マンションか戸建てかどっちを買う?両方デメリットだらけと言われ悩む

「戸建てはデメリットだらけだ!住みやすさならマンションだ!」
「マンションはデメリットだらけだ!戸建ての方が資産価値が高い!」

調べれば調べるほどどっちの意見も一理あるように思えて迷う…。
結果、「マンションか戸建てか」混乱して悩むことに疲れている人も多いのではないでしょうか?

前提として、マンションにも戸建てにもデメリットは必ずあります。
もちろんメリットも同様にです。

大切なのは、そのデメリットやメリットがあなたに関係あるかどうか。
世間一般にどうかではなく、あなたにとってマンションか戸建てのどっちがいいかを判断するために、情報の取捨選択はほんとうに大事です。

ニシダ社長-不動産業界15年-ニシダ社長-不動産業界15年-

ネットやSNSでは色んな意見が一人歩きしますからね
整理していきましょう!

レオ教授レオ教授

うむ、あなたの頭の中がスッキリ整理できればいいの~
では目次じゃ!

今回の不動産とーく『マンションか戸建てかどっちを買う?両方デメリットだらけと言われ悩む』では、不動産業界15年の経験をもとに高い信頼性を心掛けて解説していきます。

この記事を読めば、マンションか戸建てかあなた自身の価値観で判断できるきっかけをつかめるはずです。
マイホーム購入に失敗したくない人は、ぜひ最後までどうぞ!

マンションか戸建てかどっちを買う?悩む前に「購入目的」の整理を!

マンションか戸建てか悩む
マンションか戸建てか、マイホームの購入を損得で考えると正しい判断ができなくなります。

例えば、日当たりが良く眺望が素敵な家に住みたかったはずなのに、他人から管理費や修繕積立金の負担を指摘され、マンションではなくなぜか戸建てを選んだりする人がいます。

あなたも世間一般の損得「どっちがお得?」などの情報に踊らされていませんか?

そもそもあなたがマイホームを購入する目的は何でしょうか?

マンションか戸建てかあなたにとっての正しい判断は、購入目的をちゃんと整理することが第一歩。
その目的に軸をもってマンションと戸建ての各メリット・デメリットを見ていくと、おのずと答えが出てくるはずです。

購入目的がちゃんと整理できていない人は、必ず世間一般の損得でどっちか判断しようとします。

もし今日「戸建てはデメリットだらけだ!」と聞いたらマンションに気持ちが傾くし、明日「マンションはデメリットだらけだ!」と聞いたら戸建てに気持ちが傾くでしょう。

どっちか悩む前にまずは「目的」の整理。
家族間で意見を出し合い、ちゃんと共有することも大事です。

マンションか?戸建てか?全13項目で各メリット&デメリットを徹底比較!

マンションと戸建てのメリットデメリット比較
あなたの購入目的を叶えるには、マンションか戸建てかどっちが適しているでしょうか?

安全面、快適性、経済面、生活面に分け、下記全13項目におけるメリットデメリットを解説していきます。

[安全面]

  1. 建物強度
  2. 防犯性
  3. 災害時
[快適性]

  1. 日当たり
  2. 眺望
  3. 自由度
[経済面]

  1. 購入価格
  2. 毎月の支払い
  3. 修繕費用
  4. 固定資産税
[生活面]

  1. 近隣トラブル
  2. 子育て
  3. 老後

ただし、極論は「立地や物件によります」
「これから解説する内容を基本条件とした物件が多い」という入口的な視点で確認してもらえればと思います。

悩むあなたが「メリットだらけだ!」「デメリットだらけだ!」と感じるのはどっちの不動産でしょうか?
それぞれの特徴を比較しながら解説していきます。

[安全面]のメリット&デメリットを比較すると?

「安全面」でマンションか戸建てか、メリットデメリットをまじえながら下記3つ解説していきます。

  1. 建物強度
  2. 防犯性
  3. 災害時

安全面を棚に上げると「戸建てはデメリットだらけだ!」と言う人は多いですが、本当にそうでしょうか?

1.建物強度

マンションの大半は鉄筋コンクリート造(RC造)または鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、戸建ての大半は木造です。

構造の種類で比較すると、マンションの方が耐久性や耐火性など建物強度は優れており、安全面のメリットは高いです。

一方、木造の戸建てであっても、近年は長期優良住宅など強い耐震性をもった住宅も流通しています。

建物強度において戸建てが完全にデメリットになるとは言い切れませんので、ハウスメーカー等を充分に調べた上で要検討です。

レオ教授レオ教授

マンションは高さがあるからの~
階数や築年数によっては逆に注意じゃ!

