売却の意向を報告
- 必要書類(売買契約書や修繕履歴など)を整理
- 一括査定サイトで複数の不動産会社に査定を依頼
管理組合への報告を早めに済ませたことで、その後の売却活動がスムーズに進んだと言います。
管理組合の方から
修繕履歴や管理状態の
アピールポイントも
教えていただけました
5社を比較して「この会社に任せよう」と決めた理由は?
一括査定で対応した5社の不動産会社。
マンションブログで評判の高かった一括査定サイトを利用したそうです。
具体的な比較のポイントは
どんなところでしたか?
担当者の知識レベルと
築古マンションの
売却実績を重視しました
最終的に選んだ不動産会社は、次の3つの要素が決め手になったとのこと。
- 近隣の取引事例を具体的に説明してくれた
- 築古マンションの売却実績が豊富だった
- 売却までのスケジュールを明確に示してくれた
値引き交渉はどんな展開?3,150万円で決断に至った経緯は?
当初の希望額は3,000万円。
内覧者から「築年数が気になる」という声もあり、値引き交渉は避けられないと覚悟していたそうです。
具体的にどのような
値引き交渉が
あったのですか?
最初の購入検討者から
2,800万円での提案が
ありました
築年数を理由に値引きを求められましたが、次の3つの強みを粘り強くアピールしたそうです。
- JR横浜駅まで15分という好立地
- 修繕履歴が計画的に残されている点
- 管理組合の運営が安定している点
売主様の目線で物件の
価値を伝えることは
とても重要ですね
最初の購入検討者との交渉が続く中、新たに2組の購入希望者が現れました。
複数の申し込みが重なったことで、価格交渉での選択肢が広がったそうです。
その後、3,100万円と
3,150万円の2つの
購入申込みをいただき
とても驚きました
結果として、当初の希望額を上回る3,150万円での売却が決定。
最終的な購入者の決め手となったポイントは以下の3点だったそうです。
- 横浜駅へのアクセスの良さを実際に確認
- 最寄り駅周辺の商業施設の充実度
- 管理組合による建物の維持管理体制
築年数だけでなく
総合的な価値を評価
してもらえましたね
不動産会社の提案で
内覧時に修繕履歴を
開示したのも良かったと
思います
物件の価値を裏付ける資料をしっかり準備して開示することで、購入検討者の不安を解消できたと振り返ります。
1ヶ月半で早期に売却できた重要なポイントは何だった?
マンションの売却期間は、通常3~6ヶ月程度かかることが多い中、1ヶ月半という短期間での売却を実現できた理由について伺いました。
早期売却のポイントは
どんなところにあったと
お考えですか?
一括査定後すぐに
不動産会社を決めて
スピーディーに動けたのが
よかったと思います
築古物件でも、管理状態の良さと立地の強みを最大限にアピールすることで、多くの購入検討者の関心を集めることができたそうです。
具体的な成功のポイントとして、次の3つを挙げていただきました。
- 売り出し価格は近隣相場をしっかり考慮して設定
- 内覧前に室内の整理整頓を徹底的に実施
- 土日含めていつでも内覧に対応できる体制を整備
価格設定と内覧対応の
柔軟さは、早期売却の
重要なカギになりますね
居住中に内覧11組の対応は大変だった?印象に残る内覧は?
居住中の内覧対応は売主にとって大きな負担になりがちです。
平日の仕事がある中での対応は、家族全員に負担がかかったと振り返ります。
最初は緊張しましたが
回数を重ねるごとに
要領がつかめてきました!
内覧時の対応で特に気を付けた点について、次のようにまとめていただきました。
- 室温と換気に配慮して快適な室内環境を維持
- マンションや周辺環境の良い点を自然な形で説明
- 質問には誠実に答え、隠し事はしない姿勢を徹底
売主様ご自身が住んでいた
からこそ伝えられる魅力が
たくさんありますよね
特に印象に残った内覧者は、実際の住み心地や近隣の住環境について、具体的な質問をしてくれた方だったとか。
その方は最終的に
購入を決めてくださり
とても嬉しかったです
マンションの売却中に家族で協力した事や工夫した事は?
