ハウスメーカー選びの1番多い期間は?284人のアンケート結果

「ハウスメーカー選びはどのくらい期間が必要?」
「時間をかけすぎると家づくりが遅くなりそう…」
「でも、急いで決めて後悔はしたくないな…」

マイホーム計画で最も重要な「ハウスメーカー選びの期間」について、具体的な目安を知りたい方が増えています。

決断を急ぎすぎて、建てた後に「もっと他社も見ておけば良かった」と後悔される人が少なくありません。

一方で、時間をかけすぎているうちに建材価格が上がり、予算オーバーになったケースも。

そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『ハウスメーカー選びの1番多い期間は?284人のアンケート結果』と題して徹底解説します。

最後まで読めば、あなたに合った無理のないハウスメーカー選びの期間と、その時間を最大限活用するためのポイントがわかります。

この記事を執筆した専門家
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

[284人アンケート]ハウスメーカー選びの1番多い期間

注文住宅でマイホームを建てた284人に、「ハウスメーカー選びの期間」のアンケートを取りました。

レオ教授レオ教授

結果は以下の通りじゃ

アンケート結果:284人のハウスメーカー選びの期間

  • 3~4ヶ月 → 81人(28.5%)
  • 2~3ヶ月 → 69人(24.3%)
  • 4~5ヶ月 → 53人(18.7%)
  • 1~2ヶ月 → 35人(12.3%)
  • 5~6ヶ月 → 24人(8.5%)
  • 6ヶ月以上 → 14人(4.9%)
  • 1ヶ月未満 → 8人(2.8%)
※調査284人・2024.12.21~12.24・Webアンケート

2~4ヶ月が全体の半数以上(計150人)

最も多い「3~4ヶ月」の期間で選ぶ人が81人、次いで「2~3ヶ月」が69人となっています。

この2つの期間で全体の半数以上(150人)を占めていることが分かります。

レオ教授レオ教授

多くの人が2~4ヶ月の期間で
ハウスメーカーを選んでいるようじゃ

1ヶ月未満は極めて少数(8人)

また、1ヶ月未満(8人)という短期間での決定は極めて少数です。

これは、ハウスメーカー選びが単なる見積もり比較だけでなく、建築実績、アフターサービス、営業マンとの相性など、幅広い検討が必要だからでしょう。

5~6ヶ月以上の長期間は比較的少ない(計38人)

一方で、5ヶ月以上かける人(計38人)も比較的少数です。

これは、長すぎる期間がかえって判断を複雑にする可能性があることを示唆しています。

具体的な期間の使い方は?

具体的な使い方としては、最初の1ヶ月で3~4社のハウスメーカーを候補として選び、その後1~2ヶ月かけて各社の見学会や相談会に参加。

さらに1ヶ月程度で、詳細な見積もり比較や契約条件の確認をおこなうというペースが理想的です。

レオ教授レオ教授

これはあくまで
平均的な期間じゃ!

土地探しから始める方や、特殊な要望がある場合は、もう少し余裕を持った計画を立てることをおすすめします。

ケイスケ

自分たちのペースで
慎重に選んでいきたいですね

なお、アンケートでは35人が1~2ヶ月で決めていますが、これは事前に十分な情報収集をしていた場合や、知人からの確かな紹介があった場合が多いと考えられます。

初めてハウスメーカー選びをする人は、最低でも2ヶ月以上の期間を確保するといいでしょう。

ハウスメーカー選びに最低2ヶ月はかけるべき5つの理由

家づくりで最も重要なのが、ハウスメーカー選びです。

ハウスメーカー選びで確認すべきポイント

  1. 複数社の間取りや提案をじっくり比較
  2. 複数社との見積もり交渉に充分な時間を使う
  3. 営業マンとの相性をしっかり見極める
  4. 家づくりの知識を身につけた上で判断
  5. 家族全員が意見を出し合いゆっくり相談

最低でも2ヶ月以上の時間をかけることで、理想の家づくりに近づけることができます。

1.複数社の間取りや提案をじっくり比較できるから

ハウスメーカー選びで重要なのは、複数社の提案内容を詳しく比較検討することです。

ケイスケ

各社の特徴って
違うんですね

大手ハウスメーカーでも、得意とする間取りや外観デザイン、設備の充実度は会社によって大きく異なります。

最低でも3社以上の提案を比較することで、各社の特徴や強みが明確になってきます。

レオ教授レオ教授

3社以上の比較が
ポイントじゃ!

例えば、キッチンの位置や収納の使い勝手、リビングの採光など、実際に図面を見て検討していくと、1社あたり2週間程度は必要になってきます。

カエデ

そうそう!
慎重に比べたいわ

急いで決めてしまうと、暮らし始めてから「あの会社の間取りの方が良かったかも」と後悔する可能性も。

そのため、複数社の提案をじっくりと比較検討できる時間的余裕を持つことが、理想の家づくりには欠かせません。

2.複数社との見積もり交渉に充分時間を使えるから

家づくりの予算は、見積もり交渉によって大きく変わってきます。

2ヶ月以上の期間をかけることで、各ハウスメーカーの見積もり内容を細かくチェックし、より良い条件を引き出せる可能性が高まります。

ケイスケ

見積もりって
そんなに時間かかるの?

