築50年のマンションは売れない?築年数以外のアピールがカギ!

「築50年のマンションなんて売れないんじゃ…」

あなたもこんな悩み抱えていませんか?

先日、築50年のマンションの売却を不動産業者に依頼して、「…なかなか売れないんです。」と悩む方の相談を受けました。

不動産業者からの定期報告では、
「今のところ具体的なお客様はいません。引き続き頑張ります!」の繰り返し。

かれこれ、1年だそうです。

どんな不動産であれ、売れる見込みがたたないと不安とストレスがたまります。
早く売却して気持ちをスッキリさせたいはずなのに…。

築50年以上のマンションは本当に売れないのでしょうか?
どうやったら効率よく売却できるのでしょうか?

ニシダ社長-不動産業界15年-ニシダ社長-不動産業界15年-

レオ教授!
築年数が古い「築50年のマンションは売れないのか?」、本当のところをよろしくお願いします!

レオ教授レオ教授

よし、わかった!
築50年は結構古いがまだまだ住める!
今日の目次じゃ!

それでは、今回の不動産とーく『築50年のマンションは売れない?築年数以外のアピールがカギ!』を始めていきましょう!

「なかなか売れない…」と言われる築50年の古いマンション。
そんな現実を一緒に打破していきましょう!

記事の後半では、意外と知られていない「築50年のマンション売却で一番重要なこと」にも触れています。
ぜひ最後までお付き合いください!

▽ 一戸建てはこちら ▽

築50年のマンションはやっぱり売れない?

築50年のマンション

築50年のマンションは、「価値は限りなく低い」と考えるのが一般的です。
だから、売れないんじゃ…そう考えてしまいます。

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

築50年の古いマンションは本当に売れないんでしょうか?

結論から言うと「基本的には売れます」
ただ、マンションによって「売りやすいor売りにくい」、この線引きが築浅の中古マンションに比べ大きく出やすいと言えます。

マンション価値を決める要素は築年数だけじゃない

築年数だけ見れば、資産価値が低いと言わざるを得ない「築50年のマンション」。
だからと言って、一概に売れない、未来がないという判断は間違いです。

「マンション価値を決める要素は築年数だけじゃない」、この視点をもつことが大事です。

レオ教授レオ教授

築年数以外の魅力のアピールがカギじゃな


  • 立地
  • 駅までの距離
  • 買い物の利便性
  • 修繕の程度
  • 管理会社の信頼性

などを考慮した上で、正しく価値を判断すべきです。

つまり、築50年という築年数をカバーできる魅力が1つでもあれば、売れないことはありません。

生徒:カエデ生徒:カエデ

そういうことね。
築50年をカバーする魅力的な特徴ってどんなものがあるの?

築50年でも売れるマンションの特徴

・築50年のマンションだけど、価格が安い
・築50年のマンションだけど、駅が近い
・築50年のマンションだけど、日当たりが良く眺望がいい
・築50年のマンションだけど、大型ショッピングモールが近い

などです。

築50年のマンションその他の魅力

レオ教授レオ教授

特に立地にからむ特徴は重要じゃ。
立地は時として、築年数に勝る場合が多いんじゃ。

築50年のマンションというだけで、「売れない・価値がない」とひとくくりにすべきではありません。

築50年の築古マンションでも、築年数以外にどのような魅力があるのか?
この視点で立地や様々な魅力や条件等も考慮すると、マンションによっては大きな未来があります。

「築50年だけど、この立地なら買いかな!」
「築50年だけど、この眺望はなかなかないよね!」

買い手にこう思わせることができたら勝ち。
その結果、意外と早期に売れていく築50年などの築古マンションも多いです。


では、実際に築50年のマンションを購入するのはどんな人なのでしょうか?
購入目的にも触れながら解説していきます。

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築50年のマンションを購入するのはどんな人?

「築50年のマンションは売れない?」と疑問に思う前に、まずはどんな人が買うのか整理しておきましょう。

レオ教授レオ教授

実際どんな人が買うと思うかの~?

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

まずは自分で住むためでしょうか?

生徒:カエデ生徒:カエデ

賃貸にして投資目的なんかも考えられるんじゃない?