2.防犯性

防犯性はマンションに軍配が上がります。
オートロックや防犯カメラ、管理人の常駐など充実したセキュリティを考えると、安全面のメリットはマンションの方が高いです。

戸建てにおいても独自に防犯カメラやセンサーライトを設置するなど工夫はできますが、建物に高さが無く侵入のしやすさのデメリットまでカバーできません。

ただし、マンションであっても1階や2階などの低層階では防犯性が極端に落ちますので、空き巣のおそれなど考えると階数の選択は重要です。

マイホームの購入にあたって防犯性を特に重視するなら、マンションの高層階がおすすめの選択になります。

生徒:カエデ生徒:カエデ

防犯性が高いマンションは女性にも嬉しいわね♪

3.災害時

地震、洪水、台風、火災など災害の種類によります。

戸建ての場合、地震や火災などの災害時に避難しやすいメリットがあります。

一方、マンションで特に高層階の場合は、なかなか外部に逃げられません。
災害時はエレベーターが緊急停止することが多く、階段で1階まで降りてやっと避難です。

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

小さな子供や高齢者の方は大変ですね…

次に、例年の台風や豪雨による浸水被害には目をつむれません。
戸建てでは、床下浸水、床上浸水はもちろん、家まで流されてしまって途方に暮れる思いをした人は多いですからね。

その点、低層階を除くマンションは高さがあるため、ある程度までは安全です。

[快適性]のメリット&デメリットを比較すると?

続いて「快適性」、住みやすさにも関係する部分です。
マンションか戸建てか、それぞれのメリットデメリットを解説していきます。

  1. 日当たり
  2. 眺望
  3. 自由度

購入する物件によって、「マンションはデメリットだらけだ!」「戸建てはデメリットだらけだ!」と意見が大きく分かれる項目です。

レオ教授レオ教授

おそらく好みもあると思うんじゃがな

くれぐれも物件による要素が多いのが住みやすさです。
「解説内容を基本条件とした物件が多い」、この視点でチェックしてみて下さい。

1.日当たり

「日当たりならマンションでしょ!」、この意見は間違いではありません。
高層階なら周囲の建物に日当たりを邪魔されることがないですからね。

ただし冷静に考えると、マンションは角部屋でもない限り窓の数が少ない点はデメリットです。

バルコニーのあるリビング側の日当たりばかり重視すると、間取りによっては奥側の部屋が真っ暗なことに気付かないので注意です。

一方、戸建てでは土地の広さ次第で四方に窓が取れます。

建物が密集している地域では日当たりに期待できませんが、土地に余裕がある2階建て中心の住宅地では「家全体の日当たり」として考えると、逆に戸建ての方が明るい場合も多くメリットです。

2.眺望

想像通り、眺望はマンションの大きなメリットであり強みです。

マンションか戸建てか悩む人で眺望を重視しているなら迷うまでもありません。
マンションの高層階を中心に検討するといいでしょう。

利便性の高い街中であっても、眺望を見ながら快適な暮らしができるでしょう。

生徒:カエデ生徒:カエデ

夜景がきれいな家に憧れる~♪

一方、戸建てでも山手の住宅地なら眺望も期待できるでしょう。
ただし、駅から遠くなることが多いので、眺望と利便性のどっちを取るか悩むところになります。

3.自由度

ここでの自由度は、暮らしの上でかかる制限の有無です。

戸建てでは土地も建物も全て自分のものです。
近隣に迷惑をかけない限り、何の制限もなく自由に使えるメリットがあります。

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

えっ?マンションも自分のものでは?

マンションは自らが使う専有部分と住人皆で使う共用部分の線引きがあります。
よって、共同生活を前提にした管理規約、使用細則の定めがあるわけです。

レオ教授レオ教授

ちなみに、玄関扉や窓ガラス、バルコニーも共用部分じゃ

マンションか戸建てか検討する上で引っ掛かる代表的な制限は、「リフォームとペット飼育」についてです。

まずリフォーム制限。
実はマンションでは自分の部屋内(専有部分)であっても自由にリフォームができません。
都度、管理組合の許可が必要になります。

例えば、フローリングの変更は下階への騒音トラブルにつながることから、床材の遮音等級をクリアするなどマンションにより制限が異なります。

レオ教授レオ教授

古いマンションを安く買って自分好みにリフォームしたい人は要注意じゃな

次にペットの飼育。
賃貸同様そもそもペット不可の分譲マンションも多いです。

仮にペット可であっても、種類や大きさ、飼育できる数を限定しているマンションも結構あります。

生徒:カエデ生徒:カエデ

猫のレオちゃんが住めないマンションも多いわけね

レオ教授レオ教授

わしゃ自分の家ちゃんとあるわい!

