マンション1階は買うと後悔する?メリット&デメリット[全17選]

マンション1階のメリット&デメリットを中心に解説していきます。

「マンション1階は買って後悔しないの?」
「マンション1階のメリットやデメリットって?」
「マンション1階の資産価値って上の階より低いの?」

あなたも気になりますか?

希望エリアでマンションを探していて、いざ「見つけた!」「これ安くない!?」と思ったら、その物件が1階だったなんてケース。
経験ないでしょうか?

マンションというワードを聞いた時、さまざまなイメージを抱くかと思います。

その中でも多くの方が挙げるマンションの特徴と言えば、「バルコニーからの眺望」
周辺に大きな建物がないエリアなら、3階以上で開放的な眺望が期待できるでしょう。

一方で、マンションの1階に住むという選択肢。
多くの方が望む眺望は全く期待できないわけですが、好んで購入する方がいることも事実です。

デメリットが多く後悔するように思うマンション1階は、どのような点にメリットを感じ選ばれるのでしょうか?
そもそもマンション1階は買って問題ないのでしょうか?

それでは、今回の不動産とーく『マンション1階は買うと後悔する?メリット&デメリット[全17選]』を始めていきましょう!
後悔したくない方は必見です。

スポンサーリンク


マンション1階のメリット&デメリット

マンション1階のメリット&デメリット

マンションの1階住戸のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリットとデメリットそれぞれに分けてあげていきます。

レオ教授レオ教授

後悔せんためにもちゃんと把握しておくんじゃ!

マンション1階のメリット[7選]

マンション1階のメリットに、以下の7つをあげたいと思います。

  1. 専用庭が自由に使える
  2. 災害時に避難しやすい
  3. 生活音へのクレームが少ない
  4. フローリング材の選択肢が広がる
  5. 通勤時のエレベーター待ちが無い
  6. 停電時に水が使える可能性がある
  7. 引っ越しが楽

1.専用庭が自由に使える

1つ目のマンション1階のメリットは、
「専用庭が自由に使える」ことです。

マンションによって状況は異なりますが、1階住戸には広いテラスや専用庭が付いていることが多いです。
一般的に、マンションの2階以上にはバルコニーが付いていますが、1階にあるテラスや専用庭は、より広く自由に使えるのがメリットと言えるでしょう。
小さい子どもを育てていれば、遊び場所として重宝します。
夏ならビニールプールで水遊びも楽しそうですよね。

土地価格が高い都心エリアの場合、一戸建てでも庭付き住戸は希少価値が高いため、マンションの1階に住むことで専用庭が使えるのはとても魅力的と言えるでしょう。

ただ、注意したいのは専用庭の使い方です。
専用で使えるものの、一戸建ての庭とは違ってある程度のルールに沿って使わなければなりません。
ウッドデッキや小屋など工作物を設置するのは原則禁止ですし、周囲にニオイや煙が充満するとトラブルになるのでバーベキューは禁止されることが普通でしょう。

専用で使うために、月額数百円~数千円の使用料が必要なマンションがほとんどですが、一戸建てのように専用庭を利用できるのは、1階住戸の大きなメリットです。

2.災害時に避難しやすい

2つ目のマンション1階のメリットは、
「災害時に避難しやすい」ことです。

マンション1階住戸は、階段やエレベーターを使わなくて済むので、2階以上の住戸に比べて災害時に避難しやすいというのもメリットの1つです。
エレベーターは、地震による停電自動停止すると使えず、2階から上の住戸の方は避難の際には階段を降りなくてはなりません。
高齢者や子どもがいる家庭だと、緊急時に階段で避難するのはかなり大変でしょう。

また、火災時の避難も高層階になるほど大変です。
多くのマンションでは、2階以上の住戸で火災が発生した時にはバルコニーにある隔壁板を壊して、避難はしごで避難する方法が採用されています。
バルコニーからハッチを開けて下にはしごを垂らすタイプの避難はしごは、とても不安定です。
高齢者など運動神経や体力があまりない人がこれを使って避難するのは、実際にはとても困難でしょう。

1階に住めば、建物の外への避難動線が一番短くて済み、万が一の災害のことを考えると安心感がありますね。

3.生活音へのクレームが少ない

3つ目のマンション1階のメリットは、
「階下住戸がなく、生活音へのクレームが少ない」ことです。

マンション生活でよくあるのが、上下階の騒音トラブル。
マンションの1階は下に住戸がないので、下階から足音の苦情がくることはないでしょう。

マンションにおいて、「子どもの足音が響き、下階の住人から苦情を受ける」というケースはよくあるトラブル事例の1つです。
「子供がはしゃぐのはしょうがない」
「成長すれば落ち着くでしょう」
と大目に見てくれる方もいますが、なかには問題視がエスカレートして裁判にまで発展した事例もあります。