築50年のマンションの購入者として考えられるのは、下記3つのケースです。

  1. 自分で住む目的の人
  2. 投資目的の人
  3. 転売目的の人(業者)

築50年のマンションの購入者

マンションが欲しい人の中には、新築マンションにこだわる方もいますが、築50年など築古のマンションでも良いという人がいるのは確かです。

それでは1つ1つ簡単に見ていきましょう。

1.自分で住む目的の人

築50年のマンションは、
「自分で住む目的の人」が大半の購入者になります。

自己居住用

築50年のマンションを探している人は、予算がない、あるいは好きなようにリフォームするために、できるだけ安い金額で購入したいと考えています。

何と言っても築50年のマンションは価格がリーズナブルで交渉もしやすい。
中には、新築マンションの5分の1くらいの価格で購入できる物件もあるでしょう。

安く購入でき、買い手の好きなようにリフォームできる築50年のマンション。
特に、若い世帯と高齢世帯から築50年以上のマンションは選ばれています。

2.投資目的の人

次に、「投資目的」で築50年のマンションを購入する方もいます。

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

古い築50年のマンションを借りたい人なんているんですか?

レオ教授レオ教授

駅近や買い物便利などの人気な立地には、古いマンションでも賃貸ニーズが結構あるんじゃ。

投資目的で築50年以上のマンションを購入する人は、安価でリフォームしやすい築古マンションを探して買うのです。
最初に投資費用は必要ですが、安い投資金額で収益を上げる事ができます。

投資目的

建物は古くても、今流行りの仕様に部屋をリフォーム&リノベーション。
フロアや水回り、壁紙をキレイにするだけて見違えます。

部屋は綺麗、さらには家賃を下げて立地条件がいいと借りたい人はいくらでもいると、投資家は考えるわけです。

レオ教授レオ教授

安く買えて、リフォーム代も安く済めば、収益率が上がるからの~。
築50年のマンションって、不動産投資家からは意外と狙い目なんじゃ。

3.転売目的の人(業者)

最後は、「転売目的」で築50年のマンションを購入する方もいます。

主な買い手には不動産業者が多く、築50年以上のマンションを安く買取してリフォームやリノベーション。
その後に利益をのせて、第三者に転売するんです。

転売用

一般の売主さんはリフォームして売るなんてなかなかできませんよね。
資金力のある不動産業者は、この売却方法を得意とするところも多いです。

レオ教授レオ教授

しかも、不動産業者には、安くリフォームを依頼できる提携先も多いんじゃ。

そのままだとなかなか売れない築50年のマンション。
不動産業者は、立地が問題なく、さらに安ければ積極的に買取してくれます。

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以上、築50年のマンションの購入者はどんな目的で買うのか、見てきました。

  1. 自分で住む目的の人
  2. 投資目的の人
  3. 転売目的の人(業者)
生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

へ〜住む目的の人だけじゃないんですね。

レオ教授レオ教授

そうじゃ。
複数の目的をもって検討が行われることを知れば、売れる気がしてくるじゃろ。

生徒:カエデ生徒:カエデ

レオ教授~。
話を戻して、築50年のマンションを売るには「築年数以外の魅力のアピールがカギ」って言ってたじゃない?

レオ教授レオ教授

うむ、そうじゃ。

生徒:カエデ生徒:カエデ

立地や価格が重要なのはわかったんだけど、マンションそのものを魅力的に見せる方法はないの?
そうすれば、もっと売りやすくなるんじゃないかと思って。

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

同意見です!
立地が良くないマンションは、それを理由に価格をたたかれるんじゃないかって思うんです。
その対策にもなればって思うんですが?

レオ教授レオ教授

良い質問じゃ~!
よし、マンションそのもの魅力の引き出し方について解説していくぞ!

