
名著「金持ち父さん貧乏父さん」が、皆を駆り立てたと言っても過言ではない「不動産投資」。
大人気漫画ワンピースで、海賊王ゴール・D・ロジャーが奮起させた大航海時代の幕開けにも似ています。
「不動産投資のおすすめ勉強方法は?」
初心者におすすめしたい不動産投資の勉強方法は「インプット系」「アウトプット系」を合わせて以下の7つです。
そして、間違った勉強方法は以下の3つ。

不動産投資は世代とわず過熱してますね~

うむ、注目の資産形成の1つじゃからな!
今回の不動産とーく『【初心者必見】不動産投資のおすすめ勉強方法7つ・間違った勉強方法3つ』では、不動産業界17年の経験と知識をもって解説していきます。
この記事を読めば、今日からでも不動産投資の勉強を開始できるはずですので、ぜひ参考にして下さい!
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産業界歴17年。取引件数は400件超・相談件数は2,800件超の実績。不動産コンサルティング事業を行なうクラウドハーツ・リアルエステート代表。≫詳しいプロフィール
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
勉強前に計画!いつまでに不動産投資を実践する?
つまり、「いつまでに物件を購入するか?」を勉強前に計画しておきましょう。
不動産投資の勉強を始めたはいいが、1年も2年も知識ばかり詰め込んで、いつまでも実践に踏み出さない初心者が多いからです。
とは言え、知識なしで渡り合えるほど不動産投資の世界は甘くありません。

どのくらいの期間、勉強すればいいんですか?

目安3~6ヶ月は腰をすえて勉強し、知識を身につけるといいじゃろう!
勉強は「基礎を学ぶ」に集中する
そして、投資物件を購入するまでの勉強は、あくまで「基礎を学ぶ」に集中することが大事です。
「経験」というフィルターを通さないことには、応用知識を勉強しても頭に入らないからです。

不動産投資において「経験」に勝る勉強方法はないからの~
1日も早く基礎を学び終えて不動産投資の世界へ飛び込み、経験者の仲間入りを果たしましょう!
それでは、不動産投資の初心者におすすめしたい勉強方法を紹介していきます。
必見!不動産投資のおすすめ勉強方法[全7つ]
改めて、不動産投資の初心者におすすめしたい勉強方法は計7つです。
インプット系が4つ、アウトプット系が3つになります。

まずはインプット系の勉強方法じゃ!
不動産投資のおすすめ勉強方法[インプット系]
不動産投資のおすすめ勉強方法の内、[インプット系]は以下4つです。
1.本を読む
ことは、不動産投資のおすすめ勉強方法です。
不動産投資に成功した経験者のノウハウを、1,000円~2,000円程度で学べるからです。

本は一番コスパの良い勉強方法と言えるじゃろう!
本は出版社の売り上げや著者のプロモーションを目的に出版されるため、質の高い内容に仕上がっていることが多いです。
参考にならない本は、Amazonや楽天のレビューですぐ悪評につながりますからね。
また、本で不動産投資を勉強する際は、5冊以上できれば10冊は読む、複数の著者の本を読むようにしましょう。
そもそも読む量が少ない、1~2人の著者に絞ってしまっては、得られる知識がかたよるからです。
あなたに合った投資方法を見つける意味でも、『本を読む』ことを1つの軸に不動産投資の勉強を進めることをおすすめします。
2.不動産投資セミナーへ参加する
ことは、おすすめの勉強方法の1つです。
セミナーでは、不動産投資経験者である講師から直接話を聞くことができます。
その他わからない点は質問し、その場で疑問を解消できるからです。
「1.本を読む」と並行し、セミナーではより実践的な勉強をするイメージです。
本で疑問に感じたことも積極的に質問すれば、必要な知識が定着しやすくおすすめです。