トラブルを避けるには子どもに注意するのが一番ですが、「あまり走らないで」と注意しても、わんぱく盛りの子ども達は遊びに熱中すると走ってしまうものです。
それに、できれば足音などを気にせずのびのびと自由に育てたいと願う親御さんも多いかと思います。
マンション1階であれば、下階から足音の苦情がくる心配はないでしょう。

ただ、隣の住戸への配慮は必要なため「どんなにうるさくしても大丈夫」ということではありません。
ある程度の節度を持ち、周囲とトラブルにならないようにすべき。
とは言え、下階とのトラブルに関する懸念が大きく和らぐので、子どもが成長するまでの間は1階に住むというのも選択肢の1つかもしれません。

4.フローリング材の選択肢が広がる

4つ目のマンション1階のメリットは、
「フローリング材の選択肢が広がる」ことです。

マンションでは、下階への音の響きが原因となる騒音トラブルを防止するために、管理規約で床材のフローリングが規制されているケースが多いです。
例えば、「LL-45」「LL-40」などといった遮音等級でなければいけないと定められている管理規約も多く、自由に床材のリフォームができないわけです。

しかしながら、マンションの1階は階下に住戸がないため、これらの制限から除外されていることもあり、遮音性の低い素材へのリフォームができるというケースもあるでしょう。
自然素材で足に馴染む無垢材へリフォームしたいなど、床材へのこだわりが強い人は1階住戸を検討されるのもいいかもしれませんね。

5.通勤時のエレベーター待ちが無い

5つ目のマンション1階のメリットは、
「通勤時のエレベーター待ちが無い」ことです。

マンションの上層階に住むと、エレベーターで上下間を移動しなければなりません。
大規模マンションなど住戸数が増えると、通勤や帰宅が集中する時間帯のエレベーターは混み合い、「エレベーターの前で待っていてもなかなか来ない」、もしくは「満員で乗れない」と利用するのが大変なものです。
上層階に行くほど、階段での移動は難しく、どうしてもエレベーター移動しか手段はありません。
通勤時間帯の急いでいる時には、特にストレスになるでしょう。
一方マンションの1階住戸はエレベーターを利用なしに外に出ることができ、通勤時間帯のエレベーター待ちのストレスとは無縁です。

6.停電時に水が使える可能性がある

6つ目のマンション1階のメリットは、
「停電時に水が使える可能性がある」ことです。

昨今のマンションでは、道路の水道管本管から、給水ポンプで圧力を高めて、各住戸まで水を届ける「増圧直結方式」と呼ばれる給水方式が採用されているケースが多いです。
ただ、増圧直結方式は、停電時に給水ポンプが稼働せずに高層階には圧力不足で水が届きにくくなる点がデメリットです。
マンション1階住戸の場合には、周辺の一戸建てと同様に給水ポンプが無くとも水道管本管の水圧のみで水が届くことも多く、停電時も水が使える可能性も高いでしょう。

7.引っ越しが楽

7つ目のマンション1階のメリットは、
「引っ越しが楽」なことです。

マンション1階はエレベーターや階段の移動がないため、引っ越しが楽。
エントランスを通れば、そのまま住戸に辿り着くことができますからね。

また、エレベーターを待つ必要もなく、引っ越しスタッフが少しずつでも荷物をトラックに持っていくこともできます。
他の階と比べると、引っ越し作業がスムーズでしょう。

一方、エレベーターの移動をともなう高層階への引っ越しの場合、そこで一時的に作業が止まります。
こまめに持っていくと移動回数が増えるので、一旦荷物をまとめる作業も必要になるでしょう。

それに、エレベーターの待ち時間により、作業時間が長引きます。

1回の移動につき、1分の待ち時間があるとしても、30回あれば30分の時間のロス。
これが転出と転入の両方が重なれば、1時間はエレベーターを待っている計算になります。

他の住民もそのエレベーターを使うわけですから、住民が乗っている間はエレベーターの前で荷物を置いて待っている時間が発生します。

エレベーターの待ち時間が費用に反映されることはないでしょうが、作業時間は長引くでしょう。
引っ越し終了後に夜まで荷物の整理が続くことを考えれば、早めに引っ越しが終わるに越したことはありません。