では、築50年のマンションをより効率よく売るために、売却時にあなた自身でぜひやってほしい対策を紹介していきます。

築50年のマンションを魅力的に見せる対策[10選]

築50年のマンションを魅力的に見せる対策として、下記10こを上げたいと思います。
大きなお金をかけず、あなた自身でもできる対策に絞ってまとめています。

  1. 内覧時には全室照明をつけておく
  2. 荷物を片付けて部屋を広く見せる
  3. 内覧前には充分に換気しておく
  4. 内覧前には快適な室温にしておく
  5. 内装や設備の不具合を修繕しておく
  6. 壁紙だけでもリフォームする
  7. ハウスクリーニングを行う
  8. ホームインスペクションを受ける
  9. 共同玄関から部屋までを掃除する
  10. 購入者に特典(照明付など)を用意する
生徒:カエデ生徒:カエデ

へ~こんなにたくさんあるんだ。

レオ教授レオ教授

まだあるんじゃが、築50年のマンションに合わせて厳選すると、この10この対策がおすすめじゃ。

築50年のマンションの魅力を高める提案

築50年のマンションってだけで「売れない…」と決めつけている方も結構多いですが、もちろん一概にそうは言えません。
築50年の古いマンションといえども、見込み客にどうアピールするかで印象が大きく変わります。

レオ教授レオ教授

不動産業者に任せっきりな方は、注意が必要じゃ。
所有者であるあなた自身にも、できる工夫や対策は実はたくさんあるんじゃ。

所有者であるあなた自身にできることを見つけて、不動産業者の売却活動をサポートしましょう!

売れないと言われる築50年マンション。
そんな状況を打破する10の対策を1つ1つご紹介します。

「売れない…」と悩みたくない方は必見です。

1.内覧時には全室照明をつけておく

売れない築50年マンションの対策1つ目は、
「内覧時には全室照明をつけておく」ことです。

築50年のマンションにさらに悪い印象を与えるのが「薄暗い」という点。
日当たりなどの関係で、日中でも暗く感じるマンションも多いでしょう。

そこで、薄暗いと感じさせないように、購入希望者の内覧時は全室照明をつけておきましょう。

全室照明をつける

明るい印象は物件の印象を大きくアップさせます。
できれば、若者が喜ぶおしゃれな間接照明も付けておくと売れるポイントもプラスですね。

2.荷物を片付けて部屋を広く見せる

売れない築50年マンションの対策2つ目は、
「荷物を片付けて部屋を広く見せる」ことです。

売却するマンションは何も空き家ばかりではありませんよね。
生活している居住中の状態で内覧に訪れる場合もあります。

このような場合、散らかった部屋はマイナスポイント。
きちんと荷物を片付け、部屋を広く見せるようにしましょう。

荷物を整理

部屋の荷物が多い場合は、レンタル倉庫などに預けるのもおすすめです。

レオ教授レオ教授

売却後に引っ越しするなら、今のうちから断捨離しておくのも効果的じゃ。

3.内覧前には充分に換気しておく

売れない築50年マンションの対策3つ目は、
「内覧前には充分に換気しておく」ことです。

普段生活している自分の家のにおいって気になりませんよね?
反対に、友達の家に行った時など、その家独特のにおいって感じることありませんか?

生徒:カエデ生徒:カエデ

あ〜それわかる。

そう考えると、内覧時にはマイナスポイント。
部屋のにおいは内覧時の第一印象になりますので、換気はとっても重要です。

空気の入れ替え

においがするような物を置かないこと、換気はしっかりして消臭もしましょう。
内覧前日のカレーや焼肉、ニオイの強い食事も控えるようにするといいです。

また、結露などが発生する時期は除湿器などで湿気を取っておくとマイナスポイントを減らす事ができます。

購入希望者の内覧前には充分に換気しておきましょう。

4.内覧前には快適な室温にしておく

売れない築50年マンションの対策4つ目は、
「内覧前には快適な室温にしておく」ことです。

内覧時に、夏暑かったり、冬寒かったりしたらそだけでマイナスです。
部屋をゆっくり見る気にもなれません。
内覧前は、快適な室温にしておくのが必須です。

エアコンで室温調整

特に築50年のマンションは古いというだけで、新しいマンションより断熱性や気密性が劣っています。

購入者はそのマンションでの快適性を求めます。
その印象を与えるためにも、快適な室温で内覧してもらうのが重要です。

5.内装や設備の不具合を修繕しておく

売れない築50年マンションの対策5つ目は、
「内装や設備の不具合を修繕しておく」ことです。

レオ教授レオ教授

リフォームではなく、不具合や故障箇所の修繕のことじゃ。

マンション建築後、築50年も経過すれば、あらゆるところに不具合が生じます。
特に水回りの設備などは時代に合いませんし、故障あるいは故障しやすい状態になっています。

