「この不動産屋、大丈夫かな…」
「営業マンの態度が少し気になる…」
「失敗したら取り返しがつかない…」
不動産屋選びに不安を感じている人は少なくありません。
実際に、良いと思って契約した不動産屋との取引で、後々トラブルに発展するケースも起きています。
不動産取引では、物件の内見や契約、引き渡しまで、何度もやり取りが必要になるため、信頼できる不動産屋を選ぶことは、スムーズな取引の第一歩です。
反対に、問題のある不動産屋を選んでしまうと、時間的にも金銭的にも大きな損失につながってしまいます…。
そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『【要注意】やめた方がいい不動産屋&営業マン全17の特徴とは?』と題して徹底解説します。
最後まで読めば、あなたの大切な取引を任せられる不動産屋選びに失敗しないはずです。
- 西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
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不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士
要注意!やめた方がいい不動産屋&営業マン全17の特徴
大切な取引を失敗しないために、やめた方がいい不動産屋の特徴をしっかり把握しておくことが重要です。
- やめた方がいい不動産屋の特徴7つ
- やめた方がいい営業マンの特徴10こ
やめた方がいい不動産屋の特徴7つ
取引の成功の鍵を握るのが不動産屋選びです。
- 過去に行政処分等の履歴がある
- 物件情報の囲い込みをしている
- 事務所内外が著しく汚れている
- 物件情報が古いor更新が遅すぎる
- 疑わしい過剰な広告表現が目立つ
- 複数の口コミサイトで同様の苦情あり
- 契約前に多額の申込金を要求してくる
一度問題のある不動産屋と契約してしまうと、解約が難しく、大きなトラブルに発展するケースが少なくありません。
取引前に、こういった特徴を持つ不動産屋はやめた方がいいでしょう。必ずチェックしていきましょう。
1.過去に行政処分等の履歴がある
国土交通省や都道府県のホームページで、過去の行政処分履歴を確認できます。
行政処分を受けるって
よほどのことですよね
- 重要事項の説明漏れ
- 広告規約違反
- 契約書の不備
- 申請書類の改ざん
こうした法令違反で処分を受けた不動産屋は、コンプライアンス意識が低く、再び同様の違反を起こす可能性が高いです。
処分履歴は必ず
確認するのじゃ!
2.物件情報の囲い込みをしている
物件情報の囲い込みとは、他社への情報提供を制限して、自社だけで物件を独占的に扱おうとする悪質な商法です。
このような不動産屋は
やめた方がいいですね
- 「うちでしか扱えない物件です」と説明する
- 他社への物件資料の提供を拒否する
- 物件情報を意図的に非公開にする
- 他社からの問い合わせに応じない
このような不動産屋は、客観的な物件比較ができず、ベストな選択肢を見つけられない可能性が高くなります。
3.事務所内外が著しく汚れている
事務所の管理状態は、その不動産屋の仕事に対する姿勢を如実に表しています。
確かに汚い事務所は
なんとなく不安です
- 床や机に書類が散乱している
- 窓やショーウィンドウが著しく汚れている
- 事務所内が異臭を放っている
- 営業資料が乱雑に積み重ねられている
自社の事務所すら適切に管理できない不動産屋に、大切な物件を任せるのは危険です。
第一印象は
大事なのじゃ!
4.物件情報が古いor更新が遅すぎる
物件情報の鮮度は、不動産屋の仕事に対する姿勢や誠実さを表す重要な指標です。
情報更新が遅いと
見逃しが多そうですね
- ポータルサイトの更新日が1か月以上前
- 成約済み物件が掲載されたまま
- 賃料や価格が実際と異なる
- 物件の設備情報が間違っている
物件情報の更新が遅い不動産屋は、他の業務対応も遅くなりがちです。
5.疑わしい過剰な広告表現が目立つ
宣伝文句に誇大表現が目立つ不動産屋は要注意です。
こういう甘い言葉には
要注意ですよね
- 「絶対お得!」「必ず値上がり!」
- 「駅から〇分」が実際より短い
- 「人気物件」「売れ筋」が多用されている
- 「即決特典」「本日限定」を強調
過剰な広告表現を使う不動産屋は、物件の本質的な価値よりも販売を優先する傾向があります。
誇大広告は
やめた方がいいぞ!
