16畳LDKの現実!家族構成別の広さ感は?実際の体験談まとめ

「16畳LDKって実際どうだろう…」
「子どもが成長したら狭いかな…」
「家具を置いた時の広さが心配…」

マイホーム計画で間取りを考えていると、LDKの広さ選びに頭を悩ませる人は少なくありません。

特に16畳LDKは、一般的な規模の注文住宅でよく採用される広さです。

ただし、実際に暮らし始めてみると、想像以上に狭く感じるという声も聞かれます。

家族構成や生活スタイル、家具の配置によっても広さの印象は大きく変わってきます。

そこでこの記事では、不動産×住宅業界18年のプロが『16畳LDKの現実!家族構成別の広さ感は?実際の体験談まとめ』と題して徹底解説します。

最後まで読めば、あなたの家族構成に合わせた16畳LDKの現実の住み心地がわかり、間取り選びの判断材料が得られます。

この記事を執筆した専門家
西田 喜宣(ニシダ ヨシノブ)
西田 喜宣|クラウドハーツ・リアルエステート代表
不動産×住宅業界18年。3,000人以上の売却・購入・住み替えなどをサポート。不動産コンサルティングのクラウドハーツ・リアルエステート代表。ブログ116万PV超。Xフォロワー3,000人超 ≫運営者情報
【経歴】大手不動産会社・ハウスメーカー営業15年10ヶ月→現職の代表
【資格】公認 不動産コンサルティングマスター|宅地建物取引士|2級FP技能士

16畳LDKの現実!家族構成別の広さ感は?

16畳LDKは、家族構成によって快適に暮らせるかどうかが大きく変わってきます。

家族構成別の16畳LDKの広さ感

  1. 夫婦2人:ゆとりある快適空間
  2. 夫婦2人+子ども1人:程よいサイズ感
  3. 夫婦2人+子ども2人:やや手狭に
  4. 夫婦2人+子ども3人:工夫が必要
  5. 夫婦2人+子ども4人:かなりの窮屈さ

実際の暮らしでは、家具のレイアウトや生活スタイル、子どもの年齢によっても広さ感は異なります。

レオ教授レオ教授

快適な暮らしのために
家族構成は重要じゃ!

そこで家族構成別に、16畳LDKの現実の広さ感を詳しく見ていきましょう。

夫婦2人:ゆとりある快適空間

夫婦2人での16畳LDKは、余裕のある快適な空間を実現できます。

大きめのソファやダイニングテーブル、収納家具などを置いても、十分な余白スペースを確保できるのが特徴です。

リョウヘイ

2人なら理想的な
広さなんですね

休日にはゆったりとくつろげ、来客時にも余裕を持って対応できます。

テレビの視聴位置やソファの配置にも自由度があり、2人での暮らしを存分に楽しめる広さといえます。

夫婦2人+子ども1人:程よいサイズ感

子ども1人が加わった3人家族でも、16畳LDKは比較的ゆとりのある空間を保てます。

小さなお子さんのプレイスペースを確保しつつ、大人の寛ぎ空間も両立できるのが魅力です。

カエデ

子どもの遊び場も
作れそう!

ただし、おもちゃの収納スペースは別途必要になるため、リビング収納の計画は慎重に検討しましょう。

成長に合わせて家具のレイアウトを変更できる余地もあり、長期的に見ても使いやすい広さです。

夫婦2人+子ども2人:やや手狭に

4人家族になると、16畳LDKはやや窮屈に感じ始めます。

特に子どもが成長期に入ると、学習机やランドセル置き場、手作業スペースなど、新たなスペース確保が必要になってきます。

リョウヘイ

子どもの成長で
必要な物が増えますよね

家族全員が同時にくつろぐためには、ソファとダイニングテーブルの配置を工夫する必要があります。

たとえば、L字型ソファを避けてコンパクトな2人掛けソファを選んだり、壁付けのカウンターを活用したりするなど、レイアウトの工夫次第で快適な空間づくりが可能です。

カエデ

家具選びが
とても大事なのね

休日に家族全員が集まる時間が多い場合は、リビング以外にも子どもの居場所を確保できる間取りを検討するのがおすすめです。

レオ教授レオ教授

家族の生活スタイルに
合わせた工夫が大切じゃ!