[経済面]のメリット&デメリットを比較すると?

「経済面」でマンションか戸建てか比較するとどうでしょう。
各メリットデメリットを解説していきます。

  1. 購入価格
  2. 毎月の支払い
  3. 修繕費用
  4. 固定資産税

「マンションはデメリットだらけだ!」と言われる背景には、特に毎月の支払いが大きな原因になっています。

「買った家で駐車場代まで払う意味が分からない!」
「管理費の金額が高すぎる!管理会社は儲け過ぎだ!」
レオ教授レオ教授

毎月の支払いへのマンション批判は尽きんの~

マンションが本当にデメリットだらけなのかは他のメリットデメリットと比較した上で、冷静に判断しましょう。

1.購入価格

購入価格こそ「立地と物件によります」

一般論としては、土地を全て所有する戸建てより、土地を全員で共有するマンションの方が安いと言われがちです。
ただし、都市部などは新築中古とわずマンション価格が高騰している立地も多いため、一概には言えません。

まずは、あなたが物件を探している地域の戸建て相場、マンション相場を知ることから始めてみましょう。

不動産会社に聞くのも1つですが、ポータルサイト「SUUMO(スーモ)」「HOME’S(ホームズ)」などを使い、多数の物件情報を見ることで相場観がつかめてきます。

2.毎月の支払い

毎月の支払い額では、戸建ての方が負担が少なく経済的なメリットがあります。

仮に戸建てとマンションをそれぞれ「3,000万円」で購入して全額ローンを組んだ場合、毎月のシミュレーションは下記の通りです。

戸建てマンション
住宅ローン返済79,208円79,208円
管理費11,000円
修繕積立金9,000円
駐車場代15,000円
[合計]79,208円114,208円
※住宅ローン融資条件:借入額3,000万円・金利0.6%・期間35年
レオ教授レオ教授

毎月はざっとこんなイメージじゃ

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

差が結構出るものですね(汗)

ただし、修繕積立金の支払いについてはマンションのデメリットにはなりません。
戸建てでも修繕費用の備えは独自に必要になるからです。

次の3で詳しく解説します。

3.修繕費用

将来必要な修繕費用です。
一般的にマンションの方が安く済み、戸建ての方が高くことが多いです。

マンションの場合、部屋内(専有部分)の修繕については別途費用がかかるものの、外壁や屋上、廊下など共用部分の修繕については管理組合及び管理会社の計画のもと、原則修繕積立金の中から行なうからです。

構造上は台風など一定の災害に対して、戸建てよりマンションの方が耐久性が強い点も理由の1つです。

修繕箇所の例をあげると、

  • 設備交換(キッチンなど)
  • 給湯器交換
  • 外壁塗装
  • 屋根ふき替え

など、故障を放置したまま生活できない箇所は必ず修繕が必要になります。

特に外壁のひび割れや屋根材の割れを放置すると、雨漏りが重大な劣化を引き起こし、資産価値の低下にも影響しますので要注意です。

戸建てはマンションのように毎月強制的な支払いが無いので、外部の修繕には自己管理で備えておく必要があります。

レオ教授レオ教授

外壁塗装や屋根ふき替えは高額じゃ~

修繕が必要なタイミングはなにも寿命時だけではありません。
例年の台風など突発的な災害により外壁や屋根の破損は起こり得ます。

戸建ての場合は特に、独自の積み立てや火災保険で備えておく必要がありますね。

「戸建ては修繕積立金が支払いがなくメリットだ!」と言う人もいますが、これは大きな間違いです。

「戸建ては修繕積立金の支払いがないため、独自に備える必要がある」が正解です。

4.固定資産税

一般的に呼ばれる固定資産税は「固定資産税及び都市計画税」の土地建物分を合計して課税されます。

負担の大きさについてはマンションか戸建てかというより、やはり「物件によります」
固定資産税は土地評価によっても金額が大きく異なるからです。

レオ教授レオ教授

同じ大きさの土地でも、人気な都市部では高く、地方や田舎では安くなるからの~

ただ、建物に絞って比較すれば、マンションが高く、戸建ては安い印象があります。

戸建ての大半に採用される「木造」より、マンションの「鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」の方が課税評価が高いからです。

また、耐用年数も「鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」が優れていることから、将来に渡り評価が落ちにくく、固定資産税も下がりづらいと考えられています。

ただし、同地域・同条件の物件であれば、マンションと戸建てで目を見張るような差はありません。
よって、固定資産税の額をマンションか戸建てか決める1つの要素にはしなくていいと思います。

[生活面]のメリット&デメリットを比較すると?