6.複数の口コミサイトで同様の苦情あり
インターネット上の評判は、その不動産屋の実態を知る重要な手がかりです。
同じような苦情が
多いのは気になります
- 説明と実物が大きく異なる
- 契約後の対応が悪い
- 担当者の態度が横柄
- 追加料金を要求された
特に複数の口コミサイトで同じような苦情が見られる場合は、その不動産屋をやめた方がいいでしょう。
7.契約前に多額の申込金を要求してくる
契約前の申込金については、慎重な判断が必要です。
申込金の説明が
あいまいなのは怖いです
- 申込金の使途が不明確
- 返金条件が明示されていない
- 預かり証の発行を渋る
- 現金での支払いを強要する
申込金の取り扱いが不透明な不動産屋との取引は、トラブルの温床となりやすいです。
以上、やめた方がいい不動産屋の特徴7つを解説しました。
これらの特徴がある
不動産屋には要注意じゃ!
取引前にしっかりとチェックして、信頼できる不動産屋を選びましょう。
やめた方がいい営業マンの特徴10こ
担当する営業マンの質は、取引の満足度を大きく左右します。
- とにかく契約を急かしてくる
- 物件の欠点を一切説明しない
- 価格や賃料の根拠を説明できない
- 質問への回答が遅いorあいまい
- 競合他社の悪口を言う
- 突然自宅に押しかけてくる
- メモを取る素振りが全くない
- 約束した時間への遅刻が多い
- 安易に値引きを持ち出してくる
- 建物構造や設備の基本知識がない
やめた方がいい営業マンの特徴を知ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。
以下のような特徴が見られたら、早めに担当者の変更を検討しましょう。
1.とにかく契約を急かしてくる
慎重な検討が必要な不動産取引において、契約を焦らせる営業マンは絶対にやめた方がいいでしょう。
急かされると冷静な
判断ができませんよね
- 「今日中に決めてください」と迫る
- 「他にも検討している人がいます」と焦らせる
- 「この条件は今だけです」とせかす
- 検討時間を十分に与えない
2.物件の欠点を一切説明しない
どんな物件にも良い面と悪い面があるものです。
デメリットを隠すのは
不安になりますよね
- メリットばかりを強調する
- デメリットを質問しても濁す
- 周辺環境の課題に触れない
- 建物の経年劣化を軽視する
欠点を隠す営業マンは、後々のトラブルに発展する可能性が高いです。
3.価格や賃料の根拠を説明できない
不動産の価格や賃料には、必ず適切な根拠があるはずです。
漠然とした説明は
信頼できませんよね
- 相場観の説明が曖昧
- 近隣物件との比較データがない
- 価格設定の理由が不明確
- 質問すると話題をそらす
根拠のある説明ができない営業マンは、専門知識が不足している可能性があります。
4.質問への回答が遅いorあいまい
スピーディで的確な対応は、優秀な営業マンの基本です。
真摯な対応がない
営業マンは危険じゃ!
- 連絡が取りづらい
- 質問への回答が具体性に欠ける
- 「確認して連絡します」が多い
- 約束した連絡が来ない
対応の悪い営業マンは、契約後のアフターフォローも期待できません。
5.競合他社の悪口を言う
他社の批判や中傷は、プロフェッショナルとして不適切な行為です。
悪口を言う人って
なんだか嫌ですよね
- 他社の評判を故意に貶める
- 根拠のない批判を繰り返す
- 自社の優位性ばかり主張する
- 業界の慣習を否定する
他社の批判で自社を売り込もうとする営業マンは、プロ意識が欠如している証です。
謙虚な姿勢が大切
なのじゃ!
6.突然自宅に押しかけてくる
アポイントなしの訪問は、プライバシーを無視した行為です。
突然の訪問は
マナー違反ですよね
- 事前連絡なしで来訪する
- 断っても何度も訪問する
- 長時間居座ろうとする
- 強引に契約を迫る
こうした強引な営業手法は、顧客の立場を考えない危険な兆候です。
7.メモを取る素振りが全くない
顧客のニーズを正確に把握するには、メモは必須です。
大切な要望を
忘れられたら困ります
- 要望を頭の中だけで覚えようとする
- 重要な数字をメモしない
- 確認の復唱をしない
- 商談後の記録を取らない
メモを取らない営業マンは、後日の打ち合わせで齟齬が生じる可能性が高いです。
8.約束した時間への遅刻が多い
時間を守れない営業マンは、仕事への責任感が欠如しています。
待ち合わせに遅れる人は
やめた方がいいですね
- 度々遅刻する
- 連絡なしで時間に遅れる
- 謝罪の言葉がない
- 言い訳ばかりする
時間にルーズな営業マンは、重要な期限も守れない可能性があります。
9.安易に値引きを持ち出してくる
適切な価格交渉には、必ず根拠が必要です。
安易な値引きには
要注意じゃ!