実は、見積書の内容は会社によってまちまちです。

例えば、ある会社は設備をすべて標準仕様に含んでいるのに対し、別の会社はオプション扱いにしているケースも。

レオ教授レオ教授

見積もりの比較は
慎重にするのじゃ!

表面的な金額だけで判断すると、後から追加費用が発生して予算オーバーになることも。

見積もりの詳細を確認し、必要に応じて仕様の変更や値引き交渉を行うには、1社あたり2~3週間程度の時間が必要です。

カエデ

ここは焦らずに
じっくりね

3.営業マンとの相性をしっかり見極められるから

家づくりは完成まで約半年~1年かかる大きなプロジェクトです。

その間、担当の営業マンとは何度も打ち合わせを重ねることになります。

ハウスメーカー選びの期間を2ヶ月以上確保することで、営業マンの対応力や誠実さ、相性を十分に確認できます。

例えば、以下のようなポイントをチェックしていきましょう。

  • 質問や要望にきちんと答えてくれるか
  • こちらの意見を否定せず、建設的な提案をしてくれるか
  • 打ち合わせ後の資料送付や見積書の修正は迅速か
  • 不在時の連絡体制はしっかりしているか
ケイスケ

営業マンって
会社の顔なんですね

営業マンとの相性が悪いと、要望が上手く伝わらず、理想とは違う家になってしまうリスクがあります。

レオ教授レオ教授

相性の良し悪しは
時間が教えてくれるぞ!

複数回の打ち合わせを重ねることで、営業マンの本質が見えてくるはずです。

4.家づくりの知識を身につけた上で判断できるから

ハウスメーカー選びでは、基本的な家づくりの知識を持っていることが大切です。

2ヶ月以上の時間をかけることで、住宅展示場見学や情報収集を通じて、家づくりの基礎知識を学べます。

ケイスケ

知識があると
提案の良し悪しが
分かりやすそう!

例えば、断熱性能や耐震性能、設備の特徴など、専門的な内容を理解していれば、各社の提案内容をより深く検討できます。

レオ教授レオ教授

知識は
家づくりの武器じゃ!

知識不足のまま契約を急ぐと、営業マンの提案を鵜呑みにしてしまい、本当に必要な性能や設備を見逃してしまう可能性も。

カエデ

そうね!勉強する
時間も必要だわ

5.家族全員が意見を出し合いゆっくり相談できるから

家づくりは、家族全員で決める大切な選択です。

2ヶ月以上の期間があれば、休日を利用して家族みんなで住宅展示場を見学したり、じっくり話し合ったりする時間を確保できます。

特に共働き家庭では、家族全員の予定を合わせるのに時間がかかるもの。

ケイスケ

家族の意見って
大事だよね

例えば、子どもの部屋の広さや収納の位置、キッチンからリビングが見渡せる間取りなど、家族それぞれの希望を聞き、理想の住まいをイメージしていきましょう。

カエデ

みんなで決めたい
ポイントがたくさん!

家族の意見をしっかり聞かないまま決めてしまうと、入居後に「もっと違う間取りが良かった」という後悔につながりかねません。


以上、ハウスメーカー選びには最低2ヶ月以上の期間が必要な理由を解説しました。

レオ教授レオ教授

焦らず慎重に
進めることじゃ!

家づくりは一生の買い物です。

十分な時間をかけることで、将来の後悔を避け、理想の住まいづくりを実現できるはずです。

まとめ:納得のハウスメーカー選びは適切な期間配分を

今回の不動産とーくは『ハウスメーカー選びの1番多い期間は?284人のアンケート結果』と題して、下記の項目を解説しました。

この記事で解説したこと

  1. [284人アンケート]ハウスメーカー選びの1番多い期間
  2. ハウスメーカー選びに最低2ヶ月はかけるべき5つの理由
レオ教授レオ教授

今回のテーマはどうじゃった?

一生に一度のマイホーム。だからこそ、ハウスメーカー選びは焦らずじっくり進めることが大切です。

複数社の間取りや提案をじっくり比較検討しながら、見積もり交渉にも余裕を持って臨むことができます。

さらに、営業担当者との相性を確認したり、家族で十分に話し合う時間も必要です。

レオ教授レオ教授

焦らず自分の
ペースで進めるのじゃ!

何より、家づくりの知識をしっかり身につけることで、将来に後悔しない、ベストな選択ができるようになります。

これから家づくりを始める皆さん、時間に追われすぎず、でも決して時間を無駄にせず、ぜひ賢く家づくりを進めていってください。

以上『ハウスメーカー選びの1番多い期間は?284人のアンケート結果』でした。

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