「生活面」でマンションか戸建てかメリットデメリットを比較して考えてみます。
解説する項目は下記3つです。

  1. 近隣トラブル
  2. 子育て
  3. 老後

1.近隣トラブル

住宅業界において近隣トラブルの代表格が「生活騒音」。
マンションより戸建ての方がトラブルになりにくい点でメリットがあります。

特にマンション上階の騒音問題です。
何回も物を落とす音、子供がドタバタ走る音などに悩み、日々精神的なストレスを抱える人は本当に多いです。

マンションの購入層は30~40代のファミリーに多いため、ある程度の覚悟は必要でしょう。
上階の住人は選べないので、運まかせな点はデメリットです。

「上階が静かな家族で良かった~」と入居後に安心できればいいですけどね。
左右の住人も同様です。

逆に下の階から苦情を言われる可能性もゼロではないでしょう。

レオ教授レオ教授

小さな音に敏感な人も多いからの~

一方、戸建ては上下が無い分少ないとは言え、隣家との騒音トラブルに悩む人がいないわけではありません。
人が生活している以上は仕方がないことではありますけどね。

2.子育て

子育てのしやすさについては、戸建ての方がおすすめです。
特に下の階への騒音を気にしなくていいメリットがあるからです。

「家の中でも子供を自由に遊ばせたい」なら戸建てがいいでしょう。
また、広い庭付きの戸建てなら、プールを広げて楽しめますからね。

ただ、子育ての面はマンションか戸建てか人によって意見がよく分かれます。
マンションの方が子育てしやすいとメリットを感じている方も実際多いです。

特に新築マンションは子育て世帯も多く、子供同士はもちろん親同士も仲良くなり、輪が広がることもたくさんありますからね。

3.老後

マンションか戸建てか、老後はマンションの方がメリット高いでしょう。

  • 階段の上り下りが無い
  • 外部の修繕を任せられる
  • 管理人に相談できる
  • 防犯性が高い

マンションは老後にメリットだらけです。
災害時の逃げやすさと防犯性も考慮すると、3~5階の中層階あたりがおすすめでしょう。

老後に車を利用しなければ駐車場代はかかりません。
管理費は日々の清掃や維持管理の必要経費と思えば、老後に大きな負担にはならない考えです。

デメリットをあげるとすれば、近所付き合いが希薄になります。
マンションは町内で独立した存在になりますから、マンション内に高齢者が少ない場合にさみしい老後に悩む人も多いです。

あと、老後に備える理由で若い内にマンションを購入する際は「築年数」に注意です。
古いマンションを買うとあなたが老後を迎える頃に、解体や建て替えのリスクがあるからです。

よって、若い内に将来売却する前提で戸建てを買い、老後を迎える時期に売ってマンションを買うのも1つの選択肢です。


以上、あなたの購入目的を叶えるには、マンションか戸建てかどっちが適すのか、項目別でメリットデメリットを解説しました。

[安全面]

  1. 建物強度
  2. 防犯性
  3. 災害時
[快適性]

  1. 日当たり
  2. 眺望
  3. 自由度
[経済面]

  1. 購入価格
  2. 毎月の支払い
  3. 修繕費用
  4. 固定資産税
[生活面]

  1. 近隣トラブル
  2. 子育て
  3. 老後
生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

マンションも戸建てもそれぞれの良さがあるように思いました

生徒:カエデ生徒:カエデ

悩むけど、購入目的と価値観に沿った結論を出すべきね

「戸建てはデメリットだらけだ!」
「マンションはデメリットだらけだ!」

と互いのマイナス面をダメ出しするネット上の論争はあまり意味がありません。
見てもあなたを混乱させるだけです。

マンションか戸建てか「あなたの購入目的に沿うのはどっちか?」、この考え方で検討してほしいと思います。
人によって、どっちがメリットだらけなのか・デメリットだらけなのかは、「購入目的」次第です。

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では続いて、「資産価値・売りやすさ」の2点について、マンションか戸建てか悩む人に必要な考え方を解説していきます。

マンションか戸建てか「資産価値・売りやすさ」ではどっちが有利?