不動産業者やマンションの専門家に設備の不具合などを診断してもらって修繕しましょう。
自信をもって売却できますし、売った後のトラブル防止にもなります。

レオ教授レオ教授

多額にかかる修繕は要相談じゃが、安価で修繕できる箇所はできるだけなおしてあげた方がええの~。

6.壁紙だけでもリフォームする

売れない築50年マンションの対策6つ目は、
「壁紙だけでもリフォームする」ことです。

壁紙(クロス)のリフォームは、それほどお金のかからないのでおすすめしています。

壁紙(クロス)貼り換え

築50年のマンションを売却する際、不動産業者ではない一般の売主さんであれば、「リフォームは必要ない」「安くても良い」と考えるのが一般的です。

レオ教授レオ教授

売れる前からリフォーム費用を捻出するのは、難しい場合が多いからの~。

しかし、壁紙だけでも貼り換えすると部屋の雰囲気がぐっと良くなり売りやすくなります。
売ることが目的ですので、多少の出費は一度考慮してみましょう。

7.ハウスクリーニングを行う

売れない築50年マンションの対策7つ目は、
「ハウスクリーニングを行う」ことです。

購入希望者の内覧に備えて、ハウスクリーニングはおすすめ。
安価でできるのに、充分な売却促進の対策になります。

ハウスクリーニング

自分の家はパッと見キレイに掃除しているという人も多いですが、購入を考えている人は結構すみずみまで見るんです。

ハウスクリーニングは多少費用はかかります。
ただ、プロの掃除でピカピカにしてくれるので、とっても効果的な対策になります。

ニオイ対策にもなるので、試してみる価値があります。

8.ホームインスペクションを受ける

売れない築50年マンションの対策8つ目は、
「ホームインスペクションを受ける」ことです。

ホームインスペクション

今注目されているホームインスペクション。
簡単に言うと住宅診断です。

ホームインスペクションでは、プロの住宅診断士が、劣化状況や不具合の有無、修繕すべき箇所や時期、費用を診断し、適確なアドバイスしてくれます。

レオ教授レオ教授

築50年のマンションで一番重要視されるのが、劣化や欠陥、改修が必要かどうかじゃな。

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

マンションのあら探しみたいで逆にマイナスなんじゃないですか?

レオ教授レオ教授

いや、プロ目線で診断された結果があるマンションは、買主にとっては安心材料じゃ。
築50年のマンションはリフォームが前提じゃろ。
購入前に、診断を元にしたリフォーム費用が算出できるのはメリットなんじゃ。

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

なるほど、なるほど。

9.共同玄関から部屋までを掃除する

売れない築50年マンションの対策9こ目は、
「共同玄関から部屋までを掃除する」です。

築50年のマンションに限らず、内覧前に部屋をキレイにするのは当たり前。
さらに余裕があれば、マンションの共同玄関から部屋までの動線もキレイにしておくと良いです。

共用部分(廊下)

古いマンションは、エレベーターや廊下が汚れていたり、内覧者に良い印象を与えません。
これでは、部屋にたどり着く前に気持ちも冷めてしまいます。
マンション共同玄関から部屋までもチェックしておきましょう。

10.購入者に特典(照明付など)を用意する

売れない築50年マンションの対策、最後10こ目は、
「購入者に特典(照明付など)を用意する」ことです。

照明器具のプレゼント

築50年のマンションを居住用として購入する方は、低予算であると考えます。
そんな方には、照明や家具、インテリア、エアコンなどを付ける等、特典を提示してあげると結構喜ばれます。

築50年のマンションで価格が安い、さらに特典まで付いたら、お買い得な物件と認識してもらいやすいです。


以上、築50年のマンションを魅力的に見せる対策を10こ紹介してきました。
以下でおさらいしておきます。

  1. 内覧時には全室照明をつけておく
  2. 荷物を片付けて部屋を広く見せる
  3. 内覧前には充分に換気しておく
  4. 内覧前には快適な室温にしておく
  5. 内装や設備の不具合を修繕しておく
  6. 壁紙だけでもリフォームする
  7. ハウスクリーニングを行う
  8. ホームインスペクションを受ける
  9. 共同玄関から部屋までを掃除する
  10. 購入者に特典(照明付など)を用意する
生徒:カエデ生徒:カエデ

私たちでもできることが多いね♪

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

教授、そもそも築50年のマンションが売れないと考えられる原因って、ただ古いだけじゃなく他にもあるんですか?

