
「家を買おう!…で何すれば?」
あなたも疑問ですか?
まずは決断おめでとうございます。
家を買うと決めても、まずやることが何かわかりませんよね。
早速、「家を買うにあたりまずやること」を以下9こにまとめました。
- 住宅ローンの借入可能額を知る
- 購入予算を決める
- 希望条件を整理する
- 購入に必要な不動産知識を学ぶ
- 友人や同僚の購入経験者にアドバイスをもらう
- 住宅情報サイトをチェックする
- 実際に物件を見に行ってみる
- 勤務先の住宅手当の有無を確認する
- 行政の税控除制度を確認する

家を買う決断おめでとうございます!

失敗せんように、まずやることを解説していくぞ!
今回の不動産とーく『家を買うと決めたら何をすればいい?まずやること9の必須リスト!』では、不動産業界17年の知識と経験をもとに解説します。
この記事を読めば、あなたが理想の家にスムーズに出会うための、役立つ知識が得られるはずです。
家を買うと決めたらまずやること9の必須リスト
改めて、家を買うと決めてまずやることは以下9こです。
- 住宅ローンの借入可能額を知る
- 購入予算を決める
- 希望条件を整理する
- 購入に必要な不動産知識を学ぶ
- 友人や同僚の購入経験者にアドバイスをもらう
- 住宅情報サイトをチェックする
- 実際に物件を見に行ってみる
- 勤務先の住宅手当の有無を確認する
- 行政の税控除制度を確認する

1つずつ解説するぞ!
1.住宅ローンの借入可能額を知る
『住宅ローンの借入可能額を知る』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
「いくら住宅ローンを借りられるのか?」、これがわからないと具体的な購入予算を立てることができないからです。

いったん仮で、口座を持っている銀行の住宅ローン相談窓口へ行くといいじゃろう
一方、「年収の6倍前後」を借入可能額の目安にして家を探し始める人もいますが、あまりおすすめできません。
家を買う際に必須の住宅ローン審査では、
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 家族構成
- 預金の額
- 借入の有無(車ローンなど)
- 過去の延滞履歴
などを総合的に判断するからです。

同じ年収の人でも、審査結果が数百万単位で違うこともあるんじゃ

銀行によっても審査基準が違いますもんね
だから事前相談として、銀行の住宅ローン相談窓口へ行き、借入可能額の目安を知ることが大事です。
2.購入予算を決める
『購入予算を決める』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
住居費は生活の負担の大部分を占めます。
入居後も経済的に余裕のある暮らしをするためにも、予算決めはとても重要です。
前項の『1』で住宅ローンの借入可能額を知るわけですが、くれぐれもその上限額を購入予算にしないことです。
仮に3,500万円まで借りられるからといって、3,500万円を借りるつもりで家を買うべきではありません。
住宅ローンの上限額は、その人がギリギリ返済できると判断された金額だからです。
借入可能額の範囲内で、上限額をできるだけ下回るように意識しましょう。

目一杯借りた結果、毎月の返済に追われる人が多いからの~
家の購入予算は、「住宅ローンの返済を含めた全生活費を支払っても、毎月手取り収入の10%以上を貯金できること」を目安にすると、入居後の負担が楽になります。
参考までに、購入予算決めの簡単な手順は、
- 年間の手取り収入を計算
- 年間の全支出を計算 ※住居費以外
- 年間で貯金したい額を決める
- 1−2−3=年間のローン支払額上限
- 4÷12=月間のローン支払額上限
- 5をローン試算アプリなどで逆算→購入予算

貯金したい額を考慮しておくことが大事じゃ!
その他、家の購入予算を決める際のポイントは以下2つ。
- 諸費用も考慮する→購入金額の8%を目安にする
- 貯金全額は使わない→新生活では想定外のお金がいる
理想を言うと、購入予算を決める際には、将来かかる子供の教育費、老後の積み立て資金、リフォーム費用なども考えておくとベストです。

毎年の固定資産税もあるわね(汗)

マンションなら管理費・修繕積立金・駐車場代も忘れずにじゃ!
3.希望条件を整理する
『希望条件を整理する』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
家族で話し合い、できるだけ具体的に整理しましょう。
この時、希望条件に優先順位をつけることがポイントです。
優先順位が無いとあれもこれも求めてしまい、いつまでたっても家を買えない人が多いからです。
参考に、決めておくとスムーズな希望条件は以下の通りです。
家の種類について、
- 新築or中古
- 一戸建てorマンション
立地について、
- 検討地域の範囲
- 駅までの距離
- 買い物施設までの距離
- 通勤・通学時間
家の細かな希望について、
- 築年数
- 方角(向き)
- 間取り(3LDK・4LDKなど)
- 各部屋の広さ
- 駐車場の必要台数