マンションと戸建ての資産価値・売りやすさを比較
将来もし売却まで考えているなら「資産価値・売りやすさ」の2点は確かに無視できない部分です。

ただし、マンションか戸建てかは「物件によります」

生徒:カエデ生徒:カエデ

レオちゃん、また「物件による」なの!?

レオ教授レオ教授

仕方ないじゃろ!
資産価値や売りやすさこそ「物件による」としか言えん!

これでは話がここで終わってしまうので、資産価値と売りやすさの優劣を決める判断に別の考え方を解説します。

資産価値と売りやすさの優劣は「新築か中古か」で考える

将来の資産価値と売りやすさを重視するなら、「マンションか戸建てか」ではなく、購入時に「新築か中古か」で考えます。

結論を言うと、

「中古マンション」または「中古一戸建て」の購入をおすすめします。

一方、新築マンションと新築一戸建てでは、将来価格に納得した上で売却するのがとても困難です。
これこそデメリットだらけな現実に直面する可能性大です。

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

なぜでしょうか?
新築で買っておく方が価値が高そうに思えるのですが…

では、資産価値と売りやすさに分けてその理由を解説していきます。

将来の資産価値

将来の資産価値を判断する上では、購入時の価格を基準に「どの程度価値を維持できるか」が大きなポイントです。

よって、

「購入価格と将来の売却価格の差が小さい」
 ↓
「資産価値が高い」

とここでは定義します。

レオ教授レオ教授

「買った時に近い価格で売れた!」なんて話をよく聞くじゃろ

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

古くなったのになぜだろうといつも思います

レオ教授レオ教授

それが「資産価値が高い」ということじゃ!

そして、資産価値が高いを探すなら新築ではなく「中古マンション」または「中古一戸建て」です。

なぜなら新築の価格には、新築というだけの割増し、不動産会社の経費や利益分が計上されていて、その分将来の売却時の損失が大きいからです。

仮に4,000万円で買った新築はカギを開けた途端に中古となり、1~2割程度価格を下げてしか売れません。
この価格の目減り分を「新築プレミアム」といいます。

その証拠に買って査定に出してみると、マンション戸建てとわずどの新築も大きく目減りした査定額が出てくるはずです。

将来できるだけ買った時に近い価格で売りたいなら、新築マンションや新築一戸建ては不利です。
よって、売却を前提に資産価値を重視するなら、新築プレミアムのない「中古マンション」または「中古一戸建て」の購入をおすすめします。

将来の売りやすさ

将来の売りやすさの判断も、マンションか戸建てかではなく、購入時に「新築か中古か」で考えます。

「中古マンション」「中古一戸建て」を買っておくと、比較的売りやすいでしょう。

理由は、売り出し価格を安く設定できるからです。

まず、新築を購入して将来売却することを考えてみます。

購入当時、新築プレミアム分も含めて高く買った新築マンションや新築一戸建て。
住宅ローンの残債も考慮すると相場より高く売り出す必要がけっこうあります。

レオ教授レオ教授

売却には住宅ローンの完済も条件じゃからな

一方、中古なら、新築プレミアム分の損失を背負うことはないので、住宅ローンの残債を考慮しても、相場通り売り出し価格を安く設定できる場合が多いです。

結果、売りやすさにつながるというわけです。


以上、将来の資産価値と売りやすさの判断として、マンションか戸建てかではなく「新築か中古か」を入り口にする考え方を解説しました。

続いて、あなたが購入後にデメリットだらけな選択をして後悔しないために、経験談も見ていきましょう。

[経験談]何が決め手に?マンションか戸建てかどっちを選んだ?

マンションか戸建てか過去に悩んだ経験談
マンションか戸建てか、すでにマイホームを購入した人は何を決め手にしたんでしょうか。
下記3つの質問を用意して経験談を募集してみましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。

  • マンションか戸建てかどっちを購入した?
  • 選んだ決め手は何?
  • 決め手の理由は?