参加費無料で、初心者向けに開催しているセミナーも多いぞ!
また、不動産投資セミナーには初心者の参加も多く、コミュニケーションやワークを通して、勉強仲間ができたような気持ちにもなることもメリットでしょう。
ただし、不動産投資セミナーには、参加者に物件を売るなど主催者の利益だけを目的にした怪しいセミナーも少なくありません。
よって、セミナーは「知識を学ぶだけの目的意識をもって参加すること」が大切です。
3.不動産投資スクールを受講する
ことは、おすすめの勉強方法の1つです。
- 物件の選び方
- 利回りの仕組み
- 価格交渉の仕方
- 銀行との付き合い方
- 管理会社の選び方
- 物件の空室対策
- 税金関係
など不動産投資に必要な全ての知識を、用意されたカリキュラム沿って徹底的に勉強することができます。
費用はかかりますが、「成功するために一番堅実な勉強方法」と言えるでしょう。
不動産投資では、預金と銀行融資を使いながら、何百万、何千万という多額のお金を投入するため、失敗すれば大きな損失にもつながります。
不動産投資を始めたいが、
「失敗したくない…」
こんな気持ちが強い人は『不動産投資スクール』で勉強することをおすすめします。
有名なスクールをあげるなら「ファイナンシャルアカデミー」です。
講師陣のレベルも高く、初心者が不動産投資を体系的に学ぶなら、うってつけのスクールと言えるでしょう。
無料の体験セミナーも実施していますので、気になる人はチェックしてみて下さい。
4.経験者から個別に教えてもらう
ことは、不動産投資でおすすめの勉強方法です。
ここでの経験者は友人・知人・親戚などです。
損得勘定なしで教えてくれる人がいいでしょう。
あなたとフラットな関係にある人ほど、不動産投資のデメリットやリスク、失敗談についても、包み隠さず教えてくれるからです。

疑問があっても気軽に質問しやすいですね!

勉強のお礼に食事ぐらいはご馳走するんじゃぞ!
以上、不動産投資で初心者におすすめしたいインプット系の勉強方法でした。
続いては、アウトプット系の紹介です。
不動産投資のおすすめ勉強方法[アウトプット系]
不動産投資のおすすめ勉強方法の内、[アウトプット系]は以下3つです。

インプット系の勉強で得た知識を活かすんじゃ!
1.不動産投資物件を見に行く
ことは、おすすめの勉強方法です。
実際に見ることで、物件の観察力が磨かれるからです。
あくまで不動産投資の勉強のためです。
そのため、外観や周辺環境などの見学に留めておきましょう。
購入意思のない内覧は、不動産会社に手間を取らせるだけだからです。
情報サイトで気になる物件を見つけたら、掲載の概要と住所をたよりに現地まで足を運ぶといいでしょう。
現地では「何でも気になる点をメモすること」をおすすめします。
- どんな人が借りているのかな?
- 近くにスーパーはあるのかな?
- 外壁にひびが入っている
- 築年数の割にはきれいだ
など何でもです。
多くの物件を現地で見て経験を重ねることで、失敗を未然に防ぐ観察力が磨かれていきます。
あなたが実際に購入する時に、必ず活きてくるはずです。
慣れてきたら、サイトの情報をもとに利回りの計算などもやってみると、より深い勉強ができるでしょう。
以上から、『不動産投資物件を見に行く』ことはおすすめの勉強方法の1つと言えます。
2.銀行へ融資相談に行く
ことは、不動産投資でおすすめの勉強方法の1つです。
不動産投資で安定した家賃収入を得るためには、銀行融資が必須だからです。
融資審査の仕組みなどを事前に相談して勉強しておくと、本格的に物件を探す際に活きてくるはずです。
まれに経験者のブログやSNS上では、
「○○銀行の審査が甘い」
などの情報を見かけることがあります。
ただし、正直なところそれら情報の信ぴょう性は低く、あくまで肌感覚であり、その経験者の実績も背景にあります。
特に、実績のない不動産投資初心者にはあまり参考になりません。
直接あなたに向けた銀行からの生の情報を聞くことが何より勉強になります。
以上から、『銀行へ融資相談に行く』ことは、不動産投資でおすすめの勉強方法と言えます。
3.少額で投資物件を購入する
ことは、不動産投資でおすすめの勉強方法の1つです。
やはり不動産投資において「経験」に勝る勉強方法はないからです。
おそらく、成功しているどの不動産投資経験者に聞いても「実践が最も勉強になる」と言うことでしょう。

