![いい不動産屋の見分け方!ホームページ・店構え・対応別[全16選]](https://realestate-talkbar.jp/wp-content/uploads/2019/09/na1u67vu30ho.jpg)
「いい不動産屋の見分け方なんてあるの?」
「どんな不動産屋に行けばいいの?」
あなたもこう思って悩んでませんか?
不動産売却、購入、賃貸など、全てのシーンで活躍する「不動産屋」。
ちなみに、どこの不動産屋に依頼しても、仲介業務の内容は原則同じです。
同じ手続きをお願いするなら、いい不動産屋に依頼したいですよね。
しかし、あなたの身近でも想像以上に多くの店舗が…
いい不動産屋の見分け方なんてあるのでしょうか?

教授、今日も元気よくいきましょう!
テーマは「いい不動産屋の見分け方」です!

うむ、不動産屋も増えたの~。
混乱するのも無理ないわい!
そこで今回の不動産とーくは『いい不動産屋の見分け方!ホームページ・店構え・対応別[全16選]』と題して、あなたの新生活の第一歩を成功させるために役立つ情報を解説していきます。
不動産屋は大きく分けて2種類
いい不動産屋の見分け方の解説前に、不動産屋の種類について把握しておきましょう。
全国に多数ある不動産屋は、大きく分けて2種類です。
- 大手の不動産屋:テレビCMなどで馴染みの知名度の高い
- 地域密着の不動産屋:その地域に絞って不動産事業を営む
一般的に規模が大きい大手の不動産屋に頼んだ方が良いと思われがちです。
ただ、大手には大手の良さ、地域密着には地域密着の良さがあり、一概にどちらかが良いとは言えません。
そこで各々のメリットとデメリットをまとめました。
あなたの目的や考え方に合う不動産屋を選ぶようにしましょう。
大手の不動産屋
・企業の財務状況が安定し、体制や書類が信頼できる
・従業員が多く研修の充実から、業務の質が良い
・知名度により問合せ自体が多い
・大きな組織での運営のため、ルールも厳しく融通がきかない
・希望条件が曖昧だと後回しにされることもある
大手の不動産屋は、支店や営業所を広い範囲で展開しています。
幅広い情報を取り扱っているのが特徴ですが、その反面、学校の評判や近隣スーパーの情報など、日常生活に深い関わり合いのある地域情報にうとくなりがちでしょう。
地域密着の不動産屋
・学校やスーパーの評判など地域情報に強い
・その地域での仕事が生命線なため、素早く丁寧な対応が期待できる
・他地域の情報にうとく、広いエリアで探している場合には適さない
・社員の研修など少なく、各スタッフの知識の差や業務品質の差が大きい
イメージは駅前にある昔ながらの不動産屋さんです。
地域の地主から月極駐車場や賃貸アパートの管理を任され、それを収入の柱としている会社も多いです。
地元の地域情報に強く、さらに公開されていない不動産情報を地主伝いに持っていることもあります。
ただ、スタッフの知識や経験に大きな差があるので、当たり外れが大きいのが特徴です。
いい不動産屋の見分け方を「ホームページ・店構え・対応」に分けて解説
いい不動産屋の見分け方を「ホームページ・店構え・対応」の3つのパートに分けて、全16項目を詳しく解説していきます。
ホームページ |
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店構え |
