
「玄関とリビングの仕切りをなしにしたい」
「見た目は素敵だけどほんとうに快適なの?」
「なんか後悔する人が多いって聞くけど…」
玄関とリビングの仕切りをなくすオープン設計。
デザイン性が高く、開放的な空間を作れる人気の間取りですが、実際に採用を検討すると悩んでしまいますよね。
実は、注文住宅での打ち合わせでも、玄関・リビングの仕切りなしプランへの不安や迷いの声が非常に多く寄せられています。
後悔するケースの多くは、メリットデメリットを十分に理解しないまま、見た目の印象だけで判断してしまうことが原因です。
ただ、事前に適切な対策を講じることで、開放的な空間のメリットを最大限に活かしながら、デメリットを最小限に抑えることは十分可能です。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『玄関・リビング仕切りなしは後悔?メリットデメリット&対策8つ』と題して徹底解説します。
最後まで読めば、あなたの暮らしに合った玄関・リビング間の理想的な仕切り方と、後悔しない具体的な対策が必ずわかります。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
玄関・リビング仕切りなしは後悔?メリットデメリット
玄関とリビングの仕切りなしは、デザイン性と機能性を両立できる魅力的な間取りです。
ただし、ライフスタイルや家族構成によって、メリットとデメリットの影響度は大きく変わってきます。
事前に両面をしっかり理解していないと、入居後に後悔する可能性が高くなります。
まずは、玄関とリビングの仕切りなしのメリットから詳しく見ていきましょう。
メリット6つ
玄関・リビング仕切りなしの魅力は、開放感だけではありません。
- 広く開放的に感じられる
- 家族の出入りが把握しやすい
- 玄関が明るくなる
- 風通しが良くなる
- 不審者に気付きやすい
- ペットの出入りがスムーズ
それぞれのメリットについて、具体的に解説していきます。
1.広く開放的に感じられる
玄関とリビングの仕切りをなくすことで、空間全体が広々と感じられ、開放的な印象になります。
特に、30坪以下の比較的小さな家では、この効果が顕著に表れます。

狭い家でも
広く見えるんですね
実際に、仕切りなし設計を採用した多くの方が「予想以上に広く感じる」と話しています。

視線の抜けが
大切なポイントじゃ!
2.家族の出入りが把握しやすい
リビングから玄関の様子が見えることで、家族の出入りを自然に把握できます。
小さなお子さんがいる家庭では、玄関での見守りがしやすく、安心感が高まります。

子どもの様子が
よく分かって安心!
また、共働き家庭でも、家族の帰宅時間が分かりやすいというメリットがあります。
3.玄関が明るくなる
仕切りをなくすことで、リビングの光が玄関まで届き、明るく開放的な玄関空間が生まれます。
暗くなりがちな玄関も、リビングの光で自然と明るい空間に変わります。

玄関が暗いのは
気になってたんです
これにより、玄関での靴の履き替えや身支度がしやすくなるメリットもあります。
4.風通しが良くなる
玄関とリビングの間に仕切りがないことで、家全体の空気の流れがスムーズになります。
特に春や秋の気持ちの良い季節は、玄関とリビングの窓を開けることで、心地よい風が家全体を通り抜けます。

自然の風で
リフレッシュできそう!
この自然換気により、室内の空気が新鮮に保たれやすくなります。
5.不審者に気付きやすい
玄関の様子がリビングから見えることで、防犯面でも大きなメリットがあります。
不審な物音や人影があった場合も、すぐに気付くことができます。

セキュリティ面も
考えないとですね
特に、玄関先での突然の来客や不審者への対応も、リビングにいながら確認できる安心感があります。
6.ペットの出入りがスムーズ
犬や猫などのペットがいる家庭では、ストレスなく自由に行き来できる環境になります。
特に犬の散歩時も、スムーズな出入りが可能で、玄関での待機もラクになります。