もちろん焦っての購入は禁物じゃぞ!
気持ちと資金に余裕があればじゃ!
勉強して必要最低限の知識を得たところで、「300~500万円」程度で投資物件を購入します。
最初は、募集やリフォームの手間がない入居者付のオーナーチェンジ物件がいいでしょう。
もし期待通りに収益が上がらなかったとしても、少額でオーナーチェンジ物件なら損失は少なく、売却して投資資金も取り戻しやすいからです。
実践で得た経験は、今後の不動産投資で必ず役に立ちます。
よって、『少額で投資物件を購入する』ことは、不動産投資でおすすめの勉強方法と言えます。
以上、不動産投資の初心者におすすめしたい勉強方法を、「インプット系」「アウトプット系」に分けて紹介しました。
かわって、次は不動産投資の間違った勉強方法を紹介していきます。
勘違い!不動産投資の間違った勉強方法[3つ]
初心者にありがちな不動産投資の間違った勉強方法は以下の3つです。

おすすめできない理由を含めて解説していくぞ!
1.宅地建物取引士の資格を取る
『宅地建物取引士の資格を取る』ことは、不動産投資の間違った勉強方法です。
宅建資格の勉強範囲は多岐に渡るため、実際の不動産投資に関係しない内容も多いからです。
もちろん勉強して損はありませんが、
- 投資物件の選び方
- リスクのコントロール方法
- 利回りの考え方
- 値段交渉の方法
- 管理会社の選び方
など、不動産投資に必要な知識を優先して勉強する方が何倍も効率がいいでしょう。
不動産業界で営業マンとして働きたい場合は、宅地建物取引士の資格が必要です。
ただ、不動産投資を始める上で、特に資格は必要ありません。

法律や売買の知識は身につくから、100%間違った勉強方法とまでは言わんがの~
2.不特定多数のブログやSNSを見る
『不特定多数のブログやSNSを見る』ことは、不動産投資の間違った勉強方法です。
信頼性が乏しい、カモ目的の勧誘があるなど、ネット上にはあらゆる情報が溢れており、初心者の内は情報の良いor悪いがあまり見分けられないからです。
また、独学であらゆる知識や情報を隅から隅まで調べる勉強方法は、途中で何が正しいのか判断できなくなるため、おすすめできません。
もちろん本当に信頼できる不動産投資家のブログやSNSの情報は有効です。
ただ、ブログやSNSによる勉強は、基礎知識を学び、正しい情報の取捨選択ができるようになってからでいいでしょう。
入口を間違えると、取り返しのつかない失敗を招くおそれもありますからね。
3.FP(ファイナンシャルプランナー)だけに学ぶ
『FP(ファイナンシャルプランナー)だけに学ぶ』ことは、不動産投資の間違った勉強方法です。
講師にもよりますが、一般的にFPはお金の専門家であって、不動産投資の専門家ではないからです。
あえてFPを探して勉強を教わろうとする必要はないでしょう。
「投資=FPに聞け」と言う人もいますが、実際のところ不動産の専門知識には欠けることが多いです。
もちろん不動産投資も資産形成の1つであり、FPから学ぶお金の勉強は有益と言えます。
しかし、あなたが不動産投資を始めたい目的で勉強するのであれば、学ぶ項目の優先順位が違ってくるでしょう。
以上、初心者にありがちな不動産投資の間違った勉強方法を解説しました。
まとめ:不動産投資はあなたに合った勉強方法で学ぼう!
今回の不動産とーくは『【初心者必見】不動産投資のおすすめ勉強方法7つ・間違った勉強方法3つ』と題して、下記の項目を解説しました。

いかがじゃったかの~?
記事中でも触れたように、不動産投資において「経験」に勝る勉強方法はありません。
そのため、いかに早く基礎知識を学び終えて、実践に移せるかどうかがカギです。
目的は「不動産投資で収益を得ること」。
その先は人それぞれと思いますが、まずは収益という形を作ることです。
勉強途中から知識を得ることばかり優先して、本来の目的を見失っている人も多いので注意が必要です。
ぜひあなたに合った勉強方法で、晴れて不動産投資家の仲間入りを果たしてみて下さい。
以上『【初心者必見】不動産投資のおすすめ勉強方法7つ・間違った勉強方法3つ』でした。
あなたも「不動産投資はやめとけ!」と言われないか不安ですか?本記事では、成功者が「不動産投資はやめとけ!」と断言する人の特徴、初心者がよく反対される理由を詳しく解説!失敗して後悔したくない人は必見です!