- 理由なく大幅な値引きを提案
- 値引きの条件が不明確
- 今だけ特別と焦らせる
- 価格以外の重要事項を軽視する
根拠のない値引きは、物件や取引に何らかの問題がある可能性を示唆しています。
10.建物構造や設備の基本知識がない
不動産の専門家として、基本的な知識は必須です。
専門的な質問に
答えられないのは不安です
- 構造上の特徴が説明できない
- 設備の仕組みを理解していない
- 法規制の説明があいまい
- 専門用語の意味を間違える
不動産の基礎知識がない営業マンは、重要事項の説明も不十分になりがちです。
以上、やめた方がいい不動産屋と営業マンの特徴を詳しく解説しました。
知識と経験のある
プロを選ぶのじゃ!
これらの特徴を事前にチェックして、信頼できる不動産のプロフェッショナルを見極めましょう。
大切な不動産取引を任せるパートナー選びは、慎重に進めることが何より重要です。
不動産屋の対応に不安が…すぐに取るべき3つの行動
やめた方がいい不動産屋の特徴に気づいたら、すぐに行動を起こすことが重要です。
- 物件が希望に合わないことを理由に断る
- 別の不動産屋にセカンドオピニオンを求める
- ひどい場合は不動産協会に相談する
早めに不安な状況から抜け出せば、その分だけ良い不動産屋と巡り合えるチャンスが広がります。
1.物件が希望に合わないことを理由に断る
不動産屋との取引を断る際は、相手を刺激しない理由を選ぶことが賢明です。
希望に合わないなら
断る理由として十分ですね
- 「予算の都合で、もう少し検討させてください」
- 「家族と相談したところ、条件が合わないようです」
- 「通勤・通学の便を重視したいので、別の場所で探します」
- 「間取りや広さについて、もう少し検討が必要です」
物件の条件を理由にした断り方なら、不動産屋も反論しづらいはずです。
2.別の不動産屋にセカンドオピニオンを求める
不安を感じたら、別の不動産屋に相談してみましょう。
他社の意見も
聞いてみたいですよね
- 物件の適正価格を確認する
- 周辺環境の評価を比較する
- 取引条件の妥当性を検証する
- Similar物件の有無をチェックする
やめた方がいい不動産屋を見極めるには、複数の意見を聞くことが効果的です。
比較検討は
大切なのじゃ!
3.ひどい場合は不動産協会に相談する
悪質な対応や不正が疑われる場合は、専門機関への相談も検討しましょう。
中立の専門家に相談できるのは
心強いですね
- 宅地建物取引業協会
- 全日本不動産協会
- 不動産公正取引協議会
- 国土交通省の相談窓口
各協会では、不動産取引のトラブルに関する無料相談を受け付けています。
以上、不動産屋の対応に不安を感じた時の行動について解説しました。
賢明な判断が
重要なのじゃ!
不動産取引は一生に関わる大切な決断です。
取引相手として不安が残る不動産屋は、きっぱりとやめた方がいいでしょう。
あなたの大切な取引を、信頼できる不動産のプロフェッショナルに任せてください。
まとめ:やめた方がいい不動産屋は慎重に見極めよう
今回の不動産とーくは『【要注意】やめた方がいい不動産屋&営業マン全17の特徴とは?』と題して、下記の項目を解説しました。
- 要注意!やめた方がいい不動産屋&営業マン全17の特徴
- 不動産屋の対応に不安が…すぐに取るべき3つの行動
今回のテーマはどうじゃった?
不動産取引は人生の大きな決断の一つです。
信頼できる不動産屋との出会いは、あなたの理想の取引を実現する第一歩になります。
そのため、取引前に不動産屋の特徴をしっかりチェックすることが大切です。
例えば、過去の行政処分履歴や口コミ評価は、その不動産屋の信頼性を判断する重要な材料となります。
また、担当する営業マンの対応も重要なポイントです。
初回の対応で
見極めることじゃ!
契約を急かしたり、物件の欠点を説明しなかったりする営業マンは要注意です。
もし不安を感じたら、遠慮なく別の不動産屋に相談してセカンドオピニオンを求めることをおすすめします。
あなたの大切な取引が、信頼できる不動産屋との出会いによって、スムーズに進むことを願っています。
以上『【要注意】やめた方がいい不動産屋&営業マン全17の特徴とは?』でした。
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