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対応 |
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まずは、ホームページ編からいきましょう。
いい不動産屋さんの見分け方[ホームページ編]-5項目-
まずは、いい不動産屋さんの見分け方を「ホームページ」に絞って解説していきましょう。
ホームページにおいて、紹介したい見分け方は下記5つです。
- 会社概要の免許番号が長い
- 情報が常に更新されている
- スタッフ紹介がある
- 物件1つ1つの写真が豊富
- 自社ホームページ以外のネット情報が充実
1.会社概要の免許番号が長い
いい不動産屋「ホームページ」での見分け方1つ目、
『会社概要の免許番号が長い』ことです。
いい不動産屋かどうかを見分けるためには、まずホームページに掲載されている「会社概要」を確認します。
会社概要では、不動産屋のその地域での営業期間を調べることができます。
この期間は会社概要のページに記載の「国土交通大臣免許 (○) ××××号」もしくは「△△県知事免許 (○) ××××号」といった免許番号から判断できます。
これらに表記されている()内の数字は宅建業免許の更新回数を示しています。
5年に1回更新になり、例えば(3)の場合、営業開始から15年以上ということになります。
この値が大きいほど当該地域での営業期間が長いことを意味するわけです。
このように、各会社の免許番号は不動産屋がその地域を熟知しているかの目安となります。
ただし、単に営業期間が長いだけではいい不動産屋とは言い切れません。
できて若すぎる不動産屋かどうか、見分けるぐらいのイメージでいいと思います。
2.情報が常に更新されている
いい不動産屋「ホームページ」での見分け方2つ目、
『情報が常に更新されている』ことです。
ホームページに掲載の物件情報が定期的に更新されているかをチェックします。
言うまでもなく、不動産屋は顧客が求めている物件の最新情報の提供です。
このため、物件情報が詳細に掲載されているかだけでなく、その更新頻度も重要な判断材料となります。
なお、掲載内容については、その地域を全く知らない人が、実際に住んだ際の生活がイメージできるような情報の充実度を期待したいものです。
たとえば、物件だけでなく周辺施設などについても十分に写真が掲載されていることが一つの判断基準。
一方で写真が極端に少なく、さらには更新も稀な不動産屋は要注意です。
こうした本来の業務を怠っている会社に、いい物件が紹介できる可能性は高いとはいえないでしょう。
ホームページの情報が常に更新されていることは、いい不動産屋の見分け方の1つです。
3.スタッフ紹介がある
いい不動産屋「ホームページ」での見分け方3つ目、
『スタッフ紹介がある』ことです。
不動産屋のホームページをチェックする際には、物件情報だけでなく、顔写真付きのスタッフ紹介、ブログやSNSなどが掲載されていることを確認しましょう。
いい不動産屋の多くは会社の写真やスタッフの紹介といった情報公開により、顧客の安心感を得ています。
また、これらの紹介内容には、スタッフの年齢や趣味だけでなく、得意な地域、得意な業務内容、意気込みなど掲載している場合があります。