経験談

田村 健作さん(36歳/千葉県)
30代男性①

マンションか戸建てかどっちを購入した?
戸建て(新築)
選んだ決め手は何?
部屋数です
決め手の理由は?
4人家族それぞれの部屋が欲しかったので4LDK以上が必須でした。
子供が転校を嫌がったため学区内を探しましたが、4LDKは戸建てしかなく決めました。
野田 要さん(35歳/広島県)
30代男性②

マンションか戸建てかどっちを購入した?
マンション(新築)
選んだ決め手は何?
生活上の手間の少なさです
決め手の理由は?
マンションと戸建ての両方に賃貸で住みました。
どっちも住み心地は良かったのですが、振り返ると戸建ては庭の草むしりやゴミ出しが手間。(ゴミ置き場の掃除が順番でした)
その点マンションは管理人さんに頼れるので、最終マンションに気持ちが傾きました。
佐藤 優実さん(36歳/神奈川県)
30代女性①

マンションか戸建てかどっちを購入した?
戸建て(新築)
選んだ決め手は何?
子供の生活音を気にしなくていい点です
決め手の理由は?
タワーマンションの景色に惹かれ悩みました。
ただ、うるさい幼児2人の生活音を考えると、下の階に気を遣う毎日はストレスに思い、最終は戸建てに決めました。
吉村 涼成さん(35歳/栃木県)
30代男性③

マンションか戸建てかどっちを購入した?
戸建て(中古)
選んだ決め手は何?
管理組合が面倒に思いました
決め手の理由は?
できる限り近所付き合いを少なくしたい思いがありました。
戸建てかマンションか迷いましたが、管理組合の集まりや活動を面倒に感じたため戸建てにしました。
役員に任命されると、総会など積極的に関わる必要があるので。
前田 慎吾さん(59歳/大阪府)
50代男性①

マンションか戸建てかどっちを購入した?
マンション(中古)
選んだ決め手は何?
何か起きた時に相談しやすいから
決め手の理由は?
あと5年もしたら退職です。
老後には、管理人や管理会社にすぐ相談できる環境はメリットでしょうから。
また、いざという時は複数の住人と協力しあえるマンションを選びました。
川上 彩香さん(40歳/北海道)
40代女性①

マンションか戸建てかどっちを購入した?
戸建て(新築)
選んだ決め手は何?
自由にペットを飼えるからです。
決め手の理由は?
子供が生まれた後は犬や猫などペットを飼うことが夢でした。
候補のマンションではペットの種類や大きさに制限があることを知り、その時比較していた新築の戸建てを購入しました。
※プライバシー保護のため経験者名は仮名です。

まとめ:マンションか戸建てか後悔しない選択をしよう!

今回の不動産とーくは『マンションか戸建てかどっちを買う?両方デメリットだらけと言われ悩む』と題して、下記の項目を解説しました。

本記事で解説したこと

  • マンションか戸建てかどっちを買う?悩む前に「購入目的」の整理を!
  • マンションか?戸建てか?全13項目で各メリット&デメリットを徹底比較!
  • マンションか戸建てか「資産価値・売りやすさ」ではどっちが有利?
  • [経験談]何が決め手に?マンションか戸建てかどっちを選んだ?
レオ教授レオ教授

参考になったかの~

生徒:カエデ生徒:カエデ

家の購入について自分が何を重視するのか、今一度考えてみるべきね♪

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

私は生まれてからずっと戸建て生活で、実はマンションに憧れているんです

レオ教授レオ教授

憧れはきっかけじゃ!
「なぜマンションがいいのか?」この答えが目的に沿うかじゃぞ!

生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

老後に階段の上り下りがない他、一度整理してみます!
いい勉強になりました

マンションか戸建てか悩めば悩むほど、納得のいく答えになかなか出会えないもの。
悩む前にまずは「購入目的」の整理です。

「なぜマイホームを購入したいのか?」

この答えがしっかり固まれば、あなたにとってどっちがより良い選択かが見えてくるはずです。
また、購入目的を基盤にして各メリットデメリットを見ていくと、客観的で冷静な判断ができると思います。

「戸建てはデメリットだらけだ!子育てならマンションだ!」
「マンションはデメリットだらけだ!戸建ては建て替えできる!」

ネットやSNSで飛び交う意見の数々を前に、混乱することも少なくなるでしょう。

自分の快適な生活のために悩むのは良い事だと思います。
マンションか戸建てか慎重に選んでみて下さいね。

以上、『マンションか戸建てかどっちを買う?両方デメリットだらけと言われ悩む』でした。

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生徒:ケイスケ生徒:ケイスケ

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生徒:カエデ生徒:カエデ

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