レオ教授レオ教授

うむ、いい質問じゃな。
具体的に見ていくかの~

そもそも築50年の築古マンションが売れない原因とは?

築50年の築古マンションが売れない原因として、下記6点を具体的に解説していきます。

  1. 耐震性が不安視されてしまう
  2. 時代が求める性能とのギャップ
  3. 古い管理規約が合わない
  4. マンション住民の高齢化
  5. マンション建替えへの不安
  6. 住宅ローンが組みにくい

1.耐震性が不安視されてしまう

『耐震性が不安視されてしまう』ことは、売れない原因の1つでしょう。

マンションでも戸建てでも、家を買うときの最低限の条件として「安全性」を求める人は多いでしょう。
数百万円、数千万円という多額のお金を投じるので、家族みんなが安心できる家を買いたいはずです。

日本では1981年(昭和56年)6月に建築基準法が大きく改正され、建物の耐震に関する考え方もかなり見直されました。
この法改正よりも前に建てられた建物を「旧耐震」、法改正以降の建物を「新耐震」と区分されます。

築50年のマンションは明らかに旧耐震の基準です。(令和2年現在)

日本では、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震などのように、全国どこでも大きな地震が発生する心配があります。
耐震性に不安が残るマンションは、安心して暮らせないという気持ちに直結するわけです。

たとえ価格を下げて売ろうとしても、「価格の問題ではない」「少し高くても安全な方がいい」と考える方も多いでしょう。

以上から、「耐震性が不安視されている」ことが、築50年の築古マンションが売れない大きな原因となっています。

2.時代が求める性能とのギャップ

『時代が求める性能とのギャップ』が感じられることも売れない原因の1つでしょうね。

日本は、長い年月の中さまざまな経済発展を続けて、現在に至ります。
そんな時代の流れに応じ、人々がマンションに求めるものは、大きく変わってきています。

50年前のマンションに求められていたのは、戸建てを買えない人々に住む場所を提供することでした。

「広いリビングでくつろぐ」という概念は少なく、「食事はダイニングで食べる」「居室は寝る場所」という考え方で作られていた間取りが一般的。
50~60㎡程度、2DKや3DKの間取りが主流で、広さはそこまで求められていませんでした。

一方、現在は「戸建てを買えないからマンションを買う」という時代ではありません。
戸建てとマンションのメリットとデメリットを比較した上で、マンションを選ぶ人は「自身のライフプランにはマンションが合っている」と考えています。

間取りの考え方も昔とは違います。
家族の団らんの中心となるリビングを広く作るため、部屋の広さは60~70㎡くらいが主流になっています。

また、設備面でも大きな差が見て取れます。
例えば、エレベーターです。

今では、マンションにはエレベーターがあるのは普通のこと。
しかし、昔はエレベーターがあるマンションはとても希少でした。

主流だった5階建ての団地タイプにはエレベーターがないため、毎日階段で上り下りするのは一苦労。
若いうちはいいですが、老後の生活を考えると不安に思う人は多いはずです。

このほか、エアコンの設置状況も、昔と今では違います。
今は、エアコンは各居室にあるのが一般的ですが、昔はリビングにしか設置されていないのが普通でした。
それゆえ、各居室には、エアコンのドレン管を通す穴が無いことも多いです。

このように、築50年のマンションでは、現代マンションの性能とのギャップが大きく感じられます。
今の時代を生きる人々のライフスタイルに合わず、なかなか売れない原因になっています。

3.古い管理規約が合わない

マンションに詳しい方なら『古い管理規約が合わない』ことも売れない原因にあげるでしょう。

管理規約は、マンション生活においての一種のルールブックのようなもの。
50年前から改訂の少ないその内容が、現在の生活スタイルと合わないことも売れない原因の1つになりえます。

例えば、ペットの飼育についての規約です。
今では、小型犬や猫をマンションで飼育するのは一般的なことですよね。

でも、50年前には、ペットをマンションで飼うような生活スタイルは当たり前ではありませんでした。
そのため、築50年のマンションの管理規約には、ペットの飼育が不可とされていることがほとんどでしょう。