どんなスタッフが担当してくれるのか、事前に知っておくのは重要じゃ。
スタッフ紹介があるホームページは、顧客にとって安心感を与えますね。
4.物件1つ1つの写真が豊富
いい不動産屋「ホームページ」での見分け方4つ目、
『物件1つ1つの写真が豊富』ことです。
一つひとつの物件に対して、写真が多数掲載されているかを確認しましょう。
たとえば、
- LDKを中心に各部屋の写真
- 各部屋の収納の広さがわかる写真
- 洗面やキッチンなどの水廻りの写真
- バルコニーからの景色の写真
- スーパー、学校、病院など近隣施設の写真
これらの写真を豊富に掲載しているのは、いい不動産屋にみられる共通点でもあります。
最近では水廻りの機能性にこだわる女性が増えつつあります。
キッチンの使い勝手などの情報は、物件探しで重視されるポイントでもあります。
このため、豊富な写真で情報提供に力を入れている不動産屋では、こうした女性の要望にもきちんと配慮していることが感じられます。
いい不動産屋の見分け方において、物件1つ1つの写真が豊富なことは基本にしたいですね。
5.自社ホームページ以外のネット情報が充実
いい不動産屋「ホームページ」での見分け方5つ目、
『自社ホームページ以外のネット情報が充実』していることです。
ホームページはもちろんですが、それ以外にも物件情報のポータルサイトでもその良し悪しを比較することができます。
たとえば、SUUMO(スーモ)やLIFULL HOME’S(ライフルホームズ)などの不動産のポータルサイトでは、同じ物件の情報を複数の不動産屋が取り扱っています。
このため、ポータルサイトでは各社が紹介する同一物件の掲載内容を比較でき、その情報の充実度からいい不動産屋かどうかの判断ができます。
いい不動産屋さんの見分け方[店構え編]-5項目-
次に、いい不動産屋さんの見分け方を「店構え」に絞って解説していきましょう。
「店構え」において、紹介したい見分け方は下記5つです。
- 店内店外の物件情報が最新
- 窓ガラスが綺麗
- 清潔感のある店内
- 整理整頓ができている
- 個人情報の管理がしっかりできている
1.店内店外の物件情報が最新
いい不動産屋「店構え」での見分け方1つ目、
『店内店外の物件情報が最新』であることです。
一般的に不動産屋の実店舗では、物件情報が店内店外に掲示されていることが多いです。
これは店舗の前を通る歩行者に向けた広告などであり、ホームページと同様にタイムリーな情報提供を目的としています。
このため、掲示されている物件情報や資料が古い場合には、あまり営業に力を入れていない、つまり、いい不動産屋ではない可能性があります。
さらに、注意したいのが、情報の中に「最高」などの「不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)」に抵触するフレーズを使用しているケースです。
当然ながら法律を軽んじるような、もしくは故意ではない場合でも、ルールに欠ける不動産屋は避けるのが無難でしょう。
店内店外の物件情報が最新なことは、いい不動産屋の見分け方で欠かせないですね。
2.窓ガラスが綺麗
いい不動産屋「店構え」での見分け方2つ目、
『窓ガラスが綺麗』なことです。
不動産屋の多くは、来店しやすいよう、通行人へ物件情報を広告しやすいよう、店舗を1階があることが多いです。
このため、不動産屋の前を通るだけで、サービスの良し悪しをある程度判断することができます。
そのチェックポイントの1つが窓ガラスです。
もし、窓ガラスの汚れが目立ったり、さらにはひび割れている場合には、日頃のメンテナンスを怠っていることが伺えます。
意識してなければ見過ごしがちなポイントですが、いい不動産屋であれば店舗の顔である外観にも配慮を怠ることはありません。
窓ガラスが綺麗なことは、いい不動産屋の見分け方の1つですね。
3.清潔感のある店内
いい不動産屋「店構え」での見分け方3つ目、
『清潔感のある店内』です。
いい不動産屋であれば、当然ながら店内への気配りにも力を入れています。
いい不動産屋は、物件の相談などに訪れた顧客が店内で快適に過ごせるよう、常に掃除の行き届いた空間を提供しています。
さらに、いい不動産屋に共通しているのは、店内だけでなく店舗周辺の路上清掃の徹底です。
日頃からの気配りがなされている不動産屋ではスタッフのモラルも高いですね。
このため、実際の相談時には親身で丁寧な対応が期待できます。
4.整理整頓ができている
いい不動産屋「店構え」での見分け方4つ目、
『整理整頓ができている』ことです。
通常、不動産屋ではお客さんのアンケートから不動産の重要書類まで、大量の資料を取り扱っています。
このため、各店舗における書類の取り扱いも、いい不動産屋を見分け方として重要なポイントとなります。
具体的には、店舗訪問の際に、店内を見渡して書類が乱雑に扱われていないか、さらには整然とファイリングされているかを見える範囲でチェックしてみましょう。