また、エレベーターが無いマンションもあります。
階段しかないマンションでは、1階上がる毎に引っ越し費用が上がります。

マンション1階なら、「作業がしやすく引っ越し時間が短い」ほかにも、引っ越し費用の面でもメリットがあります。


以上、マンション1階のメリットを解説しました。

スポンサーリンク


では、デメリットもこのままつづけていきましょう。

生徒:カエデ生徒:カエデ

1階って別に気にならないけど。

レオ教授レオ教授

デメリットを知らずに買って後悔する人がいることも事実じゃ。

マンション1階のデメリット[10選]

マンション1階のデメリットに、以下の10こをあげたいと思います。

  1. 防犯面の不安
  2. 湿気がたまりやすい
  3. 虫やゴキブリが入りやすい
  4. 日当たりが悪い
  5. 浸水や水害の心配がある
  6. 秋冬が寒い
  7. 共用廊下の通行人が多い
  8. 車の騒音や排気ガス
  9. 上階から物が落ちてくる
  10. 野良猫が入ってくる

1.防犯面の不安

1つ目のマンション1階のデメリットは、
「防犯面の不安」です。

マンション1階住戸は、一般的な一戸建てと同じ感覚で暮らせますが、上層階に比べると部外者が入りやすく、防犯面の不安が残るのがデメリットでしょう。
マンションの場合、プライバシーを守る観点から1階住戸の周りに垣根やフェンスなど視線を妨げるものが設置されて外部から見えにくくなります。
ただ、その垣根やフェンスなどが逆に防犯効果を下げてしまう場合も否定できません。
1階住戸に住むなら、戸締りをしっかりと確認するようにしましょう。

一方グレードの高いマンションでは、1階住戸の窓や玄関に防犯センサーが設置されているなど、1階でも安心感が得られるケースもあります。
マンションの1階を検討される場合には、どんな防犯対策がされているか、セキュリティ設備のチェックも忘れないようにしましょう。

2.湿気がたまりやすい

2つ目のマンション1階のデメリットは、
「湿気がたまりやすい」ことです。

マンション1階部分は高層階に比べると風が通りにくいため、湿気が溜まりやすいのもデメリットです。
特に、玄関側周辺は日光があまり当たらずに、風通しも悪く、カビが生えやすい環境になります。
扇風機、サーキュレーター、除湿機によって換気する方法や、エコカラットなど調湿機能を持つ素材を採用する対策もありますが、どちらにせよ、湿気対策を怠るとカビに悩まされるかもしれません。
ただ、「マンション1階」と同じ条件だとしても、高台マンションの1階や1階角部屋など湿気がたまりにくい環境もありますので、検討時にしっかりと確認するようにしましょう。

3.虫やゴキブリが入りやすい

3つ目のマンション1階のデメリットは、
「虫やゴキブリが入りやすい」ことです。

マンションは高層階に行くほどに、虫に悩まされずに済みますが、地面に近い低層階は部屋に虫が入ってくる可能性が高まります。

蚊など飛んでいる虫だけでなく、地面に生息している虫が入ってくることもあるでしょう。
蚊、クモ、ゴキブリなどの虫の発生は、上層階に比べると多くなりますので、住む前に認識しておきましょう。

4.日当たりが悪い

4つ目のマンション1階のデメリットは、
「日当たりが悪い」ことです。

マンション1階の住戸は上層階に比べると、周辺の建物に日当たりを遮られるケースも多く、日当たりはあまり期待しない方が良いでしょう。
周囲に2階建て、3階建ての建物があると、1階部分は影になってしまうものです。
また、周辺に空き地があれば、将来的に同じようなマンションや大きな建物が建つ可能性もあるでしょう。

仮に現段階で南向きという日当り条件が確保されていても、周囲の影響により日当たり条件が変わる可能性は充分にあります。
現時点の日当たりがずっと続く期待はしない方がいいです。

5.浸水や水害の心配がある

5つ目のマンション1階のデメリットは、
「浸水や水害の心配がある」ことです。

マンション1階で心配なのが、水害による浸水でしょう。
近年、台風や集中豪雨による河川の増水で、住戸が影響を受けるケースが増えています。

高さ2m程度の浸水があったとしても、高層階では影響を受けませんが、1階住戸ではかなりの影響を想定しておかなくてはなりません。

一戸建てと違って「2階に避難しよう」という選択もできないため、万が一の時には避難所や上層階の知り合い住戸への避難となるでしょう。
特に、河川の近くや窪地の1階は注意が必要です。