希望条件を整理してる時から楽しめそうね
マンションか?戸建てか?どっちを買うか悩む人は必見!本記事では、マンションと戸建てのメリットデメリットを全13項目で比較。将来の資産価値や売りやすさの考え方、「どっちを選んだか?」経験談も紹介しています!
4.購入に必要な不動産知識を学ぶ
『購入に必要な不動産知識を学ぶ』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
最低限の知識がなければ、不動産会社の説明を充分に理解できないからです。
知識を学び、営業マンから紹介された物件や情報を正しく取捨選択できるようになることが目的です。
そうすれば、家を買う上で失敗することも防げるでしょう。

営業マンが正しいことを言ってるとは限らんからの~
必要な不動産知識は「本」で学ぶことがおすすめです。
1,000円~1,500円程度の費用で、専門家の考え方を繰り返し学べるので、非常にコスパがいいです。

まずは2~3冊を手に取ってみるといいじゃろう
セミナーという選択肢もありますが、セミナーは顧客獲得目的の場合も多いです。
信頼できるセミナーなら参加していいでしょう。
5.友人や同僚の購入経験者にアドバイスをもらう
『友人や同僚の購入経験者にアドバイスをもらう』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
家を買うことのメリット・デメリット、良かったこと・後悔したことなど、実際の身近な声を気兼ねなく聞けるからです。
経験者の失敗はあなたが家を買う時にも起こりえることです。
事前に聞いておくことで対策し、失敗を避けることができるでしょう。

友人や同僚なら、営業をかけてくることもないしの~(笑)
6.住宅情報サイトをチェックする
『住宅情報サイトをチェックする』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
本格的に家を探し始めると、資料請求や内覧予約などで必ず使うのが住宅情報サイトです。
できるだけ早く使い方に慣れておき、情報に触れるクセをつけておくといいでしょう。
有名どころで言うと、
などです。
どの住宅情報サイトも無料で手軽に使えます。
スマホアプリもあるので登録を済ませておくと便利です。

気になる物件があったら、実際に資料請求してみてもいいぞ!
7.実際に物件を見に行ってみる
『実際に物件を見に行ってみる』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
家の購入にあたり、物件の内覧は購入を具体的に検討する大事なフェーズ。
ネットの物件情報に触れることも大事ですが、どこかのタイミングで実際に見に行ってみることをおすすめします。
やはり現地にはネットではわからない情報が溢れているからです。

実際の日当たりや風通し、近隣や街並みの様子は現地に行かんとわからんからの~
早めに内覧に慣れておくことで、いざ気になる物件が見つかった時にあせらずに済みます。
見る目を養うつもりで見に行ってみましょう。
内覧は、わざわざ不動産屋に行って依頼しなくても、住宅情報サイトから簡単に予約できます。
また、周辺でオープンハウスが開催されていたら覗いてみてもいいでしょう。
8.勤務先の住宅手当の有無を確認する
『勤務先の住宅手当の有無を確認する』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
家を買った人の福利厚生の1つとして、1~2万円の住宅手当を用意している会社も多いからです。

もしあれば経済的な安心材料になりますね

大手企業に多い印象じゃの~
ただし、住宅手当があるからといって、その分予算を上げることはおすすめしません。
途中で制度を無くす会社も多いからです。
家の購入予算は、あくまで住宅手当が無い前提で決めておくことが大事です。
9.行政の税控除制度を確認する
『行政の税控除制度を確認する』は、家を買うと決めたらまずやることの1つです。
まずは、住宅ローン控除を知りましょう。
住宅ローンの年末残高の1%(最大40万円)を目安に、所得税額を10年間控除する制度です。※令和3年7月9日時点のため、最新の制度情報は国税庁HP内「住宅借入金等特別控除」で確認して下さい。

そういえば、同僚が年末調整で毎年手続きしてますね
また、親族から多額の資金援助を予定している場合は、家を買う時期に該当する住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税を確認しておきましょう。
ちなみに、経験の浅いあるいは不勉強な営業マンが税制度を詳しく知らないケースもよくあります。
誤った情報により多額の損をした話もよく聞くので、あなた自身で情報を取りにいくのが賢いでしょう。
以上、家を買うと決めたらまずやることを解説しました。
- 住宅ローンの借入可能額を知る
- 購入予算を決める
- 希望条件を整理する
- 購入に必要な不動産知識を学ぶ
- 友人や同僚の購入経験者にアドバイスをもらう
- 住宅情報サイトをチェックする
- 実際に物件を見に行ってみる
- 勤務先の住宅手当の有無を確認する
- 行政の税控除制度を確認する
まとめ:まずやること整理して家を買う計画を立てよう!
今回の不動産とーくは『家を買うと決めたら何をすればいい?まずやること9の必須リスト!』と題して、下記の項目を解説しました。

役に立ったかの~?
家は人生で一番大きな買い物です。
賃貸の部屋探しとはわけが違って、数千万円の住宅ローンを背負い、一生暮らしていく家にもなります。
決して行き当たりばったりな買い方はせず、家を買うにあたりまずやることを整理して計画を立ててみて下さい。
以上『家を買うと決めたら何をすればいい?まずやること9の必須リスト!』でした。