いい不動産屋であれば業務の効率化を図るために、書類の整理整頓もシステム化しています。
物件を依頼した際に迅速で信用のおける対応が期待できるかは、店内の様子からも判断できます。
5.個人情報の管理がしっかりできている
いい不動産屋「店構え」での見分け方5つ目、
『個人情報の管理がしっかりできている』です。
上の書類整理に関連するポイントですが、なかでも注意したいのが個人情報の取り扱いです。
不動産屋では業務上、個人情報の載った契約書などを大量に扱います。
このなかにはアンケート用紙のような簡潔なものに限らず、契約書や重要事項説明書といった詳細な個人情報や実印入りの書類も多数あります。
個人情報が記載された書類が他の顧客から見える位置に置いている、さらには放置している不動産屋は利用するのを控えましょう。
なぜならその不動産屋で契約をした場合、あなた自身の書類も同様に扱われ、個人情報が第三者にさらされるリスクがあるためです。
個人情報の管理がしっかりできていることは、結構見逃しがち。
常識と思うポイントですが、案外抜けている場合も多いと聞くので、いい不動産屋の見分け方では外せないですね。
いい不動産屋さんの見分け方[対応編]-6項目-
では最後、いい不動産屋さんの見分け方を「対応」に絞って解説していきましょう。
対応において、紹介したい見分け方は下記6つです。
- 誠意のある営業マンがいる
- メールの返信が迅速
- 仲介手数料半額・無料には注意
- デメリットもきちんと言ってくれる
- 希望通りの物件を内見させてくれる
- 営業マンの言葉遣いが丁寧
不動産取引では、担当してくれる営業マンによって満足度が全然違います。
顧客と直接接客する営業マンは各会社の窓口でもあり、その対応は、いい不動産屋を見分け方を考えるうえで重要な部分です。
1.誠意のある営業マンがいる
いい不動産屋「対応」での見分け方1つ目、
『誠意のある営業マンがいる』ことです。
多くの不動産屋では営業マンにノルマが設定されており、毎月売り上げを伸ばすのに努力しています。
このため、営業マンは顧客の希望する物件を提供し、契約に結び付けることが本来の業務目的です。
顧客の希望は多岐にわたります。
仮に賃貸であれば、家賃、立地、間取り、築年数、階数など。
しかし、すべてを満たす物件紹介は難しいのが現実です。
そのため、営業マンのなかには売り上げを優先して、あえて顧客の希望から外れた物件を紹介し、営業トークで契約にこぎつけてくる場合があります。
接客を受ける際、営業マンの提案は、「誠意のある対応orただの営業トーク」をどちらか見極めることが大切です。
誠意のある営業マンがいる不動産屋でお世話になりたいものですね。
2.メールの返信が迅速
いい不動産屋「対応」での見分け方2つ目、
『メールの返信が迅速』ことです。
つまり問い合わせ時の対応ですね。
なかでも重視したいのが問合せに対する返信の早さです。
たとえば、忙しい社会人にとっては、不動産屋のレスポンスが遅いと意思決定が思うように進みません。
一方で、常にメールチェックを行っており、問合せに迅速に対応している不動産屋は、顧客満足を考え、意欲的に業務にあたっていることが伺えます。
いい不動産屋ではこうしたレスポンスの重要性を理解しており、問い合わせのスタッフを配置するなどの体制が整っています。
3.仲介手数料半額・無料には注意
いい不動産屋「対応」での見分け方3つ目、
『仲介手数料半額・無料には注意』することです。
不動産屋の主な収入は、物件の売却益や仲介手数料などです。
中でも、仲介手数料について、半額もしくは無料と大々的に広告する会社には注意が必要です。
なぜなら、ちゃんとした収益があるからこそ、顧客サービスが整うからです。
半額もしくは無料の際には、
- 不動産売却の場合、広告に費用をかけることができない
- 不動産購入&賃貸の場合、紹介される希望物件数が減る
などの問題が発生することが考えられます。
売却にしろ、購入にしろ、賃貸にしろ、全ての不動産取引の失敗は、人生レベルで大きな影響が出ます。
基本的に、仲介手数料を割引していない不動産屋を選ぶ方をおすすめします。
4.デメリットもきちんと言ってくれる
いい不動産屋「対応」での見分け方4つ目、
『デメリットもきちんと言ってくれる』です。
いい不動産屋の営業マンに見られる共通点の1つは、顧客に対し物件のメリットだけでなくデメリットも丁寧に説明し、納得した上で進めてくれることです。
一方で自分自身のノルマが優先の営業マンは、物件のデメリットを隠す傾向がみられます。
一般的に顧客満足を一番に考えた接客とは、商品の良いところも悪いところも明らかにする誠意ある対応です。
よって、営業マンが過剰にデメリットを隠すようであれば、その不動産屋を選ぶべきではありません。
5.希望通りの物件を内見させてくれる
いい不動産屋「対応」での見分け方5つ目、
『希望通りの物件を内見させてくれる』ことです。
不動産屋や営業マンによっては、物件の内見数に制限をかけてくる場合があります。