「ペットと一緒に暮らしたい」と希望する人にとっては、ペット不可のマンションは、購入候補から外すほかありません。

現代の生活スタイルと、昔に決められた管理規約が合わないことも、築50年のマンションが売れない原因です。

4.マンション住民の高齢化

『住民の高齢化』により、若い世代が購入に後ろ向きな状況も考えられます。

建物が年齢を重ねるように、そこに住む人々が高齢化しているのも売れない原因の1つです。

マンションを買ったときに40歳だった人も、築50年まで住み続ければ、その住民は90歳。
子供を持つファミリー世帯は、マンション内の多くの住民が高齢者だと、「同年代のファミリーが少ない」などの理由で購入をためらうものです。

また、マンションの維持管理にも大きな問題が生じてきます。

分譲マンションの場合、マンションの維持管理を担う管理組合の役員は交代制で担うのが一般的です。

しかし、高齢者が多いマンションでは、管理組合の役員をつとめられる住戸が減ることになります。
高齢者世帯を除いた世帯で役員を持ち回りでまわすとなると、若いファミリー世帯の負担が大きくなるでしょう。

居住している高齢者が亡くなると親族の誰かが相続をしているはずですが、そのマンションには住まないというケースも多いです。
「相続した人が居住せず、空き家が増える」「相続人が不明で管理費や修繕積立金が集められない」などの問題もよくあります。

これからマンションに住む人の多くは、周囲の住戸にどのような方が住んでいるか、マンションとしての活気があるか、などの点はとても気になるところでしょう。

なにも高齢者が住んでいるから悪いということではありません。
ただ、若い世代にとっては「自分と同年代のファミリーが少ない」「管理組合役員の負担が増える」と考えられる築50年のマンションは、購入意欲が沸きにくいでしょう。

5.マンション建替えへの不安

長く住むつもりで購入を考える方は、『マンション建替えへの不安』を重要視するでしょうね。

新築マンションを買う場合、「このマンションに永く住める」と思えるのは当然。
しかし、すでに築50年も経ったマンションの購入を検討するときはどうでしょう。

「このマンションはあとどれぐらい住めるのだろう」と将来のことがかなり気になります。

例えば、「自分が老後を迎える時に老朽化で住めなくなったら…」と考える人は少なくないわけです。

戸建ての場合は、建物が老朽化しても土地が残ります。
それに、古い建物を壊して建て替えることもできます。

一方、マンションの土地は、居住する人が共有するため、個々の土地の持分は少ない仕組み。
マンション自体を建替えするには、あなただけの判断ではなく、マンション全体としての判断が必要になります。

建替えをするためには、「マンション全体の5分の4の賛成」という厳しめのルールがあり、各住戸で事情が異なるため一筋縄ではいきません。

また、建替えに必要な費用も問題点です。
修繕積立金が足りなければ、各戸から追加で建築費用を集めるケースもあるでしょう。

築50年のマンションは、マンションとしての寿命の終わりが見えて始めている時期。
これから「建替えの可能性があるのかどうか」という具体的な方向性が決まってなければ、購入検討者は大きな不安を抱く原因になります。

6.住宅ローンが組みにくい

築50年の築年数の古さは、銀行の担保評価が出ず『住宅ローンが組みにくい』ことも多々あります。

マンション購入では、ほとんどの人が住宅ローンを利用します。
「購入したい」という希望者が現れても、その方が住宅ローン審査に通らなければ、なにも前に進まないわけです。

住宅ローンは、購入者の収入状況や返済力、さらにマンションの担保価値に基づいて、借入できる金額が決まってきます。
住宅ローンを貸し出す金融機関としては、購入者の支払いが滞ったときには、担保となるマンションを売って回収しようという考えです。

しかし、これまで説明したように、築50年のマンションは売れない原因を複数かかえています。
金融機関側としては、担保価値に大きな不安を感じるでしょう。

もし、「あとの寿命が短い」「耐震性に不安」「修繕箇所が多数」などと判断されれば、住宅ローンを借入できる期間が短くなってしまったり、場合によっては担保価値が無いと判断されます。
買主の収入等に問題がなくても住宅ローンの借入ができないこともあるわけです。