夫婦2人+子ども3人:工夫が必要

5人家族の場合、16畳LDKでは十分な生活空間の確保に工夫を要します。

子ども3人分の学習スペースや遊び場、収納場所の確保が大きな課題となり、家具の配置にも制限が出てきます。

リョウヘイ

5人分のスペースって
なかなか大変そう

特に食事の時間は、ダイニングテーブルを囲んで5人が座るだけでかなりのスペースを取ります。

カエデ

テーブルの大きさが
重要になりそう!

ただし、以下のような工夫を取り入れることで、限られた空間を効率的に活用することは可能です。

  • 壁面収納を天井まで有効活用する
  • 伸縮式のダイニングテーブルを採用する
  • スタッキングできる椅子を選ぶ
  • マルチに使えるカウンターを設置する

また、子ども部屋や2階にも学習スペースを確保するなど、LDK以外の空間も上手に活用する間取りプランが重要になってきます。

レオ教授レオ教授

空間を立体的に
使う知恵が必要じゃ!

夫婦2人+子ども4人:かなりの窮屈さ

6人家族での16畳LDKは、快適な生活空間の確保が極めて難しい状況になります。

ダイニングテーブルやソファの配置だけでなく、家族一人一人の居場所づくりにも大きな制約が生まれます。

リョウヘイ

6人分の空間確保は
本当に大変そう

特に子どもたちが成長期に入ると、学習スペースや遊び場の不足、収納の限界など、様々な課題が一気に表面化します。

カエデ

子どもの成長を
考えると心配ね

この場合、LDKに頼り過ぎない生活空間の使い方を計画することが重要です。

たとえば、子ども部屋を充実させたり、小上がりや畳コーナーを設けたり、吹き抜け下を有効活用したりするなど、LDK以外の空間づくりにも力を入れましょう。


以上、家族構成別に16畳LDKの現実的な住み心地を解説しました。

レオ教授レオ教授

家族の人数に合わせた
間取り選びが大切じゃ!

今回の解説を参考に、ご家族の未来を見据えた広さ選びをしていただければと思います。

ぜひ、これから先の家族の成長も想定しながら、ゆとりある暮らしを実現できる間取りプランを検討してみてください。

[体験談]16畳LDKの住み心地は?実際の声

16畳LDKの現実の住み心地をより具体的に知っていただくために、実際に暮らしている方々の生の声をご紹介します。

リョウヘイ

実際の声が聞けるのは
参考になりそう!

家族構成や暮らし方はそれぞれ異なりますが、これから16畳LDKを検討される方の参考になる体験談を集めました。

レオ教授レオ教授

先輩の声は
とても貴重じゃ!


高橋 理恵子さん(34歳・埼玉県)

家族構成は?
夫と私の2人暮らしです。
休日は趣味の料理を楽しんでいます。
16畳LDKを選んだ理由は?
将来的な子育てを考えて、ゆとりのある広さにしました。
家具の配置を自由にできる間取りが魅力的でした。
実家でも16畳くらいのLDKで育ったので、なんとなく安心感がありました。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、夫婦それぞれの居場所を確保できること。
私が料理をしている間も、夫はソファでくつろげます。
掃除も家具の配置に余裕があるので楽です。
一方で、二人暮らしだと少し広すぎて、冬場の暖房費が予想以上にかかります。
また、家具の数が少ないと、なんとなく寂しい雰囲気になってしまいます。
16畳LDKを検討中の人へ
二人暮らしなら、家具の配置を事前にシミュレーションすることをお勧めします。
私たちは実寸大の間取り図を床に描いて、イメージを固めました。
おかげで、後悔のない家具選びができています。

木村 直樹さん(42歳・福岡県)

家族構成は?
妻と小学生の息子、幼稚園の娘の4人家族です。
休日は子どもたちと家で過ごすことが多いです。
16畳LDKを選んだ理由は?
子どもたちの成長を考えて、ある程度の広さは必要だと考えました。
リビング学習ができるスペースを確保したかったんです。
妻も子どもの様子を見ながら家事ができる間取りを希望していました。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、子どもたちの遊び場とダイニングテーブルでの学習スペースを両立できること。
家族みんなが同じ空間にいられるのが素敵です。
ただ、子どもたちのおもちゃが散らかると、あっという間に片付けが大変になります。
収納スペースの確保が思った以上に必要でした。
16畳LDKを検討中の人へ
収納計画は絶対に妥協しないことをお勧めします。
特に子育て世帯は、おもちゃや学用品の収納を細かく考えると、後々助かります。
私たちは、建築時に収納の位置や大きさにこだわって良かったと実感しています。