ペットとの暮らしが
快適になりそう!
以上、玄関・リビング仕切りなしの6つのメリットを解説しました。

家族構成や
ライフスタイルに合わせて
検討するのがポイントじゃ!
次は、避けては通れないデメリットについても、詳しく見ていきましょう。
デメリット8つ
玄関とリビングの仕切りなしには、考慮すべき課題もあります。
- 来客時にリビングの生活感が丸見え
- 冬は玄関の冷気が入って寒い
- 夏は玄関の熱気が入って暑い
- 生活音や子どもの声が玄関まで響く
- 砂ぼこりがリビングまで入ってくる
- リビングのニオイが玄関まで漂う
- 雨の日は帰宅時の湿気が入りやすい
- 冷暖房の効きが悪くなる
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
1.来客時にリビングの生活感が丸見え
玄関を開けた瞬間に、リビングの様子が見えてしまうため、来客時に困ることがあります。
特に突然の来客の際は、リビングの片付けが間に合わず、生活感丸出しの状態を見られてしまう可能性も。

急な来客は
ちょっと心配かも…
また、宅配便の受け取り時なども、プライバシーが気になる場面が出てきます。
2.冬は玄関の冷気が入って寒い
冬場は玄関ドアの開閉で入り込む冷気が、直接リビングまで流れ込んでしまいます。
特に、玄関の利用が多い時間帯は、リビングの温度が安定しにくくなります。

冬の寒さ対策は
重要ですよね
家族の出入りが多い朝夕は、リビングが冷え込みやすい傾向にあります。
3.夏は玄関の熱気が入って暑い
夏場は外からの熱気が玄関から入り込み、リビングの室温が上がりやすくなります。
特に西日が強い時間帯は、玄関ドアが熱くなり、その熱がリビングまで伝わってきます。

夏の暑さも
気になりますね…
エアコンの効きも悪くなり、電気代の上昇にもつながる可能性があります。
4.生活音や子どもの声が玄関まで響く
リビングでの会話や、テレビの音、子どもの声などが玄関まで響きやすくなります。
外出前や帰宅時の静かな時間を過ごしたい時でも、リビングの音が気になることも。

音の問題は
意外と重要かも
また、マンションやアパートの場合は、共用廊下への音漏れも気になるポイントです。
5.砂ぼこりがリビングまで入ってくる
玄関で落とした砂や埃が、気付かないうちにリビングまで広がってしまうことがあります。
特に風が強い日や、子どもやペットの出入りが多い家庭では、掃除の手間が増える傾向に。

掃除の頻度が
増えそうです
花粉の季節も、玄関からリビングまでしっかりと対策が必要になります。
6.リビングのニオイが玄関まで漂う
料理の匂いなど、リビングで発生したニオイが玄関まで広がりやすくなります。
来客時に気になるだけでなく、玄関に置いた上着や靴にニオイが移る可能性も。

換気には気を
使わないとですね
特に焼肉やフライなど、強い匂いを伴う料理の際は注意が必要です。
7.雨の日は帰宅時の湿気が入りやすい
雨の日は傘や濡れた上着から、湿気がリビングまで広がりやすくなります。
梅雨時期は特に、じめじめした空気がリビングまで漂ってくることも。

湿気対策も
必要なんですね
カビや結露の原因にもなるため、しっかりとした対策が求められます。
8.冷暖房の効きが悪くなる
玄関とリビングの仕切りがないため、空調効率が低下し、冷暖房費が余計にかかる可能性があります。
夏場のエアコン使用時や、冬場の暖房時は特に影響が大きくなります。

光熱費の上昇も
考えないとですね
以上、玄関・リビング仕切りなしの8つのデメリットを解説しました。

対策をしっかり
考えておけば
問題は解決できるぞ!
ただし、これらのデメリットは適切な対策を講じることで、かなりの部分を解消できます。
次は、具体的な対策方法を詳しく見ていきましょう。
玄関・リビング仕切りなしで後悔しない8つの対策
玄関とリビングの仕切りなし住宅で快適に暮らすためには、適切な対策が重要です。
- 間仕切り家具で必要に応じて仕切れるようにする
- 壁や柱で視線を自然に遮る設計にする
- 設計段階で後付けの間仕切りを想定しておく
- 玄関からの視界を計算して家具配置を決める
- 観葉植物やグリーンで自然な目隠しを作る
- 玄関ホールの奥行きを十分に確保する
- 小上がりにしてリビングとの区切りを作る
- アール壁で玄関からの視線を自然に遮る
それでは、具体的な対策方法を詳しく見ていきましょう。
1.間仕切り家具で必要に応じて仕切れるようにする
可動式の間仕切り家具を活用することで、状況に応じて柔軟に空間を仕切ることができます。
以下のような間仕切り家具がおすすめです:
- 折りたたみ式のパーテーション(収納時はコンパクト)
- キャスター付きの本棚(移動が簡単で収納も兼ねる)
- アコーディオンカーテン(開閉が自在で見た目もスタイリッシュ)
- 突っ張り式の間仕切りラック(工事不要で設置可能)