レオ教授レオ教授

マンション1階住戸の場合、浸水による損害を補填できるレベルの火災保険に入っておくべきじゃな。

6.秋冬が寒い

6つ目のマンション1階のデメリットは、
「秋冬が寒い」ことです。

隣や上下の熱を間接的に感じられる上下左右が住戸に囲まれている中間層と違い、マンション1階住戸は室内が寒くなりがちです。
マンション1階は、下に住戸がないので、秋冬は底冷えしやすい環境です。
カーペットやフロアタイルなど、独自に保温効果を高める工夫が必要になるでしょう。

7.共用廊下の通行人が多い

7つ目のマンション1階のデメリットは、
「共用廊下の通行人が多い」ことです。

1階の共用廊下は、マンション内に住む人達が必ず通る場所です。
エレベーターや廊下の配置状況によっても異なりますが、1階に住むと通行する居住者達の足音や話し声が気になってしまうかもしれません。
他の階に比べると、昼夜問わず、通行人の物音が気になる点を理解しておかなくてはなりません。

8.車の騒音や排気ガス

8つ目のマンション1階のデメリットは、
「車の騒音や排気ガス」です。

交通量の多い道路に面しているマンションの1階では、通行する車の音や排気ガスが気になります。
車が通る音はもちろん、時折聞こえるクラクションの音も騒音と感じやすく、大きなデメリットです。

車のクラクションは不規則に発生するため、電車の音よりも慣れないと言われています。
特に、トラックなどが走る道路では車の音が大きく、テレビの音や家族の会話が聞こえないため、「窓を開けたいのに、開けられない」悩みも多いことでしょう。

また、外に洗濯物を干す場合には排気ガスが気になります。
室内干しの選択肢もありますが、晴れの日が続く時期は外に洗濯物を干すと気持ちがいいものです。
布団やクッションなどを天日干ししたくても、排気ガスで汚れてしまっては元も子もありません。

交通量の多い道路に面すマンションに限ったデメリットですが、1階を買うなら「朝・昼・夜」の状況をチェックしておきたいですね。

9.上階から物が落ちてくる

9つ目のマンション1階のデメリットは、
「上階から物が落ちてくる」ことです。

マンションの1階住戸には、専用で使える「専用庭」がついていることが多いです。
ただ、上階から物が落ちてくる、近隣から物が飛んできやすいのはデメリットです。

特に多いのが洗濯物やビニール袋です。
洗濯物が飛ばされやすい風の強い日は、1階の専用庭に落ちてくることがあります。

そのままにしておくわけにはいかず、落ちてきた洗濯物を持ち主に返さなくてはいけません。
上階には複数の住戸があり、どの住戸から落ちてきた洗濯物なのかは分かりにくいものです。

基本的には、管理人さんに相談する流れとなるものの、管理人さんを探したり、何度か足を運んだりと、落ちてきた洗濯物を返す作業は結構と面倒です。
年1~2回程度ならば負担になりませんが、何度も落ちてくると手間と感じるでしょう。

また、風にあおられやすいビニール袋が落ちてきたときは面倒です。

洗濯物と違って持ち主に返す必要がない「ゴミ」。
雨で水分を含んだビニール袋、誰が使ったか分からないベチャベチャの不衛生なビニール袋…。

そんなビニール袋を処分しなければならず、不快感を抱く人も多いかもしれません。

10.野良猫が入ってくる

10こ目のマンション1階のデメリットは、
「野良猫が入ってくる」ことです。

マンション1階の専用庭には、フェンスの上や下を通って、野良猫などが入ってくる恐れがあります。

素通りするだけならいいですが、糞尿で汚れてしまうことが習慣になると、耐えがたいデメリットです。
面倒かつ不快に感じるでしょう。

忌避剤を撒いたとしても、ある程度の期間で効果は弱まるものです。
野良猫が入ってくる場合には、継続して対策が必要になってきます。


ここまでマンションの1階におけるメリットとデメリットを整理してきました。
下記の表でおさらいしておきます。

メリットデメリット
  1. 専用庭が自由に使える
  2. 災害時に避難しやすい
  3. 生活音へのクレームが少ない
  4. フローリング材の選択肢が広がる
  5. 通勤時のエレベーター待ちが無い
  6. 停電時に水が使える可能性がある
  7. 引っ越しが楽
  1. 防犯面の不安
  2. 湿気がたまりやすい
  3. 虫やゴキブリが入りやすい
  4. 日当たりが悪い
  5. 浸水や水害の心配がある
  6. 秋冬が寒い
  7. 共用廊下の通行人が多い
  8. 車の騒音や排気ガス
  9. 上階から物が落ちてくる
  10. 野良猫が入ってくる
スポンサーリンク


実際にマンションの1階の資産価値はどうなのでしょうか。

マンション1階の資産価値ってどうなの?