佐藤 恵美さん(45歳・静岡県)

家族構成は?
夫と中学生の息子、小学生の双子の娘の5人家族です。
子どもたちは活発で、友達もよく遊びに来ます。
16畳LDKを選んだ理由は?
以前の賃貸マンションが手狭で、子どもたちが成長するにつれて窮屈さを感じていました。
思春期の子どもたちにも対応できる広さが必要でした。
来客時のことも考えて、ゆったりとした空間を希望しました。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、子どもたちの友達が来ても余裕で対応できること。
リビングでくつろぐ家族と会話もできます。
でも、5人家族だと16畳でも夕方以降は少し窮屈に感じることがあります。
特に、子どもたちが思春期に入り、それぞれの時間も大切にしたいようです。
16畳LDKを検討中の人へ
家族の成長に合わせた空間の使い方を考えることが大切です。
私たちは可動式の間仕切りを取り入れて、状況に応じて空間を区切れるようにしました。
これが、思春期の子どもたちへの配慮にもなっています。

渡辺 康介さん(38歳・大阪府)

家族構成は?
妻と小学2年生の息子、4歳の娘の4人暮らしです。
土日は子どもたちと一緒に過ごす時間を大切にしています。
16畳LDKを選んだ理由は?
以前は12畳のLDKに住んでいましたが、子どもたちが大きくなるにつれて狭く感じてきました。
家族が自然と集まれる広さと、子どもの友達が遊びに来ても余裕のある空間が欲しかったんです。
妻の希望でキッチンにもこだわりました。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、キッチンから子どもたちの様子が見えるので、安心して料理ができること。
テレビを見る人と本を読む人が共存できるのも素晴らしいです。
反面、予想以上に音が反響して、テレビの音量調整に苦労することがあります。
カーテンやラグで工夫していますが、まだ改善の余地があります。
16畳LDKを検討中の人へ
音の問題は意外と重要なので、内装材の選択は慎重に検討することをお勧めします。
また、窓の位置や数によって家具の配置options が変わってくるので、昼間の採光と夜の照明計画もしっかり考えると良いでしょう。

加藤 美咲さん(29歳・千葉県)

家族構成は?
夫と2歳の娘、そして妊娠8ヶ月の私の3人家族です。
これから家族が増える予定で、将来を見据えた住まいづくりを心がけました。
16畳LDKを選んだ理由は?
第二子の誕生に向けて、ゆとりのある空間が必要だと考えました。
子どもの成長に合わせて長く住める広さを重視しました。
実家の両親の来訪時にもゆったりできる空間が欲しかったんです。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、娘のおもちゃを広げっぱなしにしても生活動線が確保できること。
妊娠中でも家事がしやすい、ゆとりのある間取りで助かっています。
ただ、広い空間の温度管理が難しく、季節の変わり目は特に苦労します。
エアコンの設置位置をもっと考えれば良かったかもしれません。
16畳LDKを検討中の人へ
将来的な家族構成の変化も考慮に入れた設備計画が重要です。
特に収納は、子育てに必要なものが増えていくことを想定して、少し多めに確保することをお勧めします。

伊藤 秀樹さん(47歳・愛知県)

家族構成は?
妻と高校2年生の長女、中学1年生の次女の4人家族です。
休日は家族でホームシアターを楽しむことが多いです。
16畳LDKを選んだ理由は?
前の家は14畳で、娘たちの成長とともに窮屈さを感じるようになりました。
思春期の子どもたちが、家族と一緒の空間でもストレスなく過ごせる広さを求めました。
妻の趣味のヨガスペースも確保したかったんです。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、家族がそれぞれの活動をしながらも、自然と会話が生まれること。
娘たちが友達を呼んでも、私たちの居場所が確保できています。
一方で、大きな窓からの日差しで夏場は室温が上がりやすく、冷房効率に課題があります。
遮熱カーテンなどで対策していますが、電気代は予想以上にかかっています。
16畳LDKを検討中の人へ
窓の大きさや位置は、空調効率に大きく影響するので、慎重に検討することをお勧めします。
また、照明は複数の明るさパターンが作れるよう、配置を工夫すると生活シーンに合わせやすいですよ。