突然の転勤で限られた時間の中、家族全員で協力して売却活動を進めていったそうです。
具体的にどんな協力体制を
とられましたか?
妻は室内の片付けと
清掃を担当、子どもたちも
自分の部屋の整理を
頑張ってくれました
家族で決めた内覧対応のルールは、次の3点。
シンプルなルールを決めることで、スムーズな対応が可能になったそうです。
- 内覧予定が入ったら、すぐに家族LINEで共有
- 平日夜の内覧は週2回までに制限
- 土日の内覧は午前中を中心に設定
家族で情報共有しながら
無理のないペースで進める
ことが大切ですね
また、内覧時は必ず2人以上で対応するようにしていたとのこと。
安全面への配慮と、スムーズな対応を両立できたそうです。
実際にマンションが売却できるまで最も心配だったことは?
築44年という築年数が気がかりだったという山田さん。
売却活動を始めてからも、「このまま買い手が見つからなかったら」という不安が常にあったそうです。
具体的にどんな不安が
大きかったですか?
マンションブログなどで
築古物件は売りにくいと
書かれていたので
とても心配でした
特に気がかりだった3つのポイントについて、次のように語ってくれました。
- 築年数を理由に極端な値引きを求められないか
- 構造上の不具合を指摘されないか
- 購入申込み後のキャンセルはないか
不動産会社との
密なコミュニケーションが
重要になりますね
しかし、不動産会社から売却活動の進捗状況を細かく報告してもらえたことで、徐々に不安は解消されていったとのこと。
売却時に「想定外だった」「早く知りたかった」と思うことは?
マンション売却を経験して初めて気づいたことも多かったそうです。
具体的にどんな点が
想定外でしたか?
売却が決まってからの
必要書類の多さには
正直驚きました
特に「早く知っておけば良かった」と感じた点について、次のようにまとめていただきました。
- 売却時に必要な書類の準備に予想以上に時間がかかる
- 内覧前後の片付けは想像以上に体力を使う
- 引越しの日程調整は早めに始める必要がある
実際に売却を経験すると
気づく点は多いですよね
特に管理組合からの書類取り寄せには、想定以上に時間がかかったとのこと。
事前に必要書類リストを
もらえていたので助かりました
今、マンション売却を検討中の人へ実体験からアドバイスは?
最後に、これからマンション売却を考えている人へのアドバイスを伺いました。
どんなアドバイスを
お伝えしたいですか?
まずは複数の不動産会社の
意見を聞くことをおすすめします
実体験から得た具体的なアドバイスとして、次の3点を挙げていただきました。
- 売却前に必ず管理組合の理事会に相談する
- 必要書類は早めに準備を始める
- 内覧時のポイントを家族で共有する
具体的な準備が
売却をスムーズにする
ポイントになりますね
事前の準備と家族での情報共有が、スムーズな売却の重要なカギだったと語ります。
不安なことは不動産会社に
どんどん相談することをおすすめします!
最後に、一人で抱え込まず、専門家に相談しながら進めることの大切さを強調されていました。
ブログまとめ:不安を希望に変えた築44年マンションの売却
今回の不動産とーくは『【体験談】マンション売却ブログ|転勤族の山田さん1ヶ月半の記録』と題して、貴重な実体験を紹介しました。
突然の転勤で慌ただしい売却を迫られた山田さんですが、一括査定の活用で複数の不動産会社を丁寧に比較検討したことも、スムーズな売却につながりました。
売却準備の充実が
成功の近道です
特筆すべきは、マンション売却ブログを通じて得られた情報を参考に、良好な管理状態と駅近の立地を強みとして前面にアピールしたことです。
その結果、わずか1ヶ月半という短期間で、当初の希望額を上回る3,150万円での売却が実現しました。
この記事を読んでいただいた皆さん、マンション売却への一歩を踏み出す勇気をもらえましたでしょうか。
以上『【体験談】マンション売却ブログ|転勤族の山田さん1ヶ月半の記録』でした。
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