マンション1階の資産価値

生徒:カエデ生徒:カエデ

一般的にマンション1階は人気あるの?

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

デメリットは、購入者個人の価値観や考え方でその程度は異なると思います。
高層階とは別のメリットも多いように思えるのですが?

レオ教授レオ教授

そうじゃな。
少し専門的な視点も入れて、資産価値という観点から見ていこうかの~

マンションは下の階ほど資産価値が低い?

マンションは、一般的に「下の階数ほど資産価値は下がっていく」考え方が一般的です。

マンション暮らしにおいては、眺望や日当たりを第一に、快適性を期待する方が多いことが1つの理由です。
具体的には、1階下がるごとに0.5〜2.5%の価格差が生じると言われています。

7階が3,500万で1階下がるごとに2.5%下落すると仮定した場合を例に見てみましょう。
6階3,413万、5階3,328万、4階3245万、3階3164万、2階3,085万、1階は3,008万となり、7階に比べると500万円程度の差が生じることになります。

ただ、資産価値の考え方はマンションの立地や環境によっても異なるため、価格差もそれぞれ変わります。
例えば、マンションが立ち並ぶ環境だとすると、上層階に住んでも「隣のマンションの影響で眺望が悪い・日当りがよくない」こともあり、上層階に住んでも低層階とあまり環境が変わらないこともあります。
その場合には、1階のみが防犯面などから価格が低いものの、2階以上でも極端な価格差は発生しにくいでしょう。

マンション査定では、階数を軸に立地や環境などを踏まえて、資産価値を査定するように判断していきます。

マンション1階に住むなら一戸建ての方がお得?

マンションの1階に住むのなら一戸建てに住んだ方が良いという意見もあります。

マンション1階では、一戸建て感覚の専用庭は使用用途に制約があり、一戸建てに住んでいるとかからない管理費や修繕積立金、駐車場代などのランニングコストが発生する点も事前に理解しておくべきことです。

ただ、オートロックや宅配ロッカー、便利な共用設備を使えるというメリットもあります。
都心に近いエリアで一戸建てを購入するのは予算的に難しいかもしれませんが、マンション1階なら一戸建てのように便利に住めるという考え方もあります。

マンションの1階と一戸建て、どちらがいい明確な答えはなく、メリットとデメリットを比較しながら、どちらがあなたのライフスタイルに合うか判断すべきでしょう。


以上、マンション1階の資産価値などについて考えてきました。
最後に、やめておくべきマンション1階の特徴について解説していきます。

買うと後悔するマンション1階の特徴[5選]

買うと後悔するマンション1階

やめておくべきマンション1階の特徴は以下の5つです。

  • 専用庭が狭すぎる
  • 大通りに面している
  • 公園が近すぎる
  • 築年数が古い
  • 飲食店が近すぎる

マンションの1階といってもその環境はそれぞれです。
住みやすい1階もあれば、周辺環境に影響を受け、住みにくい住戸もあります。

では1つずつ解説していきます。

1.専用庭が狭すぎる

マンション1階の専用庭は、「プールを出して子どもと遊べる」「家庭菜園を楽しめる」など、戸建て感覚で過ごせるのがメリットです。
マンションの中でも特殊性があって、一定の需要があります。

しかし、狭すぎる専用庭の場合、何もできず、手入れが必要なただの中途半端な空間です。

広すぎれば雑草などの管理が大変になりますが、ある程度のサイズは求めたいものです。
専用庭があったとしても、狭すぎる場合は使い勝手が悪く、用途が限定されますので、購入はやめておくべきでしょう。