小林 拓也さん(33歳・兵庫県)

家族構成は?
妻と3歳の双子の息子たちの4人暮らしです。
毎日元気いっぱいの双子に振り回されながらも、楽しく過ごしています。
16畳LDKを選んだ理由は?
双子が歩き始めてから、賃貸マンションでは手狭になってきました。
同じ年齢の子どもが2人いるので、のびのびと遊べる空間が必要でした。
また、おもちゃや絵本が2人分あるため、収納力も重視しました。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、子どもたちが別々の遊びをしていても、目が行き届く範囲で見守れること。
キッチンからリビングが見渡せるので、料理中も安心です。
しかし、広い空間で走り回るため、予想以上に床や壁に傷がつきやすいことが悩みです。
また、おもちゃの片付けに時間がかかり、毎日の終わりは疲れ気味です。
16畳LDKを検討中の人へ
床材や壁材は、傷つきにくい素材を選ぶことをお勧めします。
また、リビングの一角に収納付きの子どもスペースを設けると、おもちゃの片付けがスムーズになりますよ。

田中 望美さん(41歳・京都府)

家族構成は?
私と夫、中学生の娘、小学生の息子、それに実母の5人暮らしです。
3世代での暮らしを楽しみながら、お互いの時間も大切にしています。
16畳LDKを選んだ理由は?
実母との同居を機に新居を建てることになり、家族それぞれの居場所を確保したいと考えました。
3世代が自然と集まれる、温かな空間づくりを目指しました。
実母も家事を手伝ってくれるので、作業がしやすい広さが必要でした。
現実に暮らした住み心地は?
良い点は、家族全員でくつろいでも、それぞれにパーソナルスペースが確保できること。
実母が編み物をしながら孫の様子を見守れるのも素敵です。
ただ、5人もいると夕食時は少し狭く感じ、配膳の際に混雑してしまいます。
また、テレビの音量や会話の声など、家族それぞれの生活音の調整が必要です。
16畳LDKを検討中の人へ
動線を考慮したダイニングテーブルの配置が、快適な暮らしのポイントです。
また、3世代での生活を考えている方は、床暖房など、年配の方にも優しい設備の検討をお勧めします。

※プライバシー保護のため仮名です。

以上、体験談を紹介しました。

16畳LDKは、家族構成や生活スタイルによって感じ方が大きく異なります。

しかし、事前の計画とちょっとした工夫で、快適な暮らしを実現できる十分な広さであることが、実際に住まわれている方々の声からわかりました。

レオ教授レオ教授

これらの体験談を参考に
家族に合った理想の住空間づくりを!

まとめ:16畳LDKの新築で快適に暮らそう

今回の不動産とーくは『16畳LDKの現実!家族構成別の広さ感は?実際の体験談まとめ』と題して、下記の項目を解説しました。

この記事で解説したこと

  1. 16畳LDKの現実!家族構成別の広さ感は?
  2. [体験談]16畳LDKの住み心地は?実際の声
レオ教授レオ教授

いかがじゃったかの~?

16畳LDKは、家族構成に合わせた家具選びと配置の工夫で、十分に快適な空間になります。

家族が増えても、リビング学習用のデスクやおもちゃを収納する家具を壁際に寄せて配置すれば、中央にゆとりのあるスペースを確保できます。

レオ教授レオ教授

家具は壁際に
寄せるのがコツじゃ!

また、収納計画をしっかり立てることで、生活感を抑えてすっきりとした空間を保てます。

窓からの採光を活かした明るい雰囲気づくりや、シンプルな家具選びも広々とした印象を演出するポイントです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

ぜひ、この記事を参考に、あなたらしい16畳LDKの暮らしをデザインしてみてください。

以上『16畳LDKの現実!家族構成別の広さ感は?実際の体験談まとめ』でした。

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