必要な時だけ
仕切れるのは便利!
来客時や冷暖房使用時など、必要な時だけ仕切ることで快適さを保てます。
2.壁や柱で視線を自然に遮る設計にする
玄関とリビングの間に適度な壁や柱を設けることで、プライバシーを確保しながら開放感も維持できます。
効果的な設計のポイントは以下の通りです:
- 玄関から斜めに壁を配置して視線を自然に遮る
- リビング側に装飾柱を設けて空間にアクセントを付ける
- 半透明のガラスブロックを部分的に採用する
- 玄関とリビングの間に飾り棚付きの壁を設ける

自然な仕切りで
おしゃれな空間に!

設計時の工夫で
デメリットは解消
できるものじゃ!
3.設計段階で後付けの間仕切りを想定しておく
将来的な生活スタイルの変化に対応できるよう、間仕切りの追加を想定した設計にしておくことが重要です。
具体的な準備ポイントは以下の通りです:
- 天井と床にあらかじめ間仕切り用の下地を入れておく
- 引き戸やドアの取り付けを想定した柱を設置する
- 電気配線を両方の空間で独立して使えるように設計する
- 将来的な間仕切り設置時の動線を考慮しておく

将来の変更も
考えておくんですね
4.玄関からの視界を計算して家具配置を決める
家具の配置を工夫することで、自然な目隠し効果が得られ、プライバシーを確保できます。
効果的な家具配置のポイントは以下の通りです:
- 大きめのソファを玄関側に背を向けて配置する
- テレビ台やテレビボードで視線を遮る
- 観葉植物やディスプレイ棚を活用する
- 玄関から見えにくい位置にダイニングテーブルを設置する

家具の配置だけでも
かなり変わりそう!
5.観葉植物やグリーンで自然な目隠しを作る
観葉植物やグリーンを効果的に配置することで、自然でおしゃれな目隠しを演出できます。
おすすめの植物と配置方法は以下の通りです:
- 背の高いパキラやベンジャミンを玄関とリビングの境目に置く
- 複数の植物を段違いに配置してナチュラルな空間を作る
- プランターボックスを活用して観葉植物を並べる
- フェイクグリーンも取り入れてメンテナンスの手間を減らす

グリーンがあると
空間が潤いますね
6.玄関ホールの奥行きを十分に確保する
玄関ホールに適度な奥行きを持たせることで、リビングとの緩やかな区切りを作ることができます。
効果的な玄関ホールの設計ポイントは以下の通りです:
- 玄関から直接リビングが見えない奥行き1.5m以上を確保
- シューズクロークを設けて収納と仕切りを兼ねる
- 天井の高さを変えて空間の変化をつける
- 間接照明で異なる空間の雰囲気を演出する

玄関まわりの
設計が大切なんですね
7.小上がりにしてリビングとの区切りを作る
リビングを小上がりにすることで、玄関との自然な区切りと独特の空間演出が可能になります。
小上がりを効果的に活用するポイントは以下の通りです:
- 15~30cmの段差を付けて緩やかな仕切りを作る
- 段差下を収納スペースとして活用する
- 框(かまち)部分に間接照明を組み込む
- 段差部分に座れる空間を設けて玄関での動作をスムーズに

収納も増えて
一石二鳥ですね!
8.アール壁で玄関からの視線を自然に遮る
アール壁を採用することで、スタイリッシュな空間デザインと視線の自然な遮りを両立できます。
アール壁を効果的に取り入れるポイントは以下の通りです:
- ゆるやかなカーブで玄関からの視線を自然に遮る
- 壁面にニッチを設けて装飾や収納として活用する
- 間接照明と組み合わせて空間のアクセントを作る
- カーブの内側を収納スペースとして有効活用する