2.大通りに面している

大通りに面しているマンション1階住戸は、住む上でいくつかの弊害が発生します。

1つが「プライバシーの問題」。
通行量が多いため、部屋のなかが見られるリスクがあります。

歩行者からの目線には配慮されていることがあっても、トラックなど車高が高い車の運転席からは室内が見えてしまう場合もあります。

特に、植栽を生垣にして目線を遮断している造りの1階は要注意です。
植栽は生きているので、剪定後は葉が少なくなります。

それに、枯れたりすれば、部分的に無くなることもあるでしょう。
復旧するまでに、別の目隠しを考えなくてはなりません。

そして2つ目が「音やゴミの問題」です。
窓を開けていると、通行人や通行車両の音が響いて気になります。

逆に、室内で話している声が外側に漏れるかもしれません。
「家の中だから」と安心して、普通のボリュームで話しているつもりでも、外を歩いている誰かに聞かれている可能性もあるということです。

また、通行人の中には生垣や専用庭などへゴミを投げ入れる悪質なマナーの人もいます。
専用庭には、開放感というメリットもあるものの、大通りに面する弊害は意外と多くあります。
特別な理由がなければ、購入はやめておくべきでしょう。

3.公園が近すぎる

公園に面しているマンション1階住戸は、開放感が得られることから閉塞感の高い1階の中では人気の高い住戸です。
しかし、「公園が近すぎる」状況は別です。

公園は、日中子どもが遊ぶ場所です。
子ども同士で喧嘩をしたり、大きな声で騒いだりと、はしゃいでいる声が響くのが日常になります。

また、子ども達が走り回ったときの砂ぼこりも舞ってくるでしょう。
洗濯物を専用庭に干していると、砂やホコリで汚れやすくなります。

それに、子どもが遊んでいるボールが専用庭に入ってくることもあります。
公園で遊んでいる子ども達の声に「うるさい」「迷惑」と感じている中でボールが入ってくると、余計にイライラしてしまうかもしれません。

「我慢できそう」と思っても、長年続くことに少しでも抵抗があるようなら、購入はやめておくべきでしょう。

4.築年数が古い

築年数が古いマンションの1階は、大地震の時に倒壊の危険があり要注意です。
マンションは木造に比べて重量があるので、大地震のときには1階に相応の負荷がかかります。

もちろん、耐震性を前提に構造計算して設計しているわけですが、昭和56年6月よりも前のマンションは「旧耐震基準」のため要注意です。

レオ教授レオ教授

つまり、地震に弱いわけじゃ。

危険が伴う問題ですので、築年数の古い「旧耐震基準」のマンション、それも1階を検討する場合には、耐震性の検討は重要な項目です。
基本的にはやめておくべきですね。

5.飲食店が近すぎる

マンション1階住戸から飲食店が近すぎると、ダクトからの臭いなどが気になる場合があります。
飲食店は裏口でタバコを吸うスタッフが居るので、その臭いが入ってくることもあるでしょう。

それに、お酒を提供する飲食店だと、店の外で騒ぐお客もいるため、騒音のトラブルも抱えやすい環境です。

また、ネズミやゴキブリなどが出やすい点も見逃せませんね。

飲食店には、ネズミやゴキブリのエサとなる食べ物があり、これらが発生しやすい環境です。
いくら予防対策を取ったとしても、近くの飲食店に集まってきたネズミやゴキブリがこちらまで来てしまうこともあります。

精神的に受け付けない人は、購入すべきではありませんね。


以上、やめておくべきマンション1階の特徴をまとめました。

  • 専用庭が狭すぎる
  • 大通りに面している
  • 公園が近すぎる
  • 築年数が古い
  • 飲食店が近すぎる

まとめ

今回の不動産とーく『マンション1階は買うと後悔する?メリット&デメリット[全17選]』のお話もいよいよまとめです。

レオ教授レオ教授

さて、今日のテーマはいかがじゃったかの~?

マンションは一般的に2階以上の住戸が注目されやすく、1階はあまり人気がない階数です。
マンションに住む醍醐味は眺望とも言われているので、眺望による開放感等を期待する人には1階に住むことにメリットが感じられないかもしれません。
それに、日当たりや風通し、防犯性など、デメリットもいくつか考えられます。

ただ、一方では、子どもの足音対策や移動のしやすさなど、日常生活が便利になるメリットも多いです。
家族構成やライフスタイルによっては魅力的と感じることもできるので、購入時には実際の生活をイメージしながらメリットやデメリットを比較し検討することをおすすめします。

以上、『マンション1階は買うと後悔する?メリット&デメリット[全17選]』でした。

▽ よく一緒に読まれる記事 ▽
▽ よく一緒に読まれる記事 ▽
スポンサーリンク