以上、築50年の築古マンションが売れない原因を6つ解説しました。

  1. 耐震性が不安視されてしまう
  2. 時代が求める性能とのギャップ
  3. 古い管理規約が合わない
  4. マンション住民の高齢化
  5. マンション建替えへの不安
  6. 住宅ローンが組みにくい

では最後に、売れない状況を未然に防ぐ、築50年のマンション売却に一番重要なことを解説しましょう。

築50年のマンション売却で一番重要なこと

築50年などハンデを背負ったマンションの売却において、
「マンション売却が得意な不動産会社に依頼すること」が一番重要になります。

マンション売却に強い不動産会社

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レオ教授レオ教授

冷静に考えれば当たり前のことなんじゃが…

生徒:カエデ生徒:カエデ

できてない人が多いってこと?

レオ教授レオ教授

うむ、実際はそうなんじゃ。

マンション売却が得意じゃない不動産会社←売れないのは当然

「私のマンション全然売れない…」
「築50年はさすがに古すぎるんだ…」

こう悩む人の大半が、マンション売却が得意ではない、または販売力や広告力が低い不動産会社に任せていることが多いです。

レオ教授レオ教授

売れないのは当然じゃな。

売却の依頼先を適当に選ぶと失敗します。
築50年などハンデを背負ったマンションならなおさらです。

築50年でも立地や価格が魅力的であれば、どこに依頼しても売れていくでしょう。

ただ、立地が良くない、理由があって価格を下げられないマンションが多いのも現状です。

あなたのマンションはどうでしょうか?

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

なるほど、いいことを聞きました。

生徒:カエデ生徒:カエデ

レオ教授、マンション売却が得意な不動産会社へ任すべきなのはわかったけど、どうやって探せばいいの?

レオ教授レオ教授

うむ、下記の通りじゃ。

マンション売却に特化した一括査定サービスを利用しよう

「マンション売却が得意な不動産会社が探せる一括査定サービス」を利用すること。

その一括査定サービスを使って、

「マンション売却が得意な3社以上の不動産会社に査定依頼して比較し、一番積極的に売却してくれそうな会社にお願いすること」

この方法がベストだと考えています。

査定結果の比較

レオ教授レオ教授

1社だけではダメじゃ。
2社でも充分な比較ができん。
3社以上に依頼して比較することがポイントじゃ。

特に築50年のマンションは、築浅マンションに比べて売れないのは確かです。

だからこそ「マンション売却が得意な不動産会社に任せる」ことが基本であり、重要になります。

あなたが売りたいマンションのエリアで営業活動している不動産会社も、探せば結構あると思います。

中には全部ピックアップして、1社1社すみずみまで調べる人もいるんですが、とても面倒です。

その点一括査定は、1回の入力だけで希望の不動産会社全てに依頼できるので、使わない手はありません。
興味のある方は、チェックしてみて下さい。

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まとめ

今回の不動産とーく『築50年のマンションは売れない?築年数以外のアピールがカギ!』もまとめです。

レオ教授レオ教授

さて、いかがじゃったかの~?

生徒:リョウヘイ生徒:リョウヘイ

古いからといって、諦めるのは早そうですね。

生徒:カエデ生徒:カエデ

築50年のマンションでも売るために色んな対策ができるのね。

本記事で解説したこと・マンションの築年数以外の魅力
・築50年のマンションはどんな人が購入するのか
・築50年のマンションを魅力的に見せる10の対策
・築50年の築古マンションが売れない原因
・築50年のマンション売却で一番重要なこと

築50年のマンションは売れないのでは?と悩んでいる方に向けて、解説してきました。

築古マンションの所有者の方は「安くてもいいから売りたい…」と投げやりになっている場合もあるでしょう。
しかし、築50年のマンションも立地や目的次第では注目されています。

築年数が古いからこそ安いですし、リフォームやリノベーションをすることで、資産価値を上げることも可能です。
物件によってはアクセスが良く、人気の場所にある築50年のマンションならなおさら。

築50年のマンションは、売れない不良物件ではありません。

築50年の築古マンションでも、築年数以外にどのような魅力があるのか?

この視点で正しい判断をするのが大切です。

本記事で紹介した方法がお役に立てれば幸いです。

以上『築50年のマンションは売れない?築年数以外のアピールがカギ!』でした。

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