曲線が優しい
雰囲気を作りますね
以上、玄関・リビング仕切りなしで後悔しない8つの対策を解説しました。

対策をしっかり
講じれば快適な
暮らしができるぞ!
これらの対策を組み合わせることで、開放的な空間を活かしながら、プライバシーや快適性も確保できます。
大切なのは、ご家族のライフスタイルに合わせて、必要な対策を適切に選択すること。
設計段階でしっかりと検討し、理想の住まいを実現してください。
[体験談]玄関・リビング仕切りなしで後悔した声
玄関とリビングの仕切りなしプランは、事前の想定と実際の暮らしにギャップを感じる方も少なくありません。
ここからは、実際に仕切りなし住宅に住んでいる方々の生の声をご紹介します。

実体験から学べるのは
とても参考になります
これらの体験談を参考に、ご自身の生活スタイルに合わせた判断材料としてください。

他の方の経験を
活かすことが
大切じゃ!
高橋 美咲さん(38歳・愛知県)
- 仕切りなしを選んだ理由は?
- インテリアにこだわりたくて、玄関からリビングまでスッキリとした空間を作りたかったんです。
SNSで見かけるような、おしゃれなエントランス空間に憧れていました。
家具や観葉植物を置いて、玄関からリビングまでをギャラリーのような雰囲気にしたいと思って。 - 仕切りなしで困っている問題は?
- テレワークが増えて、リビングで仕事をすることが多くなりました。
宅配便が来るたびに、玄関の出入りの音が気になって集中が途切れてしまいます。
オンライン会議中に、家族が帰ってきた時の物音が全部聞こえてしまうんです。
夫も在宅勤務なので、お互いの仕事の音が干渉して困っています。 - 問題をどうやって対策してる?
- リビングにパーテーションを置いて、仮設の仕切りを作りました。
玄関には防音マットを敷いて、音を少しでも軽減するように工夫しています。
でも見た目が気になるし、根本的な解決にはなっていません。
オンライン会議の時は、お互いの予定を確認して部屋を分けて使うようにしています。 - 仕切りの有無を決めるアドバイス
- 在宅ワークをする可能性がある方は、音の問題を重視して検討してください。
私たちは見た目の素敵さだけで決めてしまい、実用面での検討が足りませんでした。
後付けの防音対策は限界があるので、設計の段階でしっかり考えることが大切です。
仕切りと開放感は、必ずしも相反するものではないと気付きました。
村田 健一さん(45歳・福岡県)
- 仕切りなしを選んだ理由は?
- 両親が高齢なので、よく実家に来てもらうんです。
将来的な介護のことも考えて、段差をなくしたバリアフリー設計にしました。
仕切りがないと、杖をついた父も、足の不自由な母も、玄関からリビングまでスムーズに移動できると思って。 - 仕切りなしで困っている問題は?
- 冬場の寒さ対策に苦労しています。
福岡は湿気が多いので、玄関を開けると冷たい空気がリビングまで一気に広がるんです。
両親が来る時は特に心配で、床暖房を入れていても、玄関の冷気で体調を崩さないか気になります。
エアコンの効きも悪くなって、光熱費が予想以上にかかっています。 - 問題をどうやって対策してる?
- 玄関に大きめのカーテンを付けて、仮設の仕切りを作りました。
床暖房は来客の30分前から入れるようにして、室温を安定させるようにしています。
玄関には、厚手のマットを何枚も重ねて敷いています。
でも見た目が生活感丸出しになってしまって、妻が不満そうです。 - 仕切りの有無を決めるアドバイス
- 介護を視野に入れている方は、バリアフリーと室温管理の両立を考えてほしいです。
引き戸や折戸など、開け閉めが簡単な仕切りの選択肢もあったのに、と後悔しています。
高齢者の安全と快適さを考えると、適度な仕切りは必要かもしれません。
特に寒暖差の大きい地域では、慎重に検討することをお勧めします。
松田 裕子さん(35歳・栃木県)
- 仕切りなしを選んだ理由は?
- 3歳と5歳の子どもがいるので、玄関の様子が見えた方が安全だと思ったんです。
上の子が下の子の面倒をよく見てくれるのですが、玄関での靴の着脱中に転ばないか心配で。
ベビーゲートを付けるより、視界が開けている方が子どもの動きに素早く対応できると考えました。 - 仕切りなしで困っている問題は?