つまり2件までしか見れないなど、希望した物件を自由に内見できない場合があるんじゃ。

そ、そんなことあるんですか!?

この物件はカギの段取りに時間がかかると言って、なかなか見せてくれん事例もあるそうじゃ。
また、内見時に「他にも検討している人がいる。今日申し込まないと無くなるかもしれません。」と契約を促してくる場合があります。
実際には先約がなくとも、こうした営業トークで十分な検討時間を与えない悪質なケースがあるので注意が必要です。
今後、長期にわたって居住する物件ですから、第三者にせかされた結果ではなく、納得のうえで契約をしたいものですよね。
6.営業マンの言葉遣いが丁寧
いい不動産屋「対応」での見分け方6つ目、
『営業マンの言葉遣いが丁寧』なことです。
不動産屋の主な収入は、物件の契約時に発生する成功報酬です。
このため、営業マンには基本的にお客様第一の丁寧な対応が求められる業界でもあります。
こうした背景があるにもかかわらず、顧客への接客態度に難のある不動産屋は問題といえます。
よって、不動産屋へ問い合わせもしくは店舗訪問の際には、馴れ馴れしい口調などの接客態度をチェックすることが大切です。
たとえば、営業マンの言葉遣いといった接客態度、電話応対、そのほかスタッフ同士での会話などから社員教育の良し悪しが判断できます。
営業マンの言葉遣いが丁寧なことは、いい不動産屋の見分け方の中では基本の部分ですね。
以上、いい不動産屋の見分け方について、ホームページ・店構え・対応別に解説してきました。
以下でおさらいしてみて下さい。
ホームページ |
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---|---|
店構え |
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対応 |
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続いては、あきらかにおすすめできない不動産屋の特徴について、紹介したいと思います。
要注意!おすすめできない不動産屋の特徴は?
では最後に、おすすめできない不動産屋の特徴を5つあげたいと思います。
- 店構え等が汚い地元の古い不動産屋
- 物件広告に禁止用語を使用している不動産屋
- きちんと希望を聞いてくれない不動産屋
- 見た目や印象の悪い不動産屋
- 路上看板が道路にはみ出している不動産屋
1.店構え等が汚い地元の古い不動産屋
店構え等が汚い地元の古い不動産屋は、おすすめできません。
一般的に、地元の不動産屋に対するイメージはその地域での営業期間が長いことから、周辺環境を熟知しているといった良い印象を受けるかもしれません。
しかしながら、営業への積極性が感じられない業者も多く、さらに店構えまで汚いとなると、おすすめはできません。
また、古い不動産屋は、顧客の多くが昔からの常連やその紹介者が中心になっているケースも多々。
新規顧客は、知人などの紹介無しに訪問すると雑な対応を受けることがあります。
2.物件広告に禁止用語を使用している不動産屋
物件広告に禁止用語を使用している不動産屋は、おすすめできません。
先にも一部紹介しましたが、店舗の物件資料や広告に、不動産公正取引協議会の禁止用語が使用されていないかチェックしましょう。
たとえば、「完璧」「絶対」「激安」がこれにあたります。
当然ながら法令違反を気にしない、もしくはその違反にすら気づいていない不動産屋は、モラルや配慮に欠けていることから避けるべきでしょう。
3.きちんと希望を聞いてくれない不動産屋
きちんと希望を聞いてくれない不動産屋は、もちろんおすすめできません。
一般的に不動産屋で物件案内を依頼した際には、希望条件などをヒアリングされ、その内容に沿って営業マンが紹介をすすめてくれます。
しかしながら、希望条件が多い顧客に対して、雑な対応を取る不動産屋もあります。

どうして雑な対応を取るんですか?

希望が多すぎると、その条件に合った物件が見つかりにくいのは想像できるじゃろ。

はい。

希望の多い顧客に物件を紹介しても、なかなか決めてくれないと思っとるんじゃ。
その態度が対応にあらわれるわけじゃ。
希望条件の項目は、立地、築年数、間取り、利便性、学区など多岐にわたり、これらすべてを満たす物件がみつかることは、確かに稀です。
それを紹介前から諦めモードで対応してくる不動産屋は、おすすめできませんね。
4.見た目や印象の悪い不動産屋
見た目や印象の悪い不動産屋は、おすすめできません。
店内の清掃が行き届いていない、また入店時に店員から「いらっしゃいませ!」などの声かけが無いといった見た目や印象の悪さです。
いくら良い物件を紹介してくれても、契約前後の対応やアフターケアなどを考慮すると、見た目や印象の悪い不動産屋をおすすめすることはできません。
5.路上看板が道路にはみ出している不動産屋
路上看板が道路にはみ出している不動産屋は、おすすめできません。
不動産屋の多くは店舗前に路上看板を掲示しています。
しかし、これらの看板を歩道や公道に設置するのは法令や条例違反にあたります。
基本的には認められていません。(許可を得ている場合は別)
このため、歩道などにはみ出た路上看板が通行を妨げている場合には、その不動産屋の法令遵守意識の低さが伺えます。
以上、おすすめできない不動産屋の特徴を解説しました。
- 店構え等が汚い地元の古い不動産屋
- 物件広告に禁止用語を使用している不動産屋
- きちんと希望を聞いてくれない不動産屋
- 見た目や印象の悪い不動産屋
- 路上看板が道路にはみ出している不動産屋
まとめ:信頼できるいい不動産屋に任せよう
今回の不動産とーく『いい不動産屋の見分け方!ホームページ・店構え・対応別[全16選]』もまとめです。
・おすすめできない不動産屋の特徴
本記事では、いい不動産屋の見分け方を中心に紹介してきました。
日常において不動産屋を頻繁に利用する機会はないことから、その業態に対する理解、特にいい不動産屋の見分け方を知らない方は少なくないと思います。
ここで紹介したように、残念ながら不動産屋のなかには利益を重視して顧客対応を疎かにする会社も少なからず存在します。
契約、そして引き渡し後は長期間にわたって生活する住居ですから、いい不動産屋を見分け、その後は誠意あるスタッフと協力して、より満足度の高い物件をみつけてほしいと思います。
以上、『いい不動産屋の見分け方!ホームページ・店構え・対応別[全16選]』でした。