- 子どもたちの友達が遊びに来た時が大変です。
玄関で5、6人の子どもたちが一斉に靴を脱ぐので、すぐにリビングまで土埃が広がってしまいます。
みんなで外遊びから帰ってきた時なんて、泥だらけの靴を脱ぐ場所もないくらい。
子どもたちの元気な声が響いて、赤ちゃんが昼寝から起きてしまうことも。 - 問題をどうやって対策してる?
- 玄関に大きな収納ベンチを置いて、靴を脱ぐスペースを確保しました。
来客用のスリッパも多めに用意して、子どもたちが並んで履き替えられるようにしています。
掃除機は玄関近くに置いて、すぐに使えるようにしました。
でも土埃は本当に困りものです。 - 仕切りの有無を決めるアドバイス
- 小さな子どもがいる方は、成長に合わせた空間の使い方を考えてみてください。
今は安全面で仕切りなしが便利ですが、子どもの友達が増えてくると、玄関周りの管理が大変になります。
可動式の間仕切りなど、成長に合わせて変更できる選択肢を残しておくと良かったかなと思います。
岩田 誠一さん(43歳・新潟県)
- 仕切りなしを選んだ理由は?
- 新潟は日が暮れるのが早いので、家の中を明るく感じられる間取りにしたかったんです。
仕切りをなくせば、玄関から入る光がリビングまで届くと考えました。
妻も「圧迫感のない、開放的な空間が良い」と言っていて。
設計士さんからも「光を取り込める」とアドバイスをもらい、決めました。 - 仕切りなしで困っている問題は?
- 雪国ならではの問題が次々と出てきて困っています。
玄関で雪を払っても、融けた雪がリビングまで水滴となって広がるんです。
子どもたちがスキーから帰ってきた時なんて、玄関が雪解け水でびしょびしょに。
冬場は下駄箱の周りに濡れた手袋や帽子が干してあって、見た目も良くないです。 - 問題をどうやって対策してる?
- 玄関に大きな除湿機を置いて、常時運転しています。
玄関マットも冬用の特別なものを使って、水分を吸収するようにしました。
外出時の着替えは2階の脱衣所でするようにして、極力玄関を使わないようにしています。
でも電気代がかさんで、正直きついです。 - 仕切りの有無を決めるアドバイス
- 雪国にお住まいの方は、冬の生活を具体的にイメージすることをお勧めします。
私たちは「明るい空間」にこだわりすぎて、冬の暮らしの大変さを見落としていました。
今から仕切りを付ける工事を検討していますが、費用が高額で躊躇しています。
光は取り入れつつ、玄関の水回りはしっかり区切る設計が理想だったかもしれません。
以上、玄関・リビング仕切りなしで後悔した経験者の体験談を紹介しました。
まとめ:玄関・リビングの仕切りは暮らし方で選ぼう
今回の不動産とーくは『玄関・リビング仕切りなしは後悔?メリットデメリット&対策8つ』と題して、下記の項目を解説しました。
- 玄関・リビング仕切りなしは後悔?メリットデメリット
- 玄関・リビング仕切りなしで後悔しない8つの対策
- [体験談]玄関・リビング仕切りなしで後悔した声

今回のテーマはどうじゃった?
玄関とリビングの仕切りなしは、広さと開放感を演出できる魅力的な間取りです。
ただし、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解しておかないと、後悔する可能性もあります。
そこで重要なのが、あらかじめ対策を講じておくこと。

事前の対策で
後悔なしじゃ!
間仕切り家具や観葉植物での目隠し、小上がりやアール壁の採用など、さまざまな工夫を組み合わせることで、開放的な空間のメリットを最大限に活かせます。
また、設計段階で後付けの間仕切りを想定しておくことで、将来的な生活スタイルの変化にも柔軟に対応できます。
家族構成やライフスタイルに合わせて、玄関とリビングの理想的な仕切り方を見つけてください。きっと素敵な住まいづくりにつながるはずです。
この記事が、あなたの理想の住まいづくりのヒントになれば嬉しいです。
住まいづくりの成功を心より応援しています!
以上『玄関・リビング仕切りなしは後悔?メリットデメリット&対策8つ』でした。
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